超常社会の傀儡人形師 作:Dの行方
ある会員制カフェの事務所にて、正座させられている少女とその前に仁王立ちする男が一人
「サラ、私に何か言うことはあるかな?」
「ごめんなさい、人形師さん…ヴィランとバレてはいけない任務でバレ、しかも人形師さんの手を煩わせてしまってすいませんでした…」
少女が頭を下げる。男は少女の頭をなでながら
「サラ、わかってるならいいのだよ。それに、その失態をなくすような働きをしてくれたのだから、もう私は怒ってないよ。」
少女は顔を上げ
「本当ですか?」
「本当だよ、だから正座はやめてほしいな。」
少女はサッと立って
「ありがとうございます!!」
「うんうん、それでこそサラだ。」
『主』ズキッ
男が胸を押さえた
「大丈夫ですか!?」
「あぁ、大丈夫だよ」
"なんだ?零龍…"
『われの復活はまだか?』
"もうすぐだから待て"
『早くしろ。我はお前が我を一度だけ
呼び出したあの日のこと忘れもしないぞ』
"どの日だ?"
『思い出せないのであれば思い出させてやる』
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オールマイトが18の時、オールマイトと志村奈々、そしてAFO
「俊典、逃げろ…」
「師匠!!」
この感動的なシーンに言葉を刺すもの一人
「感動的だね…どう思う?悪の根源…」
「君は誰だい?」
黒装束を羽織り顔が見えない男は後ろに白く禍々しい龍が佇んでいる
「僕は___。AFO、ここはひいてくれない?この子の実力が見たいからさ」
「それはできないお願いだね。」
「なら、食らいな。"零龍"よろしく」
『承った…』
零龍と呼ばれた白い龍が力をため、力を出した時、視界が白くなり次に見えたのは何もなくなった大地であった。何もかもがなくなりゼロになっていた。
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『どうだ、思い出したか?我が力を放った時、お前の記憶はなくなり、自分の名前を忘れてしまった。だが、次に我を呼び出せば、お前の名前も何もかも思い出せるんだぞ。だから早く我を復活させろ』
"……俺の名前、俺の正体…"
『そうだ、なるべく早くで頼むぞ"
男の目が覚めると、事務所の椅子に寝転がり、毛布が掛けられている状況だった。
「大丈夫ですか?胸を押さえたかと思ったらいきなり倒れるんですから、カフェは大丈夫ですよ。臨時休業にしてあるので」
「ありがとな、サラ」
男は自分の手を見ながら
「俺の名か…」
「人形師さん…私の名前もいつか…言える日が来るのかな?」