前話の(いつにも増して酷い)誤字脱字はスマンかった。
投稿の3時間後に直したのでセーフ。
…セーフ。。。
ーーー情弱すぎ、仮にもYouTuberだろww
7/5日に災いが起こる。
海底火山か地震か火事か竜巻か雷かオヤジか。真相は不明だがとにかく酷い大災害が起こるらしい。
「おっちゃんはいっぺん死んだようなもんだし、今はやりたい事やって生きてるからいーけど、キミらはもっと有意義に時間を使った方が良いよ?」
と偉そうに講釈を垂れたゴローだったが、そもそもの認識が間違っていたらしく。
「………は? だって言ってたぜ? 『7/5に災害が起きるって予知夢を見たんだって〜!』てス…ケラちゃんが」
ーーーだ〜か〜ら〜!
ーーーおじいちやん だいじようぶだよ
ーーー違うんだよゴロタス…
ーーースッてなんや!? ケラちゃんの本名か?
ーーーふ〜ゴロタスは今日もかわいいな〜
取りまとめると、その予言者が予知夢したのが2022年の7月5日だったらしく、災害発生日は7月中! というのが予言の真実だったらしい。
赤っ恥である。
仕事の段取りだって付けていたのである。
「え〜!? 5日にあわせて防災グッズも買ったのに…」
ーーー情報の又聞きはやめましょう
ーーー防災グッズは腐らないって
ーーー7月がやべーのは変わらんからセーフ
ーーー俺は今のこの数時間が人生の糧なんやで
そんなこんなでグダグダな立ち上がりから今日もゴローの配信が始まった。
なんか…スマンかった。
◆
「うっし、総合1位獲得!!」
出撃コスト450の地下基地。
ゴローは先日の宇宙戦でリアルジェットストリームをお披露目してくれた超強化された素のガンダムに乗り出撃していた。
ーーー今回はかなかなやったね!
ーーー2試合前のエイムと同一人物とは思えんw
ーーーエイムさえちゃんとしてれば行ける
ーーーガンダムの強みと弱みを両方とも見せなくてはならない、これが配信者のツライところだね〜〜〜ワハハ!
ーーーちゃんと脚狙えるようになったよな
ーーー今回はナイス判断やったで!
ーーーゴロタス〜!
ーーー素敵…抱いて♡
ーーー良くやったなゴロー!
「やっぱバトオペって流れみたいなモンがあるよな。上手く当たる時にはバシバシ当たるし、ダメな時には寝てる相手にさえ当てれんの…悲しみ〜!」
それにしても…。
炭酸割りにした麦焼酎で唇を湿らせて。
「それにしても…おっちゃんがビーライ当てれるようになるとはな〜! いや、それもこれもコイツのビーライの素晴らしい回転率があるからこそ『外しても次がある』と思える心のゆとりが出来て、そのゆとりがあるからこそ落ち着いて狙えるんだから結局はガンダムの性能ありきなエイムなんやけどな!」
狙う、撃つ、当たる。
この単純な基本パターンがとてつもなく楽しい。
何時間でも遊んでいたいが時間は常に有限で。
「ほいじゃ今日の配信はここまで! おっちゃんは風呂入って寝ます、みんな夏風邪に気をつけてな! ほなな〜」
ーーープツン。
配信がちゃんと終了した事を確かめるゴロー。
指差し確認は基本です。
電源ヨシ、モニターヨシ、配信終了…ヨシ!!
「ふひ〜〜〜〜! 終わったあ〜〜〜〜〜〜…」
現場ネコ終了。
ここからは真の自由時間だ。
カメラの視覚外に安置してあるウサギのぬいぐるみを座席の隣にお招きして、一人とウサさんで食卓を囲む。
と言っても、ゴローは朝と昼にしっかりとバランスの取れた食事を心がけているため夜の食事は酒のオツマミだけだったりする。
今日のオツマミはキンキンに冷やした豆腐。
これに鯛のネギ味噌を乗せてチビチビと摘んでいた。
「ん〜〜〜…!! 美味い! やっぱウサさんのオススメは最高ですなぁ〜! なんで昔はこの旨味がわからんかったんやろねー?」
隣のウサギは応えない。
当然だ、ぬいぐるみに口は無いのだから。
ニッコリとウサギに微笑んで見せたゴローが冷たい豆腐をパクリと摘む。すると鯛の旨味が凝縮された味噌の風味が口いっぱいに広がった。
「うっま…」
次に口にした麦焼酎。
炭酸の刺激と焼酎の風味が、味噌の強烈な旨味をスッキリと洗い流す。
「んふ〜〜〜」
焼酎の香りが鼻から抜ける。
味噌の旨味がリセットされ、再び口にした豆腐が驚くほどに新鮮な味で口に広がる。
「無限に美味いんだが…」
ご機嫌なゴローがウサギをひと撫でしてテレビのチャンネルを回した。
「これさ〜プルの…つーか出演キャラ全体的に扱いが雑すぎじゃね? 昔のアニメってこんなもんだったっけ?」
流すアニメは機動戦士ガンダムΖΖ。
今はちょうど物語の終盤間近。プルツーが現れてプルが死んだ直後の話。
「スミレが今度はZZのコスプレやるよって言い出してさ、いざリスナーに細々ツッコまれたら嫌だから見てるけど…改めてイミフじゃない?」
プルが出てくるまではかなりキツかった。
理解不能な思考回路をもつニュータイプ少年達の暴走、精神汚染されてるのかな? としか思えないアクシズ勢のハマーンへの狂信、人格者であり権力者であり至極真っ当な意見を述べるウォンおじさんの残念な扱い方。
納得出来ない部分を流し見しながら追いかけて、それでようやくプルに出会えた。プルの魅力があるからギリギリで観続けてこれたのに…。
「あの子達にとってのプルは捕虜の一人って扱いだったのかな…なんか悲しい。いやこの後で回想的なシーンがあるとか? ZZの作風からすると怪しいけど…」
ウサギを撫でながら、少しづつ話に没入していくゴロー。
ZZの物語も終盤だ。
一端の
だからたのむ。
完走まで耐えてくれよ、地球…!!
平和な日常。
その大切な奇跡を願うゴローであった。
ZZのコスプレ、誰を選ぶ?
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エルピー・プル
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プルツー
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ルー・ルカ
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エル・ビアンノ
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ハマーン・カーン
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はにゃーん・かーん