私のモチベーションに繋がりますので…笑
「パンツルック!?ダメだよはやてちゃん!せっかくのデートなのにそんな格好で行くなんて!」
「いや、なのはちゃん…。デートじゃーないよ?」
「スカートと合わせるなら…、はやてはスタイルもいいしこれなんてどう?」
「フェイトちゃんそれ露出高すぎやあらへん?北半球モロだしとか…」
結論。
ばれました。
ゴロゴロと至福の時間を過ごしていたわけですが、突如開け放たれた扉に私は驚きフローリングにキスをすると言う自体に陥りました。
そんな事になった元凶は今私を着せ替え人形にしている二人でありまして、まぁサーチャーで全部見られてたっちゅー訳です。何故気がつかなかった私は…!
浮かれすぎて恥ずかしくなる…
それからどれ位時間が過ぎただろうか、窓からは夕陽が差し込みカラスが鳴いている。
カラスが鳴いたら帰るんやで…
なんて考えが伝わったのか二人は私の服を選び終え、満足そうに帰って行った。
「全く…、大きなお世話やねん」
二人の気遣いに苦笑しながらも、選んでくれた服を見る。
露出も少なく、大人しめな服。下はスカートで女性らしさをアピールしていくスタイル。らしい…
「二人とも私のことよりも自分の事を考えればええのに…」
何てことは当然二人には言えない。特にフェイトちゃんには絶対言えない…
遊んでいたわけではないが、溜まってしまった仕事を片付けなければならない。
デスクに向かい、書類を整理していると彼からメールが届いた。
『夜分に失礼します。もしかして起こしてしまったでしょうか?』
ふと、時計を確認するともう日を跨いでいた。
律儀に挨拶から始まる彼のメールの続きを読む
『待ち合わせの件は大丈夫です。
時間の指定がありませんでしたが昼頃でよろしいですか?
個人的な意見で申し訳ないのですが、評判のお店に行ってみたいので、宜しければ八神さんも御一緒しませんか?』
「完璧にデートやこれ!」
ひゃっほい!と携帯を手放しながらクルクルと回る。
お昼に待ち合わせして、ご飯食べる。これはもうデートに違いない。
とても短絡的な思考ではあるが、私の中ではデートに決まった。
ただ一つだけ、とても気がかりなことがある。
ーー返事は、少し考えさせてもらえませんか?
私はまだ、告白の返事をもらっていない。
流れからして、出掛け終わった時にでも、恐らく返事をするのだろう。
もしも、もしも振られてしまったら?
(まぁそん時はそん時やなー)
そんな考えを頭を振って払う。
初恋なのだ、人生に一度だけの経験なのだ…。
初恋は実らないとは良く言われている。だからといって簡単に諦められる程私の初恋は簡単ではない…
でも、それでも心の何処かでは…
不安に胸が押しつぶされそうになる。誰かを好きになることがこんなにもくるしいものだなんて知らなかった
「神楽さんに初めてのことを教えてもらってばかりや」
不安でもあり楽しみでもある明日のデート。
申し訳ないが返信は朝方に送ることにして、今日はもう寝るとしよう
あっという間にデートの当日となった。
まぁ一日なんて直ぐに過ぎるもの、昨日もなんら変わりなく過ぎて行き、時間はそろそろ午後の12時になる頃である。
二人がコーディネートしてくれた服に身を包み、待ち合わせ場所に向かうと
(おった!)
見る人が見れば地味であろう服に身を包み、銅像前で時間を確認している彼を見つけた。
心臓がとても早く動く。
あぁ、やはり私は彼のことが好きなのだ。改めて感じたその気持ちに嬉しくなる。
はやる気持ちを抑えながら「神楽さん」と声をかけ階段を下り
「「あ」」
盛大に転けた。
「いったいなぁー…」
盛大に転けてしまい、痛みが余り無いことに気がつく。
はて?何か下敷きにしている気がする。
何かに触れている右手を動かすと何やら柔らかな感触?なんやろこれ?右手に視線を落とすと股の…付け根?
まさか!と思い正面を見ると
「あーその…、大丈夫ですか八神さん」
彼が私のスカートの中に頭を突っ込む形で、彼が喋る度に息がかかりくすぐったく……え?
スカートの中に?頭を?神楽さんが?頭のスカートの中の
「え?」
真っ赤に、これでもかと言う程真っ赤に顔が染まっていく
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
慌てて神楽さんから立ち上がる。
立ち上がる際に右手でナニかを少し押してしまった気がするがそれどころではない。
だから、敢えて叫ばせてもらおうか…
「こんなんトラブルやなくてTo LOVE○や!」
神様ってやつは本当にいじわるやー!!