ホグワーツ教師 ロード・エルメロイII世 作:木材
次回以降の構成ができていないから時間稼ぎしてるのではないか?
君のように勘のいい読者は大好きだよ。
夏休みも終わりに差し掛かるも、まだまだ暑さが続くある日。ハーマイオニーとルーナはロンドンを訪れていた。
ハーマイオニーはキングズ・クロス駅から出て、待ち合わせの場所にルーナを連れてくる形になっていた。マグル生まれであるハーマイオニーには見慣れた光景であるが、生粋の魔法族であるルーナには物珍しい光景らしく周囲を見渡している。道中聞いた話によると、ロンドンに来たことはこの前の神秘部での一件を含めても片手で足りる程度らしい。
「ロンドンはすごいね。こんなに人がいるとこ、魔法界だとあまり無いからいつもびっくり」
待ち合わせ場所で物珍しそうに周囲を見渡しながら言うルーナに、ハーマイオニーは笑って頷いた。
「魔法族の生活圏だとここまで人が往来するのは魔法省くらいだもんね。その魔法省にもほとんど行くことないし」
「うん。だから連れてきてくれてありがと、ハーマイオニー」
「いいの。ルーナも興味あるみたいだったし」
本来、この見学はハーマイオニーのみが行く予定だった。ハーマイオニーはハリーとロンも誘っていたのだが、二人とも興味がないとのことで断られた(ハリーはエルメロイII世に会いたくないのもあるが)。
代わりに、グレイと会う約束をしていたルーナが同行することになった。魔法界で生きてきたルーナはロンドンへあまり行くことがない。そのため、道中で迷う危険性があったが、ハーマイオニーと共に向かうことでそれを未然に防いだ。ついでにルーナも少し興味があったため、見学に同行することになった。このことについては、エルメロイII世も既に了承済みである。
「まぁね。母さんが昔時計塔の人と交流してたって話を少し聞いたことあったから。あと、グレイに会いたかったんだ」
「ふふ、むしろそっちがメインじゃないの?」
「まぁね。邪魔だった?」
「まさか!一人だとちょっとだけ心細かったし」
「よかった」
そう言ってルーナとハーマイオニーは笑い合う。
それとほぼ同時に、キングズ・クロス駅にフードを目深に被った少女が訪れる。少女に気づいたルーナとハーマイオニーはすぐに少女へ歩み寄り、少女も二人に手を振りながら近寄った。
「グレイ!」
「ルーナさん、ハーマイオニーさん。お待たせしました」
フードの少女はグレイ。少し前まで共にホグワーツで魔法を学んでいた少女だが、元々グレイはホグワーツの生徒ではない。ロード・エルメロイII世の都合でホグワーツにいたため、現在はホグワーツの生徒ではない。
グレイは時計塔という魔術を学び、研究する施設でロード・エルメロイII世の内弟子として在籍している。ハーマイオニーの希望でこれから時計塔を見学しにいくのだが、その案内としてグレイが遣わされ、キングズ・クロス駅まで二人を迎えに来たのだ。
「久しぶり、ってほどじゃないかな?また会えて嬉しい」
「はい、拙もです」
「今日はありがとう、グレイ。時計塔、グレイが案内してくれるのよね」
ハーマイオニーの言葉にグレイは頷く。
これから二人を連れて時計塔へと向かい、案内することになる。尤も、グレイが案内するのはスラーにある学園都市までであり、それ以外の場所についてはロード・エルメロイII世の案内で見学する予定となっている。
「では、行きましょう。まずは、現代魔術科へ案内します」
「お願いね、グレイ。先生は向こうで合流?」
先生、というのはエルメロイII世のこと。
少し前まではホグワーツの教師として生徒達に非常に有意義な授業をしていた。来年から来る魔法理論の講師がどんな人物かはわからないが、時計塔でも最高峰の指導力を持つエルメロイII世と比較されるのはあまりにも酷だなと、グレイは内心で苦笑した。
少し歩き、一行はソーホー地区へとたどり着く。
近代的なミラービルと古式ゆかしい建物が折り重なった、パッチワークのような街並みである現代魔術科の学園都市に足を踏み入れる。マグル生まれのハーマイオニーは比較的馴染みのあるミラービルだが、魔法族生まれのルーナにとっては馴染みのない光景らしく、物珍しそうに周囲を見渡していた。
「ここはスラー。現代魔術科の学園都市です。現代魔術科の生徒は皆、この学園都市で生活し、授業を受けています」
「へえ…じゃあ、あたし達で言うホグワーツがここなんだね」
「そうなります。人によっては現代魔術科以外の授業も受けるので、必ずしもずっとここにいるわけではないそうですが」
つい先日、古参生徒であるスヴィンが『今度
学術棟を一周してエントランスホールに戻って来る。すると、エントランスホールにある螺旋階段の手摺りにまたがる美少年がいた。
「ヒャッホー!」
美形の容姿には全く合わない緩すぎる声にハーマイオニーとルーナが固まり、グレイはまたか、と言わんばかりに顔を覆う。少年は滑り終えると綺麗に着地し、やり切ったとばかりの晴れやかな表情を浮かべていた。そして着地した少年はグレイ達の存在に気づく。
「あれーグレイちゃん!後ろの二人は?」
少年は物珍しそうに階段を登ってグレイ達に歩み寄る。こうしてみるとちゃんと美形だというのに、先程の行動があまりにも緩すぎたためハーマイオニーとルーナはどんな表情で彼と接すればいいのかわからず複雑な表情をしていた。
「こちらはハーマイオニーさんとルーナさんです。拙がホグワーツにいた時に良くしていただいたお二人です」
「あーホグワーツの!ホグワーツってすごい古い魔法のお城なんでしょ?そこで過ごすってどんな感じなのかなーって思ってたんだよ!すっごく面白そうだよね!ゲームとかでも魔法のお城とかあるし同じような感じなの?やっぱりダンジョンみたいになっててモンスターとかいたりするのかなぁ?そんなモンスターが徘徊しているような学校でも神秘の漏洩が心配ないほどの結界があるってすごいね!」
「モンスターはいないよ。魔法動物は外なら結構いるけど」
平然とリアクションをしているルーナにハーマイオニーは目を見開き、グレイはそんなハーマイオニーに小声で声をかける。
「…すみません、こういう人なんです」
困っているハーマイオニーにグレイが苦笑しながら謝る。ルーナは特に気にしてなさそうな顔をしているのは、ルーナの不思議な価値観故だろうか。
そんな話をしている少年の背後から、もう一人少年が現れた。
「おいフラット、今度は何して…ああ!グレイたん!今日はちょっぴり憂鬱気味なブルーで四角なフレーバーまで!」
もう一人の少年も突然意味不明なことを言い始め、ハーマイオニーはどうすればいいのかわからず真顔になってしまう。一方、ルーナは少年の言葉に対して何故か微笑んでいる。こういう時、ルーナの不思議な感性が少し羨ましいとハーマイオニーは心から思った。
「あ、
「人を
もう一人の少年がルーナとハーマイオニーに目を向ける。
「はい。拙がホグワーツにいた時に、良くしていただいたお二人です」
「は、ハーマイオニー・グレンジャーです。魔法の研究に興味があって、エルメロイ先生のツテで見学させてもらってます」
「ルーナ・ラブグッドだよ。ハーマイオニーと同じ、ホグワーツの生徒。グレイに現代魔術科を案内してもらってるんだ」
「グレイたんのお友達でしたか」
グレイたん、という呼称には気になるが、この後から来た少年はまだ話せそうだとハーマイオニーは思った。
「僕はスヴィン・グラシュエート。エルメロイ先生の教え子で、エルメロイ教室の生徒です。それでこっちの黄色くてペカペカ光った匂いをしているのはフラット・エスカルドス。こいつも僕と同じエルメロイ教室の生徒だ」
「フラットでーす!よろしくね、二人とも!」
(匂い?)
所々意味がわからない言葉があるが、ハーマイオニーは考えるだけ無駄だと判断して特に考えないようにした。
「よ、よろしくお願いします」
「よろしくね。スヴィン、フラット」
緊張しているハーマイオニーに対して、ルーナは平然と挨拶をしている。やはり癖のある人物が多い魔法界で生まれてからずっと生きてきたルーナの方がこういった手合いの相手には耐性があるらしい。
二人とも魔術師としては非常に優秀ではあるが、フラットは緩すぎるしスヴィンは自分を見かけると鼻息を荒くして迫ってくるため、少し苦手に思う部分もある。だが今はハーマイオニー達を案内している役割を担っている以上、少しだけ勇気を出してスヴィンに話しかけた。
「あの…師匠は今、どちらに…」
「グレイたんに…グレイたんに話しかけられたっ!」
カッと目を見開くスヴィンにグレイは怯えたように後退り、そんなスヴィンを抑えるようにフラットが前に出てきた。
「はーいル・シアン君ステイ〜。グレイちゃんに近づくなって先生に言われてるでしょ〜」
一体このスヴィンという少年はグレイに何をしたのだとハーマイオニーは遠い目をしながら思った。
フラットにそう制止されるのは癪ではあるが、スヴィンは尊敬するエルメロイII世からグレイに近づかないように言われていることを思い出し、押し黙る。そして自慢の鼻でエルメロイII世の所在を探ると、教室ではなくスラーでの私室に匂いがあることを読み取った。
「先生でしたら、私室みたいです」
「ありがとうございます。では…」
「うん、またねー」
グレイとハーマイオニー、ルーナはスヴィン達に会釈してその場を離れた。グレイに連れられてエルメロイII世の私室へと向かう。その道中でグレイが申し訳なさそうに二人に視線を向けた。
「すみません…ああいう二人なんです」
「あたしは平気。面白かったよ」
「あー、うん。その…個性的な人たちね」
平然としているルーナとやや引いてるハーマイオニーという対照的な二人だが、これがエルメロイ教室での日常である以上、グレイには防ぎようがない。申し訳なく思いつつ、二人をエルメロイII世の部屋へと案内した。
エルメロイII世の私室前に辿り着き、グレイが扉をノックする。
「師匠、グレイです。ルーナさんとハーマイオニーさんを連れてきました」
「入るといい」
「失礼します」
ルーナとハーマイオニーを連れてグレイは入室する。
普段通りのエルメロイII世の私室。本ややりかけのゲーム機、灰皿の位置も特に変化はない。
(あれ…?)
だが、グレイは何か違和感を感じた。どんな違和感かはわからない。だが、まるで取り繕うかのような違和感が部屋全体から感じ取れた。
「グレイ?」
「っ!あ…は、はい!すみません。師匠、お二人をお連れしました」
ハーマイオニーの声で我に帰ったグレイは一瞬だけ驚きながらエルメロイII世に二人を連れてきた旨を報告する。エルメロイII世はいつも通り不機嫌そうに眉間に皺を寄せながら視線を向け、頷いた。
「ご苦労、グレイ。ミス・グレンジャー、ミス・ラブグッド。遠路遥々よく来てくれた。歓迎しよう」
「先生、今日はありがとうございます。グレイの案内で一通り回ってきたところです」
「そうか。まずは入りたまえ。そこのソファにかけるといい。グレイ、すまないが紅茶と茶菓子を用意してくれないかね」
「はい、師匠」
グレイがお茶を淹れるために部屋を出ていく。
ルーナとハーマイオニーは来客用のソファに腰掛けると、エルメロイII世も正面に腰掛けた。
「さて、一通り現代魔術科を見てきてどうだったかね」
「面白かったです。あたしには珍しい風景だったモン」
「私は…思ったよりも馴染みのある風景でした」
「だろうな。時計塔の設備はホグワーツのように魔法族のみが使える設備ではなく、マグルの界隈に設備がある。ミス・グレンジャーにとっては馴染みのある風景だろう」
時計塔の設備は学科ごとに異なる場所にある。現代魔術科はソーホー地区、全体基礎科は大英博物館の地下など、それぞれ独立した学園都市から成り立っている。それら全てはマグルの設備の中に存在しているため、風貌も魔法族特有のものではなく、マグルの建物と同じものである。故に、魔法界隈で生まれ育ったルーナには馴染みのないものだった。
「ねえ先生。ここの人たち…魔術師もあたしたち魔法族と同じなんだよね。どうして魔術師は魔法族と違ってマグルの世界で生きてるの?」
「ふむ。その質問は、魔法族としての社会が確立されているのに何故マグル社会の中にいるのか、という趣旨だな」
「そう」
「よかろう。では一つ講義をしよう」
エルメロイII世は杖を振って本棚におさめられていた本を取り出し、ルーナ達の前で広げた。
「これは、イギリスの地図?」
「そうだ。ミス・ラブグッドの質問に答えるためには、時計塔の成り立ちから講義せねばならない」
エルメロイII世は立ち上がると、二人の正面に腰掛ける。そして杖でイギリスの地図を指しながら講義を始めた。
「まず、時計塔についてだ。時計塔は魔術協会三大部門の一つ。人類史と共に魔術を積み上げることを是とした魔術師達の集まりだ。世界における神秘を解き明かす巨大学府…わかりやすく言えば、魔術を研究する大学のようなものだろう。カレッジとも呼ばれるため、大学としてイメージするのが一番わかりやすいはずだ」
「大学…」
「ホグワーツのように学ぶ場所ではなく、研究する機関だ。そして研究というのは、既にわかっていることを知るのではなく、未知の領域を探索していくイメージだ」
魔法界に大学と言われるものがない。故に、ルーナには大学というもののイメージが無かったらしい。
「では次に時計塔の成り立ちについてだ。設立は西暦元年であり、神秘が薄れていく世界の中で、魔術を学問として継承していくことを目的として設立された組織だ。現在は魔術協会総本部としても知られている」
「魔術協会…?先生、魔術協会は国際魔法使い連盟のことでは無いんですか?」
「似ているが、異なる。魔術協会は魔術を管理・隠匿することを目的とした組織であり、国際魔法使い連盟は魔法使いの秩序と平和を維持することを目的としている」
魔術協会と国際魔法使い連盟は異なる組織である。
国際魔法使い連盟は、世界中の魔法使いの秩序と平和を維持することを目的とした組織。そこには「正義」や「道徳」の概念が存在し、これらの概念を基に動く組織となっている。
一方、魔術協会の目的は魔術の管理と隠匿。魔術という存在が露見しない限り、どんな非道な行いも許容するという人でなしの組織。また、隠匿するためならばどんな手段も厭わないという特徴もある。
「国際魔法使い連盟と魔術協会は根本的に成り立ちも目的も大きく異なる。君らの所属するホグワーツは国際魔法使い連盟、時計塔は魔術協会に属することになる」
「それは知らなかったな。ハーマイオニーは知ってた?」
「魔術協会と国際魔法使い連盟が違うくらいはね。でも、目的がどう違うのかはいまいちわかってなかったわ」
魔術協会は当然、国際魔法使い連盟との関係をほとんど持たない。互いに向いている方向が異なるため、時計塔とイギリス魔法省以上に関わりを持たないようにしている。
「傍目には似たような組織に見えるから、勘違いするのも仕方あるまい。さて、成り立ちとしては簡単にこんなところだが…何か質問はあるかね」
「はい先生。魔術協会についてですけど、時計塔以外にも属している組織があるんですか?」
「時計塔の話とは少し脱線するが、解説しておこう。魔術協会には三大部門が存在する。まず一つは時計塔。そして残りの二つは、アトラス院と彷徨海だ」
「アトラス院…彷徨海?」
「知らないのも無理はないが、これは本題とは大きく異なるため軽めに解説しよう。アトラス院はエジプトにある錬金術研究組織で、彷徨海は…神代の魔術のみを魔術として定義し、研究する組織だ」
アトラス院と彷徨海。これらは時計塔とはまた異なる魔術組織。
アトラス院は錬金術、彷徨海は神代の魔術を研究する組織であり、時計塔のように一般魔法界との関係はほぼゼロ。特に彷徨海は辿り着くこと自体のハードルが高すぎる。そのため、ルーナはもちろんハーマイオニーですらその名を知らなかった。
「この二つの組織は時計塔以上に特異な組織だ。一般魔法界との関わりはゼロに等しい。諸君が知らなくとも無理はない」
「そんな特殊な組織があったなんて…魔術協会は奥が深いんですね」
「何しろ西暦元年に発足された組織だ。歴史でいえばホグワーツよりも古い。ホグワーツが有する神秘も非常に濃いものだが、時計塔の深部にある神秘はまた別格だ。時計塔がロンドンのマグル社会に溶け込みながら存在している理由もそこにある」
「師匠、ハーマイオニーさん、ルーナさん。お茶をお持ちしました」
そこでグレイがお茶と茶菓子を持って戻ってきた。
「レディ、ご苦労」
「先日、ルヴィアさんから頂いた茶葉を使ってます。みなさんのお口に合うといいのですが」
グレイは全員の前にティーカップと茶菓子を並べ終えると、エルメロイII世の隣に腰掛けた。エルメロイII世がカップに口をつけ、グレイ達も続くように紅茶を口にする。
「…ほう、確かに良い物のようだ。レディ、君のお茶を淹れる腕も上がってきたようだ」
「ありがとうございます」
「美味しいよグレイ。ありがと」
「このお茶菓子…いいブランドのお菓子よね。貰い物って言ってたけど…こんな高い物を贈るなんてすごいわね」
マグル社会に馴染みのあるハーマイオニーはこのお茶菓子のブランドを知っていたらしい。この時グレイは知らなかったが、ライネスの話によると高級菓子ブランドであるらしく、世界的にも有名なブランド故に値段もかなりするものだとか。尤も、ルヴィアの金銭感覚からすると出費というほどのものではないのかもしれないが。
カップを置いたエルメロイII世は杖で地図を指しながら講義を再開する。
「グレイも戻ってきたことだ。時計塔についての講義を続けよう。時計塔の本拠地はリージェントパークからウェストミンスターにかけて、大英博物館の地下を本拠地としており、入り口は大英博物館にある。魔術師は皆、魔術を研究するための工房を持っているが、時計塔の工房は地下に存在することが多い。地上よりも地下の方が神秘の漏洩の危険性が低いからな」
「大英博物館の地下にそんな場所が…」
「大英博物館よりも先に工房が存在しており、後から博物館ができた形になる。この土地は世界的にも有数な神秘が残る土地だからな。ロンドンという土地が発展していくと同時に、
「はい」
ハーマイオニーの反応を見て頷いたエルメロイII世は、イギリス全域の地図からロンドン周辺の地図のページに変える。
「では次に、
「迷宮…?」
「ああ。この迷宮には、現代では到底遭遇できないような神秘が眠っている。時計塔がロンドンに本拠地を構えているのは、この迷宮があるからだ。そしてこの迷宮の名は、霊墓アルビオン。この迷宮からは霊石や竜種の牙など魔力を帯びた素材が産出する。現代においては非常に希少なものばかりだ。この産出する素材を管理・使用するため、ロンドンにあるという経緯だ」
「アルビオン…?ハーマイオニー、知ってる?」
「いえ…先生、そのアルビオンって迷宮は、どういうものなんですか?」
エルメロイII世はハーマイオニーの質問に対して、杖を置いて答える。
「このアルビオンは、かつて地上に存在した幻想種…純血竜であるアルビオンが地中で生き絶えた成れの果てだ」
「幻想種?純血竜?今いるドラゴンとは違うの?」
「ああ。ではそこの違いも含めて解説しよう」
純血竜と現代に存在しているドラゴンは有する神秘のランクが異なる。純血竜は竜種における最上位の神秘を有しており、一方現代に存在するドラゴンは雑種竜と呼ばれ、神秘のランクが大きく落ちた存在。だが神秘が落ちようとも、幻想種の最上位である竜種であることに違いはないため、現代の人間よりもはるかに強力であり、魔法使いであったとしても正面から戦うことは難しい。純血竜は、現代に存在するドラゴンの源流とも言える規格外の存在であり、
「そのグランドクラスの竜が、アルビオン」
「時計塔の地下にあるのは、このアルビオンの遺骸。この遺骸は死してなお、残された神秘は現代において重要なもの。むしろこの迷宮があるから時計塔はここを本拠地にしたのだよ」
「だからロンドンに本拠地があるんですね」
「ああ。そして、ここを本拠地にしたのは六世紀頃。この迷宮が発見されてからだな。次に、ロンドンを本拠地にしてからの時計塔についてだが…」
その後しばらく時計塔について講義が続いた。
時計塔の歴史、体制、教育制度、階位等、様々なことをグレイも含めて講義が続く。紅茶と茶菓子がちょうどなくなったところで、時計塔についての講義は完了した。
「以上が時計塔についてだ。さて、ここまでで質問はあるかね」
「とりあえずは、大丈夫だと思います」
「あたしも。グレイは?」
「あ…拙、は……はい」
「あとで復習しておくといい」
それだけ言うと、エルメロイII世は地図を閉じて本棚に戻す。振り返ると、二人に向けて言った。
「さて、二人とも。これから現代魔術科の講義がある。二人は聴講生として参加する予定だったはずだが、相違ないかね」
「ぜ、是非!お願いします!」
ハーマイオニーは嬉しそうに立ち上がる。それを見ていたルーナもエルメロイII世に頷いた。
「そうか。では、聴講生として参加する手筈で。今日の講義は、カバラ数秘術についてだ。二人は数秘術についてどこまで?」
エルメロイII世の質問にルーナとハーマイオニーは首を振る。ホグワーツでは数占いを教えるが、数占いよりもさらに踏み込んだ数秘術までは教えない。二人が知らないのも無理はないだろう。それを予想していたエルメロイII世は資料を取り出し、3人に渡した。
「では、基礎をまとめたこの資料を軽く読んでおくといい。これを読んでおけば、今日の講義も最低限理解はできるはずだ。グレイも前回の講義の復習として読んでおくといい」
エルメロイII世は立ち上がり、講義資料を纏めて鞄に入れると3人を振り返った。
「あまり対応できなくてすまないが、私はこれから講義の準備に入る。講義開始前までに教室にいるように。グレイ、教室はいつもの教室だ。時間までに二人を連れてきてくれ」
「は、はい!」
「では後ほど」
それだけ言ってエルメロイII世は部屋から出て行った。
残されたグレイ達はその背中を見送ると、目を見合わせる。
「時計塔の、エルメロイ先生の授業よね!すっごく楽しみだわ!どんな授業をしてくれるのかしら!」
非常に楽しそうなハーマイオニーの様子にルーナとグレイは笑う。エルメロイII世がホグワーツの授業をしていた時も、このように楽しみにしていた。やはりハーマイオニーにとってエルメロイII世の授業は非常に価値のあるものであり、時計塔の見学に来るまで魅力的なものだったらしい。
「先生の授業、とってもわかりやすいもんね」
「そう!魔法理論というあらゆる分野の基礎になる知識を的確かつわかりやすく解説してくれるし、背景となる知識も本筋の邪魔にならないくらいの量ですっと頭に入るように講義してくれる素晴らしい講義よ!魔法の研究の最先端である時計塔で、エルメロイ先生の授業を聞けるなんて…最高だわ!」
とても楽しそうに語るハーマイオニーを見て、目を見合わせたルーナとグレイは笑う。ルーナもエルメロイII世の授業が有意義かつ最高なものであることは理解しているし、グレイも自分の師匠が褒められて嬉しい。そしてエルメロイII世の授業へここまで心酔しているハーマイオニーの様子が面白くて笑ってしまった。
この様子は、エルメロイ教室古参であるスヴィンに少し近い。また、OBの生徒の中にもこういった心酔している者がいるらしく、ハーマイオニーもエルメロイII世信者の仲間入りをしたんだなとグレイは少し嬉しくなった。
(でも…師匠はどうして…)
今もなおエルメロイII世の授業の素晴らしさを語るハーマイオニーとそんなハーマイオニーを楽しそうに見るルーナを他所に、グレイはエルメロイII世が出て行った扉に目を向ける。
二人は気づいていないが、グレイ視点でエルメロイII世がどこか焦っているように見えたからだ。先日の時計塔本部での講義を休んでいた、との話も聞いているし、次の講義もどうやら時間を少し縮小するとの通知があった。
(…もしかして、聖杯戦争が近いから…)
以前から、エルメロイII世は第五次聖杯戦争への参加を希望していた。そして話に聞いたところ、聖杯戦争の開催が近いらしい。しかし、エルメロイII世はまだ聖杯戦争へ参加することができない。それが焦りを生んでいるのかもしれないとグレイは考えた。
「グレイ?」
ルーナの声でグレイは我に返る。
「どうしたの?」
「あ、いえ…少し、ぼーっとしてしまいました」
「そう?ならいいけど」
「とにかく、講義まで時間がないわ!先生の資料をしっかり読み込んで、講義に臨みましょう!」
テンションが上がっているハーマイオニーの言葉に苦笑しながらもグレイは頷き、二人と共に資料を読んでから講義に向かうのだった。
*
「では、今回の講義は以上となる。課題となるレポートは今配布した内容の通りだ。期日までに提出するように。本日は質問を受け付けられない。質問については、後日に受け付ける。最後に、聴講生のハーマイオニー・グレンジャーとルーナ・ラブグッドは残ってくれ。以上だ」
そう言ってエルメロイII世は荷物を纏める。質問は受けられないと言われたためか、講義を受けていた生徒達は荷物をまとめて出て行く。
残されたグレイとハーマイオニー、ルーナはエルメロイII世のもとへと歩み寄った。そして何故か残っていたフラットも。
「フラット…お前はさっさと出て行け」
「大丈夫ですよ教授!僕がいても話はできるし!」
これは聞かないだろうと諦めたエルメロイII世は、大きくため息を吐きながらハーマイオニー達に向き直る。
「
一応事前の話では全体基礎科の話もあったのだが、全体基礎科の方でうまく都合がつけられなかった。派閥の異なる全体基礎科だが、見学程度なら都合が合えば可能。しかし今回はうまく都合がつく人物がいなかったため、見学は見送りとなった。
「いえ、現代魔術科を見学できたので十分です!時計塔の講義も受けられて…本当に有意義な時間でした!」
尤も、ハーマイオニーからすれば現代魔術科がメインであったため、あまり気にしていなかった。無論、見られるなら見たかったが、できない場合でも気にしない程度だった。
「そうか。君にとって有意義な時間であったのなら何よりだ」
「それで先生…私…」
「ミス・グレンジャー」
ハーマイオニーが何かを言おうとするのをエルメロイII世は遮る。
「君にとって非常に有意義で、将来の参考になったのなら私としても嬉しい限りだ。だが、まだ今日の見学だけで進路を決めるのは早計だ。今日、君が見たものはまだ時計塔のほんの表層にすぎない。本気で時計塔への進学を考えるのであれば、見学ではなくもう少し
そう言ってエルメロイII世はハーマイオニーに一冊の本を手渡す。本は『魔術入門』と記された比較的新しめの本だった。
「ありがとうございます!」
「これを読むことで、また色々聞きたいことも増えてくるだろう。その時は、私にフクロウ便を飛ばすといい。時計塔の現代魔術科に送れば、私に届く」
「わかりました。じゃあ、その時はお願いします」
エルメロイII世は頷くと、次にルーナへ目を向けた。
「ミス・ラブグッド。君にとって今日の見学がどういうものだったかはわからないが、少しでも何か得るものはあったことがあれば嬉しい」
「あたしはハーマイオニーの付き添いとグレイに会いに来ただけだったけど…でも、思ってた以上に楽しかったよ。面白い人もいたしね」
「あ、面白い人ってもしかしてル・シアン君のこと?面白いよね!ルーナちゃんも時計塔入れば、ル・シアン君みたいに面白い人やグレートビッグベン⭐︎ロンドンスターって呼ばれてる先生の講義聞けるからね!面白いと思うよ!」
「黙れ」
「ぐええええええぇぇええ!」
神速の速度ででてきたアイアンクローがフラットの顔面を締め上げる。双子のウィーズリーの
一頻り締め上げられ満身創痍になり、床で痙攣しているフラットを放置してエルメロイII世はルーナに視線を戻す。
「ところで、ミス・ラブグッド。君は少しだけ時計塔について知っていたみたいだが、身内に交流があった人物でもいたのかね?」
「うん。母さんが時計塔の魔術師と少し交流してたって聞いたよ。それでちょっとだけ知ってたの」
「そういうことか。まあ、交流のある魔術師がいてもおかしくはない。ホグワーツのスプラウト先生も
ホグワーツ関係者の中にも時計塔の魔術師と関わりがある者はいる。魔法省の神秘部と時計塔のロードでやり取りをすることもあるらしいし、ルーナの母親が魔術師と関係があったとしても不思議ではない。
「二人が今後、どういう進路を進むかはわからない。だが、私も可能な限り力になる。何かあれば、フクロウ便で連絡をくれ」
「はい!今日はありがとうございました!」
「グレイ、二人を送ってやってくれ。あとついでに、フラットはその辺に捨てて来い。まだ見たい場所があるのであれば、好きに見てくれて構わない。では、私はこれで」
そう言ってエルメロイII世は荷物を持って教室から出て行った。
残された3人もエルメロイII世に続いて教室を出る。この時に完全に伸びていたフラットを適当に捨てて、グレイは二人を連れてスラーを歩いた。
「グレイ、今日はありがとう。とても有意義な一日だったわ」
「いえ。お二人には、ホグワーツでとても良くしていただいたので」
ハーマイオニーの言葉にグレイは微笑みながら答える。同じ寮であったルーナはもちろん、ハーマイオニーにも色々と世話になった。魔法の勉強において大きく遅れているグレイにとって、ハーマイオニーの献身は非常にありがたいものだったから。そしてハーマイオニーも、ロンのように勉強に対して不真面目な者に勉強を教えるよりも、グレイのように苦心しながらも真面目に取り組む者の方が教えるモチベーションが上がる。そのため、ハーマイオニーからすればグレイに勉強を教えることは全く苦ではなかった。
「いいのよ。グレイはとても真面目に勉強してくれたから。それに、大体はルーナとジニーが教えてくれたもの。私がやったことは補足程度よ」
「友達と一緒に勉強できたから楽しかったよ」
「お二人には、本当にお世話になりました」
同年代の友人と言える二人に会えたことはグレイにとっても嬉しいこと。ただ二人は時計塔の生徒ではないため、グレイがホグワーツに行かないと会うことができないということを少し寂しく思った。
「今日の見学はどうでしたか?」
「とても有意義だったわ!魔法を研究する魔術の分野を少し知ることができて、より興味が湧いたわ。ただ…先生の話だと私はまだ魔術についてほとんど知らない。さすがに今日だけで進路を決めることはできないわね」
「面白かったよ。ホグワーツとは違う魔法使いの学校が、こういうマグル社会にあるっていうのも新鮮だった。魔術も含めて、あたしには向いてなさそうだけど」
やはり魔法族の中で生きてきたルーナには新鮮であるが、マグル社会にある時計塔は馴染みがないらしい。それにルーナはハーマイオニーほど勉強熱心ではない。今日も一番の目的はグレイに会うことであったため、予想はしていたがやはり魔術の道は自分には向いていないと改めて思ったらしい。
「お二人のお力になれたのならよかったです。それに、お二人に会えて、拙は嬉しかったので」
「あたしも!来年グレイがホグワーツにいないのはちょっと寂しいけどね」
「そうね。ダンブルドア軍団でもグレイとはたくさんお話ししたし、いてくれたら嬉しかったんだけど…そうもいかないものね」
「はい。でも、またお会いすることはできます」
そうこうしているうちに、スラーのエントランスまで戻ってくる。ルーナとハーマイオニーは扉の前に立つと、グレイに向き直った。
「じゃあグレイ、今日はありがとう」
「会えてよかった。また会おうね、グレイ」
「はい。お気をつけてお帰りください」
「またね」
そう言ってルーナとハーマイオニーは手を振りながら帰っていった。その背中が見えなくなるまで手を振って見送ると、グレイはエルメロイII世の私室へと足を向ける。
「師匠、グレイです」
「入れ」
扉の向こうから聞こえた声に安心しつつ、グレイは扉を開く。エルメロイII世は何かの書類に向き合っていた。
「二人は戻ったかね」
「はい」
「そうか。一日、ご苦労だった」
エルメロイII世はペンを置くと葉巻に火をつける。煙を吸い込むと、やや疲れたように息を吐き出した。
そんなエルメロイII世の様子を見て、グレイは感じていた違和感を口にした。
「……師匠、どうかしたんですか?」
「…何がだね」
「どこか焦っていらっしゃるような。時計塔本部での講義を休まれたり、こちらでの講義の時間を縮小したり…何か気掛かりでもあるのかと」
グレイの問いかけにエルメロイII世は答えない。ただじっと、グレイを見つめるだけ。
「…もしかして、第五次聖杯戦争が近いから…」
「違う!」
叫ぶエルメロイII世の声にグレイはビクッと体を震わせた。同時に、今の自分に言うつもりはないのかもしれないと考え直し、立ち上がった。
「すみません。では、陽が落ちてから戻ります」
そう言って扉に手をかけた瞬間、エルメロイII世が口を開く。
「…待ってくれ」
振り返った時、グレイの目に映ったエルメロイII世の顔は悲痛に歪んでいた。
「師匠?」
「………すまなかった。正直に言う。私にとって最も大切なものを盗まれた」
「それ、は…」
「とある英霊の聖遺物だ」
エルメロイII世の言葉にグレイは驚いたように目を見開く。
「な、んで…」
狼狽えるグレイを横目に、エルメロイII世は立ち上がり本棚の本を何冊か抜き取る。するとその先には金庫の扉が鎮座していた。
「普段はロンドンの時計塔本部で保管しているんだが、イゼルマでの一件から場所をこちらに移していた。聖杯戦争も近くなってきた以上、なるべく身近なところで管理しておきたくてな。
エルメロイII世が金庫の扉を開く。そこには聖遺物はなく、一枚の封筒が置かれていた。
「だが数日前確認した際には聖遺物はなく、代わりにこの封筒が置かれていた」
グレイはエルメロイII世から封筒を受け取る。封筒には『
「これは…」
「魔眼蒐集列車。その名の通りありとあらゆる魔眼を蒐集し、ヨーロッパの森を走り続けるとかいう代物でな。年に一度のこれぞという魔眼をお披露目してオークションを行うんだ」
「オークション?オークションということは、魔眼をコレクションしたい方がそんなにいらっしゃるんですか?」
「もちろん純粋な研究対象として求める向きもあるが、もっと特別な意味がある。あそこは、魔眼を確実に移植することができる唯一の場所だ」
「移植⁈」
「文字通り、移植だ。元来、魔眼は本人に根付いているもので、摘出するだけでも至難の業だが、あの魔眼蒐集列車は例外だ。科学的な免疫機構やその他様々な問題を無視して摘出どころか移植なんて離れ業を確実にやってのける」
エルメロイII世は葉巻に火をつけながら、魔眼に関する講義をグレイに施す。グレイは言っていることの半分も理解できなかったが、見ることは原初の魔術であり、遠くに存在する宙の瞳に近づくために魔術も科学も少しでもその有り様に近づこうとしていることは理解できた。
「……さて、ここまで述べた上で、時計塔で言う魔眼にはいくつかランクがある。ごく簡易的な魔眼であれば制作できなくはない。しかし、真正の魔眼…生来の魔眼でもとりわけ強大なノウブルカラーを確実に摘出、移植をやってのける場所は魔眼蒐集列車をおいてほかない。魔眼の希少さと移植の成功率を鑑みると、バルトメロイやトランベリオですら二の足を踏む。強大な魔眼を移植するというのは、それほどまで難易度が高い。ある意味、嵐やマグマを切り離して他人の体に封じ込めるようなものだ。そのオークションも、蒼崎橙子によって一度台無しにされたらしいがな」
イゼルマで遭遇した魔術師、蒼崎橙子。冠位という最高峰の階位を獲得した世界でも指折りの魔術師。その蒼崎橙子がかつて魔眼蒐集列車のオークションを台無しにしたという話だった。
グレイはその話を聞いて、なるほどと納得する。あれほど破天荒な人物なら、それくらいのことをしてもおかしくはないだろう。
「あの人なら、やりかねないかと」
「だろうな。だが、冠位の魔術師でもない限り手に負えないような場所だ。だが、それでも行くしかない」
エルメロイII世はグレイに視線を向けた。
「グレイ、私と共に魔眼蒐集列車に行ってくれないか」
エルメロイII世と盗まれた聖遺物の英霊がどんな関係だったのかはよく知らない。だがエルメロイII世が大事なものだと言い、そのために自分を頼ってくれたのなら、グレイの答えは決まっていた。
「もちろんです、師匠」
「……ありがとう、レディ」
グレイの返事にエルメロイII世の表情が少しだけ和らぎ、その表情を見てグレイも顔を綻ばせるのだった。
Q.ルーナの母親って時計塔にいたの?
A.在籍はしてませんが、研究関連で少し交流があったそうです。交流があったのは君主ではなく一介の魔術師。
Q.ホグワーツで教師をしている人やその他ハリポタシリーズの登場人物で時計塔と関わりがあった人っている?
A.ダンブルドアとニュートが
Q.シリウスの受けた呪詛って解呪できるの?
A.現代魔術師では、魔術回路除去以外では不可能です。神代の魔術師であるメディアやアスクレピオスあたりも可能。メディアさんなら宝具を使わずに解除できます。
Q.ハリーは今どうしてるの?
A.高頻度で聖マンゴに足を運んでシリウスのお見舞いをして、その度に自己嫌悪に駆られています。原作謎のプリンス開始直後よりも遥かにメンタル的には悪い状態です。学校が始まったら多少回復するかも。
ロード・エルメロイII世
ハーマイオニーとルーナを案内。ハーマイオニーが魔法の研究に興味を持ったこと自体は特に何も思っていないが、彼女の正義感や性格を考えると時計塔には向かないと思っている。
グレイ
二人に会えて嬉しい。
ハーマイオニー・グレンジャー
見学して研究に興味が湧いた。ただ、現代魔術科以外は向いてないことはエルメロイII世の言葉で薄々察している。今のところ作者は所属させる気は無い。
ルーナ・ラブグッド
グレイに会いたいからついてきた。時計塔にはそれなりに興味はあるが、根源への研究に対してそこまで熱心になれる気がしないためホグワーツを卒業しても所属はしない。
フラット・エスカルドス
スヴィン・グラシュエート
グレイ大好きっ子。この時点でもう
私の冠位アサシンはグレイになりました。
相性?知らんな。フレンドさんの冠位アサシンでどうとでもなる(他力本願)
次回は…魔眼蒐集列車のつもりです。
ただ、魔眼蒐集列車のプロットが結構がっつりホグワーツ・レガシー要素を加えないとできないものになってしまいました。感想欄で結構レガシーについて触れてる方が多かったので大丈夫だとは思いますが、一応アンケート取ります。あまりにもレガシー要素反対意見があった場合は作り直します。
ご了承ください。
現時点では、魔眼蒐集列車→謎のプリンス本編の予定ですが、章管理としては『謎のプリンス』で一括にするつもりです。
レガシー要素
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あり
-
なし