酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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 今までゴローくんが何を食ったのか。
 こーれーが〜わからない。
 (2回目のオツマミがあったらソッと教えてやってください。出来そうなら修正します)



ゴロー「400コストでプレイヤーの低いエイムスキルを補うならどうする?」リスナー「FFクソ機体で」

 

 「ガンダムが一強すぎる」

 

 

 今回の議題はバトオペの400コスト。

 壁汎以外の機体をマトモに動かせないゴローが幼女フェイスを精一杯しかめて腕を組んでいた。

 

 「他の400機体と比べで明らか基本性能(スペック)が違うやろ? 即よろけのビーライはバカスカ撃てるし、緊急回避はLv2だからコロコロ転がって逃げれるし、盾壊れてもリアクション無いから強ぇし何よりカニより基礎ステ高くて硬いし強い。アイツのハンマーに何度ポコスカと殴り倒されたか…!!」

 

 思い起こされた屈辱。

 それを腹の奥底に封じ込めるべく、今日もグラスに並々と注がれてキラキラと光を弾く百薬の長に口を付ける。

 

 「ん………ん………んゴク…ぷぁ!!」

 

 美味い!!

 

 「んでもって、今日のオツマミはぁ〜〜〜↑↑↑」

 

 じゃじゃじゃジャ~ン…と、テーブルの下から取り出したのは黄色と赤の鮮やかなパッケージ。

 

 「かーきーのーたーね〜!!」

 

 酒のあてとしても、子供のオヤツとしても大人気な柿の種。チョコやらワサビ、だし旨醤油等々…様々なラインナップの中からゴローが選んだのはやはり定番、オーソドックスなノーマルタイプの柿の種だった。

 

 「このボディは口が小さいし胃袋も小さいじゃん? カキタネくらいの大きさがジャストなんよね!」

 

 カリッと噛り、バキッと味わう。

 その心地よい食感と辛味。

 間に差し込むピーナッツの香りがまた酒に合う!

 

 「こう言うオツマミには定番とか王道を選ぶんじゃけど、ゲームになると何か嫌なんよな〜。例えばストリートファイターでもリュウじゃなくてダルシム選んだり、マリカでもマリオは絶対に選ばなかったり」

 

 ーーーひねくれた幼女w

 ーーーリュウは王道じゃないやろ

 ーーーガンダムは単に中の人のエイム性能で戦績山谷くらい変わるから嫌なのでは…?

 ーーーわかりみ侍が通る!

 

 「ぎ…ぎくぅ!! なんちてw いや確かにエイムしんどいのはあるよ? 頭の調子がイク無い時はなんぼエイム練習しても弾がお空にスッポ抜けちゃうし。ガンダム対決した時に対面のガンダムにバシバシィつってビーライ当てられたら心折れちゃうけど、まぁソレはソレとしてだな? 普通に当てれる日もあるし、そん時はちゃんと強い機体だってのはおっちゃんにもわかるのよ。ただまぁなんだ? なんかこぉ…他の人と違う事したくなるじゃん!? み〜んなガンダム使ってる中、寒ジム(普通にザコ)でマシンガンバリバリしたり」

 

 ーーー戦犯

 ーーークズぅぅぅぅぅぅ!

 ーーーこれだからゴローは…

 

 「あえてジムカス(下位互換)で出撃してみたり!」

 

 ーーー捨てゲー乙

 ーーーマジでヤメようね?

 ーーーゴローじゃなかったら○してた

 ーーーさいてー だと おもうぞ !!

 ーーーゴローパンパン○すゾ♡

 ーーーゴロたんハスハス♡♡♡

 

 「えへ…ぁはははは…」

 

 ド・ストレートな批判の数々を前に、遅まきながら自身の失態に気付いたゴロー。

 誤魔化すようにヘラヘラと笑いながらカキタネを噛じって酒をグビッた。

 

 「ま、まーなんだ? そんなわけでだな!? 今回はアンケ取ってくゾー☆ 上位3機体で乗って行って、いちばんシックリ来た機体でバトオペ配信します! 選択肢は当然ガンダム以外の400汎用ね? Lvは問わず!! 集えガノタよ………!!」

 

 そうしてゴローのその日の配信は終わった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 「ーーーと! 言う訳で!!」

 

 ズシャン…!

 透き通る空の青、燃え上がるような錆を含んだ岩と大地の赤が戦う意欲を引き上げる。

 

 今回のステージは峡谷。

 

 昇り降り可能な岩場のオブジェクトを如何に上手く活用出来るか、それを成すための機体性能があるのか。

 

 「今回はジム・レイドLv2でやって行くゾー!」

 

 その真贋が今、問われる!!

 

 「ジム・レイドくんはかなり優秀なんだよな〜。まず少尉10でLv1とポイント交換出来るし、中尉1からはLv2も交換可能! この時点でもぉ優秀!」

 

 ーーーダムは「新兵応援ミッション」で手に入るのですが、それは………?

 

 「仲間に嫌われがちな即よろけショットガンでエイム弱者にも優しい!!」

 

 ーーーFFクソ機体乙

 ーーー(`・д・)、ペッッッ

 ーーー( ゚ 3゚)≡@ ペッ!!

 ーーー(`з´)∴ ペッ!

 ーーー( ゚д゚)、ペッ

 

 「最低限の装甲値とそれなりのHP!」

 

 ーーーガンダ〜ムで良いのでは??

 

 「スキルがまた良いんだよね! 強制噴射にマニュに耐爆、これに連続タックルまで付いてくるんだもん」

 

 ーーー緊急回避(´・ω・`)

 ーーーステルスくらい素でクレヨん

 

 「何故か壁汎としては厳しい部分もありますが、それでもやっぱり強みが光る! 爆速切り替えのG・レイド用大型H・ダガーx2にオマケのサーベルが付属した2種格闘でビビビビッとガンダムをしばき倒しちゃうぜ!!」

 

 ーーーダガー当てづらない?

 ーーーサーベルの切り替えクソ

 ーーー悪くは無いけど…

 

 ズシンズシンと歩を進めるジム・レイドの背を眺めながらゴローが吠える。

 

 「も〜キミらネガティブ発言し過ぎやろ! おっちゃんの事チュキなんかオォン? 相手して欲しいんか!?」

 

 ーーーべ、別にゴローなんて好きくないもんね!

 ーーーチュキチュキのチューだわ♡

 ーーーアク爆散しろぉ!

 ーーー勘違いしないでよね♡

 ーーー集中しろよ…また泣く羽目になるぞ

 

 そんな和やかなピクニック雰囲気が敵機からの砲撃により終了する。

 

 「いってー!!」

 

 低コストで武器種が限られる影響もあり、運良く追撃は免れたゴローではあるが、今回のジム・レイドはいつも乗っているカチカチ壁汎機体とはまるで違う。

 

 「今回のカスパは装甲に振ってなくて、フィールドモーターLv3で旋回性能上げてんだわな〜。なんか気づいたんやけど、おっちゃんて旋回が低いとエイム性能も下がるらしくてな? ちょっとでも陸ゼと同じ使用感にした方が戦えるし、近距離でしかダメージ出せないジム・レイドくんを使うなら装甲よりも旋回かな〜って思ってな?」

 

 無視するには大き過ぎる被弾ダメージを重ねながらジリジリと前線を押し上げるゴロー。

 

 「緊急回避無いのは確かに痛いけど、即よろけショットガンのパワーさえ活かせば何とか………少なくともA帯でなら戦えーーーーーーオラァ!!」

 

 ゴローの下手くそエイムによるカス当たりで対面のガンダムがよろける。

 

 「ソコぉぉぉ!!」

 

 即座に切り替えたダガー、その美しい下格闘!

 跳ね飛ばしたガンダムに追撃は選ばず、乱戦になる前にその場から遁走する。

 

 「緊急回避無いからね〜。火力出すより枚数有利出す方向で動いた方がツオイと思うんだよな!」

 

 副兵装のサーベルも切り替えが遅く信用性に乏しい。ならば1発でも多く弾を撃ち、1機でも多く敵を転がして仲間のアシストに回るべきなのではないだろうか。

 

 仲間と足並みを揃えチームプレイに徹する。

 ジム・レイド。

 その派手なダガー捌きとは真逆の慎重な運用法。

 

 「マジでコイツ楽しいんだが…!!」

 

 出会いをもたらしてくれたリスナーに感謝しつつ、ゴローは赤い戦場を駆け抜けるのであった。

 

wキャラのコスプレ、誰を選ぶ?

  • やはり主人公! ヒイロ・ユイ
  • ココこそヒロイン! リリーナ・ドーリアン
  • お母さん! デュオ・マックスウェル
  • スネ夫! トロワ・バートン
  • 頑固ショタ! カトル・ラバーバ・ウィナー
  • オデコ紳士! 張五飛
  • 火消しの! ゼクス・マーキス
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