酔うじょオペレーション   作:マキシマムとと

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エイムが無くても、キャラコンが腐ってても、機体評価が低くても…!!

 

 ーーーもっと遊ぼうぜ〜

 ーーー子供はおねんねの時間だもんな

 ーーーゴロたすおやすみ〜♡

 ーーーこの後もまだバトオペする癖に…

 

 

 ジム・レイドから始まりディスティニーガンダムに終わった今回の配信。

 名残惜しんでくれるリスナー達に最大級の笑顔で「また明日」を告げたゴロー。

 

 「………ヨシッ!」

 

 恒例の現場ネコ(指差し確認…ヨシッ!)で配信完了の安全管理。

 そこからゴローのその後(アフター)が始まる。

 

 若い肉体が求めるままに駆け出し、すぐ隣の部屋に待機してもらっていたウサさんと合流。

 それこそウサギが跳ねるような躍動感をもって定位置に舞い戻る。

 

 「いよ〜っし………」

 

 自分のグラス。

 その隣に、それより少し小さなグラスを用意して、先程と同じように美しい黄金のお薬を注ぐ。

 最後にビールサーバーの超音波で作られたきめ細かなフワフワの泡を乗せてーーー。

 

 「今日もお疲れさん、かんぱーい!」

 

 カチン☆

 

 幼女(おじさん)ウサギ(ぬいぐるみ)と2つのビール(金色のお薬)で形作られた秘密のパーティー会場。

 小さくて、寒くて、第三者が見たならば、きっと……どうしようとなく物悲しくて。

 けれど、この日常はゴローにとっては何物にも代えがたい大切な時間で…。

 

 いつものようにビールをぐいっと煽り、腹に力を込めて放出するお下品なゲップで空気を震わせた。

 

 「いや〜ディスティニーなかなかやったにぇ〜! 見てた? ウサさん父ちゃんの活躍、みてた!?」

 

 股の間に抱えたウサギ。

 その顎の辺りを優しく撫でる。

 

 「いやま〜確かに強い人には通じんかったけど…タックルとか、シールドバッシュとか、空飛んで逃げられたりしたらまー確かにキツかったけど。そんでも今日は味方も強かったし、チーム戦としては悪くない動きだったよな〜??」

 

 うへへ〜。

 ウサギの頭頂部へ向けてだらしなく笑い、酒を飲む。

 

 「うむむ…ちょっと腹減ってきたな」

 

 今日はビールばかり飲んでいて固形物を入れていない。今更何か作るのは面倒だし、かといってお菓子は口に甘い。

 それならば。

 

 「今回は〜………」

 

 ぱっぱら〜☆

 効果音を口ずさみながらクラッカーを取り出す。

 味付けの薄いプレーンクラッカー、そこに一口サイズに加工されたチーズを乗せ、またその上にプレーンクラッカーを乗せると………!!

 

 「チーズinクラッカ〜!!」*1

 

 クラッカーでチーズをサンドしただけの簡単オツマミ。しかしてその味と歯応え、舌触りはゴローにとって効果はバツグン!

 

 「うまぃ!!」

 

 サクッと砕けるクラッカー、その乾燥した空白を濃厚なチーズの旨味が埋め尽くし、絶妙なハーモニーを奏でて酒でヘタった舌へと絡みつく。

 

 幼女な口の小ささのせいでクラッカーのカスが落ちてしまうのは玉にキズだが『そんな些事など知ったことか! もっと喰わせるんだ』とでも言うように胃がキュンキュンと引き締まる。

 

 「ウサさんも食べる?」

 

 応える声はなく、しかしゴローは穏やかに微笑み。小さな一人と物言わぬ1羽の食事はゆるやかに続く。

 

 「それにしてもディスティニー悪くはなかったんよね…相手次第では完封されちゃうけど、一定以下のプレイヤーには機体パワーだけでゴリ押し出来てたし、突撃のよろけでチャンス作れるのはかなりデカイ………当てれんでもひっかき回せるとなるとーーーワンチャンやれそうな子が居るんよな…」

 

 パクパク、ゴクゴクと飲食を進める。

 ゴローの頭の中には次の戦場が思い描かれていた。

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 コスト750。

 何故このコストが魔境なのか。

 それはとても単純な話だ。

 

 ゲームスピードがなんたら、特殊スキルがこうたら。

 それも確かに無くはない…だが、本質は違う。

 

 

 『インフレにインフレを重ねた火力』

 『インフレに置いて行かれた耐久力』

 

 

 結局のところ、この2点が問題なのだ。

 速度なら650の陸戦Zで慣れた。特殊スキルなら700のディスティニーでお腹いっぱいになった。

 けれど、根本的な機体火力はコストが上がれば上がる程に上昇を続ける。

 火力の高さが何を生み出すのか。

 

 簡単に見せるならこうである。

 

 

 

 750     高いDEATH

 700

 650       ↑

 600

 550   HP最大から1 よろけで   

 500  全壊まで行く(逝く)確率

 450

 400       ↓

 350

 300     低いDEATH

 

 

 

 このように、たった一度の『よろけ』によって被る損害の重さが違う…これこそが高コストを魔境たらしめる主なる要因である*2

 

 故に、高コスト汎用にはそれまでの単純な『(デコイ)』としての役割よりも『弾幕要員』として遮蔽物を利用した立ち回りが重要性を増す。

 それは即ちミリ単位で壁から銃を出し、敵に撃たれる前に照準を合わせてトリガー、即座に壁にお隠れする事。

 つまりはキャラコンとエイム、その要求値の上昇を意味している。

 

 ゴローにその能力があるか…?

 無い。

 断言して、無い。

 

 ディスティニーの前ブ特攻でよろけを取った相手を追い越してからようやく格闘を振って、2回に1回は格闘継続が間に合わないレベルの反応速度だ。

 おじさんの脳みそではそれが精一杯なのだ。

 

 故にゴローは諦めた。

 750の…汎用機を。

 しかし、だからこそーーー。

 

 

 

 「吶喊します(コウ・ウラキ、とっかんしますぞ☆)!!」

 

 ゴローのマイホームとなりつつある北極基地。

 しかしてコストは750の魔境。

 白銀の地獄で、その機体は光を放っていた。

 

 それは青い輝き。

 青き清浄なる世界のために…抜き放たれたビーム・ランサーが一昔前の床屋さんでよく見かけたクルクル渦巻きとなって敵を蹴散らす。

 

 「即座に撤退!!」

 

 スラスターゲージの残量は、命の残量。

 追撃を放棄したゴローのF90Ⅱ[Iタイプ]が軌道を変えた。敵からの追撃をマニューバーアーマーとフライト・シールド・アタックの複合効果で凌いで逃げる。

 

 「なんとかなれ〜」

 

 推定ではあるが、よろけ蓄積値ギリギリで物陰に隠れる事に成功したゴロー。

 オーバーヒート中にはエイム許容範囲の広いマシン・キャノンx2でお茶を濁しつつ、よろけた敵機へF90Ⅱ[Iタイプ]用B・Lを流し込もうとしてその足元を撃つクソエイムを発揮する。

 

 そしてーーー。

 

 「死なばもろともぉ!」

 

 ーーースラスターの回復と当時に敵軍へと前ブをかますゴローなのであった。

 

 

 

 よろければ死ぬ。

 それが怖くて一度は逃げた。

 しかし、考え方を変えれば希望はある。 

 よろけさせられれば、味方が殺してくれるのだ。

 

 エイムが終わってる。

 よろけが怖い。

 装甲が持たない。

 

 それなら、それならば…!!

 

 「いけオラァ!!」

 

 突撃する事でヘイトは稼げる。

 デコイとして機能しつつ、各種スキルでよろけ確率を低減させる。敵の前線を掻き乱し、味方にチャンスを丸投げして逃げる…!!

 

 wikiのコメント欄でで引くほど叩かれているF90Ⅱ[Iタイプ]なのだが。しかしゴローにとっては唯一、彼こそが750で光り輝く希望となったのであった。

 

*1
cv.大山のぶ代様

*2
異論は認める





 やべぇ。
 今酒飲んでポケポケの単発引いたらリザードンYイマーシブ含めたゴッドパック当たった。

 俺が、(ガンダム)だったのか………??

wキャラのコスプレ、誰を選ぶ?

  • やはり主人公! ヒイロ・ユイ
  • ココこそヒロイン! リリーナ・ドーリアン
  • お母さん! デュオ・マックスウェル
  • スネ夫! トロワ・バートン
  • 頑固ショタ! カトル・ラバーバ・ウィナー
  • オデコ紳士! 張五飛
  • 火消しの! ゼクス・マーキス
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