「やっぱバーザムしか勝たんよ!」
ズシャン。
特徴的な股間の部位をぶるんぶるんと震わせて、ゴローのバーザムが白い大地へと降り立った。
戦場はお馴染みの北極基地。
「今回は新カスタムパーツにより超強化されたバーザムLv4のお披露目となります! コスト600はね〜アトラスで爆死してヘビーガンでへし折られて、ろくな思い出が無い封印地帯だったんじゃけど〜………!」
開幕のケツ取り合戦、今回はシャトルに隣接する高架の下を通っていたのだが、何時ぞやのリプレイのようにレーダーがコチラへ向かう敵影を捉えた。
曲がり角の向こうで下格闘を構えるのは600コスト最強格の一つと言われる汎用機『ガンダムデルタアンス』だ。
「余裕ぅ!」
予見して、視認して…。
覚悟さえしていれば対応は難しい事ではない。
バーザムのタックルがデルタアンスの格闘モーションを絡め取りカウンターへと繋がった。
ファーストコンタクトは上々…と言いたい所だが、敵のデルタアンスが作り出した戦場の停滞を敵チーム狙撃手の鋭い一撃が掻き乱す。
「うわっちっち!」
バーザムの性能は高くない。
元々が450コストの機体と言う事もあり、よろけ耐性がまるで無い。スラスターを吹かしていても即よろけが刺されば動きが止まるし、格闘攻撃中でも止まるし、蓄積よろけを軽減するようなスキルだってない。
唯一の強みである強制噴射装置にしても素のスラスターの少なさやスピードの遅さ、機体の大きさが足を引っ張り効率的な運用は難しい。
それでもゴローはバーザムを選んだ。
「思ったより劣勢でくさw」
ファーストウェーブではゴロー含むTEAM Aの敗北。
点差は2000。
巻き返しを図りゴローが挑む。
「何よりやることが簡単なのが良いんよ。ゼフィランサスもそうだから芸が無いって言われたらそれまでなんやけどね」
前線に立ちバルカンを撒く。
時折主兵装に選んだMk-Ⅱ用ビーム・ライフルに持ち替え、ひたすら地味なよろけ取りに励む。
「ゔ〜〜〜、マクツくんのビーライ切り替え遅すぎんだよなぁ! コレが繋がればムチャクチャ強ぇのにさー*1」
相変わらず動く相手に当てるのが苦手なゴロー。
BRを外して無防備になったバーザム、その太ましい脚に対面するデルタアンスの主兵装ーーーガンダムデルタアンス用L・M・Bーーーが炸裂する。
「あちゃー…」
即座によろけるバーザム。
そこへ強襲機と見紛うばかりの格闘連撃を流し込むデルタアンス………だが。
「痛い…で済むのがバーザムLv4の長所よな〜」
バーザムの基礎スペックはそれ程恵まれた物ではない。特に格闘攻撃に対する耐性は大きく劣り、一度近づかれたらお終いの支援機じみた紙装甲になっている。
しかし、Lv4となりそのLvを活かせる新規カスタムパーツを備えたバーザムであれば話は変わる。
特殊強化フレーム[Type-B]によって耐格闘補正とHPを増加し、レベルリンクシステム[装甲]とカスタムパーツ拡張[装甲]の合わせ技で全耐性50を実現。
機体のレアリティが☆1と低いため、物資に余裕の無いのゴローでも可能となるフル改修によりHPを500増加。
ガラ空きのスロットに新型フレームLv4を組み込む事で最終的なHPは約30,000*2に達する。
存在するだけで鬱陶しい豆撒きマシーンが肉壁としても機能する、地獄のようなエイム弱者介護マシーンとして生まれ変わったのが、このバーザムLv4なのだ。
「うぇあ! やっべ…」
そうこうしている内に味方が全滅した。
レーダーに映る赤い点は4。
例え超強化肉壁バーザムくんであろうとも、4機に囲まれタコ殴りにされれば一瞬溶かされてしまうのがバトオペの無情…だが。
「ここからなら…ギリで!」
スラスターで雪山を登り、運良くトンネルに逃げ込む事に成功したゴロー。オーバーヒートからの回復と同時に、追い縋る敵の方向を向きながら狭い通路の後方へ下がるようにスラスターを噴射する。
普通ならコレでも持たない。
しかし追撃者の先頭に付いたのがガンダムLv5だったのが幸いして*3後続の射線が潰れ、そのお陰でバーザムは敵の群れに飲み込まれずに生存する事ができた。
「ガンダムぅぅぅぅぅ!!」
あの日の宇宙(哀・めぐり逢い宇宙)で白い悪魔の三連星にメタメタにされたバーザムくんの怨念が吠える。
ズダダダダダダダダダダ…!!
避けようの無いバルカン連射。
バーザムの主力副兵装(←?)バーザム用V・P・Sの咆哮にガンダムがよろけ、その隙に武装をビームライフルに持ち帰る。
「当たれぇぇぇぇ!!」
オーバーヒート…ここで外せば後がない。
その状況からの単発よろけビームライフルはーーー。
「ヨシッ!」
見事にガンダムの脚部に命中。
しかしーーー2度に渡るよろけによりガンダムが後続に追い抜かれ、それによって開けた射線から敵デルタアンスの高速機動即よろけ射撃がゴローのバーザムを大地に縫い止め、その生存を終了させた。
「クソッタレ鬼ごっこマジで最高に楽しい」
ゴローが敵を引きつけた十数秒。
その間に味方が上手く戦場を回したのか、点差は僅かに縮まっている。
「勝つぞ〜!」
まだ見ぬ未来の勝利を求め、ゴローは再び戦場へと舞い降りたのであった。
◆
「ーーーどう思う?」
バトオペ終了後のアフタートーク。
配信を終える前にリスナーと私的な会話をする時間を取っているゴローからの問いかけだった。
ーーー抱っこさせて欲し!
ーーーハグ
ーーーお話いっぱいしてぇゾ♡
ーーーお酒飲みたい。ゴローと一緒なら絶対楽しい!
ーーー抱っこ()
ーーー匂い嗅がせてクンカクンカ!
ーーーいっしょにアニメ見る…かな?
ーーーチュッチュッしたいお♡
ーーーイチャイチャ出来れば何でもいーよ?
「な〜るへそ…?」
問は簡単。
『リスナーの皆には感謝してる。現状では不可能に近いのだが、もし何か直接リスナーと対面する機会があったとして、君達は何をされたら一番嬉しい?』
ゾロゾロと増え続ける下ネタを無視して。
ゴローはただの気まぐれを装いつつ、とある計画を実行に移すべく脳を回し始めるのだった。
投稿がおそくなってスマンでやんす。
精神的に余裕が無いと書けねぇのが雑魚なんよなー。は〜つっかえ(呆れ)。
wキャラのコスプレ、誰を選ぶ?
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やはり主人公! ヒイロ・ユイ
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ココこそヒロイン! リリーナ・ドーリアン
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お母さん! デュオ・マックスウェル
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スネ夫! トロワ・バートン
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頑固ショタ! カトル・ラバーバ・ウィナー
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オデコ紳士! 張五飛
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火消しの! ゼクス・マーキス