酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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魔改造ステイメンで行くTS幼女おじさん

 

 「結局のところ、ポケ戦か0083(スターダストメモリー)なんよ」

 

 

 遠い過去に思いを馳せて、今日もゴローはキンキンに冷えた焼酎ハイボールを呷る。

 

 画面の中には塗装中の機体。

 RX-78GP03Sーーーステイメンーーーの姿があった。

 

 「作画とかストーリーとか声優さんの熱演だとか…まぁ色んな要素があっての神作品なんだけど、ポケ戦はやっぱキャラよな。バーニーにアルにクリス。シュタイナーさんは当然としてバトオペをやる上でリスペクトせざるを得ないミハイル君まで、今でも鮮明に覚えてるもん」

 

 大規模調整の初日、思うように行かない拡張スキルガチャの結果をどうにか上手く活かそうとカスタムパーツの組み合わせを頑張った。

 

 「んで、0083は絵よ」

 

 無計画に出撃→味方を巻き込んでの惨敗を経験し、その後にようやくフリー演習で機体の癖を確かめる…という愚行の果てに、塗装くらいしてやれよ…とリスナーからの指摘を受けての雑談タイムナウだった。

 

 「圧倒的に、絵のクオリティがパネェのよ「ヴァル・ヴァロだぞ!!」 とか「なんだありゃ、バッタか!?」とか…名台詞を名台詞たらしめるあのスーパーふつくしい作画があってこその名作なんじゃと、おっちゃんは思うわけなんよ」

 

 今日の焼酎はフラミンゴ。

 瓶のラベルにそのまんま、ピンクの脚長鳥類が描かれた独創的な焼酎だ。

 れっきとした芋焼酎でありながら、何故か鼻を抜ける柑橘の香り、炭酸の刺激がそれを華やかに広げて酒を飲む手を止めさせない。

 

 「〜〜〜〜〜ッ! パハァ〜〜〜〜!!」

 

 オツマミは塩茹でしたブロッコリー。

 旬のお野菜にマヨネーズをつけて、フサフサの部分を一口でパクリ! モグモグと味わう間に枝の部分にもう一度マヨネーズを乗せて………!

 

 「う〜ま〜い〜ぞ〜〜〜〜!!!!」

 

 

 ーーーマジでメシテロやめろやw

 ーーーゴロちゃんのせいで酒に目覚めました。責任取って結婚してください

 ーーー指定野菜

 ーーー腹減るって(#^ω^)

 ーーーぱはぁ〜〜〜〜♡♡♡

 ーーーダイエット辞めました

 ーーー今日も飲むぜ〜!

 ーーー飲酒系バトオペガノタ幼女

 ーーー今日は何杯飲む? 付き合うぜ!

 ーーーちょうど冷蔵庫にブロリーおった!

 

 

 「んでな〜? おっちゃんはステイメンがイットウ好きなんよな〜? アームドベース・オーキスと合体して超火力なビックリドッキリメカでありながら! ノイエ・ジールとの激闘を繰り広げておきながらの!! 最後のあの、もぉ………どうしようもねぇ!! て感じの、オーキスをパージしたあとの、あの空白みたいな瞬間を捉えた1枚絵のステイメン君にさぁ………ハートを撃ち抜かれなきゃ嘘なんだってば!!」

 

 ーーーノスタル爺な幼女で草

 ーーー 音 量 さ げ ろ w

 ーーーオタクの見本みてぇなTS幼女スコやで♡

 ーーーあの作画は、今でも一線級よな

 ーーー初見だけど何このクソガノタ幼女w

 ーーーわかりみしかry 

 ーーー↑ゴローは(それなりに底の浅い)ガノタTSょぅι゛ょオジサンだから

 ーーー昔のアニメーターは○チガイww

 

 リスナーと遊びながら機体の塗装を検討する。

 素が良すぎてしっくり来る色が無いのだが……。

 

 「強化前は流石に…ちょっとコレは流石におっちゃんには荷が重いなぁ〜って言う性能だったんじゃけど、運営ちゃんの謎な魔改造後の性能でならギリでヤれそうなんよね」

 

 先の戦闘では割とコテンパンにのされていたのだが、動かせずに乙るような嫌な感覚は無かった。

 むしろ慣れれば上手く立ち回れそうな予感があって。

 

 「ヨシ! 取り敢えず色は暫定でEG8のパクリにしとこ! それよりバトオペだぜバトオペ! 戦場がおっちゃんを呼んでるズラ〜☆」

 

 ステージ切り替えまであと10分。

 ゴローはおそらく本日最後となるであろうコスト550、墜落跡地を選択するのであった。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 「今回はそれなりに上手く行ってんじゃね?」

 

 2回目のウェーブの後。

 戦場にはまだ複数の敵機が残存しており、自軍側には支援機が2機のみ。

 そのどちら共がHPを黄色く変色させている。

 

 戦況はわずかに自軍が優位。

 戦場に取り残された仲間の2機が落とされても1000点程は余裕がある。

 この場合は味方とリスポーンを合わせる為に待機を選ぶのがベターではある。しかし、ゴローはただ待つよりも動く方が好きなので。

 

 「ポチっとなー」

 

 誰よりも早く出撃待機状態となっていたゴローは単身歩兵での出撃を選ぶ。

 僚機が奮闘してヘイトを集めている間に隠密行動。マップ中央の中継C地点からスタートし、塹壕を越えた先にある敵の中継D地点を確保しようと言う算段だった。

 

 「開幕のアンチスナイプ見たじゃろ? 山の上でお座りしてる芋スナ野郎におっちゃん操るステイメンの専用ビーム・ライフルがビシバシビシバシスカスカスカと当たりまくったあの決定的瞬間!!」

 

 ーーー静止対象への命中率6割、えぇ…てなったw

 ーーーご、ゴローにしては当たったよね!

 ーーー距離400で6割なら上等だろ?

 ーーーここに くると やさしいきもちに なれる

 ーーーなんで外すのかが理解できんくて…

 ーーー当たりまくった(全弾命中とは言っていない)

 ーーーまぁ初動は制したよ、うん!

 

 「か〜っ! これだからエイム強者ニキは嫌なんだよ、あんな遠くでお座りしてる機体に1秒…か2秒以内で照準合わせて当て続けろとか言う無理難題…いやここはあえて無理難題と書いてドラゴンクエストと言うべきスペシャルミッションをだえ!? このおっちゃんが見事に半分くらい消化したんだから大喝采してくれてもイーところじゃんよ〜………っととぉ?」

 

 ご機嫌なゴロー。

 そのアバターが無事に中継地点を確保したのだが、その頃には僚機は壊滅。

 暇を持て余した敵のジムⅢLv2が歩兵討伐に駆け付けていた。

 ここで焦ってはいけない。

 敵が側に居る時に無理をして「来い! ガンダァァァァァァム!!」をした結果、歩兵アバター射殺からの放置機体瞬殺の憂き目にあってしまうので(n敗)。

 

 …なので。

 

 「こーゆ〜時は〜♪ 建物を影にして〜♪」

 

 ズガン!

 ズガン!!

 

 撃ち込まれる弾丸。

 

 ズギィィン!

 

 空を裂く斬撃。

 

 その尽くから逃げ隠れ、嫌がらせに励むゴロー。

 

 「下に意識が言ってると〜♪ あ〜んがい、建物の上とか見逃しちゃうんよな〜♪」

 

 チャキリ。

 廃屋の上でバズーカを構えるゴロー。

 

 おそらく画面の前で地面に目を凝らしているのだろう。

 キャラコンがおざなりになったジムⅢ。

 その頭部へと、ゴローのバズーカが炸裂したのであった。

 

wキャラのコスプレ、誰を選ぶ?

  • やはり主人公! ヒイロ・ユイ
  • ココこそヒロイン! リリーナ・ドーリアン
  • お母さん! デュオ・マックスウェル
  • スネ夫! トロワ・バートン
  • 頑固ショタ! カトル・ラバーバ・ウィナー
  • オデコ紳士! 張五飛
  • 火消しの! ゼクス・マーキス
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