酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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挿絵だけでも見ていって欲しいプルプルなTSコスプレ幼女おじさん【コスプレ・プル】

 

 「サヲリはズルばっかじゃん!?」

 

 

 遠くからスミレの声が聞こえた。

 

 「子供の頃からそう! そうやってお父さんを独り占めにしてる!!」

 

 「そんな事無い」

 

 「あるよ! だって今がそうじゃん!?」

 

 「違うよ、今回はたまたま連絡するのを忘れてて」

 

 「ウソだッ! サヲリの嘘はすぐにわかるんだから! いままでだってこう言う事あったんでしょ?」

 

 「いや…それは、その」

 

 「あったんじゃん!! やっぱり! やっぱりズルいじゃん!!」

 

 夢うつつなゴローの耳を騒がすスミレの声。

 それはとても懐かしく、ゴローの心を満たす物で。

 

 「………スミレだって寝たくせに!」

 

 「ーーーえ」

 

 「え、じゃ無いよね? バレて無いと思ってた? お父さんの態度見てたらわかるんだから! あの日、アンタお父さんと一緒に寝たんでしょ!? そっちの方がよっぽどズルい癖に! そう言う所がダメだってお姉ちゃん昔から言ってるよ!?」

 

 「い、今はそう言う話じゃーーー」

 

 「そう言う話をしてるんでしょ!?」

 

 「…っ何よ! いつもいつも…!!」

 

 懐かしい。

 子供の頃に接点が無かった二人は顔を合わせればすぐに喧嘩して、親の注目を集めようと頑張っていた。

 夢の中では当時の可愛らしい二人の映像が流れ、現実では心地の悪い股間の感触にモゾモゾと身体が…………??

 

 「…ぉん?」

 

 股間が気持ち悪い………っ!?

 オマタに、パンパンのおぱんちゅがあった。

 紙のような手触りで、股間の部分はプニプニとした弾力があるスライム構造。

 

 「おぉん??」

 

 服装は白のワンピース。

 オムツの処理が簡単だからだね。

 かわいいね………??

 

 「……………………………ぁ」

 

 少し間を開けて理解した。

 たぶん、ゴローの記憶から数日は日付が飛んでいる。

 

 コレはまぁ、間々ある出来事だ。

 

 ゴローがTS幼女になった直後は大怪我をしたり、潰滅的にポンコツなこの頭がイカレタ時に2〜3日は日付が飛んで、リアルでディープなキンクリ体験(時を吹っ飛ばす)を高頻度で体験していたし、比較的精神が安定した最近でも新月や逆に満月の日には記憶が駄目になる事がある。

 

 その時にはサヲリが率先して介護してくれているらしく、マトモでは無い(おちっこに行けない)ゴローに紙おむつを履かせて対応してくれている。

 

 コレにはもう慣れた。

 流石にもうね?

 何回も何回も繰り返してたら感情は別として、慣れては来る物なので。

 

 問題は、今ここにスミレが居ると言う状況。

 

 サヲリは諦めた。

 これだけ失態を見せ散らかしたサヲリ相手にお父さんムーブが出来るほどゴローの面の皮は厚くない。

 しかしスミレに対してはまだ、まだギリのギリでお父さんとしての威厳を保てているハズなのだ!

 

 だから今はそう、なんとしてでもこのおむちゅ(呪いの装備)ゴミ箱(ストレージ)にポイしなくてはならない。

 

 パンツが丸見えになるほど丈の短いワンピースなので、履いたままやり過ごす事は不可能。

 とりあえず腰の所にある切り取り線みたいな部分からおむちゅを裂いて、床に置く。

 正座して、お尻丸出しの状態で少し温かいソレに触らないように気をつけながらクルクルと丸める。

 後は付属している粘着テープを使ってオムツが広がらないように………「お父さーーーぁ」………あ。

 

 足音とか、わかんなかったんですね。

 頭がね?

 

 「あ………あにょ、コリは、そにょ、ち、チガ(違う)くて…うぐ……うぐぐぐ…うぅ!!」

 

 まだちょ〜〜〜〜っち本調子じゃ無くてですね?

 

 

 ーーーゴローはプルプルと震えて泣いた。

 熱ではなく羞恥心から顔を真っ赤に染め上げて。

 ただ、あまりにも可哀想な自分のために涙を流した。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 「かぁな〜し〜みの〜♪」

 

 頭を空っぽにして歌うゴロー。

 歌いながらレシピを再確認して、材料を盛り付ける。

 

 

 ーーーなんでいとうかなこw

 ーーーやっべぇ引くほど可愛い

 ーーー可愛過ぎて勃起しました(怒)

 ーーーゴロおじ何かあったんけ?

 ーーー俺も今一緒にパフェつくってるよ!!

 ーーープルプルプルプルプルプル〜!

 ーーー復活の天使

 ーーーこっちの衣装で来たのか

 ーーー神クオリティなんだが…

 ーーーアニメじゃない!

 ーーーご、ゴロタスぅ…ハフハフ♡

 ーーーマジで神

 ーーーチュキぃぃぃぃぃぃぃ♡

 ーーーアニメじゃない!!

 ーーー体調良さそうじゃん

 ーーー全裸待機してて良かった…良かった……!

 ーーーホントのこーとさ〜♪

 ーーープルが…生きてる………(感涙!!)

 

 今日はお料理回。

 

 スミレもゴローの調子が良くないことは知っていたが、前々から今日この日にコスプレをしながらパフェを作るとリスナーに告知していた事もあり、無理なら無理で仕方ないかな…という様子伺い程度の気持ちでこの部屋を訪ねて、それで上のような姉妹喧嘩に発展したのだ。

 

 病み上がりのゴローに配信中止を訴える二人だったが「何かしてないと逆に頭がおかしくなる…わかるか? 娘にあんな残念な人生の1ページを見られてしまった親の気持ちが…貴様等にわかるのか………!!」と涙ながらに訴えるゴローに勝てる筈も無く、今ここにお料理配信が実行されたのだが。

 

 「ラストはやはりイチゴ…懐かしいぜ。昔大阪に最高のイチゴパフェが食える店があってな、友人に連れられて二人で行ったんだ」

 

 懐かしい過去を思い出しながら、パフェ用にあえて酸味が強く作られた品種のイチゴを盛り付ける。

 

 「周りはカップル…カップルカップルカップルカップルカップル………おっちゃん達だけが男二人のクソカップルでなぁ…ホモじゃないよ? ホモじゃないよ? 僕達はただ普通の、貴方達と何一つ変わらないホモサピエンスなんだよ? ーーーそんな風に心の中で叫びなからパフェを食らったあの夏の日の何故かしょっぱいあのオモヒデ…」

 

 まぁ…パフェはガチで美味かったんやが。

 周りの視線は痛かったけどなwww

 

 そんな話をしながら完成したパフェをテーブルに運ぶ。専用のスプーンも用意して………いざ! 実食!!

 

 「〜〜〜〜〜!!」

 

 美味い…。

 美味いやんけ!?

 

 人口甘味を食べた後の歯の疼き。

 強すぎて舌が麻痺する甘さ。

 口の中に残る砂糖の残滓。

 

 他にも砂糖には中毒性があって危険だ…とか、糖分の取り過ぎで疲労が抜けなくなってしまう、とか。

 歳を取ってからはパフェやらアイスやらの爆弾のような甘味を避けるようにしていたゴロー。

 

 それはTS幼女化してからも脳の奥に嫌な記憶としてこびりつき、人口甘味の摂取から遠ざかっていた。

 

 しかし、今回のコスプレはプルだ。

 プルと言えばパフェ、パフェと言えばプル!!

 

 避けられないP(プル)P(パフェ)の運命のために、ゴローは自らの口を犠牲にする覚悟で今日の配信に挑んだのだ…だが、その結果はどうだ!?

 

 「と…とろけりゅ………」

 

 自然と頬が緩む。

 目尻が下がり、お砂糖の天使が頭の上でピヨピヨと飛び交う。

 

【挿絵表示】

 

 「んふ〜〜〜〜♡」

 

 甘さの中にイチゴの酸味が仲良く踊り、とろけるアイスとフレークが笑顔で仲良く歌ってる。

 

 「生きてて良かった……」

 

 最近散々な目にあってきたゴロー。

 命に感謝した彼を見て数千人のリスナーが昇天したとかしなかったとか。

 

 これはそんな、1日の配信。

 





 ついにプルを出せました。
 …と言うことは、つまり。
 次回のコスプレはあの人になってしまうのですよね。

 あの日、その場のノリと思いつきでアンケートに載せたあの人。

 まさかね、票の過半数を集めるとか思わないじゃないですか? そのために資料として漫画を数冊購入する羽目になるとは思わないじゃないですか。

 ZZのキャラで募集したのに…。
 なんでなんや……(困惑)

ZZのコスプレ、誰を選ぶ?

  • エルピー・プル
  • プルツー
  • ルー・ルカ
  • エル・ビアンノ
  • ハマーン・カーン
  • はにゃーん・かーん
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