先輩達のいる所へ行くと行ったな、あれは嘘だ
こんなんで先輩に相談したら落胆待ったナシだ
テキトーに原作知識を喋れば納得するだろ
では何故あんな嘘をついたのか、それはこれからやる計画の下準備をする為だ。上手く行けばポイントと知名度をゲット出来る計画を思いついたのだ
今はその計画の第1段階を成功させる為に職員室に向かっている
「1年Dクラスの黒崎誠です茶柱先生いらっしゃいますか?」
「え? サエちゃん? えーっとね、さっきまでいたんだけどねちょっと待っててくれたら来ると思うよ」
「そうですかでは立って待っておきます」
「ねえ、サエちゃんに何の用で職員室に来たの?」
「買いたい物がありましてね、本当に買えるのか茶柱先生に教えてもらいたくて」
「!!へぇ〜何を買うつもりなの?」
「すみませんそこまでは…」
「いいじゃん言っちゃいなよ〜私達の仲じゃん!」
星ノ宮先生はそう言うと急に俺の隣に来て耳元でそう言った
あなたと会って5分も経ってませんがね?距離の詰め方が早すぎるだろ…
「何やってるんだ、星之宮」
うわぁ…クリップボードがクリティカルヒットだ、ありゃ痛いだろうな。
「いったぁ。何するの!」
「うちの生徒に絡んでるからだろ」
「サエちゃんに会いに来たって言ったから、不在の間相手してただけじゃない」
「放っとけばいいだろ。それで黒崎、何の用だ」
「実はですね…ある生徒達の連絡先が欲しいんです」
「ほぅ…良いだろう一人につき5万ptだ」
「分かりました払います」
「………よし入金を確認した、それでどの生徒の連絡先が欲しいんだ?」
「cクラスの龍園翔とBクラスの一之瀬帆波とAクラスの坂柳有栖です」
「!!こっちのクラスもか…」「しかも全員リーダー格の生徒……」
話を聞きつけたのか真嶋先生と坂上先生も寄ってくる
「一応聞いておくが犯罪に使う訳ではないだろうな?」
「まさか!俺は3人と
「…そうか、なら良いんだ用が済んだらさっさと教室へ戻れ」
「はい分かりました」
俺は茶柱先生の言う通りに足早に職員室を去った
(何をしようとしているのかは分からんがやはりアイツは私がAクラスに行く為に必要な生徒だな……)
放課後。朝の告知通り洋介は教壇に立ち、対策会議を始めた。
会議の途中に先輩達から何か聞き出せたかと聞かれたがやはり一番はポイントを節約するのが得策らしいと言っておいた。
今のDクラスに成長の見込みは無いからな、そこまで核心を突いた答えを出しても余り変わらない。
だが原作よりも圧倒的にポイントが残ったので山内のゲーム売りつけや軽井沢の「あたし達友達だよね」戦法によるカツアゲも起こらなかった
「清隆お前はポイント残ってるのか?少ないんだったらあげるぞ?」
「いや大丈夫だ生活できるぐらいのポイントは残っている」
「そうか、なら良いんだ。ポイントが必要なったらすぐ言えよ」
ヒモ男にお金をあげる彼女みたいな事を言っていると教室のスピーカーから声が聞こえていた
「1年Dクラスの綾小路くん同じくDクラスの黒崎くん。担任の茶柱先生がお呼びです。職員室まで来てください」
「清隆何かやったのか?」「心当たりはないな誠の方じゃないか?」
「清隆がコミュ力低すぎて職員室で補習とか?」
「それで呼ばれたなら余計なお世話過ぎるだろ」
「馬鹿な事言ってないで職員室着いたぞ」
「お前から言ったんだろ」
清隆と一緒に職員室に入ると星之宮先生がいた
「朝ぶりですね星之宮先生、茶柱先生に呼ばれたんですけど居ますか?」
「ごめんねサエちゃんまた席外してるみたいで…あれ?横の男の子は黒崎くんのお友達?」
「どうも綾小路です」
「綾小路くんかぁ。君もかなり格好いいじゃない~。モテるでしょ~?」
「良かったじゃん清隆、美人な星之宮先生に気に入られたぞ」
「も〜黒崎くんったら口が上手いんだから〜」
(俺は何を見せられているんだろう…)
「今日で何回うちの生徒に絡むつもりだ」
「いったぁ!!そっちこそ何回私の頭叩くのよ!!」
「だったらもう絡むな。待たせたな綾小路、黒崎ここじゃ何だ、生活指導室まで来て貰おうか」
「いえ、別に大丈夫ですけど。それより指導室って……オレ何かしました? これでも一応目立たないよう学校生活を送って来たつもりなんですが」
「俺もそこまで問題を起こしたつもりは無いんですが…!まさか部活動中に女子生徒と昼寝をしたのがバレて…」
「それは初耳だ後で生徒会に報告しておく」
(お前は何をしているんだ…)
「3人で内緒の会話でもするの?私もついて行っても良い?」
「良い訳ないだろうが仕事をしてろ」
「冷たいこと言わないでよ~。聞いても減るものでもないでしょ? だって、サエちゃんって個別指導とか絶対しないタイプじゃない? なのに、新入生の綾小路くんと黒崎くんをいきなり指導室に呼び出すなんて……何か狙いがあるのかなぁ? って」
「もしかしてサエちゃん、下剋上でも狙ってるんじゃないのぉ?」
「バカを言うな。そんなこと無理に決まっているだろ」
「ふふっ、確かに。サエちゃんにはそんなこと無理よね~」
この二人は本当に親友なのか?一気に空気が悪くなったんだが。
口喧嘩なら2人しかいない時にしてくれ
「どこまで着いてくるつもりだ? これはDクラスの問題だ」
「え? 一緒に指導室だけど? ダメなの? ほら、私もアドバイスするし~」
「星之宮先生。少しお時間よろしいでしょうか? 生徒会の件でお話があります」
「ほら、お前にも客だ。さっさと行け」
「もう~。これ以上からかってると怒られそうだから、またね、 綾小路くんに黒崎くんっ。じゃあ職員室にでも行きましょうか、 一之瀬さん」
星之宮先生が一之瀬さんの方に行き、俺達も職員室の近くにある指導室に入り中にある給湯室に立たされた
「いいか、私が出てきて良いと言うまでここで物音を立てずに静かにしてるんだ。破ったら退学にする」
「なあ、誠。どうする?」
「あの先生なら本当に退学させそうな気がするからなぁ…ここは茶柱先生の言う通りにしておこう」
仕方なく大人しくしていると程なくして、ドアの向こうから誰かが入ってくる音がした。
「まあ入ってくれ。それで、私に話とは何だ? 堀北」
「率直にお聞きします。 何故私が、Dクラスに配属されたのでしょうか」
「本当に率直だな」
「先生は本日、クラスは優秀な人間から順にAクラスに選ばれたと仰いました。そしてDクラスは学校の落ちこぼれが集まる最後の砦だと」
「私が言ったことは事実だ。どうやらお前は自分が優秀な人間だと思っているようだな」
「どうやら茶柱先生と話しているのは堀北さんの様だな」
「あいつはプライドが高いからな、納得できなくて直談判しに来たんだろ」
「も、もしかして兄さ―」
「もう良いぞ綾小路、黒崎出てこい」
どうやらもう堀北と茶柱先生の話は終わったようだ
「いつまで待たせれば気が済むんスかね」
5分も経っていないぞ清隆よ
「私の話を……聞いていたの?」
「話? 何か話してるのは分かったがよく聞こえなかったな。意外と壁が厚いんだ」
「俺も清隆と話していて聞いていなかった」
「そんなことはない。給湯室はこの部屋の声が良く通るし真隣で長々と話していればこっちにも聞こえると思うがな」
急に梯子を外された…いや最初から梯子など無かったか。
「……先生、何故このようなことを?」
「必要だと判断したからだ。そうだな……、まずは綾小路、お前からだな。お前は面白い生徒だな、綾小路」
「茶柱、なんて奇特な苗字をもった先生ほど面白い男じゃないすよ、オレは」
「全国の茶柱さんに土下座してみるか? んん?」
思ったより余裕だな清隆、これからお前の個人情報が暴露されるんだが…
「入試の結果を元に、個別の指導方法を思案していたんだが、お前のテスト結果を見て興味深いことに気が付いたんだ。最初は心底驚いたぞ」
「国語50点、数学50点、英語50点、社会50点、理科50点……おまけに今回の小テストの結果も50点。これが意味するものが何か分かるか?」
「偶然って怖いっスね」
「ほう? あくまでも偶然全ての結果が50点になったと? 意図的にやっただろ」
「偶然です。証拠はありません。そもそも試験の点数を操作してオレにどんな得があると? 高得点を取れる頭があるなら、全科目満点狙ってますよ」
「清隆、一応言っておくが50点は平均点では無いぞ」「えっ」
マジで50点が平均点だと思ってたのか…ホワイトルームは一般常識を教えるカリキュラムを組んだほうが良いと思う
「あなたは……どうしてこんなわけのわからないことをしたの?」
「偶然だっての。隠れた天才とか、そんな設定はないぞ」
「どうだかなぁ。ひょっとしたら堀北、お前よりも頭脳明晰かもしれないぞ」
堀北なんか足元に及ばない程の天才だからな清隆は、今回ばかりは茶柱先生が正しい
「そして黒崎、お前は入試のテストは綾小路以下だったが我が校初の身体能力が計測不可になった生徒だ。水泳の授業で世界記録を塗り替えたと聞いた時は耳を疑ったぞ」
「えっと…それだけで俺を呼んだんですか?身体能力しか取り柄がない生徒なだけですよ。」
「フッ、お前は無意識に人を煽る天才だな。先日の小テストは全クラスで同列1位だったじゃないかそれで身体能力しか取り柄が無いは説得力に欠けるな」
ヤベ、堀北が鬼の形相で睨んできてる…逆効果な謙遜だったな
「勉強も運動もトップレベルで友人関係も問題なし、何処かの誰かにお前の爪の垢を煎じて飲せたい気分だ」
「…何が言いたいのですか」
「お前になら分かると思うがな堀北、私はもう行く。そろそろ職員会議の始まる時間だ。ここは閉めるから三人とも出ろ」
半ば強制的に廊下に追い出された俺達は少し気まずい空気になっていた
待てよ…この後って堀北にAクラスに行けるように協力して欲しいと高圧的にお願いされるシーンだったような…
俺はこれから起きる面倒くさいイベントを前にして全速力で廊下を走り抜けて自室に帰りたいと願った
主人公のDクラスの生徒の好感度はこのくらいです
綾小路>櫛田>須藤>平田>池>山内>その他……>堀北
といった感じです、三馬鹿は馬鹿騒ぎ出来る友達として見ているのでまあまあ好感度が高めです