ようこそ青春&筋肉至上主義者が居る教室へ   作:ドラゴンから

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久し振りに3000文字ぐらい書けました


仕事と水泳

南雲先輩(パツキンモンキー)の初対面から数日後、俺は生徒会の仕事に勤しんでいた

 

「黒崎くん例の書類は出来ましたか?」

 

「はい、1時間前位に完成しました。どうぞ」

 

「黒崎が生徒会に入ってからこっちにくる仕事が減った、礼を言うぞ」

 

「いえいえこれも仕事ですから」

 

「チッ、スカした野郎だ」「何か言いました?」

 

「何でもねえよ」

 

生徒会の先輩からは可愛がられ(1名を除く)学校生活を楽しんでいた。

 

原作では壊滅的だったDクラスの様子も山内と池は櫛田さんにアピールする為に真面目に授業を受けているし、須藤は時々うたた寝をしているが想定の範囲内だ。

 

このまま行けばC、いやBクラスも夢じゃない、と思いながら書類作業をしているとパツキンモンキーからお声が掛かった

 

「おい黒崎、生徒から木の下で寝ながらブツブツ言っている女子生徒がいると通報があった。行け」

 

「何で俺が行くんですか?まだ1週間しか経ってませんが…」

 

「お前は堀北先輩がスカウトしてきた期待の新人だからな。これくらい出来るだろ?」

 

絶対自分がサボりたいだけだろ…一分間だけ法律と校則無効にしてくんないかな、ボコボコにして手下にしてやりたい。

 

「…分かりました、その代わりと言ってはなんですがそのまま直帰していいですか?」

 

「ああ良いぞ、しっかりやって来いよ」

 

サボりの分際で偉そうに…絶対失脚させてやるからな!…清隆が

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通報によるとここだな、にしてもその生徒は一体誰だろうか…

 

寝ながらブツブツ言ってる女子生徒か…人目がある所で悪口言ってる櫛田さんとかか?…そこまで隙は無いか。

 

「3.14159 26535 89793…」

 

円周率言いながら寝てる…マジで居たんだ…見たことない顔だな、メインキャラではないのか?正直めちゃくちゃタイプだ。

 

「あの〜すみません、何をしていらっしゃるんですか?」

 

「世界の真理と円周率の真理について考えていました。貴方の名前と考えは?」

 

「えっと…1年Dクラスの黒崎誠です、真理については人それぞれだと思います…」

 

「ふむ、中々良い考えをしていますね。申し遅れました私の名前は森下藍です」

 

聞いたこと無いな…俺が知っている情報は1年生編の前半ぐらいだから知らないんだよな。

 

だがモブキャラって訳じゃないだろう、顔が良すぎるし何か不思議ちゃんって感じだからだ

 

「黒崎誠貴方は何故私に話しかけて来たのですか?」

 

「実は生徒会に不審な女子生徒が居るという情報が来まして…それで対応する事になったんですが、もう大丈夫そうですね」

 

「ちょっと待って下さい黒崎誠、もう少し有意義なコンビニの使い方等について議論しませんか?」

 

「す、すみません今日はちょっと疲れてまして(先輩からのイビリが原因)代わりに連絡先を交換しませんか?好きな時にラインでも送って下さい」

 

「分かりました、それで勘弁してあげましょう。ではまたお昼寝でもしましょう」

 

「(言ってることがコロコロ変わるな…)はい、じゃあまた」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全然寝れなかった、何時でも良いとは言ったけど深夜2時は流石に違うだろ…デリカシーとか無いんか?

 

 

 

「おはよう山内!」

 

「おはよう池!」

 

「いやあー授業が楽しみ過ぎて目が冴えちゃってさー」

 

「なはは。この学校は最高だよな、まさかこの時期から水泳があるなんてさ! 水泳って言ったら、女の子! 女の子と言えばスク水だよな!」

 

 

ああ、もう1週間も経ったのか…水泳の授業イベントか。

こういう馬鹿騒ぎも高校生には必要だよな…ちょっとオープン過ぎるけどね。

 

「綾小路に黒崎〜お前らもこっちこいよ〜」

 

あそこ(地獄)に行ったら俺の高校生活が終了しちまうよ!

誰が行くか誰が!

 

 

「えーっと……じゃあ、参加しようかな」

 

ああ…終わったな…アイツの青春…まあ…頑張れ

 

「貴方は行かないの?」

 

「いや流石にあそこに行ったら女子からの好感度終わるからね」

 

「…少しは常識がある人が居るようね」

 

まあ、女子にモテたい人だったら行かないだろうな

 

 

 

 

 

 

さて、時は少し進んで水泳の時間となった

 

「うひゃあ、やっぱこの学校はすげぇなぁ! 街のプールより 凄いんじゃね?」

 

「女子は? 女子はまだなのかっ?」

 

「着替えに時間かかるからまだだろ」

 

「なあ、もし俺が血迷って女子更衣室に飛び込んだらどうなるかな?」

 

「生徒会所属のこの俺がしっかりと書類送検してあげるよ」

 

「そういえばコイツ風紀守る側だった!」

 

 

 

遠くで準備体操でもしておくか、これ以上猥談に巻き込まれたら俺も山内と同類だと思われる。

 

 

 

 

 

 

…ふう、結構体が温まってきたな。女子も来たようだしそろそろ近づくか

 

 

「綾小路くん、何か運動してた?」

 

「え? いや、別に。自慢じゃないが中学は帰宅部だったぞ」

 

「それにしては……前腕の発達とか、背中の筋肉とか、普通じゃないけど」

 

「両親から恵まれた 身体貰っただけじゃないか?」

 

「とてもそれだけが理由とは思えない」

 

「お前はアレか? 筋肉フェチか? 言いきれるのか? 命賭かけるか?」

 

「そこまで否定するなら、信じるけれど……」

 

「俺なんかより誠の方が凄いぞ、女子が好きな細マッチョだぞ」

 

「…確かに黒崎くんもかなり凄いわね」

 

「褒めてくれてありがと、堀北さん!身体能力だったら誰にも負けないっていう自信はあるからね。この水泳でも1位を取るよ」

 

「確かに貴方だったら取れるかもね」

 

おお、堀北がちょっとデレた。初期堀北がデレる所なんて希少ですからね、サービスショットってやつだな

 

「よーしお前ら集合しろー、見学者は16人か。随分と多いようだが、まぁいいだろう」

 

「早速だが、準備体操をしたら実力が見たい。泳いでもらうぞ」

 

「あの先生、俺あんまり泳げないんですけど……」

 

「俺が担当するからには、必ず夏までに泳げるようにしてやる。安心しろ」

 

「別に無理して泳げるようにならなくてもいいですよ。どうせ海なんていかないし」

 

「そうはいかん。今はどれだけ苦手でも構わんが、克服はさせる。泳げるようになっておけば、必ず後で役に立つ。必ず、な」

 

ここがあのイベントの伏線か…ちょっと勘が良ければ気づくぐらい分かりやすいな

 

先ずは練習で泳ぐ事になった、本番の為に体力を残しておく為に力を抜いて泳ぐ事にした。結果は24秒程だった

 

「黒崎お前凄いな!須藤に勝ってるじゃねえか!?」

 

「イケメンで運動神経抜群ってもうチートだろ!」

 

「ほう、中々やるねぇ黒崎ボーイ。だが私の方が速かったようだねぇ」

 

「高円寺23秒かよ!黒崎も高円寺も規格外すぎるだろ!」

 

「よしタイムの早かった上位5人は集まれ、決勝を始めるぞ」

 

「平田くんがんばって~」

 

「黒崎くんもがんばれ~」

 

「平田に誠!お前等には負けねえからな!」

 

凄い僻まれてるな、モテモテですまない。

 

 

体育教師の笛の音が聞こえた瞬間に飛び込み、一心不乱に泳ぐ。

 

数十秒後に頭が壁にぶつかり水面から上がると清隆を除く全員が呆気にとられていた

 

「えっと…先生タイムは…?」

 

「…ッ!ああ、すまない…!?!?!?じゅ、18秒だ」

 

「えぇ…」「魚かよ…」

 

「いやはや完敗だよ黒崎ボーイ、まさか私に勝てる人間がいるとはねぇ。素晴らしい」

 

「ありがとう高円寺、機会があったらまた闘ろう」

 

「フッ、勿論さ。今度こそは私が勝つがねぇ」

 

こうして水泳の授業は俺と高円寺の熱い握手で幕を閉じた

 

ちなみに清隆は36秒だった、実力隠すのってストレスたまりません?

 

 

 

 

 

 




この水泳授業のとき綾小路は「またやってるな誠は…」って感じでした

ちなみに櫛田は主人公に嫉妬していました
池山内コンビはちょっと引いてた
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