ミミック姉妹視点です。またしても若干長い気がします……。
ちょっと時系列遡ります。
遡ること学科交流会初日の朝。
ミミック姉妹ことリリアとリリエは、交流会の開始を告げる開会式に参加するために一般学生寮から歩いていた。
天華軍府立学園の敷地はとても広い。ゆえに、その弊害として一般学生寮から開会式の会場となる中央広場へはかなりの距離があった。……余談だが、貴族寮は学園の中央に近い位置にある。
ゆえにかなりの距離を徒歩で移動していた2人は、校舎裏を横切ろうとしたときに、耳元で何かを囁かれたような奇妙な錯覚に陥った。
『……4教……来…………』
いや、錯覚ではない。2人の耳にはたしかに声が届けられていた。ノイズがかかったようなか細い声が次第に鮮明になっていく。
『3-3…4教……来な……ク』
『3-304教室に来なさい、
ごくりと唾を飲む。2人がミミックの先祖返りであると知っているのは《會》の人間か、以前話した2人だけだ。
しかし、この声の主の雰囲気があの2人とは思えなかったし、あの2人が自分たちの秘密を誰かに話したとは考えにくい。いや、考えたくなかった。
つまり、相手は《會》の使者。無視できるはずもない以前に、彼女たちにその指示に従わない選択肢など存在しない。
「お、お姉ちゃん」
「うん、わかってる」
声の指示に従い指定の教室が存在する教室の前に到着すると、『中に入ってください』という指示に従い、2人は教室内に足を踏み入れた。
まだ朝の、それも学科交流会というイベント当日ということもあり、学園の片隅にあるその校舎の周りには人っ子一人いなかった。
そんな静かな教室に2人がガラガラと扉を開く音が響く。そのこじんまりとした教室の教卓には、人影が一つ。黒い布切れを纏っており、顔には鳥をかたどったマスクを着けているその人物は、男か女かすら判断がつかない。
『《夜の魔女》、《甲高く泣く梟》』
『どれも大したことのない低等級の魔道具です。そう警戒なさらず』
『短い間自分の魔力を乱したり、遠くまで音質の低い声を届けたり、せいぜい四等級の魔道具といったところです』
『魔力を乱すことで魔力探知からの個人の特定を防いだり、音質が低いことを利用して声音を誤魔化すとか、色々使い道があるにはありますが』
人影は聞いてもいないことを話し始める。抑揚のない平坦な声がくだんの魔道具によるものなのかはわからないが、それがよりいっそう人間味を薄れさせており、目の前の人物にある種の上位者然とした雰囲気を与えていた。
「あなたはなんなの?」
『わかりきったことを聞きますね……。私は《會》の使者です』
やはりそうか。なんで今。
《會》にこの学園に入学させられてから、ただの一度も連絡を受けなかった。一切、なにひとつ音沙汰がなかったというのに。もしかしたら、万が一、すでに私たちのことなんて忘れてくれていたとしたら……。そんな淡い希望にすがっていたかったのに。
そんな弱りきった考えを拭い去るように、精いっぱいの大声を出す。
「そ、それで、いまさらなんの用ですか!? ずっとなにもいってこなかったくせに!!」
「ふん、どうせ上で私たちの処分でも決まったんでしょ!! 利用価値もない失敗作ってね!!
やってみろ!! 腕一本くらいは道づれにしてやる!!」
『……ずいぶん元気になりましたね……。《會》であなたたちを見たのは一度だけですが、そのときと比べてずいぶんと。しかし、《會》から抜けたいという気持ちは変わらなさそうですね』
「「当たり前!」」
2人はすでに戦闘態勢に移行している。いまだ未熟とはいえ、どこぞの専属魔術講師2人のおかげで、魔術への理解は入学時と比較にならないほど高まっている。
――たとえかなわなくとも、一矢報いるくらいのことはしてやる。
そんな覚悟を固めた2人とは打って変わって、人影は軽い雰囲気のままで、言葉をつづけた。
『それはよかった。あなたたちは《會》から追放です。これからは自由ですよ』
「「…………は?」」
………
『あぁ、
『あなたたちへの仕送りはもう打ち切りましたので、自力で生きていってくださいね』
『では、お元気で』
2人は、その後学科交流会の開催式に出席する気力も起きず、かといって去っていく使者を追う気にもならなかった。
そのまま放心状態でいたところ、おそらく開催式帰りであろう、教室を利用する学生たちに退出させられて、あてもなく交流会でにぎわう学園内をさまよっていた。
リリアは混乱していた。
……本当に解放されたのか。最悪のタイミングでまたやってくるのではないか。そもそも、これからどうやって生きていけばいいのか。
「おねぇちゃん!」
リリエの声がする。――そうだ、妹。妹がいる。こんな、なににもならない時間を過ごしている場合ではないんだ。唯一の家族だ。私が守らないと。
「お姉ちゃん! まえ! まえ!!」
「え……?」
妹の声で正気を取り戻した姉の目の前には、いつの間にやら壁があった。
――否。あまりに近すぎて、背の低いリリアには壁にしか見えなかったそれは、人の背中であった。
「きゃっ!」
そのままぶつかり、しりもちをつく。
なにやら周囲が騒がしい。
「なにものだ!?」「フィーシャ様、お怪我はございませんか!?」「あれ、誰?」「うわ、あいつ死んだなw」「なんかあの子嫌な感じする」「普通科の子じゃない?」「なんか知ってるかも、ちょっとだけ有名でしょ」「平民か……。大丈夫なのか?」「会長になにかあったのか?」「四霊大家に平民が粗相を?」「ちょっとこれやばいんじゃない?」
リリアは自分の周りに人だかりができていることに気づいた。
――混乱している彼女自身は気づいていないが、むしろ人々が遠巻きに見ている人物にぶつかりにいってしまったというほうが正しい。
自分を囲む人々の会話の内容はよくわからなかったが、とにかく大変な状況だということはわかった。リリアはとにかくここを離れたかったが、周囲の目は彼女を明確にとらえていた。――逃げられない。
怖い。《會》にいたときとは味わったことのない種類の恐怖だった。集団の標的になるという恐怖を。
「――――静まりなさい」
ピタリ、と喧騒が止んだ。声の主はもちろんフィーシャ。いわずと知れた学監会の会長であり、この人だかりの主だ。
「わたくしはなんともありませんわ。あなたは平気です?」
「え……ぁ、う」
「……平気ではなさそうですわね。わたくしが介抱してあげましょう」
狼狽する周囲の人間に一礼をして、彼女はリリアを立たせた後、「わたくしに構わなくて大丈夫ですわ」と言い残しその場を離れた。妹のリリエは群衆と同じくしばらく呆然としていたが、その後我に返ると姉を追って駆け出した。
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「あ、あの……」
「あぁ、落ち着いてきましたか。調子はどうですか?」
「大丈夫です。ありがとう、ござい、ます」
「あら、そんなに緊張しなくてもいいのですよ? ちょうどあの方々と会話にも飽きてきたころでしたし……。むしろ感謝したいくらい」
ふふふ、と笑うフィーシャ、さん? がとてもまぶしく見えた。なんだかよくわからないが偉い人だろうに……。
正直なところ、貴族とか士族とかお金持ちとか、人の上に立つ存在というものすべてをあんまり信じていない自分が、目の前の人をかっこいいと感じていることに、自分自身が一番驚いている。
……ユーもたぶん偉い貴族だった気がするけどなんか違う。別枠にしておこう。
「それで、あなたはどうしてそんなに暗い顔をしているのですか? わたくしにぶつかってしまったのも、『それ』のせいですわよね? 面白そうだから聞かせて……、ごほん、失礼。退屈しているわたくしを助けるとでも思ってくださってけっこうですから、よかったら話してくださいますか? お代として、できるだけ助けてあげますわよ」
うん。ちょっっと変な人かもしれないけど、助けてくれたのは事実だ。偉い人なのにぶつかっても笑ってくれてるし。それに、《會》は抜けたんだし、ちょっとぼかして話すくらい許されるはず……。
「お姉ちゃん大丈夫!?」
「あら、妹さんがいたのですね。おや……?」
リリエは私をかばうようにフィーシャさんとの間に立つ。
「姉妹で【先祖返り】……? 初めて見ましたわ!」
「「!?」」
なんでわかったの……!?
「なんで、って顔ですわね。まぁ、説明するのは難しいのですが、『圧』のようなものを感じるというか……。【先祖返り】には何人か会ったことがありますし、そもそもわたくしのようなものは
「わたくしはこの程度なんともありませんから、お気になさらず」
私たちは初めて話す人たちになぜか嫌がられることが多かった。今までは平民だからとか、世間をよく知らないからとか、
「それにしても、姉妹で先祖返りと。面白くなってきましたわね。さあ! お2人そろったことですし、そろそろ事情を話していただきますわ!」
もうこの人、面白がっていることを隠さなくなってきてる。
「ふむふむふむ、自分たちを育ててくれた施設からの仕送りが急に止められてしまって、それで途方に暮れていたと」
かなりぼかして伝えたが、ある程度わかってもらえたと思う。
……やっぱりはじめて会った人に詳しく話をするのはやめた。もし《會》の監視がまだ終わってなかったら、この人を危険にさらしちゃうかもしれないし。
「なんだか期待してたよりも内容が薄いですわぁぁぁ」
目の前の人物は骨が抜けたようにふにゃふにゃになっていた。『がっくし』という感情がそのまま声に出そうなありさまだ。
しかし失礼な。この先どうすればいいんだ問題だけでも、私たちにとっちゃけっこう深刻なの!
「がっくし」
ほんとに言うんだ。
まだあきらめきれないようで、実は他国の王家の血をひいていないかとか、大陸を救う使命があるんじゃないかとかあれこれ聞いてくる。
物語の読みすぎなんじゃないの? なんだか私が心配になってきた。
ひとしきり聞いた後、本当に何もなさそうな私たちの反応をみて、うんうんうなりながら何かを考えているようだ。
「う~~~ん。――――これじゃ不完全燃焼です! あなたたち! この後暇ですか!?」
「うぇっ?」
「ま、まぁ何もないけど。いや、ないです」
「遊びますわよ!!!!!」
え? えっ??
………
現在、私ことリリアは学生の出店する屋台で買った、大量のお菓子と肉や野菜の串でいっぱいいっぱいの両手を持て余した状態で、学園の片隅のベンチに座っていた。
ゆっくりと日が傾き始め、明るいオレンジ色が遠慮気味に空を染めつつある。
「満喫しましたわ~!」
フィーシャさん――名前は遊んでるときに聞いた――は、『がっくし』きていた時の彼女とは比べものにならないくらい楽しそうな……、もっと言うと、私を助けてくれたときの彼女の印象からはかけ離れた姿でそこにいた。
……クイズゲームの景品を大量に身に着けた姿で。
「はいっ! フィーシャさん。こ、この果物まるごと飴みたいなのっ、美味しいですよっ」
「あら、ありがとうございます、リリエさん」
リリエの差し出した大きな飴のお菓子を、ぱくっと食べている。一部食べたというよりもかじり取ったような跡が飴に残されているが、ことさら下品にも感じない。
なぜなら、食べた瞬間がわからなかったからだ。少なくともリリアの目にはとらえられなかった。口を開けた次の瞬間にもう飴から口が離れているようにしか見えない。意味わからん。
それにしても、リリエがほかの人にこんなになつくなんて。
フィーシャさんに頭をなでられてうれしそうな妹を見ながら感慨にふける。
《會》にいたころはこんなの想像もできなかった。
そして、朝のできごとをゆっくりと受け入れ始めている自分に気づく。
…………本当に、《會》は私たちと無関係になったのかも。
そうだったら、これからは、こんなふうに『普通』に過ごせるのかな。
生活の問題も多少は希望が見えてきた。
彼女と遊んでいる中で、つてでちょっとした仕事を紹介してくれることになった。どのくらいのお給料が入るのかは失礼かと思い、聞けなかったが。
もしかしたら厳しいかもしれないが、それで学生の間食いつなぐことができるかもしれない。
そんな私を見てなにか思ったのか、フィーシャさんは微笑んで言った。
「会ったときと比べて、ずいぶんましな表情になりましたわね。ものごとを受け入れるのには、時間もけっこう大事なんですのよ?」
たとえ時間でなにも変わらなくても、ね。と、フィーシャさんは付け加えた。
その『良いこと言ってやった』みたいなどや顔と、身に着けた景品たちがなければかっこいいのになぁ。
――いや、これでも十分すぎるほどかっこいい気がする。
「あ、あの! 今日はありがとうございました!」
「いいのいいの。わたくしもとっっても楽しませていただきましたわ! ほんっと! わたくしを避ける人たちと、過剰に近づいてくる人たちばかりでうんざりしていましたの」
そろそろ用事があるので帰りますわ、と席を立ち、歩き去ろうとした彼女は足を止め、こちらを振り返った。
「最後にもう一つアドバイスをば。――
「アドバイスした立場、ということでわたくしからひとつ。わたくしは
ではまた~! と、今度こそ去っていく彼女に私たちは二人で手を振り続けた。
姿が見えなくなってから、ベンチの上にいつのまにか、メモのようなものが残されているのに気付いた。
そこには『お仕事の紹介忘れてましたわ。交流会が終わったら、学監会長室に来てくださいまし』とあった。本当にいつ書いたんだろう。そういう魔術とかあるのかな。
ちゃんと返しきれるかはわからないが、いつか必ず恩を返そう。
しかし会長? 会長?? あまり考えないでおこう。藪蛇な気がする。
それにしても、『不安と秘密の共有』かぁ。思い浮かぶのは友達2人――あの2人って友達でいいんだよね? ――の顔だ。
うん、やっぱり2人にも何か聞いてみよう。私たちの秘密もフィーシャさんよりちょっと踏み込んで教えてそれで……。
……もしかしたら、2人の力になれるかもしれないし。
「そう、だねお姉ちゃん。ふ、2人もなにかありそうだし。助け合えるかもぉ……!!」
そうとあらば! と、私たちはうんうんうなりながら2人にどう切り出すか相談していた――
………
「「――っていうわけ(です)!!」」
「長い」「飽きたんだけどぉ?」
「うるっさいわね!! 人の心とかないのあんたたち!!」
フィーシャさんの個人的な部分には触れずに、私たちは目の前のちょっとだるそうな2人に事情を説明したらこれだ。あんたたちに秘密を話してもらうかどうか葛藤してた自分が馬鹿らしい。
「それで! さっきの話!! 2人にもこう、秘密とかあるでしょ!? できる範囲で教えて!」
「お願いします!」
「例えば……。ユー! なんであなた女の人が怖いのよ!?」
「……」
「あっ……。ごめん、嫌だった?」
うっ。気がはやりすぎたかも。よくわからないけどトラウマってそんな簡単に話すようなものじゃないよね……。ゴクリ、と唾をのむ。
「本当に無理なら意外な趣味とかでも――」
「…………婚約破棄。婚約破棄だ。昔の婚約者にこっぴどく振られた。それがきっかけだ」
「むろん、それだけが理由ではないが、一番はそれだな。はぁ、これで満足か?」
婚約破棄……。結婚の約束を破られたってこと? それは辛いかも。
それにしてもそんなの本でしか見たことがない。ユーが結構えらいお貴族様だっていうことを再認識できた気がする。
でも、おもったよりもあっさり、簡単に答えてくれた。ううん、『あっさり』でも『簡単』とは限らない。少なくとも、ユーは自分の秘密を私たちに教えてくれたんだ!
得体のしれない達成感のような感覚とともに、自分の悩みが少し軽くなった気がした。
「あ、ありがとうございます。じゃあ、次はリィンさん! なんでもかまいません! 意外な趣味でも」
「俺への反応薄くないか?」
「さっきからあなたたちの意外な趣味推しはなんなの?」
いいでしょ意外な趣味。普通に気になる。
「ううん、ワタシの秘密……。そうだ、学園の理事長と月一でお茶してるとか?」
「えっ……? すご」
「純粋に驚きですぅ……」
「そもそもこいつがお茶会をしている想像がつかんな」
「まぁこれ以上はあんまりワタシの口から言えるもんじゃないからさぁ。このあたりでいろいろ察してくんない?」
結構びっくりしたけど、こちらも思ったよりも素直だ。てっきりもっと『悩みのレベルが違うから教えませ~ん』くらい言ってくるかと思ってたのに。
「なんだ2人とも、結構ちゃんと答えてくれるのね」
「「なにか文句でも?」」
「ふふっ。いや、ありがと」
「けっこう気持ちが楽になりましたぁ」
心が楽になった気がする。秘密の共有そのものよりも、2人がちゃんと答えてくれることそのものが、普通の友達みたいでうれしかった。
このまま普通が手に入るかもしれない。いや、このままこれが続いていくと、信じようと思った。
「そ、そうだ。完全に雑談なんですけど。私たちと初めて話したときに怖くありませんでしたぁ? 【先祖返り】ってそういうことがあるって、フィーシャさんに聞いたのですが……」
そうだ、それもちょっと気になってた。ほかの人とかかわるとき、何か参考になるかもしれない。
しっかしまあ、2人ともピンと来てない様子だ。ぽかんとしている。
「ワタシが天才だから?」
参考にならない。ハイ、次。
「俺はすべての女子をうっすら恐れている」
参考にならん2。ハイ、この話オワリ!!
………
「じゃあ今から4人で遊びに行くわよ! みんなでクイズ大会と魔術ボード迷路行こ!」
「えっ、お姉ちゃんそれフィーシャさんとやって……」
いーの! 一回やったことあるから2人にどや顔できるかもしれないでしょ!!
この2人が悔しがってるところなんて見たことないんだから、一回見てみたいじゃない!
ちなみにクイズ大会は再入場不可。ボード迷路はもう閉まってた。残念。
張り紙によると運営側に不調を訴える人が多かったらしい。あのゲームの運営大変そうだし、そういうこともあるのだろう。
その後、もう夜遅かったので、てきとうなごはんを4人で食べてそれぞれの寮に帰った。
――――明日も、こんな日が続きますように。
読んでくださっているみなさん、いつもありがとうございます。
GWなのにあまり投稿できてなくて申し訳ないですね。
私生活がね、割といそがしくてね……。
GW中にもう一話くらいは出せたらいいなって思ってます。
たぶんそろそろ一章(?)が佳境に入りますし。
●~おまけ~
リ姉「あのとき意外な趣味のほうを答えるとしたら、2人ともなんて言ってたの?」
リィン「読書」
ユー「筋トレ」
リ妹「ユーさんの、そこまで意外でもないですけどね……」(ガタイの良いユーを見ながら)
●特に重要じゃない説明
〇果実まるごと飴
その名の通り。りんご飴の、この世界独自の果物バージョン。見た目はバナナに近いが中身はミカンに近い。それを飴でコーティングしている。
〇魔術ボード迷路
実際に人が移動する、分岐のあるすごろくのようなもの。止まるマスによって魔術的な仕掛けがあったり、ノルマやペナルティがある。
フィーシャは『指定のマスまで戻る』を3連続で引いてキレた。