かなり久しぶりの投稿です。
先週の金曜までの仕事で13連勤したので土日に休んでも回復しませんでした。
「そうして僕とミュラーはミナズキをクロスベル大聖堂に送り届け大司教殿と話をつけて一時的に彼が神父見習いとして滞在できるようにしたのさ」
得意げに話すオリヴァルト、その話にⅦ組は口をあんぐりと開き何も言えなかった。
「な、なんというか・・・」
「ミナズキが神父見習いしてたのもそうだけど」
「色々ぶっ飛んでいるというか・・・」
上手く言葉にできないリィン、アリサ、フィーをよそにオリヴァルトは笑いながら続ける。
「ちなみに大司教曰く『とても仕事熱心で見所がある、いずれは本当に神父になってみないか?』と打診があったよ。やはり律儀だよね彼は」
「あ、あはは・・・彼らしいね」
ミナズキの律儀さにレナが笑う、ミナズキはいつも妙に律儀なのだ。そしてそれは昔からだったらしい。
「しかし殿下、何故ミナズキの名前を隠すのですか?」
「確かに、気にはなりますが」
ここでラウラとマキアスが質問をした、誰にでも隠し事はあるだろうが現在Ⅶ組ではレナしか知らないミナズキの名前はオリヴァルトからも明かされることはなかった。
「ふふ、別に特別な理由は無いよ。ただミナズキ自身が自分で言いたいだろうからね、彼曰く『名乗るには少し綺麗すぎて負い目のようなものを感じる』らしいよ」
そう言ってオリヴァルトは穏やかに笑う、そして丁度よく聖餐室の扉が開いた。
「オリビエ、周囲からの視線が嫌すぎて取り敢えず戻って来た・・・何だこの空気?」
アルフィンとエリゼを連れ聖餐室に戻って来たミナズキが見たのは妙に優しい笑みを向けてくるクラスメイトたち、そしてニコニコとわざとらしく笑ってくるオリヴァルトだった。
「・・・・な、なんだよ」
「いや、なんというかミナズキの名前を知っている私からしたら・・・ふふふ、そうだね。確かに綺麗な名前だと思うよ」
何処と無く居心地の悪さを感じたミナズキに穏やかに微笑んだレナが返すとミナズキは自身のいない間にどんな話をしていたのか理解出来たようでオリヴァルトに掴みかかった。
「おいこらオリビエ!名前の話はしないで欲しいって何度も言ったよな!?まさか大聖堂の事も話したのか!?」
「いやぁ、君があまりにも焦れったいものだから流石にね?良いじゃないか別に何か悪い意味があるわけでもないし、何より君自身がいずれ教えようとしているのだから・・・あぁ待ってくれ、太刀に手を掛けるのは止そう?ダジャレのつもりは無いが聖餐室を凄惨な現場にするのはダメだ・・・わかった、本当に謝るから。だから太刀を振りかぶるのは止めてくださいお願いします」
「今度やったら容赦なくシバくからな・・・」
笑顔ながらに必死に命乞いをするオリヴァルトに顔を赤くしながらもミナズキは太刀を収めはしたが普通に胸ぐらを掴んでいる、掴まれているオリヴァルトは引きつった笑みで何とか抑えようとしていた。
「シバくって・・・」
「完全に斬りかかる勢いだったな・・・止めた方が良いだろうか?」
「胸ぐらを掴むほどに恥ずかしかったのか・・・?」
あまりのミナズキの形相にアリサ、ユーシスは困惑しガイウスは首を傾げる。
ちなみにアイネはそんな騒ぎを他所に───
「この子猫みたい!名前は?歳は?」
「ん、フィー・クラウゼル・・・今年で15になる」
「同い年だー!銀髪綺麗!」
「そっちも髪ふわふわで良いと思う」
フィーの頬っぺをモチモチといじりそのままサイドテールをピコピコと振っているアイネ、フィーも特に嫌ではないようでお返しにアイネのサイドテールをもふもふと触っていた。
「か、カオスだ・・・」
「なんというか収拾がつかないね・・・」
そしてそんな状況に唖然とするマキアスとエリオット。エリオットの言うように収拾がつかないこの状況、それを終わらせたのはアルフィンだった。
「皆さん、そろそろ静かにしないと女学院の生徒たちが覗きに来てしまいますよ?乙女の感は鋭く、何より色々な意味で飢えていますから♪」
彼女の言葉にミナズキはオリヴァルトを解放し、オリヴァルトは安堵のため息を吐く。アイネはフィーに抱きついていたが名残惜しそうに頬ずりをすると離れた。
「バイバイ!フィーちゃん!」
「うん、またねアイネ」
にこやかに別れる2人、しかしアイネはフィーの後ろにいるエマをしっかりと睨んでおりエマもそれには気付いていた。
「バイバーイ・・・・!」
「っ・・・・!はい、またお会いしましょう・・・」
上辺だけはにこやかな笑顔を向けつつも目は一切笑っていないアイネにエマも引き攣った笑顔で手を振り返した。
「さて、話せることは話したし明日の夏至祭はよろしく頼むよ」
「明日は俺は本格的に来賓護衛の任務に着く、悪いが特別実習は任せた」
「じゃあーねー!」
これ以上場を騒がせる訳にもいかない、もっと言えばただでさえ忙しいオリヴァルトが締め括るとミナズキもアイネもそれに続く。
その様子をⅦ組とアルフィン、エリゼは見送る。そして彼らが出て行くと一息ついてお互いを見合った。
「嵐、というよりなんとも軽妙と言うか・・・」
「思ったより面白くて変な人だったね」
「ちょっとフィーちゃん!」
苦笑いを浮かべ言葉を濁すマキアスにフィーが被せ気味にぶっ込む、それに対してエマが慌てて止めるがアルフィンは笑って受け流した。
「構いませんよ、お兄様はいつもあの調子ですから」
「いつもあんな感じなのか・・・」
「ミナズキの苦労が窺えるねぇ・・・」
アルフィンの言葉にユーシスが少しゲンナリした表情を浮かべ、レナは今し方そんな彼と行動しているミナズキに同情した。
この後、ミナズキがいつもと全然違う服装で雰囲気があって良かった話や、アルフィンがリィンをダンスに誘い他のⅦ組、特に女性陣から半ば冷たい目で見られるなどがあったが時間も時間なので案外すぐにⅦ組は家路につくことになった。
バルフレイム宮、執務室───
「いや〜、何とか他のⅦ組の生徒たちと話せて良かったよ。明日の夏至祭も協力してくれるようだしね」
上機嫌に書類の処理を行うオリヴァルト、そんな彼を見てミナズキも無表情で書類と格闘しながら話す。
「あんたがやりたいこと出来てるんなら良い、明日は嫌でも忙しくなるしな。必要なことはやっておくに限る」
「はは、その通りさ。明日の護衛は頼んだよ」
「分かっている」
「ところで・・・アイネ君、ぐっすりだね」
「あぁ、まぁ普段はずっと地元に籠ってるみたいだから外に出て疲れてるんだろ。本人が選んだことだから気にしなくていいと思うぞ」
「そうかい・・・」
現在ミナズキの肩にはアイネの頭が乗っている。執務室まではしっかりと自分で歩いていたアイネ。しかし、ソファに座ると一気に緊張の糸が切れたのかそのまま船を漕ぎ始め、最終的にはミナズキにくっついて眠り始めていた。
「すぴぃ・・・むにゃ・・・」
「ほんと、よく寝てる・・・」
「ミナズキ、明日は君も早い。今日はこのまま休みたまえ・・・僕は明日のことをミュラーと一緒に打ち合わせするよ」
「・・・それじゃお言葉に甘えて・・・アイネ、起きろ・・・部屋に戻るぞ」
「うにゃ・・・」
ミナズキに促されアイネは眠気まなこで立ち上がる。しかし、全然目は覚めていないようで立ち上がったあともぼうっとし動かない。
「アイネ?・・・アイネ!」
「・・・んにゃ・・・んへへ」
ミナズキに軽く揺さぶられるとアイネは何故かミナズキの後ろに回り込み、今度はミナズキの背中をポンポンっと叩いた。
「ん?どうした?」
「んー・・・・」
突然のことにミナズキが振り返るが欲しい返事ではなかったのかアイネはまたミナズキの後ろに回り込みもう一度背中をポンポンっと叩く。
「ミナズキ、もしかしたらアイネ君は君におぶって欲しいんじゃないかな?」
「は?おんぶしろってことか?」
「・・・んへへ」
困惑しながら聞くミナズキ、それに対してぽけーっとした寝ぼけ顔でコクコクと頷くアイネ。
先に折れたのはミナズキだった。
「ほら、さっさと行くぞ」
「・・・んー」
少し屈み体勢を低くしたミナズキ、そこにアイネはゆっくりと身体を預けるとミナズキはよいしょとおぶってオリヴァルトの方を向いた。
「んじゃ、また明日」
「あぁ、また明日」
「・・・んにゃ」
そのまま部屋を出て自分たちの寝室へと向かうミナズキ、結局アイネは寝ぼけた状態で寝支度を済ませると自身のベッドに潜り込み朝までぐっすりと眠るのだった。
翌朝───
「おはようミナズキ!・・・ところで執務室に戻ってから記憶が曖昧なんだけど何か知らない?」
「おはよう・・・まさか本当に寝ながらシャワーと歯磨き済ませてたのか・・・?」
元気に挨拶をしてくるアイネを見てミナズキは苦笑いを浮かべながらも準備を進めた。
現在の時刻はAM6:00、クロスベルからマクダエル議長が来るのはAM10:00頃、時間にはまだ余裕があるがどこまで準備してもし過ぎるなんてことは無い。
昨日も用意されていた黒スーツに着替え、2人はオリヴァルトの待つ談話室へと向かう。
談話室───
「やぁ、ミナズキ・・・」
「早いな・・・」
2人が談話室に着くと余り眠れていないのか疲れを取りきれていないオリヴァルトとミュラーの姿があった。
「なんか死にかけてないか?」
「満身創痍だね・・・」
「は、ははは・・・お恥ずかしい限りだけどね」
「夏至祭とはこういうものだ・・・」
朝から疲労困憊な2人を見てミナズキとアイネが声をかけると2人は苦々しい顔で答える。
確かに夏至祭は帝都でも大きなイベントだ。しかし、皇族であるオリヴァルトがここまで疲弊するほどに働く物なのか。ミナズキが気になっていると質問をしなくともオリヴァルトが訳を説明してくれた。
「今年は例年よりも来賓も多い、その上鉄血宰相殿は敵が多いからね。ここ最近じゃ反革新派の気運も高まっているからどれだけ警戒しても足りないくらいさ」
「だからってほぼ徹夜で仕事するかよ・・・」
「仕方が無いのだ、俺もオリビエも現状としてはかなり立ち位置が危ういからな」
愚痴るミナズキに対するミュラーの言葉、それを聞いて一般人なら首を傾げるが分かる人間には分かる。
オリヴァルトは皇位継承権を持っていない。だがそれにより他の皇族よりも自由が利いているのだが最近は鉄血宰相であるギリアス・オズボーンの影響で少しずつとはいえその自由が奪われつつある。
その中の1つに彼の相棒であるミュラーもいずれは護衛から外される可能性も出てきていた。
そして今後も自由はどんどん奪われていくだろう。
帝国により良い未来を作る、その為に信頼のおける友と一緒に出来る限りの悪あがきはしておく。
それが今のオリヴァルトの動力源の1つとなっていた。
「だからこそ、今は音を上げている暇は無いのだよ」
「あぁ、それにもし俺が居なくなるとしても今はミナズキ、お前がいる。誰に縛られる訳でもなく、だが約束を無下にしない義心のあるお前がな・・・俺が離れたらこのちゃらんぽらんを頼む」
オリヴァルトと共にミュラーがミナズキへと頷きながら言うとミナズキは少し照れるように顔を逸らした。
「・・・約束は守る。それはそれとして・・・子守りはなぁ・・・」
「苦労をかけるな・・・すまない」
「ちょ、ちょっと?ミナズキもミュラーも僕の事をなんだと思ってるんだい?」
「「手間のかかるちゃらんぽらんの放蕩皇子」」
「ぐはっ!?」
ミナズキとミュラーの思いがけない口撃にオリヴァルトは崩れるようにソファに倒れ込む。そんな様子を見てアイネが口を開いた。
「ねぇ、取り敢えず2人は何か食べた方が良いよ。顔色も良くないし」
そう言われた2人は互いを見直す、確かに徹夜の影響で顔色が悪い。
これで来賓に会おうものなら確実に心配されるだろう。
「・・・仕方が無い、何か作っておくからまず2人とも目覚ましとしてシャワーを浴びた方がいい」
ミナズキの提案に2人は驚くがすぐに立ち上がり笑う。
「ほう、ミナズキが作ってくれるのかい!そう言えば料理上手だったね。よしミュラー、シャワーを浴びに行こう!ついでに久しぶりに洗いっこでもするかい?」
「シバくぞオリビエ、だがミナズキの用意する料理は少し気になるな」
そうして2人はさっさと談話室から出てバスルームへと向かって行った。
ミナズキとアイネの寝室───
「さて、作るのは・・・ん?」
2人を見送り、自室で献立を考えるミナズキ。しかし隣から感じる視線に振り向くと目を輝かせたアイネがいた。
「何を作るの!」
「なんでそんなに嬉しそうなんだ?」
「ほら!あたしたちが会った時の事思い出して!」
アイネに言われ少し考えるミナズキ、そして直ぐにニヤリと意地の悪い笑みを浮かべて返す。
「・・・・あぁ、確かアイネが腹ぺこだったあれか」
「そうだけど!・・・ミナズキの料理あたしも食べたことないから気になってるんだ」
アイネはムムっと膨れながら顔を逸らした。
「じゃあ・・・そうだな、米は手持ちにあるから大丈夫として・・・」
「なんであるの?」
「今持っているのは昆布茶か・・・」
「なんで持ってるの?」
「あと必要なのは・・・サモーナか・・・流石に厨房に行けばあるよな・・・?」
「あるとは思うけど・・・何を作るの?」
「一緒に使うのは・・・海苔はあるからあとはわさびか?」
「だからなんであるの?」
ボソボソと呟きながらカバンから色々と取り出していくミナズキ、アイネの言葉も聞こえていないのかどんどん必要な物を取り出しそのまま廊下に出て厨房に向かって歩き始める。
「さて、作るか」
「だから!何を作るのって聞いてるじゃん!」
アイネの抗議の声が廊下に虚しく響いた。
AM7:45、談話室───
「いやー、つい長風呂をしてしまったよ」
「まぁ、良いだろう。出来る限り万全な状態で夏至祭に臨みたいからな」
にこやかに笑うオリヴァルトと笑顔ではあるがどこか締まった表情のミュラーが談話室に入るとミナズキとアイネがお椀をテーブルに並べておりお椀の中にはツヤツヤに炊かれた白米の上に大きめに刻まれている焼かれたサモーナが乗っている。
「お、ちょうど良かったみたいだね」
「そのようだな・・・ミナズキ、これはなんて言う料理なんだ?」
ソファに座りつつオリヴァルトとミュラーはミナズキに聞いてくる、そんな2人にミナズキは急須を持ちながら答えた。
「サモーナのお茶漬け、徹夜の2人でもこれなら食べられるだろ?」
そう言いながらお椀の中に昆布茶を注ぐ。
その瞬間何処かほっとしてしまう香りが部屋の中に漂い始め、オリヴァルトもミュラーも、なんならアイネも顔をほころばせた。
「わぁ・・・なんだか落ち着くよ・・・」
「んー、良い香りだ・・・」
「これは東方の茶だな・・・」
アイネ、オリヴァルト、ミュラーの少し緩んだ顔を見てミナズキは静かに笑うと全員にスプーンを配りながら話を進める。
「余りのんびりは出来ない、取り敢えずこれを食べて少しは栄養を付けてくれ」
「いっただっきまーす!」
「では、いただくよ」
「すまないな・・・」
少しは場の空気をを引き締めよう、そんな気持ちでミナズキは言ったつもりだった。
しかし、料理はそれを許さなかった。
「はふぅ・・・」
「んー・・・・」
「美味いな・・・」
「良い出来だ・・・」
4人揃って美味しさに表情が崩れた。
食べ終わってからも少しの間4人はそのまま動けず、出来ればこのまま寝てしまいたい、そう思いながらも何とか体を動かすのだった。
AM9:50、帝都中央駅、ホーム───
「さて、もうすぐマクダエル議長が来るぞ・・・」
駅のホームにて、大勢の憲兵に混ざりながらミナズキは呟く。
しかしそこにアイネの姿は無い、別に逃げ出したとかそう言った訳では無い。
ただ単純に作戦として人間の姿ではないだけだ。
「ニャー」
オレンジ色の毛色の猫が小さく鳴く、当然この猫がアイネだ。
今回、アイネがお願いされた役目は有事の際にミナズキをフォローである。
もしも議長の近くにいる黒スーツの人物がミナズキ1人だけなら相手は議長と護衛がミナズキだけだと考えるだろう、そしてミナズキを止めている間に議長を狙おうとするわけだがここでアイネが人間に戻り敵を不意打ちしてあわよくば相手を気絶させる。
ただ撃退するだけではなく、相手を捕らえて雇い主の名前を吐かせるのが主な狙いだった。
当然上手くいくかは分からないし、失敗もあるかもしれないがあくまでもアイネは保険でミナズキが上手くいかなかった場合に動くだけだ。
そうしている間にもホームにアナウンスが響く。
『まもなく─── クロスベル発、帝都行き特別列車が参ります』
途端に憲兵たちに緊張が走る、いくらこちらが宗主国とはいえ相手は長くクロスベルの市長を務めていた超がつくほどの大ベテラン政治家だ、当然無下に扱うわけにはいかない。
それにこの列車には他にも来賓が乗っている、ほとんどはクロスベルの政争で帝国側に着いている人物でもし彼らに危険が迫ればそれは帝国の落ち度になる。
気を抜ける暇なんてどこにもなかった。
「・・・アイネ、今はお前が羨ましいぞ」
「ニャー?(なんでー?)」
「・・・緊張感が強すぎて正直帰りたくなってきている」
「ニャー・・・(あちゃー)」
そして、その時が来た───
汽笛の音と共に特別列車が到着する。軽く音を立て列車が止まると扉からおでこの少し広いが真っ白な髪と髭を蓄えた凛とした老人がホームに降り立った。
「っ・・・・!」
「ニャ!」
ミナズキが反射的にその老人に敬礼するとアイネもお座りの体制になり老人を出迎えた。
「マクダエル議長に対し・・・敬礼!」
1人の隊長である憲兵も声を上げ、その場にいた憲兵たちはそれに合わせて敬礼した。
それを見た老人は軽く頷くと前に出て静かに頭を下げた。
「この度はお招きいただき誠にありがとうございます。自己紹介をさせていただきます。私がクロスベル自治州で議長をさせていただいておりますヘンリー・マクダエルと申します、どうぞよろしく」
そう言ってマクダエル議長は頭を下げた。
ミナズキとアイネ、そしてⅦ組にとっての長すぎる夏至祭が幕を開けた。
ご拝読ありがとうございました。
多忙ですがいくらでも続ける予定です。
次話もよろしくお願いいたします。
ミナズキは帝都編以降はどうなりそうに見えますか?
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なんとか色々切り抜けそう
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クロスベルでは地獄を見そう
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昔の仲間に期待
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今の仲間を信じろミナズキ
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少しはヒロインたちと接近しろミナズキ