酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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 タイトル変更オラァ!!



運命のTS酔うじょオペレーション

 

 「う〜むむむ、悔しいけどやっぱジムレイドにはコネクティングシステム[汎用Ⅰ型]で決まりかなぁ…」

 

 

 いつものバトオペ配信。

 

 本日はコスト400のステージはリゾート開発区域だった。ゴロー含むチームAは拠点破壊無しの2000点差で敗北…と、かなり悪い条件にも関わらすゴロー個人の戦績としては3/12位と好成績であり、ライバルにも順当に勝利していた。

 

 「壁汎おじさんとしてカテゴリ特攻の汎用は鉄板だと思ってたんじゃけど、確かにこんだけ成果出しちゃったらキミらの言う通りとしか言えんのよな〜…実際扱い易かったし」

 

 耐久力を犠牲にして選んだ機動性。

 前々から旋回の重要性には気付いていたが、装甲値を削ってでも機動性を伸ばす考えを持たなかったゴロー。

 

 最近振るわない戦績を改善するためリスナーにアドバイスを求めた結果、最重要と思われていたカテゴリ汎用(耐久向上パーツ)をパージしてコネクト汎用(機動性向上パーツ)を組み込む今回のジム・レイドLv2のカスパ構成をお勧めされた。

 

 当然難色を示したゴローであったが、自分から求めたアドバイスを不意にするほどのアホでもない。

 内心の不安や不満を押し倒しての強行出撃…しかし、それは見事にゴローの戦闘スタイルにフィットしていた。

 

 「スキル拡張の装甲と強制じゃない方の冷却システムを組み合わせて硬さとスラスターゲージの両立とかも高評価ポイントなんやろーね。レイドくんスロット少なめだけど意識して組めば組めるもんなんやなーって」

 

 そんな風に今回のバトオペを振り返りながら箸休めの雑談に興じる。 陸戦Zのナーフ…いやナーフ以前に戦場にマグナが居る・居ないで勝率が激変する650コストでの戦闘はもうグチャグチャだぜーーーとか。

 450でガンダムと戦える機体をガンダムしか持っなくて、けどおっちゃんのエイムちからじゃ〜毎回ガンダムで戦えるわきゃねーザマスからして最近はめっきり450には潜ってないんじゃよーーーだのと。

 

 ご機嫌な笑顔でリスナーと遊ぶ。

 

 「ーーーんあ〜ディスティニーくん? 確かに持ってるけど評価がなぁ〜?? wikiのコメントチラ見した感じ劣化トールギスなんじゃろ? グスタフ先生でギリギリ保たれてる戦績悪化させてまで乗る魅力を感じんのよな〜」

 

 そもそも論として。

 750とまでは行かないが、700コストも相当な魔境である。

 

 どんな下手クソにも戦場貢献値の最低保証をしてくれる*1グスタフ・カールさんのお陰で封印されしエクゾディア(出禁コスト)扱いは免れているものの、希に遊びで出撃するF90のように最低ラインのエイムとキャラコンをプレイヤーに要求してくる機体での勝率は目に見えて悪い。

 

 何よりも。

 

 「ーーーうぐ…そ、そうだよぉ!? 悪いか!? トールギスサ〜ンの叩き出した最低最悪な8分間×2がトラウマなんだ!! あんな魔境でさぁ!? グスタフ先生以下の装甲の癖にあんなバカでかい羽付けてウロウロウロウロしてられっかってんだよぉ!!」

 

 そんな泣き言を垂れながら、今日は珍しくビールをグラスに注ぐゴロー。

 体調の関係もあるのだろうが、最近妙にビールの苦味が舌に心地悪く感じていた。それを少しでも緩和する為グラス飲みに変更してみたのだ。

 

 キンキンに冷やしたグラス。

 そこへ最初はあえて泡立てるように高い位置から垂直にビールを注ぎ、その後はグラスを傾け、泡の下に滑り込ませるように優しく流す。

 ある程度ビールが器に満ちた頃を見計らい、家庭用ビールサーバー(泡立て機)を使いフワフワの白を輝く黄金の上へと乗せる。

 

 「ぅえへ〜〜〜♡ えぇやろコレ! しょうみ味は変わらんけど酒なんてその場の雰囲気や気分で感じ方が違ってくる大人のお薬ですけんね、パーティーグッズとして活躍出来れば御の字よ………んぁ? あ、ヘーキヘーキ! 缶さえ画面に見せなけりゃ大丈夫だって! ほらなんかあるやろ? 『こどもののみもの』とか言うジュース。おっちゃんが飲んでるのはソレだぁら…ひひっ問題ねーんだよにぇ〜♡」

 

 ゴクゴクと勢い良く喉を鳴らす。

 

 「プハ〜〜〜! やっぱお薬は最高だずぇ♡」

 

 トラウマを忘れて酒に逃げる。

 そんなゴローにリスナーが迫る。

 

 「んぁ? だ〜か〜ら〜! ………んぐ、いや確かにレイドくんはそうだったけど、だからってキミ…ん、んん? しょなの? ん〜〜〜〜…」

 

 正直な話、wikiのコメントは役に立たない事がある。

 あの板に書き込む人種とゴローとではそもそものPS(プレイヤースキル)がゴミムシと白鳥くらい違うのだ。

 白鳥目線でお魚美味しいと言われても、虫からすればお魚はやベェ怪獣(海獣?)なのである。

 

 「主兵装チャージのASLでよろけさせて、そこから副兵装の高エネルギー長射程ビーム砲…ん? これもノンチャならASLついてんの?? ん? ズルくね………は? 最大限稼働したら後は前ブするだけ? ホントにぃ? ホントにゴザルか〜〜〜〜??」

 

 猜疑心はある。

 また激しくスッ転ぶゴローを指差して笑うつもりなんだと疑う心は間違いなくある。

 しかし今のゴローは気分が良かったし、見目麗しいお店のビール風缶ビールで脳が溶けている。

 

 「まったくぅ〜仕方がないでちゅねー? キミらのお遊びにちゅきあってあげましゅよ〜っと…」

 

 適当にスキルガチャを回すと。

 すると運良くカスタムパーツ拡張[装甲]Lv4を引当てることに成功。

 それを軸にパーツスロットをカスタムして……。

 

 「うし、TS幼女おじさん、ディスティニーガンダム! いっきま〜す!!」

 

 残念な酒カスおじさんの運命が、いま解き放たれたのであったーーー。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 「ーーーこれ………ヒドくね??」

 

 Aランク帯。

 ここでは特にトールギスⅢの出現率はそう高くない。

 これがA+やSになれば話は180℃変わるのだろうが、Aに居る程度のPSしかもたないプレイヤー(ゴローのお友達)がトールギスなどと言う高性能機をまともに扱える訳が無い、その実証のようなもの。

 

 今回ゴローが出撃した700コスト、5対5の北極基地でもそれは同じだった。

 

 自軍にはゴロー含めた3機のディスティニーと2機の支援機、敵軍も似たような構成ではあるが、ディスティニーの数は1機のみ。

 

 「別ゲーやってる感がエグぃ…」

 

 半笑いで画面を見つめるゴロー。

 ディスティニーの眼前には輝く翼を広げた2機のディスティニーの姿があり、その全員が腰溜めに刀を構えて前ブ(前方スラスター移動)をかましている。

 

 自機のHP半減をトリガーとして自動発動するスキル、最大稼働(S)によりディスティニーガンダムはただ前方へブーストするだけで攻撃姿勢を取り、ただ単に敵に体当たりするだけでよろけとダメージが稼げ、さらにそこから通常でも横でもなんでも良いので格闘武器をポチれば、ただその一撃でコテンと敵をおねんねさせてしまえるのだ。

 

 「なんか…うわぁ…………」

 

 明らかに『機体に乗せられてる』感を覚えながら、それでもこのアタマ空っぽ突撃コンボの有用性に笑ってしまうゴローなのであった。

 

*1
出撃ステージは選びましょう





 ディスティニーは確かにズルい。
 けどそれを言い出したらマグナのリミット解除もズルいしトールギスサーンのシューティングブーストもズルい。
 (俺は使えないんですけどね)

 まぁ結局は勝てば官軍なんですよね。
 みなさんも気楽に、肩の力を脱いてボチボチ遊びましょう。

wキャラのコスプレ、誰を選ぶ?

  • やはり主人公! ヒイロ・ユイ
  • ココこそヒロイン! リリーナ・ドーリアン
  • お母さん! デュオ・マックスウェル
  • スネ夫! トロワ・バートン
  • 頑固ショタ! カトル・ラバーバ・ウィナー
  • オデコ紳士! 張五飛
  • 火消しの! ゼクス・マーキス
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