酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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 ☆☆☆前置き☆☆☆

 今後の方向性について。
 (興味ない人は読み飛ばしてヨロシク)

 前回から間が空いてしまい申し訳ない。
 私生活や仕事でイロイロとあったのは何時もの事なのですが、今回この酔うじょオペレーションを更新する上で、これまでに無い変化点があった為に執筆が滞っておりました。

 変化点。
 それはバトオペ熱の消失。

 バトオペに不満があって〜とか…そう言う訳では無く、単純に今の自分の能力で出来るの事への限界もあったし、低すぎる能力を補う為に固定機体(ジム・レイド)を使用し続けた弊害としての飽きもあるのだと思うのですが、ある日突然パッタリとバトオペの楽しさが感じられなくなってしまいました。

 自分がバトオペを楽しく遊んでいるからこそ、バトオペ好きな人向けにバトオペで遊ぶお話を書く。
 このコンセプトが機能しなくなる=小説の寿命と考え、終わりに向けての話も書いてみたのですが、今ひとつ自分で納得が出来ませんでした。

 このまま放置して自然消滅するか、バトオペファンを裏切ってでも『今』楽しさを感じている死ぬほどストイックでストレスフルなゲームの話を書いて続けるか…悩みに悩んだのですが、作者はそもそも自己満足でこの作品を書いている事を思い出したのでバトオペが好きでココに来てくれている読者様には申し訳ないのですが、ガンダム熱が戻るまで酔うじょオペレーションはガンダムでは無くACと言う…ガンダムでは無いロボットのオペレーションをする予定です。

 ウダウダと長文で前置きしてスミマセン。
 コスプレは継続してガンダムシリーズで描いてもらうので、興味のある方は引き続きアンケートへのご協力をよろしくお願い致します。


 そしてこの長文を読んで見切りをつけられた読者様、今まで本当に有り難う御座いました。
 いつかフッと気が向いた時にはお立ち寄りください。もしかするとまたバトオペを書いているかも知れません。
|•ᴗ• )੭⁾⁾




ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
新年度だから許して欲しいTS幼女おじさん【NEXT】→【NEST】


 

 AC(Armored Core)…と言うゲームがある。

 

 アーマードコア。

 目立つ部位で言えば頭・胴体・腕・脚。

 外からは見えない機体の要としてFCSやブースター、ジェネレーターなど。

 そして戦闘ロボットの華となる武装の数々。

 

 選り取りみどりな選択肢の中から自分の好み、もしくはミッションに適したアセンブルで自分だけの機体を作り上げ、その機体を動かして敵と戦う。

 

 男の子の夢を体現したゲーム。

 

 …良くも悪くも(・・・・・・)

 このゲームには夢があった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 「悪夢しか見れんくて寝不足なんよ」

 

 目の下にクッキリとクマを浮かべた幼女がひとり。

 いつもの配信画面には瞳の濁った幼女…即ち我らがゴローの姿があった。

 

 ーーー20連敗乙w

 ーーーえ…まだ対戦する気なの…○ぬの??

 ーーーヤメとけ

 ーーー才能無いんだってw

 ーーーマジで今日もやるの??

 ーーークソゲーキター!!

 ーーーせめて対人アセン組んでからヤれと

 ーーー621…仕事の時間だ…

 ーーー今日もいっぱいでりゅぞ〜♡

 ーーー顔面蒼白幼女の再臨

 

 「凄まじい言われようで草」

 

 ーーーいやだってなぁ?

 ーーーSやA相手の分は仕方ないけど…ね?

 ーーーあんなアセンじゃ俺でも無理だね

 

 ワイワイと賑わうリスナーの声。

 個人的なワガママでバトオペ配信を休止した影響は間違いなくあるが、それでも続けると言う選択を応援してくれるリスナーが居る。

 その事実には心が救われる………とは言え。

 

 「んじゃ、今日も対戦やってくぜー」

 

 AC6。

 使わないから…とスミレがくれたPS4といくつかのソフト。その中にコレが入っていた。それこそが、この終わらない悪夢の始まりだった。

 

 もちろん、AC6は世間一般に高く評価された。

 実際にゲームをしていなくとも、パッケージや動画を見た事のある人は多いだろう。

 

 「ストーリーモードは神なんよなー」

 

 やり甲斐のあるミッション、息抜きとして楽しめるアリーナ、自分の機体を好きなように塗装して、デカールまで作って機体に貼れる。

 ミッション中のムービーではヌルヌルと心地良く愛機が動き、苦楽を共にした機体が勇ましく戦場を駆け抜ける…その心の高揚!!

 

 

 

 しかしーーーそれはーーー。

 

 

 

 ポチポチ…と、対戦画面を開くゴロー。

 その瞳に希望の光は無い。

 無である。

 修行僧のように澄み切った…無。

 

 ストーリーを3周して、武器武装を全て集めて。

 よし、これなら戦えるやろ!

 ーーー意気揚々とAC6の本編クリアと対人対戦の開始を宣言したゴロー、彼を待ち受けていたのは信じられないほどに強烈な敗北の嵐だった。

 

 「ランクマ行くけど、どーせまたおっちゃんと同じランクの人も()らんやろーからな、暇なリスナーは参加してどーぞ。今回も本気で頼む、手ぇ抜いた奴は社会的に抹殺するぜ」

 

 ーーーひぇ…!

 ーーーイラつくぜ…野良犬に…憧れたんだ… w

 ーーーユータくん…

 ーーーさようならユータw

 ーーードMなんだから〜♡

 ーーーゴローのタメにPS4買った

 ーーーまたゲロ吐くんか…変態幼女やん

 ーーーは〜…スコ♡

 ーーーザコの癖にハートだけは1人前だぜ

 ーーーゾクゾクしちゃう♡

 ーーーランク詐称ニキ増えてんだがw

 ーーー今日こそ当たってくれ!

 ーーーキタキタキタキタ!

 ーーーゴロー配信時は同接跳ね上がるんだわ

 ーーーランク詐称やめて欲しい万年Bの俺

 ーーーAC6の救世主w

 ーーー今日も轢き○してやるぜ

 ーーー肩ミサだけで完封された幼女w

 

 ACの対人対戦にはランクシステムが存在する。

 下手クソは下手クソと、変態は変態と戦える素晴らしいシステムなのだが………。

 

 「おー流石にマッチするなー」

 

 初日は酷かった

 ゴローと同じUnranked(ランクマ初心者)が日本全国津々浦々…どこを探しても誰一人としてエントリーしておらず、10分待機してようやく格上のAランクカーとマッチングする『過』と『疎』の2文字。

 

 それを何回繰り返した事だろうか。

 

 …そう。

 このAC6と言うゲームは既に人口限界を突破しているのだ。俗に言うオラがぁ村とか言うアレである。

 まず、人が居ない。

 マッチングしたら基本的に同じ人と連戦する。

 稀に訪れる新人(ニュービー)は感覚が擦り切れてアセンと腕前がゲスゲスと熟成された異常者しか生き残れなかった環境(地獄)の圧に負け、春のそよ風に舞う綿毛のようにいとも容易く吹き飛ばされる。

 

 つまり、新人は勝てない=定着しない→人が増えない→時代に取り残されて=過疎化が進行する。

 

 この負のスパイラルを撒き散らしながら2年以上の歳月を驚異的な生命力で生き抜いた奇っ怪極まる対戦ゲーム。

 それこそが、今現在のAC6なのである*1

 

 そんなクソゲー素晴らしいゲームの楽しみ方は大きく2種類に分けられる。

 

 1つは勝つ事。

 何よりも勝利を重んじ、ランクマとしての本質を全うする。絶対勝利主義者。

 

 もう1つはエンジョイ。

 ランクマと言う競合の場を乱す行為ではあるが、競技人数最多のランクマですらマッチングが厳しい世界では他に遊べる場所がない*2

 冒頭の20連敗と言う数字からして、ゴローの立ち位置はお察しだろう。

 

 ーーーだが…だからこそ。

 

 「今日はゼッテーに勝つ!!」

 

 TS幼女おじさんは、新たなる世界にそのお気持ちを表明したのであった。

 

*1
そもそも論として対人対戦をオマケ程度に考えて作られたゲームなのだから仕方がない部分は多い

*2
カスタム部屋の融通が利かない事も影響している

水星の魔女のコスプレ、誰を選ぶ?

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