コロンビーナゲットしたんで久々に原神やってるんですが、原神と崩壊3rdのネタとか一部設定を取り得たら面白いだろうか?
無関係と言いたいが言い切れないほどにタイミングよく突撃した報道員。
ほぼ三か所同時襲撃と言う事態となった雄英高校は、今後の対策を考慮するがために一時休校。
教師らは恐らく警察含め、厳重警戒態勢の会議を開き行っているであろう。
また生徒らは外出中に襲撃を受ける可能性もあるため、休校が終わるまでの間外出禁止を言い渡されている。
故に自宅にて待機中である出久は一人、洗面所にて自身の顔を見ていた。
だが水で顔を洗ったからか濡れているその顔の目元には、隈が出来ている。
「(結局一睡もできなかった……)」
その理由は睡眠不足。
さらに深掘れば原因はまさに襲撃時に自身の脳に、感覚に流れ込んだ記憶のようなものだろう。
瞼を閉じさせ眠り夢へと向かおうとすれば必ず、歪で断片的でノイズ塗れの記憶が映し出され、最終的に黄金の液体に塗り潰され、現実へ強制的に引き戻されてしまう。
故に出久は睡眠が出来ずにいた。
そして抱え込んでしまう癖がある彼はそれを誰にも話していない。
母である引子にも、キャストリスにも、キュレネにも…ホタルにもだ。
「出久さん、大丈夫ですか?」
「ッ! キャ、キャストリスさん……」
出久は顔を拭き、洗面所から出れば待ち構えていたのかキャストリスが立っており、思わずと驚いた。
ちなみにホタル同様キャストリス、さらにキュレネも
無論、引子が一緒に買いに行ったものだ。
「ホタルさんもですが、お二人とも、あの戦いから様子がおかしいです」
「そ、そうかな……」
「睡眠を取る際、私は出久さんの中にいます。なので眠れていないのは既に分かっています」
「……」
そうだったと、出久は完全に盲点な部分を指摘され俯いてしまう。
されど彼女たちが流れ来る謎の記憶のようなものを指摘しないのを見るに、見えているのは己自身と思う出久は「危うくなる前には言うよ」と言い、リビングへと向かう。
そんな後ろ姿を見つめるキャストリスは思わずにはいられなかった。
「(やはり……出久さんの雰囲気はどこか、『ファイノン』様を彷彿とさせるように、似ています……)」
キャストリスから見て出久の後ろ姿は、元の世界にて共に戦った『救世主』の後ろ姿と重なっていた。
だがそんな彼女は気づかない。
——◆——
単身赴任故で滅多に帰国・帰宅することのない父、久の元自室。
今ではホタルの自室となり、共有用としてキュレネとキャストリスの私物が置いてあるそこに、ホタルはホログラムにて姿を現している人物と会話を行っていた。
『ふ~ん、自分の過去とは違う、異なる焦土ねぇ……』
「うん…黒いフードの、あたしたちと同じように召喚された人物の刃を貫かれた瞬間起こったの。あたしは眠れないし、夢を見ないからそこまで頻繁じゃないけど……多分イズクは違う」
『彼は普通に眠るし、
「うん……最近のイズク、ずっと思い詰めてるような感じがして、夜になっても寝付けてないみたいだし」
相手は銀狼。
昨日の襲撃にて自身と出久の身に起きたことを報告していた。
自身よりも速く、そして長くこの世界にいる者たちであればわかることもあるだろう。
何より情報を入手すればこちらから攻め入ることも可能になる。
しかしと、今は情報提供が優先であり、回復も大事なことだ。
故に今、ホタルたちは自宅にておとなしく待機を続行している。
『そういうホタルは大丈夫なの?』
「……大丈夫だよ。どっちかというとイズクの心配が大きいって感じかな」
『っそ。ホタルって意外と出久と似てるからね? 自分が傷つくことに躊躇がないところとか』
「そ、そうかな?」
自己犠牲。
改めてみれば、彼らは形や結果はどうであれ、どこか似ている節がある者もいればない者いるだろう。
その中でもホタルはかつて、夢から覚めるために死を受け入れたこともある。
生きたいと願い、そのために死へ向かう精神性はまさに壊滅だろう。
自己犠牲の精神性を根っから持ち、それがもはや原動力とも言える出久とは、どこか似ているのだろう。
『そうだよ。それじゃあその人物のこととかはこっちでも調べるから、くれぐれも取られないように気を付けなよ~』
「ッ!? ぎ、銀狼!? 何言って——……切れちゃった」
最後の最後に物申したいことを言われたが、既にホログラムは途切れ、会話は不可能になった。
端末で連絡を入れても返信は既読無視されるのが見える。
故にホタルは、ベッドの上でのたうち回るしかなかった。
——◆——
長いようで短く、それでも長くとも感じられる真夜。咲き誇る花々の如く多く煌めき暗き点を小さく照らし表す星々。
向かうは一面広がる海に一つ浮かぶ人工島、否——都市。
列車は高度を下げれば人工都市を囲いし外壁の一つが感知し、一部を開き地下への入り口を開かせる。
列車は迷うことなくその入口へと入り、線路へと乗りながら速度を落とし止まろうとしていた。
やがて列車は完全に入り、外壁は元に戻る。
そして列車は地下の駅らしき場所にて停車した。
すれば駅に躊躇なく歩み寄るものが者が、
その天才二人は静かに列車を見つめる。
すれば次の瞬間、列車の出入り口は解放されるように開き、そこから一人の少女が下車し姿を現す。
「……んで、今回の収穫はあったのかしら?
「ゴミならたくさん集められたんだけど……
天才が問いかけ、その問いに答える下車した人物。
その者は灰色のセミロングを持ち、白いシャツの上には大きなフードが付いた黒いジャケットを羽織る少女である。
「やはり一筋縄ではいかないようです。ですが無理もないでしょう。
「けどこの間、やっと尻尾を出し始めたのも事実。西側の最難関である英雄育成場……雄英に襲撃してきたという情報は確かにあったのだから」
「そしてそこに、
「それも一理あるけど、毎年西の雄英には必ず『女皇』が見物に来るんですもの。それに今回のはこれまでと違って最年少に注目が集まってる。自身の法を使ってでも引き入れる可能性は十分あるわ」
天才たちは先のことも含め会話する。
それを灰色の少女は少しばかり険しい表情を露にしながら、頭部を掻いていた。
「あんたはどうするのかしら? お子ちゃま。あんたは片割れの接触と例の子との接触、どちらもしたいんでしょ?」
「そうしたいけど、体育祭開催時には同時期にある事件が起きるから、私はそっちの対応をしたいな」
「へぇ……何の対応をするのかな?」
「——
・お子ちゃま
夜空を駆け巡る列車か降りた、ゴミを集めたという灰色髪の女性。
ある二人と接触を試みているものの今回も失敗に終わってしまう。
誰もが知りあちら側では最も大きな役目を背負っている存在でもあるが、それを知る人たちから見れば、どこか雰囲気が多少なりと異なるみたいだ…。
・天才の一人(魔女)
人工島(都市)に居座る天才の一人。
超常世界のこともいろいろと知っている様子。
この間襲撃されたばかりの情報すらも入手している。
・天才の一人(機械顔)
人工島(都市)に居座る天才の一人。
超常世界の情報を多く入手しているなど、魔女と同じく知っている様子。
壊滅が起こるは一か所だけとは限りません。
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