わーにん、わーにん この作品にはギャグのノリですが性転換要素があります。
この手のネタが嫌いな方はご注意下さい。
ノスタルジックな木造校舎、綺麗に咲き誇る桜、それを見上げる二人の人影
「おい、アーチャー 何でだと思う、この状況?」
一人が盛大に顔を引きつらせて隣の人物に話しかける。
「さあ、私に聞かれても困るのだがね」
皮肉が混じった声色で隣の人物が返答する。
その返答を聞いた相手は盛大にため息ついて、ひと言
「お前の裸ジャケットはまだ許容範囲だとして「マスター?!」何で、何で……」
「何で俺の外見が女に変わってんだよぉぉっ!!!」
「マスタぁぁぁぁ?!」
その隣の青年、白髪に褐色の肌、赤いジャケット、黒ズボンの青年は彼の相棒であるアーチャー、自分のマスターである目の前の人物の発狂振りに慌てる。どうしてこうなった。二人の思考回路はそれで埋め尽くされた。
☆
それは誰かに呼ばれた気がして目が覚めたときのことだった。俺はどこかで眠っていた。いや、まどろんでいただけかもしれない。
「マスター?」
誰かの声がする。
「マスター、起きないか!!」
「だぁっ」
全力投球で殴られたような衝撃に思いっきり体を起こす。それと同時に来た痛みの第二波にはそのときは気が付かなかった。
「いったぁぁぁぁぁ、いったいじゃねぇかよアーチャーっ!!!」
こんなことを俺にしてくるのはこいつだけだと確信して、目の前の人物に文句を言う。
「マスター、俺の方が重傷だと思わないか?」
顎を押さえ、顔をしかめるアーチャーの姿を見て俺はあーと思った。
「………すまん」
「分かってくれたならば構わない。さて、もう一度確認するが君が私のマスターだな」
いきなりなにを言い出すんだこいつは。
「は? ボケたのか、アーチャー それともお前はムーンセルに再度呼び出された別人か?」
俺のアーチャーがそんなこと言うのかよ。いい加減にしろよムーンセル。俺の表情を見たアーチャーがホッとしたように笑う。
「その返答を聞いて安心した。君は私のマスターだな」
「だからさ、俺を見間違う要素が何処にあるんだよ」
いつもだったら俺がどんな格好しててもすぐに見分けるこいつがいきなり何言うんだよ。
「主に今の外見だな。パスが繋がっているので一応の判別は出来たが体だけがマスターによく似た何かかもしれないことを鑑みての質問だ」
「は? 外見?」
アーチャーが鏡を
目の前に居るのはどうみたって女子、ブラウンの長くゆるいウェーブの髪に青色の瞳、チラッと映るセーラー服………あのさ、
「…………アーチャー、これ俺?」
「ああ、認めたくもなかったが君だ」
お互いに顔を見合わせてひと言
「「なんでさぁぁぁぁぁ」」
保健室(後でアーチャーが教えてくれた)で全力投球で叫んだ俺たちは慌てて駆けつけた桜によって追い出された。
★
一方、他の場所にて
「ふぅん、なるほどね」
茶色の髪に青色の瞳の学ラン少年が金髪の拘束具とウェディングドレスのような服をまとった少女と並んで座っていた。
「奏者よ。この先どうするつもりだ?」
「外見が兄さんと入れ替わったのかなんなのかはしらないけれども、この状況は確実に方向性を間違われるわね」
女口調の少年は割と珍しいと思われる。まあ、
「どんな奏者であろうとも余は奏者のことを好いておるぞ」
セイバーのストレートな言葉に面食らった凪乃だったがふわっと笑うと、セイバーに言った。
「ありがとう、セイバー」
★
さらに別の場所、ブラウンの髪を小さいポニーテールに結んだ少年が桃色の髪に黒を基調とし、黄色のリボンをつけたゴスロリ服の狐耳と狐尾の少女と端末を覗いていた。
「とりあえず、何でこうなったんだろうね?」
言わずもがな
「んー、私にはさっぱりわかりません」
「サーヴァント用の拘束具って面倒だなぁ。ただですらキャスター枠はステータス低いんだぞ」
どうしろってんだーと怒る凪に対してキャスターは笑って応えた。
「その辺はご主人様への愛の力で何とかしますよ」
そのことばを聞いてうれしそうに笑う凪、そして応えた。
「そっか、頑張ってこの状況どうにかしようね。タマモ」
「はい! ご主人様!!」
CCC明日発売いいいいいいっ!! よっしゃああああああ
荒ぶってすみませんでした。明日発売なので記念ってことで、ちなみに性別が入れ替わってるのは大体ムービーのせい。特に反省はしていない