俺達はバスに乗りながら、学校で何がやるかを話していた
「俺は生徒会に入ってみたいな、何か恩恵が有ると思わないか?」
「だがトラブルが多そうじゃないか?」
「それが生徒会の仕事でしょ!清隆もどう?」
「遠慮しておく面倒臭そうだしな」
「そっか〜モテるとおもうんだけどなあ…」
自慢だが今世の黒崎誠の顔はかなりイケメンなので多少クサイ台詞を言っても許されると言う事だ、顔が良いとメリットしかない
「そこの君、お婆さんが困っているのが見えないの?」
お、始まったか。これはたしかOLの人が高円寺にお婆さんに席を譲れと偉そうに言うイベントだったけな
これに関しては義務ではなく努力義務なのでそこまで強く言う必要はないと思うんだけどな…
ま、このOLさんと会うのも最初で最後だろうしとやかく言わないけどね。
「皆さん、少しだけ私の話を聞いてください。どなたかお婆さんに席を譲ってはあげて貰えないでしょうか?誰でも良いんです、お願いします」
あれは中学校のクラスを承認欲求で壊滅させたと言われている
櫛田桔梗さんですね、この行動も承認欲求を満たす目的でやったんだろうけど「やらない善よりやる偽善」って言うからね
あの傲慢なOLさんより断然良いことしてると思う
ではその偽善に俺もあやかるとしよう
「此処どうぞ、お婆さん。端っこで狭いですが」
「良いのかい?有り難いねぇ」
「いえいえ、そっちの女の子も有り難う。俺一人じゃ言い出せる勇気が無かったからさ」
「私はちょっと喋っただけだよ、譲ってくれてありがとね」
こう見るとマジで良い子だな…裏櫛田さんも好きだよ!
それから程なくしてバスは目的地に着き俺達はバスから降りた
「俺は早めに教室に行くけど清隆はどうする?」
「ちょっと緊張しててな、先に行っててくれ」
「分かった、待ってるぞ」
ちょっと歩いて俺はクラス表が張り出されているエントランスに行った
「…計画通り」
俺はメインキャラクターが多いクラスに入りたかったためわざと面接の対応やテストの結果を悪くしたのだ
その結果、清隆と同じクラスのDクラスに入れたと言う事だ
俺的には三馬鹿も結構好意的に思っている。
確かに暴力的な所や空気が読めないなどマイナス面はあるが
ああいう悪友が高校生活には必要だからだ
…おっと、ボーッとしすぎたようだ。
サッサとDクラスに行こう
……にしても監視カメラ多いな!?人によっては気分悪くなるだろこれ…ちょっと時間もあるしエントランスで配布されてた地図に監視カメラがある所を記しておくか…
ちょっと遠くまで行き過ぎたな、これ以上は諦めてDクラスに行こう
「おいそこのお前、何をしている」
「へ?」
やべ、マヌケみてぇな声でた。もしかしてここ立ち入り禁止区域だったか?
ビビリながら声が聞こえた方へ振り返ると眼鏡をかけた男と
髪を二つのお団子にしている女がいた
(堀北会長さんとその信徒の橘さんか…ちょっと有能アピールしとくか)
「少し気になった事があったので散歩してただけですよ」
「ほう、何が気になったんだ。言ってみろ」
「では、失礼して…この学校はありとあらゆる所に監視カメラがありますよね?普通の学校でも監視カメラは有りますがここまでの数は異常なのでね。後で役に立つかと思い地図に監視カメラの場所を記していたんですよ」
「す、すごい…まだこの学校に来て1時間も経っていないのに」
「あ、やっぱ何があるんですね」「あ!!」
「…」「す、すみません会長」
「…名前とクラスは?」
「黒崎誠です。クラスはDです」
「そうか黒崎。入学式が終わったら生徒会に来るがいい。歓迎してやる」
ヨッシャ!!これは生徒会確定演出だろ!!先ずは第1段階だな
「有難うございます。行かせていただきます」
「ああ、後でな」「また会いましょう!」
「はい、では」
急いでDクラスに行かなくては!
やばいなぁ…確実に遅刻したこういう時はヘラヘラしてるのが一番駄目だ。誠心誠意謝ろう
「すいません!遅れました!!」
俺が大声で謝りながら入口を開けたので教室にいる全ての人が
注目してしまった
「はぁ…黒崎、早く席に着け」
「はい…」
あぁ…やっぱりクスクス笑われてるよ。兄北許すまじ…
「さて気を取り直して、今から配る学生証カード。それを使い、敷地内にあるすべての施設を利用したり、売店などで商品を購入することが出来るようになっている。クレジットカードのようなものだな。ただし、ポイントを消費することになるので注意が必要だ。学校内においてこのポイントで買えないものはない。学校の敷地内にあるものなら、何でも購入可能だ」
「施設では機械にこの学生証を通すか、提示することで使用可能だ。使い方はシンプルだから迷うことはないだろう。それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになっている。お前たち全員、平等に10万ポイントが既に支給されているはずだ。なお、1ポイントにつき1円の価値がある。それ以上の説明は不要だろう」
普通の人だったら浮かれるだけだろうな、前世の俺もそうなる
こういう時に原作知識があって良かったな…
「ポイントの支給額が多いことに驚いたか? この学校は実力で生徒を測る。入学を果たしたお前たちには、それだけの価値と可能性がある。そのことに対する評価みたいなものだ。遠慮することなく使え。ただし、このポイントは卒業後には全て学校側が回収することになっている。現金化したりなんてことは出来ないから、ポイントを貯めても得は無いぞ。振り込まれた後、ポイントをどう使おうがお前たちの自由だ。好きに使ってくれ。仮にポイントを使う必要が無いと思った者は誰かに譲渡しても構わない。だが、無理やりカツアゲするような真似だけはするなよ? 学校はいじめ問題にだけは敏感だからな、何が質問はあるか?」
いっちょここで汚名返上と行きますか
「はい」 「黒崎か、何だ」
おい茶柱先生、そのがっかりした顔やめろ。確かに初日から遅刻する奴に期待はしないだろうが教師失格だろ
「この10万ポイントは自分の評価と言われましたね。と、いうことは私の行動でポイントは変動するのでしょうか?」
「…ふっ、10万ポイントあってそれでも足りないか?」
「質問に答えてもらって宜しいでしょうか」
「答えれないと言っておこうか。他に質問は?…無いようだな」
そう言い茶柱先生は出ていった。ま、初日しては印象付けれただろう
「随分と遅かったな、先に行ったんじゃなかったのか?」
隣の席の清隆が聞いてくる
「スマン、ちょっと気になることがあってな」
「…驚いたわ、あなたに友達が居たのね」
「えっと…そこの女の子は清隆の友達か?」
「いや、堀北とはちょっと喋ったが取り合ってくれなくてな」
「へぇ、堀北さんって言うんだ。俺は黒崎誠だ宜しく」
「勝手に私の名前を言わないでくれるかしら」
「…すまん」「ま、宜しく」
初期堀北ってマジでコミュニケーション能力皆無だな…兄北さんの方が喋ってくれたけどな
「皆、少し話を聞いて貰もらってもいいかな?」
平田が場を回してくれるの正直ありがたい
「僕らは今日から同じクラスで過ごすことになる。だから今から自発的に自己紹介を行って、一日も早く皆が友達になれたらと思うんだ。入学式まで時間もあるし、どうかな?」
「賛成ー! 私たち、まだみんなの名前とか、全然分からないし」
ビンタの人だ、あんまりこの人の事知らないな。まあこれから知れば良いだけか
「僕の名前は平田洋介。中学では普通に洋介って呼ばれることが多かったから、気軽に下の名前で呼んで欲しい。趣味はスポーツ全般だけど、特にサッカーが好きで、この学校でも、サッカーをするつもりなんだ。よろしく」
好青年って感じだな、清隆もこんな感じで自己紹介できたら良いな!
俺の番まで時間有りそうだし清隆と堀北さんと喋るか
「清隆と堀北さん…あれ?堀北さんは?」
「堀北なら赤髪の生徒の後で出てったぞ」
「あ、そう」
堀北が須藤レベルに見えてくるな…
「えーっと、次の人───そこの君、お願いできるかな?」
俺の番か、フレンドリーって感じの印象にするか
「俺の名前は黒崎誠。好きな事は読書とゲーム、是非是非友達になって欲しい。運動が得意だから力仕事は任せてくれ」
「よろしく〜」
「友達になろ〜」
「あいつとは心の友になれそうだな」
よし、まあまあ良かったんじゃないか?
一人変なの混じってたけど
「黒崎くんありがとう。じゃあ次は隣の君、お願い」
遂に清隆か…頑張れここを乗り越えれば陽キャの仲間入りだ!
「えー……えっと、綾小路清隆です。その、えー……得意なことは特にありませんが、皆と仲良くなれるよう頑張りますので、えー、よろしくお願いします」
うん、まあ…ドンマイ
高度育成高等学校データベース
氏名 黒崎誠 (くろさきまこと)
誕生日10月7日
身長185cm
体重78kg
評価
学力 C−
知力 C−
判断力 C−
身体能力 A+(測定不能)
協調性 C+
面接官からのコメント
身体能力が高度育成高等学校初の測定不能を叩き出した
それ以外の能力が低いがそれを覆す程の身体能力を加味し、Aクラスの配属が妥当だと判断する
追記
追加情報の幼稚園から中学校までの情報が無い事からAクラスの配属からDクラスに変更する
最後のデータベースが少し違和感があるかもしれません。
1話、一万字とか書いている人には尊敬しかありません
では、また次回お会いしましょう
実際ヒロインどうする?詳細は次回募集します(参考に致します)
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一人
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ハーレム
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なし