沖田さーーーーん!!結婚してくれぇぇ!!   作:ダサシン00

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近藤さん「エドぉぉ!!江戸で目立たないで!」エド「だじゃれ?」

いつの日だったか……雨が降っていた。

 

「ころせ!!アイツを殺せ!!」

 

テンプル騎士団は表向きには1312年に解体されたと言われているが、真実は異なる。彼らは名前を変えて、宗教だけでなく様々な国家の隅々まで侵食した。古代の異物…エデンの果実などの代物を探し、その力を用いて人類を支配…管理して人理を続けさせようとした。それに対してアサシン教団は歴代ハサンが長を務めていた頃と比べて、一時は世界規模のグローバルな組織となり、長はハサンを名乗らなくなったが、国家や宗教そして人種に囚われずに戦い続けてきたが…その数は年々と減ってきている。

 

「早い!!撃ち殺せ!!」

 

アロー戦争。禁止麻薬アヘンの理不尽な貿易を巡り、清(当時の中国)とイギリス・フランス連合軍の戦争だ。当然、アヘン戦争に続き、アヘンで国をボロボロにされたくない清は抵抗したが相手は列強国…勝てるわけがなく、ズタボロにされていき、その裏には当然…テンプル騎士団の影がある。

 

1人のアサシンが宙を駆け抜け、右手に持った刀剣でイギリス兵士を切り殺し、その兵士を盾にして銃弾や魔術をしのぐ。しかし、その兵士の死体が魔術の影響か腐敗し、アサシンは死体を手放し…魔術による身体強化+古武術による呼吸法による身体活性を組み合わせ、瞬間移動したように消える。

 

「ギャァ!?」

 

悲鳴が響く。1人の兵士の首から血が吹き出し、その兵士は倒れる。倒れた兵士の後ろには…左手からアサシンブレードを展開させたアサシンが立っていた。

 

アサシンはフードで素顔は見えないが…瞳がオレンジ色に輝いており、鷹の目を発動させている。彼の瞳には設置された魔術の痕跡や魔術トラップ、埋め込まれた爆弾、死角に隠れた敵兵、遠方からこちらを狙う敵を全て把握する。

 

そして…その瞳が更に変化し、瞳の瞳孔部分が青色に変化する。虹彩がオレンジ色、瞳孔が青色…本当に人なのか分からない魔眼となり…アサシンは地面を蹴って消えた。

 

雨が止む頃、生きていたのは連合軍の指揮官、そしてアサシンだけであり…アサシンは負傷して倒れた指揮官の衣類の下からテンプル騎士団の十字架を確認する。

 

「安らかに眠れ」

「この声…子供だと、ぐっ!?」

 

額にアサシンブレードを突き刺し、アサシンは全てを終わらせた。アサシンは空を見上げ、風が吹き…フードが外れる。それは今より少し幼いエドワードであった。

 

 

 

 

 

そして1860年江戸。

 

「あー久し振りに料理で刃物振るうわ」

「しかし、エドワードくん。お料理上手ね」

 

昨晩捕まえたブリは海のなかで内臓を捨てており、魔術で冷凍保存していたこともあり、まだ刺身で食べることが出来る。

 

「女将。皆って肉食えたっけ?」

「どうかな…ここで出したこと無いけど。トシさんは食べたことがあるって言ってたわ」*1

 

エドワードは昨晩の会議の結果、無事に試衛館で滞在OKの許可を貰ったのだ。そんな彼であるが、今はこうして近藤さんの奥さんである松井つねと共に料理を行っていた。つねは史実で近藤さん曰く「ブスだから結婚した、浮気の心配ないし…門下生がうつつをぬかさないだろ?」と言っているが…本心は一緒に居て落ち着くからだろう。

 

「もったいねー。折角、朝3時に起きて猪取っ捕まえて来たのに」

 

そんな2人の背後には見事に解体され、ダニ対策で体毛を炎魔術で燃やされた猪が置かれていたが、気にしてはいけない。一応、この時代は肉食は表向きには言いにくい所もあり、猪肉だってボタン肉などの偽名が使われた程なのだ。

 

 

 

朝食を食べ終えた後は朝稽古である。試衛館での流派である天然理心流だ。天然理心流は一言で言えば総合武術であり、剣術だけでなく、徒手格闘、体術、柔術、棒術も含まれている実践向けの武術なのだ。

 

特徴として訓練では太い木刀を使う。

 

「近藤さん?昨日、新八と組手した時より木刀太くね?ウマのイチモツぐらい太いじゃん」

「ハッハハ、訓練ではそれを使うんだ」

 

「ウチじゃ、剣術だけなら総司が一番強いな!」

「大将でしょ?抜かされたの?」

「言っとくけど、総司は俺より入門早いよ?*2

 

「実戦の刀はこれですね。一応、危ないご時世なんで帯刀して外に出ることが多いです」

 

訓練用の太い木刀と比べて、武器として持ち歩く刀は打刀と呼ばれる一般的な代物だ。沖田さんが打刀をエドワードに見せてくれたが、刃渡りは60cmほど。携帯しやすく、この時代の武士が良くもちあるいてる。

 

「カッコいいな…刀は初めてさわるよ。敵のレイピアパクったり、銃奪ったりして戦ってきたけど…」

「わかります?良いですよね!」

「暗殺の実戦向きなら…もう少し剃りが有った方が良いな?片手で持ったとき、身体に隠して間合いを誤魔化すにも使えそう」

 

アサシンとして渡り歩いてきたエドワードが興味深そうに打刀を見る。確かに打刀は剃りが有るが、この時代の打刀は剃りが浅くなってるのが多いのだ。

 

「だとすると…小太刀か。長さは刀と殆ど変わらんが」

 

するとエドワード滞在賛成派の1人である新八が小太刀を紹介する。小太刀は刀身の長さが打刀と殆ど変わらなく、素人では判断が難しい。昨今では創作物の影響か、脇差しのような物が小太刀だと思われているが、そうとも限らない。そもそも太刀は馬上での戦闘も意識されており、打刀より長いのだ。

 

「近藤さん。小太刀なんか、道場に有ったか?小太刀二刀流の道場はともかく」

「ここにはないな。それに小太刀二刀流の小太刀は脇差しより少し長めだから、エドの持つコンバットナイフと長さが変わらんぞ。まあ、江戸は色んな物が有るから、探して見るのも良いかもな!よし、総司!新八!エドを連れて江戸を案内してやってくれ!!」

 

 

 

 

 

江戸。江戸幕府の中心であり、幕府は近代化への歩みとして外国人を招いて武器の近代化などに努めていたこともあり、外国人を追い出そうとする攘夷運動も京都程ではないが、盛んであった。

 

「天誅!!」

 

突如として、襲ってきた浪士の手首を捻るようにして刀を落とさせると、左手の掌で掌底突きを食らわせるエドワード。鷹の目で確認すると、前方から更に3人迫ってくる。

 

「これ、殺したらダメだよね?」

「最悪は良いんじゃないですか?」

「いや、辞めた方が良い。俺は良いと思うが、山南さん達の反対意見が強くなるぞ」

 

迫り来る攘夷の浪士達。

 

「テンプルじゃないか。じゃあ、半殺しで♡」

 

先ず1人の手首を外す、1人は無力かだ。

 

「バカな!?」

 

最後の1人は右手で首を握力で絞めて、落とした。

 

「よし…」

 

 

「その隠し武器…そうか、お前さん…ダ・ヴィンチのメモに記されたアサシンじゃな?」

 

その直後、誰かから話しかけられたエドワード。声の方を見ると、そこには1人の老人が立っていた。

 

「ワシは田中久重*3。ちょっと寄っていかんか?」

 

試衛館、カラクリを知る。

*1
土方歳三は新撰組に肉食を勧め、屯所で豚の養殖を行ったとか

*2
試衛館の書物では近藤さんより先に、沖田の名前が記された物があるため。諸説あり

*3
日本版エジソンの異名を持つ幕末の発明家




田中久重さん、Fateに来ないかな?来たら、パワードスーツ使いそう

ところで皆、シャドウズ買った?俺は買っていない

  • 買った。アサシン好きだし
  • 買わないよ
  • それより弥助シュミレーターだ!
  • わりぃ、モンハンやる
  • アルタイル編のリメイクまだ?
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