アオのハコ ~鶴は鹿の元に舞い戻る~ 作:お面ライダーよっしー
芸能人が参加すると言う事で、観覧希望の生徒が押し掛けて来ると言う不安もある中、撮影が始まる。
さて、案内を終えて花恋さん達は帰りの途についているが流石イケメン/美少女芸能人、ひっきりなしに生徒が近づいてくる。
んー、今日は部活してる生徒だけだからまだ良いが、本格的に撮影する時には、一体どれだけの生徒が押し掛ける事やら・・・
俺たちだけじゃなく、生徒会にも協力して貰う必要がありそうだし、理事長からも一声掛けて貰うとするか。
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3日後、監督から学校に連絡が来て学校側の準備もあるだろうから、余裕を持って来週の土曜日に撮影したいとの事。
皆のスケジューリングもあるし、通常授業があって人の多い平日を避けて、人が少い土曜日にしてくれたんだろうな。
よし、なら話を持って来た立場として、生徒会に話しに行きますかね。
「たのもー!」
「はい!?あぁ、鶴羽くんか。どうかした?」
「聞いてるかも知れんけど、MV撮影の件で協力依頼っす。来週の土曜日に撮影しに来るって事なんで、生徒の整理誘導をお願いします」
「うん、聞いてるよ。体育館組が手伝ってくれるって事だし、各部の顧問や部長と話し合いの場を設けようと思ってる。話し合いには鶴羽くんも出るんだよね?」
「それはまぁ、話持って来た張本人ですからね」
「しかしあの大人気バスケ漫画、“バスケの王子様”のアニメ主題歌のMV撮影にウチが選ばれるのは、ある意味当然かも知れないね」
「ん?それは何で?」
「それは去年のインハイでは男女アベック優勝、ウインターカップでは男子が夏冬連覇、女子は3回戦敗退とは言え、相手がその後優勝してるんだからね」
「ふむ、そう言われたら確かに。そうなると5日に駅前で花恋さんに捕まったのも、偶然じゃなかったのかもな」
「偶然も何度と続けば必然、って事かもね。何にしても生徒の整理誘導はこちら(生徒会)主導でやる事は了承したよ。後の細かい事は会議で詰めようと思う」
「りょーかい、会議いつやるか決まったら、また放送とかで呼び出してくれりゃあ良いよ。じゃあ俺は部活行くわ」
そう言って生徒会室を後にした。
「千夏ー」
「どうしたの、雪?」
「今生徒会室行って話して来たんだけど、撮影当日の生徒の整理誘導その他について話し合いする事になって、日時決まったら各部の部長に連絡するってさ」
「そうなんだ、分かった」
「監督・・・あー、藤巻監督の構想/構成次第だけど、もしかしたら女子も試合形式の映像撮るかも知れんから、一応1stと2ndのユニ両方用意しといた方が良いな」
「えっ?私たちも出るかも知れないの!?」
「そーですよー、花恋さんとこなちゃん、どっちが選手役か分からんけど、千夏がちゃんとフォローしてやれよ?」
「出来るかな・・・」
「千夏のフォローは俺がしてやるから、あんま気負わなくて良いからな」
「うん!じゃあ大丈夫!!」
取り敢えずは生徒会からの連絡待ちだな。
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2日後の昼、ちょくちょく千夏と一緒に弁当を食べている体育館上の倉庫で食後の休憩をしていると
♪~「男女バスケ部、男女バドミントン部、男女卓球部、男女バレー部、新体操部の各部長と1-A鶴羽くんは生徒会室までお越し下さい。繰り返します~」
お、どうやら会議についての日時決まったらしいな。
「雪、この呼び出しって」
「撮影に関してだろうな、もう行けるか?」
「うん、大丈夫、行こう」
千夏に手を差し出して立ち上がらせる。
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「しっつれいしまーす!鶴羽雪、お呼びに応じて罷り越して候」
「雪、余りふざけないの。女子バスケ部部長の鹿野です、失礼します」
「うん、これで全員揃った様だね。早速だけど、当日はバスケットコートを全面で使うって事で間違いないね?」
「はい、本番と同じサイズ感で撮りたいとの事です。他の部活の皆さんには1日ご協力お願いします」
「それは聞いてるし、こんな事は滅多に無いからウチとしても是非協力させて貰う」
「私たちも問題ありません」
各部活も協力に際して、特に不満はない様で何より。
「あ、それと特に隠してなかったから、この話を聞いた生徒が押し掛ける恐れがあるんで、各部活でエリア決めて体育館の出入口固めて、キャパ越えそうなら侵入出来ない様にして欲しいんだけど」
「了承した。それはまた後で決めよう」
「後、男女バスケ部のレギュラーは基本的に撮影に関わるから、ベンチ外で手の空いてる部員を均等に振り分けて、それぞれの手伝いをして貰おうと思ってる」
「それもエリア決めの時に一緒で良いと思うよ」
「で、生徒会の皆さんには、それを纏めて指示出す司令塔役って所だな」
「うん、任せて欲しい。僕の代でまさかこんな大イベントに関わる事が出来るなんて、光栄の極みだよ」
「前日か前々日に1度監督が来るって話だから、そん時に最終確認って事で良いと思うわ」
「じゃあ昼休みもそろそ終わるし、放課後に本格的な話し合いをします。各部の顧問には生徒会から通達済みなので、気にせずこちらに来て下さい」
「「「分かりました」」」
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時は過ぎて放課後
「じゃあ昼休みに話した通り、メインの出入口と左右の出入口兼非常口の振り分けは、各部活とバスケ部の手すきの部員でローテーションで当たって貰います」
「メインの出入口は生徒会、左右2ヶ所ずつある出入口はバド・バレー・卓球・新体操をそれぞれ振り分けて、男手の無い新体操部には男バスで手すきの奴を優先的に出した方が良いだろ」
「そうしてくれるとありがたいかな。ウチは基本的に小柄な女子だけだし、背の高い男子が何人か居てくれるだけで牽制になると思う」
「他は男女均等に出して、時間でローテーションで良いと思うけどどうかな?」
「オッケー!」
「問題ないよ」
「それで良いと思う」
「よし、基本はそれで行こう」
「あ、それと担当時間外の部員にはエキストラやって貰うから、それも伝えといてくれ。
つっても別に演技しろって訳じゃなくて、いつも部活でやってる応援すりゃあ良いからな」
「「「「分かった」」」」
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そしてMV撮影当日、先ず監督から
「皆さん、今日はご協力ありがとう御座います。素晴らしいMVにするとお約束しますので、楽しみにしていて下さい!」
と挨拶があった。
「えー、今日は日本一の皆さんと同じチームの選手として撮影出来る事を光栄に思ってます、目白凛です」
「同じく、と言いたい所ですが、皆さんの動きに着いて行けるか心配になってる、矢部翔平です」
「私はマネージャー役として参加する美浜小波です。宜しくお願いします!」
「守屋花恋です。女バスの部長の鹿野千夏さんとは小さい頃からの幼馴染みですが、まさかこんな形でご一緒するとは思ってませんでしたが、本当に楽しみです!」
一通り挨拶が終わると打ち合わせに入る。
「結局凛と翔平は同じチーム?」
「それなんだけど、鶴羽くんも込みで複数パターンを考えてるんだが」
「ってぇと、3人一緒、凛と翔平vs俺、凛と俺vs翔平、翔平と俺vs凛か」
「そう。それで1番良かった組み合わせをMVに使って、他のパターンはメイキング映像をダイジェストで動画に流して、フルバージョンはBDやDVDとしてCDの特典にしようかと」
「フルを動画では観られず購買欲を誘って特典付きCD購入者だけが観られる様に、か。
これが商業主義!大人は汚い!!」
「それが人だよ、雪くん!」
「うん、まぁ俺個人としては何とも思ってないから良いんだけどね」
「あれ、そうなの?」
「だって別に俺が損する訳でも、迷惑を被る訳でも無いからね。それに売れた方が皆の今後が良くなるんなら、賛成しても反対する理由はねーよ」
「まぁその辺の話は、確かにこちらにしか関係無いから、鶴羽くん達は気にしなくて大丈夫」
「あ、萩野さん、チワス」
「今日は宜しくね、鶴羽くんに栄明の皆さん」
「「「「お願いしまーす!」」」」
「先ずは3人同じチームから撮ろうか」
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そうして撮影は順当に進んでいった・・・んだが、やはり撮影する事を知っていた生徒達が撮影風景を一目見ようと大挙してやってきた。
「皆さーん、撮影している方々に迷惑を掛けない様にして下さーい!
それと肖像権もあるので、勝手に写真や動画は撮らない様に!
最悪訴訟問題になりますからねー!!」
うん流石生徒会長、注意事項もちゃんと言いながら整理誘導してるわ。
結局中二階を部活外の生徒メインに解放して、余計な声出しをさせない為に部活生を数人ずつ配置させる。
残りの部活生はコート周りメインに待機。
肝心の撮影は順調に進んでいるが、どれも甲乙つけがたいデキだ。
そんな中でも、3人同じチームで勝つパターンと、凛と翔平が同じチームで俺のチームに勝つパターンのどちらかが良いと思ってる。
前者は女バスとの関係性が強く、後者は2人の主人公性が強く出ているのが理由だ。
「ん~、どっちが良いかねぇ」
「雪、どうした?」
「お、リンリン。いやな、俺の中では3人同じパターンか俺が2人の敵になってるパターンのどっちかが良いと思ってんだけど、どっちが良いかなぁって思ってさ」
「リンリン言うな。まぁ確かに俺もその2つのどっちかだと思うけど」
「確かに展開としてもどっちかが妥当だろうな」
男3人でそう話していると
「何々?何の話ー?」
と、こなちゃんが聞いてくる。
「どれが使われるかなー?って話」
「私は3人一緒のが良いかな」
「花恋さんはそう思う、と。何で?」
「男女皆が同じチームだから。鶴羽くんが敵チームだと、ちーが寂しそうだもん」
「つってもメインはそっちの4人だし、俺と千夏の事まで考えなくても良いだろ」
「いやいや、分かってないなー雪くん!君たち2人が居た方が、ズバリ“映える”んだよ!!」
「確かに2人とも、かなりレベル高いよね」
「鹿野さんなんて、その辺のグループアイドルより可愛いんじゃない?」
「そうなの!ちーは可愛いし鶴羽くんはウチのモデル班にも負けてないと思う!!
んだけど、本人達に自覚が無いんだよねぇ・・・」
「本当にそうなのよねぇ。鶴羽くんなんか、所属しないかって何度声掛けても袖にされ続けてるし・・・」
おっと?
萩野さんまで加わって、話が変な方向に逸れ出してんな。
「監督はどう考えてんの?」
しれっと話を監督にぶん投げる。
「うーん、確かにどちらも甲乙つけがたいんだよねぇ」
それを聞いてどうしたもんかと考えた時、ふと周りの様子が目に入る。
ー俺は最初のが
ーうーん、俺は鶴羽がラスボス的な奴が
ー3人一緒のチームだと、勝った後に女性陣とのやり取りが良いよね
等々、あれが良い、いや、こっちの方が良かったと話し合ってる。
まてよ?
どうせ皆が決めきれてないんだから、ここに居る奴ら全員で投票させてみても良いんじゃないか?
「なぁ監督、1つ提案なんだけど。
プロの仕事に口挟むみたいで気が引けるんだが、プロの監督ですら迷ってんなら、いっその事ここに居る奴らで投票形式にしたらどうよ?」
「成る程、複数撮ったとは言え迷ってるのは2パターンだから、決選投票でやってみるか!」
そうと決まれば生徒会の出番だな。
「会長ー、ちょっと良いかー?」
会長を呼んで今のやり取りを伝える。
「そう言う事か、わかった。人数確認して投票用紙作ってくるよ」
言うが早いか一般生徒と部活生に点呼を取って人数を確認したと思えば、生徒会役員を連れてサッと体育館を出て行った。
「あの人、本当デキる人って感じだな」
暫く休憩を兼ねて歓談しているが、本当に皆人気があるんだなってのがよく分かる。
裏では態度が悪いって芸能人も居るらしいけど、少くともここで話しているあいつらは、俺たちと同じ年相応の高校生にしか見えない。
そうこうしているうちに生徒会の面々が帰ってきた。
体育館に居る全員に、「A(3人一緒)とB(鶴羽が敵)どちらが良いか○を付けて下さい」と書かれた用紙を配っている。
書いた人は折り畳んで、順次生徒会の誰かに渡せば良いらしい。
そして全員が書いて生徒会役員に渡したのを確認して、開票に入る。
結果は
A 114
B 109
と言う事で、Aの方が多かった。
しかし部員が居るとは言え、思ったより人が来てたんだな。
後はこの結果を受けて、監督がどう判断するかだな。
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ふむ、出演者含む生徒さん達はAの方が多かったか。
確かに纏まりは良かったし、全員がハッピーエンドと言う点では原作に沿っている。
しかし鶴羽くんが敵のBを捨て切れないのは、彼の圧倒的強者としての存在感があるからだ。
とは言え、だからこそそんな彼が負ける展開と言うのもまた、考えづらいのも確かだ。
・・・よし、ここは投票の結果も鑑みてAで行こう!
他のパターンも特典BD/DVDに収録はされるのだし、後々動画サイトに上げても良いだろう。
「協力してくださった皆さん、ありがとう御座いました。投票の結果も鑑みてMVはAで行きます!
しかし他のパターンもお蔵入りにするには惜しいものばかりなので、何らかの形でお目に掛ける事を約束します」
そうか、監督はAに決めたか。
「雪はどっちにしたの?」
「B」
「何で?」
「俺が味方より、敵の方が良いんじゃないかと思ってな」
「それだと、私だけ勝ったチームなのに素直に喜べてないんだよ?」
「MVの中の話なんだから、そんな気にするこっちゃ無いだろうに」
「む~、気持ちの問題なの!」
「あらあら ちー、痴話喧嘩?」
「俺がBを選んだのが気に入らないらしい」
「何でB!?そりゃあちーが不機嫌なのも当然でしょ!」
「え、雪はB選んだの!?」
「俺たち皆Aだったんだよ?」
「雪くんは私たちの敵になりたいんだぁ~、ショックだなぁ~」
「え、何で俺が責められてんの?」
「いやぁ、だって、なぁ?」
「うんうん、Aで試合に勝って女子と喜びを分かち合ってる時の、鹿野さんの自然で幸せそうな笑顔を見たら、ねぇ?」
「鶴羽くんってホントそう言う所分かってるクセに、敢えて感情無視して論理的に逆を選ぶよね」
あれぇ?
俺は面白いと思った方を選んだだけなのに、何で戦犯みたいな扱いされてんの?
そもそも多数決でAに決まったんだから、もうそれで良いじゃねーか。
「ま、良いか。そう言や今更だけど監督ー、歌唱してる本人は出ねーの?MVって大体本人が出てるもんだろ?」
「今回はちょっと特殊でね。
“本人出演版”、“アニメタイアップ版”、“実写ドラマ風版”と、3種類製作する事になってるんだよ。
そして私の担当が“実写ドラマ風”と言う訳だ」
「成る程ねぇ、それでウチ(栄明)を使う事にしたって訳か。でもたまたま俺があそこに居なかったら、どうするつもりだったん?」
「その時は何処か使わせてくれる学校を、虱潰しに当たるつもりだったよ」
「だからあそこでキミに出会えたのは、運命だと思ったのよ」
と、萩野さんが付け加える。
「・・・一度目偶然、二度奇跡、三度目必然、四運命、って事かねぇ」
「え!?じゃあウチと契約を・・・」
「それとこれとは別の話だよ」
「くぅ~、相変わらず手厳しい」
「!?鶴羽くん、その言葉いつか使わせて貰っても良いかね?」
「ん?あぁどうぞどうぞ」
俺の思い付きの言葉で良ければ、幾らでも使ってくれて構わんからな。
そして全工程が終了した。
「これでオールアップです。皆さん、ご協力ありがとう御座いました!最高のMVにするとお約束しますので、楽しみに待っていて下さい!」
体育館中が、ワーーーッと盛り上がる。
「皆さんのお陰で楽しく撮影出来ました、ありがとう御座いました!」
「これを機に、1人でも俺たちのファンになってくれたら嬉しいです!」
「私もこれから、もっと色んな事にチャレンジするから応援宜しくお願いします!」
「私はモデル優先だから3人より露出は無いだろうけど、これからも頑張ります!」
4人がそれぞれ挨拶をして締め括った。
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数日後、完成品の動画データとBD/DVDが送られて来た。
体育館にプロジェクターを用意して、部活前に屋内組と生徒会で鑑賞しようと言う事で準備に駆り出された。
「何で俺まで準備させられんだよ、生徒会と各部長で十分だろ」
「何言ってるの雪!原因作った張本人なんだから、寧ろ率先して手伝いなさい!」
「ハイハイ、分かりましたよ千夏ママ」
「////ママじゃない!」
「お~い、イチャついてないで準備しろー」
何て馬鹿な事を言いながらも準備を済ませる。
「はい、ではこれからMV上映を始めます。同封されていた監督からの手紙には、正式採用されたAが先ず最初にあり、その後にBを含めた全パターンも収録されているとの事ですので、順番に観ていきましょう」
会長の言葉で皆が盛り上がり、MVが再生される。
観賞後、最初に思ったのは「プロの仕事ってスゲーな」だった。
俺たちは普通にバスケやってただけなのに、それをカメラアングルや構成、編集の上手さで最初から順に流すだけじゃなく適宜前後を入れ換えたりしてるのに、違和感も全く無かった。
そして全パターンを見終わって体育館の照明が点くと、全員が拍手喝采だった。
中には凛と翔平演ずる主役ポジの2人が、これまたヒロインポジである花恋さんとこなちゃんとの会話シーンを思い返して、話ながら感涙してる女子も結構居た。
「こうして見ると、Aが最適解だったかもな」
誰に言うでもなくポツリと呟くと
「だから言ったでしょ、Aだって!」
と、千夏が物凄くドヤッていた。
「ホントホント、何で雪くんがBにしたのか理解に苦しむわー」
「あれか?照れ隠しでわざとBにしたとかか?雪」
「んな訳ねーだろ、ハリーさん。主人公に立ち塞がるラスボスって方が面白いと思ったんだよ」
「流石“栄明の魔王”様は、目の付け所が違いますな~w」
「うっせーよ、“新体操部期待の星(自称乙)”w」
「全国3位なんだから、(自称乙)は止めてよね!」
素人目で言うのもなんだが、何だかんだで良い作品に仕上がってると思う。
これで凛たちの人気が、バズってくれたら良いんだがなぁ。
そんな事を思う俺だったが、まさかバズるのが凛たちだけで収まらないとはこの時の俺は知る由も無かった。
「でも曲も本当に良いよね!」
「うんうん、歌詞もなんだか“好きだけど素直になれないもどかしさ”みたいなのがあって、“そうそう、そんな事あるよねー”って思うんだよね!」
楽曲自体も大人気で、頗る評価が高い。
実際俺も曲聴いて、「DLした上で全部入りの限定版買おう」と思ってるくらいだしな。
千夏や雛と付き合う前の俺や大喜にピッタリだったなぁ、と思うこのMVの曲の名前は・・・
ー君が好きだと叫びたいー
2ndユニフォームは描写が無いから完全な捏造です。
女子は白と水色が反転した感じで、男子は黒バスの桐皇のイメージです。
普通は男女で同じだと思うけど、そこはまぁ作者の趣味と言う事で(笑)
そして楽曲名は、スラダン最初の主題歌でしたー。
どこかで入れたいなぁ、と思っていたのがこの話を書いてる終わり間際に「このMVの曲、あれが良いんじゃ?」と思いついたのでこの曲にしました。
あ、MVですが、アニメのタイアップ版は別に存在してます。
こちらで撮影しているのはタイアップじゃなく、曲自体のMVだと思って貰えれば。