アオのハコ ~鶴は鹿の元に舞い戻る~   作:お面ライダーよっしー

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とんだハプニングに見舞われた1-Bの劇。

それを何とかアドリブで乗り切った雪たち。

そして雛の行動にドキドキが止まらない大喜だった。


EP32 文化祭の後始末と千夏のお泊まり

 

ちょっとしたハプニングはあったが、何とか劇を無事に終わらせる事が出来た事にホッとした。

 

着替え忘れた執事服が役に立ったから、今度ナツ姉のクラスに何かお礼しとくか。

 

あの後、「あのくす玉どうなってんだ、あぁん?ちゃんと仕事しろよ運営」と文句言いに運営本部にカチコミに行ったら、設置した当該生徒が上級生にこってりと絞られて涙目になってて、俺の姿を見たら「本当にスミマセンでした!」って謝って来たから、「あー、うん、来年は気を付けような」とだけ言って帰って来た。

 

叱っていた上級生にも、「本当に申し訳無かった、鶴羽くんの機転のお陰でそんなに影響が出なかった、ありがとう」なんて言われたしな。

 

それより雛の奴もやるじゃねーか。

 

大喜も完全に雛を意識してたし、そろそろ答えも出そうに思うんだが、ちょっと前の俺と同じで自分の心に変な縛り掛けてそうな感じがするんだよ。

 

俺の場合は「約束」や「誓い」がそれだったが、あいつの場合は「ナツ姉への恋心?」が、それに当たると思う。

 

大喜がナツ姉を好きだってのは本当だと思うが、それは「憧憬」である可能性が高い。

 

大喜に聞いた話じゃ、ナツ姉が中学最後の大会で負けて全国に行けなかった翌日にシュート練しながら泣いてたのを見て、「そんな泣く程に悔しがれるくらい頑張れたのって凄いな、俺もそれくらい頑張れたらなって思うと敬意しかなかった」って言ってたからな。

 

どっかの悪役が「憧れは理解から最も遠い感情だよ」って言ってたけど、それに近いんじゃなかろうか。

 

「尊敬したから憧れた」ってのは本当なんだろうが、それが「恋愛感情とイコールじゃない」って事を理解せず、「自分は千夏先輩が好きだから、雛を恋愛的な意味で好きになっちゃいけない」とか思ってそうなんだよな。

 

まぁ後はそれプラス、単純に可愛いから惚れたってセンもあるが・・・

 

兎に角俺がナツ姉を好きだってのは言ってあるが、近いウチにもう一回腹割って話して良いかも知れねーな。

 

 

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「大喜ー、プチ打ち上げしようぜ。色々疲れたろ?」

 

「匡・・・」

 

 

 

ガツガツガツ

 

「そんながっつかなくても」

 

「今日だけは良いだろ!

何なんだあのくす玉は!?雪が居なかったら俺に直撃して雛と本当に事故チューしてたかも知れないんだぞ!?

そうなってたらどれだけ面白がられて囃し立てられてたか分かんないんだし!」

 

ー珍しく荒れてるなー

 

「雛にアドリブで手のひら越しとは言えキスされたから、変に誤解されそうだし」

 

「それって千夏先輩に、って事?」

 

「・・・だけじゃないけど、うんまぁ。

そもそも今の俺と雛の関係って曖昧で慎重になる事があるし、それを本人にならまだしも、何も知らない他人に言われたくない。それは雛だって同じだと思う」

 

「なぁ大喜、1つ聞きたいんだけどさ。蝶野さんの事、恋愛的に好きになったら駄目なの?

と言うか、“お前はもう恋愛対象として蝶野さんを見てる”って前にも針生先輩と言っただろ」

 

「え?俺が、雛をー・・・?」

 

「あんなにアプローチされたら、そんな感情持ってもおかしくないだろ」

 

「それは・・・そうかも知れない。けど俺が好きなのは千夏先輩、の筈」

 

「そこで断言出来なくなってる時点で説得力は無いな。そもそも千夏先輩と付き合ってるならまだしも、そうじゃないんだから告白してくれた蝶野さんへ気持ちが傾いてもおかしくない、と俺は思うよ。

あくまで“俺が考える可能性の話”、だからな」

 

「・・・・・・頭痛てぇ」

 

「どんなに痛くても、ちゃんと考えろよ?」

 

「うん」

 

 

 

ーご来場ありがとうございました。只今を持ちまして、第53回栄明祭を終了致しますー

 

当日の片付けを終え、帰ろうとした所で雪に声を掛けられる。

 

「大喜、話がある」

 

「うん、分かった」

 

 

 

 

「で、あれから結構経つが答えは出たかよ?」

 

「・・・まだよく分からない。千夏先輩が好きなのは確かだけど、雛に告白されて嬉しかったのも確かだし、文化祭前日に上級生が雛に声をかけようかって話してるのを聞いて腹が立ったのも本当だし」

 

「そうか、なら2つ考えろ。

“一緒に居たいのはどっちなのか”と、

“2人の隣にお前じゃない男が居て、仲良さげに話してる姿”を。

そうすりゃ少しは答えに近付くだろうよ」

 

 

 

ー 一緒に居たいのはどっちなのかー

 

ー2人の隣に俺じゃない違う男が居て仲良く話している姿ー

 

そう問われて想像する。

 

千夏先輩と一緒に居る俺は、嬉しいけど緊張していて、会話もぎこちなく感じる。

 

雛と一緒に居る俺は、以前から親友と言ってただけあって気を使う事も無く、自然体で居られる。

 

千夏先輩の隣に雪が居て、2人で仲良く話しているのを想像すると悔しいけどお似合いだな、と思う。

 

雛の隣に雪が居て、2人で仲良く話しているのを想像すると、何とも言えない苛立ちを感じる。

 

あれ?

 

俺は千夏先輩が好きな筈じゃ・・・?

 

うんうん唸っていると

 

 

「その様子だと、今まで見えてなかった事が見えてきたか?

いや、もしかしたら分かっていたけど目を逸らしていた事に向き合わざるを得なくなった、か?」

 

「あ、うん、何と言うか自分の事なのに本当の気持ちがどうなのかが、分からなくなってきた・・・」

 

「ま、俺も自分の気持ちを自覚するまでは似たようなもんだったからな。今は分からなくなっているかも知れんが、暫く考えたらハッキリ分かるだろうよ。

大喜よ、“憧れや敬意”ってのは、“恋愛の好き”とは、似て非なるものだって事を覚えとけ」

 

「憧れや敬意は、恋愛の好きとは違う・・・」

 

「まぁ今日の所は文化祭で疲れてるだろうから頭回らんだろうし、帰ってゆっくり休んだ方が良いだろ。

明日以降、じっくり考えてちゃんと答え出すこった」

 

「そうだな。ちゃんと答え出さなきゃ、2人に対して不誠実だし」

 

「あんまゆっくりしてたら、お前が答え出す前に俺がナツ姉に告白するからな。そんでOKされても恨むなよ?」

 

そんな事を笑顔で言う雪。

 

そうだ、本来なら俺の事なんか放っておいて、さっさと千夏先輩に告白すれば良いだけの話だ。

 

もしそれで千夏先輩が告白を受け入れて雪と付き合う事になっても、俺はそれに対して文句なんて言えない立場なんだから。

 

でも俺が千夏先輩を好きだと知っているから、そうせずに待ってくれている。

 

「そうだな。ちゃんと考えて近いうちに答えを出すよ。雛だけじゃなくて雪も待たせてるんだから」

 

「聞いた話じゃ秋合宿ってもんがあるんだろ?

それが終わるまでをリミットにするか。

いつまでもズルズルと引っ張ってらんねーしな」

 

ー秋合宿ー

 

活動自体は違う施設を利用するが、寝泊まりは同じ施設を使うと言う、体育館を使う運動部にとっては文化祭後の一大イベントである。

 

過去にキャンプファイアー中に告白して成功したカップルは、その後上手く行くとかなんとか。

 

「そう、だな。それくらい決めないと、俺はずっとぐるぐると考え続ける事になりそうだし」

 

「そうか。

じゃあ秋合宿後に、俺はナツ姉に告白するって宣言しとくわ。

お前がどんな答えを出すか、それまでに出せないかも知れんが、恨みっこなしな」

 

「うん。俺もそれまでには何とか答えを出せる様にする。もし出せなくて雪の告白が先で成功しても、それは俺が悪いんだから恨みっこなしだ」

 

「ま、ちゃんと雛の事を考えてやれよ?寧ろアイツが1番キツい立場なんだからよ」

 

「分かってる」

 

 

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「あー、ちかれたー、ただいまー」

 

「お帰り。はい、あーん」

 

と、口の中にひとくちカステラを突っ込まれる。

 

「んぐ!?・・・んー、やっぱベビーカステラと同じで水分無いとキツいな」

 

「うんうん、そうなんだよね」

 

「って何で居んの?ナツ姉」

 

「お爺ちゃんの手術が無事終わって、明後日からまた住まわせて貰うから荷物を運びに」

 

「あ~、そういや母さんがそんな事言ってたか。じっちゃんの手術成功して良かったな。言ってくれりゃあ荷物運びも手伝ったのに」

 

「ありがとう。でも特に重いものも無いから大丈夫って事で。改めてまたお世話になります」

 

「あ、こちらこそ宜しく」

 

「でも良かったね、劇」

 

「皆が頑張って練習したり準備してたからな。まぁ主役の変更は完全に予想外だったけど」

 

「何で大喜くんが王子だったの?」

 

「王子役だった女子がケガして離脱したんだよ。

俺も候補に挙がったけど、衣装のサイズ的にノーだった」

 

「えっ!雪くんが王子役やってたかも知れなかったの!?」

 

「お、おう、何かえらい食いつくな?

まぁ結果的にやらなくて正解だったけどな、最後にくす玉落ちてくるなんて思わなかったし」

 

「あれはビックリしたけど、確かに雪くんが舞台袖に居たから大事に至らなかったんだよね。それに花恋もあそこからアドリブでやるのは、プロでも大変って言ってた」

 

「つっても終わりも終わりだったからな。ちょいと場を保たせられりゃあ十分だと思ってよ」

 

「中止に入ろうとしてた運営まで巻き込んで成立させてたのには、流石に花恋も驚いてたよ」

 

「あー、そういや花恋さんと言えば、俺の写真や動画を事務所の社長に見せても良いか聞かれたわ」

 

「え!?それでどうしたの?」

 

「ん?まぁ別に悪用しないなら良いけど、って言っといた」

 

「じゃあモデルやる、とか?」

 

「は?何でだよ。そんな暇ねーだろ、ウインターカップもあるんだし」

 

「でも花恋の事務所の社長に見せるって事は、モデルや芸能人にスカウトされるんじゃ・・・」

 

「んなもん断るに決まってんだろ。まぁスカウトなんてそうそうされるもんでも無いだろうし」

 

「今日は花恋の家に泊まるから聞いてみる」

 

「へぇ、仲良いんだな」

 

「幼稚園からの付き合いだからね」

 

「俺は向こう行く前の友達なんて今じゃあ何処に居るかも分からんから、昔からの友達は大事にしろよ」

 

「・・・私が居るでしょ?」

 

「ナツ姉にとっての花恋さんみたいな友達って意味だよ。

ま、確かにナツ姉が居るし、ガキの頃からのダチは居ないけど大喜や匡が居るからな」

 

「あの2人は私にとっての花恋みたいな関係?」

 

「そうなったら良いな、くらいには思ってる。

・・・そろそろ行かなくて良いのか?花恋さんにも宜しく言っといて」

 

「うん、じゃあ行くね」

 

 

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「本当に久々だね、ちーがウチ泊まりに来るの。小さい頃はよく来てたのに」

 

「最近は部活もあるから」

 

「皆部活部活って・・・」

 

「花恋も仕事あるでしょ」

 

「それはそうだけど、健吾は部活が忙しくなると連絡の頻度も落ちるからなー」

 

「そんな事言って、部活より自分優先されたら怒るくせに」

 

「当然でしょ、私を言い訳にされたくないし。それに結局、バドやってる時が1番かっこいいって思っちゃってるからね。

だからちーに構って貰うの」

 

「調子良すぎでしょ」

 

「二股だわ。

・・・やっぱりちーに悪い虫がつかない様にしないとな」

 

「虫・・・?」

 

「一応頼まれたから聞くけどさぁ。私の他校の友達でちーを紹介して欲しいって男の子が居て、連絡先教えて貰えないか「遠慮しとく」って、被せて来たわね」

 

「だって知らない人と話すの苦手だもん」

 

「ホント恋愛事興味ないよね。幼稚園の時の中村先生にすら、ちーだけ無関心だったし」

 

「皆がませてただけだよ。でも確かに私は他の子より上手じゃないかも」

 

「・・・もしかしてちー、気になる、じゃなくて好きな人居るんじゃないの?」

 

「・・・うん居るよ、好きな人」

 

「それって・・・鶴羽くん?」

 

「うん」

 

「はぁ~、やっぱりね」

 

「や、やっぱりって何!?」

 

「花火大会で会った時、それに文化祭でのちーの反応見たらバレバレだよ」

 

「・・・出会ったのは小学校入る前、でも私が小4の時にアメリカに行っちゃって、もう会えないと思ってた。

それが去年の秋に帰って来てくれて、話したり部活で一緒だったりで離れていた時間が嘘みたいに埋まって、しかもお父さんの海外転勤に着いて行かなきゃって時に色々親たちに話してくれたから彼の家に同居させて貰える事になって、私は日本に残る事が出来た」

 

「まぁ確かにあの頃のちーは、暫くヘコんでたよね。

でもそれって感謝してるのを好きだと勘違いしてる、って事は無いの?」

 

「勿論感謝はしてるよ?でもそれを勘違いして好きだと思ってる訳じゃない。

小さい頃と今は全然違うのに、ふとした時の笑顔に子供の頃の面影が見えたり、彼を知っていくにつれてこの人いいなって思うことが増えて、彼に対して自分から好きだって言えるくらいに想いが大きくなってる」

 

「そう・・・え?ちょっと待って!?好きだって言ったの?鶴羽くんに!?」

 

「正確には全部言う前に遮られた。“ケジメつけなきゃいけない相手が居るから今は駄目だ”って言われたんだ」

 

「そう言えば健吾も、ちーの事を好きな奴がもう1人居るって言ってたから、多分その人に対してのケジメなんだろうね。誰かも内容についても分からないけど」

 

「雪くんはそんなに待たせないって言ってたから、私は待ってる」

 

「まぁ、あの子なら言った言葉に責任持つだろうけど、本当に大丈夫?」

 

「うん、あんまり待たせ過ぎたら他の人のトコに行っちゃうかもって脅かしといたし」

 

「あの恋愛に興味なさそうだったちーが、そんな駆け引き出来る様になってたなんて・・・良い!」

 

「そんな大袈裟な・・・」

 

「ううん、そんな事ない。

ちーには素敵な恋愛をして欲しいから、千夏が彼の事を本気で好きだと感じてるなら、自分のその気持ちを認めてあげてね」

 

「うん」

 

「まぁうちの妹には、少しちーを見習って欲しいわ」

 

「なんで?」

 

「取っ替え引っ替えしてんのよ」

 

と話していると

 

「お姉ー、リムーバー貸してー」

 

「噂をすれば。この前あげたでしょ、菖蒲」

 

 

「えー、貰ってないよ・・・って、ちーちゃんダァ!相変わらず髪サラサラー、お肌もキレイ~!やっぱり運動かなぁ」

 

「あんた運動嫌いでしょ」

 

「汗かくのが嫌いなの」

 

「それよりあんた、今日デートじゃなかったの?」

 

「別れたよ」

 

「また!?」

 

「声小さくてよくオーダーも聞き間違いされてるから、ハッキリ話せやと思って。けどもう良いんだぁ!他に気になる人見つけたし!」

 

「ちー、この子を参考にしちゃダメよ」

 

「ちなみにその人の何処が?」

 

「え?顔」

 

 

  ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「また今日からお世話になります!」

 

「お帰りなさい、千夏ちゃん。やっぱり女の子が居ると家の中が華やかになって良いわね~」

 

「お帰り、千夏ちゃん。困り事があれば優花や雪に何でも頼ってくれて良いからね」

 

「お帰りなさいませ、千夏お嬢様。

不肖この鶴羽雪、これからも誠心誠意千夏お嬢様にお仕えする所存で御座います」

 

「えっ////」

 

「あんた何バカな事言ってんの?どっかで頭でも打ってきた?」

 

相変わらず、ぞんざいな扱いである。

 

「優花さん、雪くんは私たちのクラスを手伝ってくれた時に執事やってくれたから、わざとやってるんだと思います」

 

「へ~、そうなの。写真とかある?」

 

「友達が撮ってたから、後で送って貰います」

 

「お願いね。さて、じゃあご飯にしますか。千夏ちゃんお帰り記念で豪勢にしたからね!」

 

「はい!ありがとうございます、優花さん。お手伝いしますね」

 

「あら良いのに・・・じゃあお願いするわね、こっち来て」

 

そう言われて優花さんについてキッチンに入る。

 

何だかずっと前から、こんな風にしていた様な感覚になる。

 

「ナツ姉も帰ってきたばっかなんだし、座ってりゃ良いのによー」

 

「あんたは寧ろ手伝いなさい!このドラ息子!!」

 

2人のやり取りを見ながら

 

ーいつか私も本当の家族になれるのかな?ー

 

そんな事を思う。

 

でもその前に雪くんが伝えたい事を聞いてからだ。

 

待ってるからね、雪くん。

 

 





リミットが設けられた事で、それぞれの気持ちに決着がつく日が近づいてきました。

期限までに、大喜はどんな答えを出すのか。


オマケ

「そう言えば雪くんの写真とか見せたの?」

「見せたよ。滅茶苦茶気に入って“この業界に興味ないか分からんか?”って言ってた」

「え!?」

「けど、本人は興味なさそうって言っといた」

「な、何で?」

「ちーが嫌がるだろうなー、って思ったから。違った?」

「ううん、ありがとう」

「でも、スポットで頼む事はあるかもって」

「え~っ」
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