魔法科高校の星辰奏者   作:INUv3

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U-NEXTで魔法科を一気見中

前話と同じく評価

反逆者の妹評価
帝国守護者の片翼
良く分からない
死んだ事は知らない

とある恋する乙女評価
離反前まではヴァルゼライドと同じく
良く分からない化け物
ヴァルぜライドから離反するとしたら
最大の障害になるであろう存在
ゼファーと共に戦えば何とかなるだろうが
必ず超越してくるから一撃で屠らなければ虐殺される
死んだ?奴も英雄なのだ、必ず生きている

その副隊長評価
勝てない奴、負ける
だけど、必ず殺してやる。

閣下の副官評価
クリストファー・ヴァルゼライドに対し
唯一無二の存在と言えるだろう人
必ず勝ち続ける姿は閣下に似ているけど
考えは違うんだなっと思っている。
死んだ事は悲しいが
何故、閣下と戦って死んだのかは
未だに分かってない
とりあえず、忙しくとも毎日
墓前に花を献花する生活をしている。

眼鏡評価
なんかヤベェやつ
ヴァルゼライド並に力持ってるけど
此方に着くことも無いと思ってたら
なんか死んだ、でも彼奴も英雄と同じだ
なら、必ず生きている。警戒しよう

魔剣評価
英雄の隣に居る、太陽
英雄には太陽が似合うと言うが
その通りだと思った程の存在
だからこそ、俺が殺したかった

IFストーリー
主人公により強化されたヴァルぜライドが
ゼファーに負けた世界線のトリニティーキャラ達の評価

その世界の主人公評価
会ったことはないが、何故か焦がれる存在
命の恩人の親友だってことは眼鏡から何度も話を聞いている
もし生きていたら自分の最大の脅威だったと思う
雷の一件以降に、墓に行くと大量の花が添えられており
更に、彼の墓の周りには太陽のように輝かしい花が咲き誇っていた
それと墓参りの時、何故、俺の背後に居たのだろう?

救世主評価
偉大なる先人であり
俺以上の星辰光を持つ化け物
俺達が目指すべき太陽そのもの
全ての事象を司る真なる英雄
森羅万象を見た時に、その姿を見れたと思う
だが、何故、あの時、俺の背後に現れたのだろう?

主人公のメインヒロイン評価
光の奴隷でありながら亡者
コレから二度と現れることの無い
世界の創世と終末を司る最強の怪物
今直、運命の輪から抜け出せない哀れな人
それだけで、何故か負の感情が湧く
でも、あの時、何故、私に向けて
彼は微笑んだのだろう?

冥狼評価
生きてたら、クレイジーサイコホモォ以上に
脅威となる存在、あの時代、魔境過ぎだと思う
記憶の中にある存在なのに、酷く恐怖を感じる存在

主人公のヒロイン1評価
尊敬すべき先人でありながら
文献に残る資料でも分かる程に
物凄くぶっ飛んでる人
今直、その名は帝国に残ってる
彼の墓には何度か訪れている。

主人公のヒロイン2評価
良く分からないけど凄い人
でも、英雄の1人だと思っている。
ただ、彼の墓は凄い豪華なのに
何処か寂しい感じがした。

古株の軍人評価
会った事も無いし、姿すら知らないが
今直、帝国に名が残る程の偉大なる人間
英雄ではないけど、尊敬している。

東部戦線の女傑評価
面識はあるけど、いけ好かない奴
その在り方が異常過ぎる存在
死んでくれた事に少し感謝している

クレイジーサイコホモォ眼鏡評価
以前に書いた物と同文
閣下と同じ様に進んだ人間の可能性の証人
閣下の礎となった事で、余計に計画を進める要因となる

ホモ被害者評価
生きてたら、サイコホモより
脅威になったであろう存在
今も何処かで生きてそうで怖い

邪龍評価
今直、その姿に追い付いた存在が
"居ない"偉大なる光の奴隷
あの時、確かに見たが即座に追い返された
だが見つけたのだ、ならば何時か必ず殺してやる

英雄の副官評価
死んだと聞いた時は悲しかったし
閣下と同等の力を持つ存在が死んだ事に驚いた
雷の話を聞いた時は、墓前で彼に対して
長く話し続けていたが、何かを知ったのか
その日から、墓前に行く事はなくなったが
最後は墓前に1本の白いダリアを置いた

ラグナロクキャラ達の評価

極晃星到達したら姿が見れる良く分からない存在!





神雷の独白
故人であり、世界に姿を晒す事は
絶対に無いと確信出来る存在
神となり、世界を廻し続ける咎人
だが、いつかどこかで会えるならば
その時は、また友として語ろう


人狼の独白
軍人時代では、良く面倒を見てくれたし
美味い飯に何度も奢ってくれた人であり
相談事なんかにも乗ってくれた
何処か、頼れる兄貴分って感じの人だった
ナイフの扱い方等の技術を教えてくれた人
敵となった時は結局最後は見逃されたけど
…まぁ死ぬ覚悟はしましたよ。
でも本当に死んだって事を聞いた時は悲しかったです。
ヴァルぜライドを強化した事は許せないがな!
でも、貴方に贈る言葉はあります。
本当にお世話になりました。
そして、これからも頑張ってください。




奴隷、強制加入されるかも?

 

次の日になった為、日課のランニングをしてから

学校に来た訳だが、何故か七草生徒会長に補足された

朝から面倒過ぎる、嫌になるな〜

 

「トュールく〜ん!」

 

俺は逃げ出そうと走る体勢に入ろうとしたが

ここで変に逃げたら何故か更に面倒な事になると

確信した為、応じる事にした…現実逃避したい

そうして、後ろを振り向くと、走ってくる会長が居た

 

「トュールくん!オハヨ〜」

 

「おはようございます。七草生徒会長、それで、俺みたいな凡夫に何か御用でしょうか?」

 

「もう!態度が硬いわね〜、とりあえず、今日のお昼はどうされるご予定なのかしら?」

 

ふむ、昼休みか…特に無いが、嫌な予感がするな…

とりあえず、内容だけでも聞いてみるか

 

「昨日は自前の持ち込み食で済ませたので、今日は食堂に行こうと思っていますが」

 

「そうなの?それじゃあ、お話したい事も有りますし、生徒会室でお昼をご一緒しませんか?ランチボックスでよければ、自配機がありますし。」

 

ランチボックス…ランチボックスか〜

あれ普通に美味いには美味いのだが

何か単調な味なのだよな〜

まぁアドラー時代よ前線に比べたら

遥かにマシなんだが…

 

「…分かりました、別に予定等は無いので、お邪魔させて頂きます。」

 

「そうですか。では、詳しいお話はその時に。お待ちしてますね」

 

そう言って七草生徒会長はニッコリ笑いながら

告げてきたが、俺の顔は真顔を通り越して

虚無顔になっていただろうな…

 

〜数時間後〜

 

昼休みとなり、生徒会室に向かって歩いていると

前方に見知った兄妹の姿が見えた為、声をかけた

 

「そこの仲良さげに歩くバカップルの2人、ご機嫌いかがかな?」

 

そう言いながら、俺は笑うと

深雪は頬を赤らめた後に此方を見て

達也は、呆れた様な顔で俺を見てくる

 

「な、トュールさん!お兄様とは、そんな関係では有りません!」

 

「トュール…巫山戯て言う事にも限度があるんだぞ」

 

「だが、仲良さげに歩く様は完全にカップルのそれだぞ?フランスでも見た事ないほどにな!」

 

そう言いながら、俺は更にゲラゲラ笑うと

達也は溜息を付きながら俺の頭に拳を入れた

 

「余り、深雪をからかうんじゃない!」ボコッ!

 

「それは悪かったな、訂正しようバカップルではなく、仲良さげな兄妹だな」

 

「そうですよ!私達は恋人では…ですが…お兄様が良いのであれば…」

 

それを聞いた瞬間

俺は脳裏に過った記憶により

瞬時に先程の言葉を反省し

謝罪を開始した

 

「深雪、それ以上は駄目だ、考えるんじゃない」

 

「済まない達也、俺が間違いだった、深雪よ、どうか、それ以上の禁忌は犯さんでくれ。」

 

「は、はい…分かりました」

 

俺と達也の必死の説得により

何とか普通に戻ったが

俺は、二度と今回の様な事は

冗談でも言わない事を心の底から誓った

 

「それにしても、何故、2人は生徒会室に向かっているんだ?」

 

「俺も聞きたかった事だが、トュール、お前も何故、生徒会室に?」

 

「私もそれは気になっていましたが、トュールさん、何故?」

 

何とビックリ、全員、行先が同じなのだ

という事で、俺は七草生徒会長に呼ばれた事を

2人に話した所、俺達も同じだと言うことを言われた

だが、そうなると分からない点がある

そう、俺と達也の存在だ

 

「会長は何故、お兄様とトュールさんを呼んだのでしょうか?」

 

「まぁ、深雪は分かる、生徒会に入れるということだろう。だが何故、俺と達也も?昨日の出来事の確認ということならば、どちらかを呼べば良いだけの事だ」

 

「会長の考えている事が分からなくなるな…」

 

そうして、3人で会話をしながら歩いていると

生徒会室に辿り着いた為、代表して達也が

来た旨を伝える事にした

 

「失礼します、生徒会長から呼ばれていました、司波達也と司波深雪とトュール・レイです。」

 

「いらっしゃい、遠慮しないで入って」

 

達也がそう言うとロックが解除された為

まずは、先頭に立つ達也が扉を開け

それに続いて深雪が入り

最後に俺が入りながら達也から

扉の取っ手を受け取り

そのまま音を立てずに閉めてから

深雪の右後隣に立つ

まずは総代で多分、本題の深雪から挨拶をした

 

「失礼します。」

 

そう言った後に礼をしたのだが

流石、四葉家の娘だなと感心する程に

お手本の様な礼だった

まぁ、俺は慣れている普通の礼をしたのだがな。

アドラー式の礼?存在しない国の礼とか駄目だろ…

 

「遠慮しないでどうぞ掛けて。お話は、お食事をしながらにしましょう」

 

そう言う七草生徒会長の支持に従い

深雪を上座にその護衛の達也を中座に

何故か呼ばれた俺が下座を座る事にした

メニューは何がいいかという生徒会書記である

中条 あずさ(なかじょうあずさ)の問いに

達也と深雪が精進料理のメニューを頼んだ後

ランチボックスの操作を終え

服部形部副会長を除く生徒会のメンバーと

渡辺風紀委員長が席に着く。

俺の料理?持ってきた

カロリーバー《フィッシュ・&・チップス味》

を食べる事にしたよ。

 

「入学式で紹介しましたけど、念の為、もう一度紹介しておきますね。私の隣が会計の市原 鈴音(いちはら すずね)、通称リンちゃん。その隣が風紀委員長の渡辺摩利。それから書記の中条あずさ、通称あーちゃん」

 

味か?ゲロほど不味かった…

イギリスのフィッシュ&チップスそのものの味だ

クソ不味い…普通に吐き出したい

 

「もう一人、副会長のはんぞーくんを加えたメンバーが、今期の生徒会役員です」

 

「私は違うがな」

 

「そうですね。摩利は別ですが。あっ、準備ができたようです」

 

自配機から料理が盛り付けられたトレー計5つが

排出され、中条生徒会書記と深雪によって配られる

その横で、俺は尋常ではない吐き気に耐え続けていた

ヤバいな…アドラー時代の食事より酷い味で

吐き出したい…体調が悪くなる…ん?体調が!?

 

何故だ!?

 

星辰奏者の耐性を完全に超越して来ただと!?

ま、不味いぞ!コレは本当に不味い!

耐えろ我が食道!!

 

「渡辺先輩」

 

「ん?なんだ〜?」

 

「そのお弁当は、ご自分でお作りになられたのですか?」

 

「そうだが…意外か?」

 

「いいえ、少しも、普段から料理をしているかは、その手を見れば分かりますから」

 

「そうだ!お兄様、私達も明日からお弁当にしましょうか」

 

「それはとても魅力的だけど、2人になれる場所がね」

 

ぐぅ!こ、こんな症状は前世ですら無かった!

ヴァルゼライドとの魅惑の死闘より辛い!

た、耐えろ!耐えるんだ!我が肉体!

此処で負けたら我が恥となる!

スラム時代は石でも草でも

何でも食っていただろう!

ならば!耐えれるはずだァ!

 

「兄妹と言うより恋人同士の会話ですね。」

 

「そうですか?まぁ確かに考えた事はあります、血の繋がりがなければ、恋人にしたいと…」

 

「!?」 「!?」 「!?」 「!?」

 

「勿論、冗談ですよ」

 

「ふぇ!?」 「え!?い、いえ、あのぉ…な、なんでもありません…」

 

そう言った深雪の発言で

軽く生徒会室に静寂な春が訪れ

そのまま食事を続けていき

皆が食べ終わった頃に

端の席に座る、馬鹿野郎が耐え切った様だ

 

「"まだだ…!勝つのは───俺だ!"」

 

「トュール、いきなりどうした」

 

「ふぅ…!ふぅ…!な、何とか耐えたぞ…!!まさか…俺の胃の許容範囲を超えるとは…!」

 

「だから、いきなりどうしたんだ?」

 

「いや何…この、カロリーバー《フィッシュ・&・チップス》の余りの不味さでな…俺以外が仲良さげに会話していた最中、1人で吐き気に耐えていたのだよ…」

 

「…それは…そこまでなのか…?」

 

「…星辰奏者は内臓器官すら強化されるのだが、それでも耐えれなかった程だ(達也にだけ聞こえる声量)人生で1番辛いと思える吐き気を催せるぞ」

 

「…そこまでなのか…」

 

そうして、残った食べる猛毒兵器は持ち帰り

家で食う事にした後、本題に入る事になった

尚、俺は未だに吐き気に悩まされている

 

「そろそろ本題に入りましょうか」

 

「当校の生徒会長は選挙で選ばれますが、他の役員は生徒会長に選任、解任が委ねられています。各生徒会の委員長も、一部を除いて会長に任命権があります。」

 

「私が務める風紀委員長は例外の一つだ、風紀委員は生徒会、部活連、教職委員会の3社が3名ずつ選任するが、その内部選挙によって風紀委員長は選ばれる」

 

「うん、さてコレは毎年の恒例なのですが、新入生総代を務めた1年生は生徒会の役員になってもらってます。」

 

「深雪さん、私は貴方が生徒会に入ってくださることを希望します。引き受けていただけますか?」

 

そう言われた深雪は達也の方を向くと

達也は笑顔のまま頷いた

 

「会長は、兄の入試の成績をご存知ですか?」

 

そう言う深雪に対し達也は凄く驚いていたが

その隣で俺は未だに悪戦苦闘している

うげぇ…まだ吐き気がする…

!?頭痛もしてきたのだがァ!?

グアァァアアア!?

星辰奏者の耐性を超えてきやがったァ!

 

「有能な人材を生徒会に迎え入れるならば、私よりも兄の方が相応しいと思います!」

 

そう言った深雪は立ち上がりながら

こう宣言しているが、達也の隣に座る

光の奴隷はとうとう机に頭を預けていた

 

「生徒会に加えて頂けるというお話については、とても光栄でございます。」

 

「おい、深雪!(小声)」

 

「喜んで末席に加わらせて頂きたいと存じますが、兄も一緒とはいう訳にはまいりませんでしょうか!?」

 

そう言ったのだ…え!?

コレには吐き気と頭痛に悩まされている俺でも

心底驚いた顔で見てしまうし

達也も、呆れた様な顔になってしまった

そんなブラコン妹の発言に答えたのは

市原生徒会会計であった

 

「残念ながら、それは出来ません。生徒会の役員は第1科から選ばれます。コレは不文律ではなく規則です。これを覆す為には生徒総会で制度の改定が決議される必要があります。」

 

「…申し訳ありませんでした、分を弁えぬ差し出口、お許しください…」

 

「ええっと…それでは深雪さんは書記として今期の生徒会に加わっていただくということで、よろしいですね?」

 

「はい、精一杯努めさせて頂きますので、よろしくお願い致します。」

 

そう言って深雪は生徒会入りが決まったのだが

問題は何故か呼ばれた俺と達也なんだが…

俺は未だに吐き気と頭痛に悩まされ

更に追加で倦怠感すら出てきたのだ

星辰奏者特攻すぎやしないか?

 

「ちょっといいかな?」

 

「「「?」」」

 

「風紀委員の生徒会専任枠の内、前年の卒業生の1枠が埋まっていない」

 

「摩利、それは今、人選中だと言ってるじゃない」

 

「確か、風紀委員の生徒会専任枠は2科の生徒を選んでも規定違反にはならない、だったよな?」

 

「!ナイスよ!」

 

「はぁ?」 「ん?アレ?」

 

何故か達也の話になり始めたぞ?

え?俺が呼ばれた意味ある?

てか吐き気止まらない!溢れ出る!

 

「そうよ!風紀委員なら問題ないじゃない!摩利!生徒会は司波達也君を生徒会に指名します!」

 

「ちょっと待ってください、俺の意思はどうなるんですか、大体、風紀委員が何をする委員なのかも説明を受けていませんよ」

 

「妹さんにも生徒会の仕事について、まだ具体的な説明はしておりませんが?」

 

「それはそうですが…」

 

「まぁまぁリンちゃん、良いじゃない!」

 

「達也くん、風紀委員は学校の風紀を維持する委員です」

 

・ ・ ・ シーーーン ・ ・ ・

 

「それだけですか?」

 

「はい」

 

そう言うと達也は

中条生徒会書記に視線を向け

説明の助けを求めた

 

「あ、あの、風紀委員は魔法の使用に関する校則違反者の摘発と魔法を使用した騒乱行為の取り締まりですぅ!」

 

「念の為に確認させてもらいますが「なんだ?」今のご説明ですと、風紀委員は喧嘩が起こったら、力ずくで停めねばならない、という事ですね?」

 

「まぁ、そうだな」

 

「そして、魔法が使用された場合も同様であると」

 

「出来れば使用前に辞めさせる方が望ましい」

 

ん?そうなると達也を任命する意図が分からんぞ?

"今"の達也はお世辞にも、魔法師としては

下の中程度しか無いのだが…何故?

 

「あのですね!俺は実技の成績が悪かったから二科生なんですが!」

 

「構わんよ、力比べ、その為に、トュール・レイを呼んだのだ」

 

「は?」 「え?俺の意思は?」

 

悲報・光の奴隷、人権的な意思が消え去った様だ

あと、吐き気が止まらん!

 

キーンコーンカーンコーンーーーーー………

 

「続きは放課後にしたいのだが、構わないか?」

 

「…分かりました」

 

「"ぐぅ!まだだ!勝つのはァ───俺だ!"」

 

「…まだ耐えていたのか…」

 

「クソ不味い…未だに消えん!それとぉ!俺の意思が無い!」

 

「それも放課後で決めよう」

 

「クソ!俺の意思が消えた!」

 

そういう事で、俺と達也の意思が消えた

帰りは、俺と達也は死んだ顔で

深雪は嬉しそうにしながら

それぞれのクラスに戻った

 

〜そうして時は流れ〜

 

放課後となった…

昼休みと同様、生徒会室の前に来たが

俺と達也の表情が暗いのは気のせいである…多分

俺は達也に対し、深雪には聞こえない声で

俺の意思を伝えた

 

「達也…俺は風紀委員入りを与えられた人権を使ってでも丁重に断ろうと思うが、お前はどうだ?」

 

「奇遇だな…俺も魔法師として実力が足りていないから、与えられた人権を使ってでも丁重に断ろうと思う。」

 

帰ってきたのは同じ様な回答だった為

此処に、断る同盟が結成されたのだ

 

「失礼します」

 

昼休みと同様、達也が扉を開けると

中には昼に居た人物とは違う顔

生徒会副会長の服部刑部 少丞範蔵(はっとりぎょうぶ しょうじょうはんぞう)が達也が居た

 

「司波達也です。」

「司波深雪です。」

「トュール・レイです。」

 

「よっ!来たな」

「いらっしゃい深雪さん、達也くんもトュールくんもご苦労様」

 

そうして、服部形部生徒会副会長を見ると

深雪の前に立つ達也を無視してから

深雪と俺に対して挨拶をした

 

「副会長の服部形部です、司波深雪さん、生徒会にようこそ、それとトュール・レイ、先日は失礼な態度を取ってしまったね。」

 

そう言われたが、俺は奴を見る目は変わらん

いつも通りの差別主義者を哀れむ目だ

そうして服部形部生徒会副会長を見ていると

七草生徒会長が話し始めた

 

「早速だけど、あーちゃん、お願いね」

 

「はいぃ」

 

そう言われたあーちゃん事中条生徒会書記は

深雪の前に歩いて来た

 

「じゃあ、私らも移動しようか」

 

「どちらへ?」 「俺もか?」

 

「風紀委員本部だよ〜色々見てもらいながらの方が分かりやすいだろうからね。」

 

そう言った渡辺風紀委員長は

生徒会室にある出入口とは別の扉に

向かって行くが、それを止めた人が居る

 

「渡辺先輩、待ってください」

 

「なんだ〜?服部刑部少丞範蔵副会長」

 

「フルネームで呼ばないでください!」

 

「じゃあ、服部半蔵副会長」

 

「服部形部ですっ!」

 

「そりゃ名前じゃなくて官職だろ?お前の家の」

 

「今は官位なんて有りません!学校には服部形部で届け出…いや、そんな事が言いたいのではなく!」

 

「じゃあ、何だ?」

 

「その1年生を風紀委員に任命するのは反対です。過去、ウィードを風紀委員に任命した例は有りません」

 

「二科生をウィードと呼ぶ事は禁止されている、私の前で使うとはいい度胸だな」

 

「取り繕っても仕方ないでしょう…それとも、全校生徒の3分の1以上を摘発するつもりですか?風紀委員はルールに従わない生徒を実力で取り締まる役職です!実力で劣るウィードには務まらない!」

 

俺が教えた事を忘れたのか?この若造…

もう一度の教育が必要かな?

 

「確かに風紀委員は実力主義だが、実力にも色々あってな、達也君には起動式を直接読み取り、発動する魔法を正確に予測する目と頭脳がある!!」

 

「!?まさか!基礎単一工程の起動式だって、アルファベット3万字相当の情報量があるんですよ!それを一瞬で読み取るなんて出来るはずがない!」

 

「常識的に考えれば出来るはずがないさ、だからこそ彼の特技には価値がある、彼は今まで罪状が確定出来ずに軽い罪で済まされてきた未遂犯に対する、強力な抑止力になる。

「それに私が彼を委員会に欲する理由はもう1つある、お前の言う通り当校には一科生と二科生に感情的な大きな溝がある、一科の生徒が二科の生徒を取り締まり、その逆はないという構造はこの溝を更に深める事になっている。」

「私が指揮する委員会が差別意識を助長するのは私の好む所ではない」

 

「…っ!!会長!私は副会長として、司波達也の風紀委員就任に反対します!魔法力の無い二科生に風紀委員は務まりません!」

 

よし!良いぞ、そのまま達也の話が無くなれ!

そうなれば、俺の風紀委員入りも自然消滅する!

そう思っていると、深雪が話に割り込んできた!?

それに驚いて、俺も達也も深雪を見てしまったぞ!

 

「待ってください!兄は確かに魔法実技の成績は芳しくありませんが、それは評価方法に兄の力が適合していないだけのことなのです!実戦ならば兄は誰にも負けません!」

 

深雪ちゃ〜ん?それは聞き捨てならんな〜?

実戦ならば誰にも負けない?

ふぅ…落ち着け…クールに行こう…そうだ

深雪は俺の戦い方を知らないのだ、無理もないな

うん、そうだ…落ち着くんだ俺…

前世の感情に引っ張られるな、俺は終わった人間なんだ

今はシナリオライターじゃないんだぞ!

よし、落ち着いた

 

「司波さん…魔法師は事象をあるがままに冷静に論理的に認識出来なければなりません。」

「不可能を可能とする力を持つが故に社会の公益に奉仕する者として、自らを厳しく律する事が求められています。」

「魔法師を目指す者は身贔屓に目を曇らせる事はあってはならないのです。」

 

「お言葉ですが、私は目を曇らせてなどいません!」

「お兄様の本当のお力を持って…っ!?」

 

続きを言おうとした深雪に対して

達也は手を顔の前に出して止めたが

俺は、自分の思っている事を口に出した

 

「まぁそうだな…服部刑部少丞範蔵生徒会副会長の言う通りな部分もあるが…ふっ…服部刑部少丞範蔵副会長、貴様も冷静に論理的に認識出来ていないな」

 

「な!どういう事だ!」

 

「何、貴様は大層な差別意識を持っているのだ、差別は冷静で論理的ではないだろう?そういう事だよ。まさか説明が欲しいとは…言わんよな?」

 

「な…そ、それは…」

 

「さて、俺が言いたい事は終わったが達也、お前は俺が認めた存在でもある、彼には手加減してやれよぉ?」

 

「そうだな…初めての友と大切な妹にここまで言われたんだ、服部副会長、俺と模擬戦をしませんか?」

 

「何!?」

「「「「!?」」」」

 

「…っ!思い上がるなよッ…補欠の分際でッ!」

 

「ふっ…」

 

「何が可笑しい!」

 

「先程、自分で仰り、更にトュールからも指摘されたでは有りませんか、魔法師は冷静を心掛けるべき、でしょう?」

 

「ッ!!」

 

「別にトュールと俺は風紀委員になりたい訳じゃないんですが、友と妹の目が曇っていないと証明する為ならば、やむおえません。」

 

「良いだろう…身の程を弁える必要性をたっぷり教えてやる…!」

 

そうして、達也は模擬戦の準備の為に

生徒会室を出た為、俺は先に第三演習室に向かった

〜十分後〜

達也がアタッシュケースを持ちながら戻ってきた

そして、その中から特化型の拳銃型ホウキを取り出した

 

「お待たせしました」

 

そう言った達也に対し渡辺風紀委員長が質問をした

 

「いつも複数のストレージを持ち歩いいるのか?」

 

「えぇ、汎用型を使いこなすには処理能力が足りないので」

 

そうして、達也と服部形部生徒会副会長が向き合うと

渡辺風紀委員長が両者の間に立ちルールの説明を開始した

 

「ルールを説明する、相手を死に至らしめる術式、並びに回復不能を負わせる術式は禁止、直接攻撃は相手に捻挫以上の負傷を与えない範囲である事、武器の使用は禁止、既による攻撃は許可する。」

「勝敗は一方が負けを認めるか、審判が続行不能と判断した場合に決する、ルール違反は私が力ずくで処理するから覚悟しろ、以上だ」

 

そう言うと渡辺風紀委員長は

安全圏まで下がった後に

2人に確認を取る

 

「準備は良いか?…始め!」

 

まず、服部形部生徒会副会長は基礎単一系魔法を展開した

ふむ…効果は相手を10m程飛ばし壁に当てると…

面白味のない魔法だな…

それに対して達也は、瞬歩によって3歩で

服部形部生徒会副会長の後ろに回り込み

多変数化によって作られた振動数の異なる3つの波を

服部形部生徒会副会長にちょうど重なるタイミングで

合成される、振動の基礎単一系魔法を使い

服部形部生徒会副会長に知覚させ

自身の身体が揺さぶられた様に錯覚させる

そうしたら三半規管にダメージが入り

船酔いの様な感覚に陥らせてダウンさせた

結果は達也の完勝だな

技術こそ凄いのだが…まぁ

 

「…面白味の無い試合だな」

 

俺はそう呟いてから、達也を見た

 

「しょうがないだろう?」と言わんばかりの目を

俺に向けてきた為、俺は溜息を吐いた

 

「「「「!?」」」」

 

「ッ!勝者!司波 達也!」

 

その後は、市原生徒会会計が俺が考えていた事と

同じ事を話した為、割愛する。

にしても、あの僧って有名なんだな知らんかったぞ

それと、あーちゃん…間違った、中条生徒会書記が

達也が使ったトーラスシルバーモデルの解説をしている

まぁ、俺も欲しいとは思うには思うのだが…

今の所は専用刀があるからな、腕輪型以外は論外だろう。

 

「まぁ、それを試合中に見て分かっていた存在が居るようですがね。」

 

「そうなの(か)(ですか)?トュールくん(さん)」

 

そう言って達也は俺を見て

更に皆が俺を見た為

俺は答える事にした

 

「別に仕組みさえ理解していれば、あの程度は目が追いつく、だが俺は基礎単一系しか分からんからな。達也ほどではないさ」

 

「それでも分かるのは凄い事なのだぞ?」

 

「だが上には上がいるものだ、世界は捨てたものじゃない」

 

俺はそう言いながら

達也を見てやると皆が達也を見る

この仕返しだ馬鹿者め。

 

「俺も、そこまで難しい魔法ですと解析出来ませんよ。」

 

そう話していると、服部形部生徒会副会長が復帰した

 

「…ッ!実技試験における魔法力の評価は…!魔法を発動する速度、魔法力の規模、対象物の情報を書き換える強度で決まる…!ウグゥッ!…成程…テストが本当の能力を示していないとはこういう事か…!」

 

「ハンゾーくん、大丈夫ですか?」

 

「!?大丈夫ですゥ!」

 

そう言うと、服部形部生徒会副会長は立ち上がり

姿勢を質した後に深雪に対して謝罪をした

 

「司波さん、「はい」さっきはその…身贔屓など失礼な事を言いました…目が曇っていたのは僕の方でした、許して欲しい」

 

「私の方こそ、生意気を申しました、お許しください」

 

「それと、トュール・レイ…君の言葉を覚えず理解しようとしなかった浅はかさにも謝罪をしたい…済まなかった」

 

「いや、俺は気にしないさ、ただ君も若人であり未だに大人に支えられる子供なのだ、ならば、この失敗を糧とし次に活かせばいい、コレは魔法師以前の人間が繋いできた事なのだから。」

 

そう言うと服部形部生徒会副会長は

第三演習室から出たのだが

その後に何故か、扉が空いたと思ったら

何か偉丈夫が居た

 

「あら、十文字くん」

 

なんとビックリ、部活連会頭である

十文字 克人(じゅうもんじ かつと)だったのだ

 

「失礼する、此処にトュール・レイは居るか?」

 

それも俺に何か用事があるようだ

 

「トュールくんなら、ここに居るけど…どうしたの?」

 

「あぁ、トュール・レイ、お前に模擬戦を挑む」

 

「「「「「「!?」」」」」」

 

「ほぅ…?新入生以外に取り柄も無い俺に、ですか?」

 

「そうだ、お前が先日、我が校舎の屋上から校門まで魔法無しでの跳躍により到達したのを目撃したのでな、その実力を測るために来た」

 

「ならば、どうしますか?時間は有ります。今日やりますか?」

 

「あぁ、先程、第三演習室の延長を申請して通した、武器の使用は禁止しない、準備をしてきてくれ、開始時刻は現在から10分後だ」

 

「了解した、十文字会頭の期待に応えよう。」

 

そうして、俺は汎用型CADを受け取る為に

第三演習室から出て教員室に向かい

受け取ってきたのだが、何故か達也が着いてきた

 

「トュール、一応、聞いておくが、星辰光は使うのか?」

 

「ん?星辰光は使わんよ、今の能力値だと簡単に殺害してしまうからな。」

 

「そうか、ではどうするんだ?」

 

「そうだな〜、光を集束・形成して刀にでもするか?」

 

「そんな事ができるのか…お前は…」

 

「まぁ強度こそ星辰体を纏わせたアダマンタイトは勿論のことだがタングステンや鉄よりも遥かに劣るが出来るな」

 

「成程…後学の為に聞きたいのだが、アダマンタイトはどのくらいの強度があるんだ?」

 

「そうだな〜、星辰体を纏わせて使えば世界で1番硬い金属のタングステンより更に上と言えるだろう、俺はこの星辰体を纏わせたアダマンタイトを破壊した事が無いからな。だが、星辰体無しならば鉄以下だろう。」

 

俺はそう言いながら、コート裏に入れてある

鞘に入ったままの刀を2本共、達也に投げ渡した

 

「おっと…「預かっておいてくれ、それと、抜いてみな」分かった…成程な、俺の知らない金属だ、どの合金とも判別出来ない」

 

「まぁ俺も詳しくは知らないのだが、ドイツ軍が開発したのを、俺の家系が何故か持っていたようだな、だが開発元のドイツでさえ、その研究所事無くなったから真相は闇の中って事なんだが、何故か星辰奏者的にはコレが使いやすいし、コレが無いとマトモに発動出来んからな、HAHAHA!」

 

俺は嘘をついた、コレは何時の間にか持っていた

前世から愛用していた刀である。

調律は俺ができるから大丈夫だがな。

 

「そうなのか…何時か、この金属を使ってCADを作ってみたいものだな。」

 

「だが星辰奏者以外ではタダの脆いだけの金属だぞ?コレ」

 

「それでもだ、お前以外が使えないとは言え星辰体を使えば鉄並の重さでタングステンを超える強度を出せるならば、お前専用に作ってみても面白いだろう?」

 

「そういうものか、まぁとりあえず戦闘方法は決まったからな、コレで何とか勝つさ」

 

そう言うと、俺はサイオンにより光を集束し

刀状に形成して、達也に見せながら話した

 

「なら、勝てよ、友よ」

 

「あぁ、勝つさ、友よ」

 

そうして、第三演習場に来た俺達は

先に待っていた十文字会頭に謝罪をした

 

「すみません、お待たせしました。」

 

「いや、大丈夫だ…それより、先日使っていた刀は使わないのか?」

 

「アレは俺の生得魔法の発動体ですが、魔法は殺傷性が高過ぎますし、発動体の刀も殺傷性が高いので使いません。代わりと言っては何ですが、汎用型のCADを持ってきたので、ご安心を」

 

「そうか、準備は良いな?」

 

「はい、十文字会頭、此方は大丈夫です。」

 

「此方も準備は出来ている。」

 

そう言うと七草生徒会長が俺達の間に立った

今回は七草生徒会長が審判をやるようだ

 

「審判は私がします。直接攻撃、間接攻撃を問わず相手を死に至らしめる術式は禁止、回復不能な障害を与える術式も禁止、相手の肉体を直接損壊する術式も禁止、但し、捻挫以上の負傷を与えない直接攻撃は許可するします。勝敗は一方が負けを認めるか、審判が続行不能と判断した場合に決します。後、十文字くんが十分だと判断した場合は勝敗を決めず、試合を終了しますね。」

 

そして、七草生徒会長が後ろに下がり安全圏に入った後に

試合の開始合図が出された

 

「それでは!模擬戦、開始!」

 

十文字会頭は防壁を幾重にも作り出す

多重移動防壁魔法『ファランクス』

十文字家の専売特許を早速出してきた為

俺はすぐ様、脳内の演算領域から光刀を

選択し、汎用CADから呼び出し

そのまま、右手に持つ一刀だけで攻撃に出ると

会頭はそのままファランクスを前に突進して来た為

俺は刀を使い、右腕に持つ光刀で

上段から振り下ろす要領で押し込む

いわゆる、筋力勝負に出る事にした所

やはり星辰奏者は化け物だと痛感した

何せ、余力残しの6割程度で抑え込めるのだから

そして、そのままCADに信号を送り

一振の光刀を左手に呼び出し抜刀術の要領で

ファランクスを斬り飛ばすと

ファランクスが一気に割れ魔法が解かれたので

そのまま、左手に持っている光刀を消してから

十文字会頭の顎に掠る程度の打撃を与え

脳を揺らし脳震盪を引き起こして倒した後

会頭を下から支えて倒れない様にした

この間僅か4秒程度である。

やはり星辰奏者って化け物だわ

 

そうして戦闘が終了したのだが

待っても審判による合否が出ない為

七草生徒会長達が居る方を見ると

何故か達也以外は呆然としていた。

 

「…何故、皆、呆然としながら黙っているんだ?」

 

「しょうがないだろう、とりあえず、会長に変わって宣言します。十文字会頭が脳震盪により倒れた為、勝者、トュール・レイ」

 

そう達也が言うと、全員がハッとなり

脳の思考を再開し始めたな

俺か?倒してしまった会頭を壁際に運んで

脳震盪から回復するまで横向きに寝かせた

そうして、十文字会頭の枕としてブレザーを使い

看護をしていると、七草生徒会長が

俺に質問してきた為、答える事にした

 

「ねぇ、トュールくん、試合後で本当に申し訳ないんだけど、聞いてもいいかな?」

 

「えぇ、どうぞ」

 

「十文字くんをどうやって倒したの?」

 

「簡単な事ですよ。」

 

「「「「「簡単な事(ですか)?」」」」」

 

「ファランクスを貼られ突撃されたので、光を集束し形成し刀にする魔法、光刀を展開してから一撃目は力勝負に持ち込む為に上段から振り下ろす要領で競り合い拮抗まで持ち込ま、相手が認識する前に二刀目を形成し抜刀術の要領で横からファランクスを斬りとばした後、左手に形成した二本目を消し、十文字会頭の顎に掠る様調整した殴りを喰らわせ、脳震盪を引き起こしただけですよ。まぁ物凄く簡単に纏めると、高速で十文字会頭のファランクスに2回攻撃後、十文字会頭の顎を殴り脳震盪で気絶させたって事ですよ。」

 

「成程…それにしても、その剣技は何処で身に付けたんだ?」

 

「独学ですよ、元の型なんて有りません、全て自分で考えた結果の産物ですから。」

 

「トュールさん、抜刀術は、どれ位の速度が出るのですか?」

 

「計測した事は無いが極超音速に近い超音速だと思うな」

 

「トュールくん、大体何秒くらいで決着が着いたのかしら?」

 

「達也、どのくらいだった?」

 

「4.02秒だったぞ」

 

「だ、そうです。」

 

そうして、5人に質問されていると

十文字会頭が気絶から目覚めた為

俺は十文字会頭の元に向かった

 

「十文字会頭、大丈夫でしたか?」

 

「あぁ、済まないなレイ、恩に着る、それとお前の実力が分かった、確かに風紀委員としても十二分以上の実力がある事が分かった、コレからも励むのだぞ。七草、渡辺、俺はコレで失礼する」

 

「十文字くん、お疲れ様。」

 

「十文字、お疲れ!」

 

「十文字会頭、お疲れ様でした。」

 

そのまま十文字会頭は第三演習室から出て行った

そうして、CADを外しながら達也から返された

アダマンタイト製の刀を着直したブレザーのコート内に

しまい込み、移動の準備をしていると

渡辺風紀委員長が話しかけて来た

 

「さて!色々、想定外のイベントが起こったが当初の予定通り、風紀委員会本部に行こうか!」

 

そう、俺と達也に元から拒否権なんてものは…無かったのである。





カロリーバー《フィッシュ・&・チップス味》
食べる猛毒兵器、人造惑星でさえ吐き出す
ヴァルゼライドでさえ、次の日は体調を崩すだろう。

IFストーリーの概要
もし、極晃星(スフィア)となったが
相性最悪の極晃星に負けた?後
主人公はどんな事をするのか?

「ほら、さっさと我が親友の元に行け恋愛劇の主人公よ」

俺は此方を見る、反逆者(元部下)に向けて
そう呟いた…まぁ、彼奴の事だ頑張るだろ。
はぁ、本当に、俺が思い描いていた物語では無いが
100年に1度程度のとても良い物語が見れた物だな…

「だが、"脚本家"と"小説家"が融合しても恋愛劇に話負けするとはな…」

そう終幕劇(エンドロール)恋愛劇(ハッピーエンド)に負けたのだ
コレでは脚本家(シナリオライター)泣かせではないかね?
まぁ、でも良い物語が見れたのだ、大変満足したよ。
さて肉体と言う器が刻一刻と崩壊している。
既に月乙女と融合した反逆者は負傷した
俺の親友の元へと向かっている
後は俺が退場すれば、この世界は正史を辿る

「だが、そうだな…俺は腐っても小説家で脚本家だ、ならば、彼らが戦闘をする世界を万全な状態にする程度は、半端者でも、出来るだろう」

そう思い、気合いと根性で
崩壊しつつある左片脚で姿勢を但し
残っている右腕を体内にある心臓目掛けて
穿ち、直接円を描く、コレで準備は整った
俺は、最初で最後の世界への操作を始めた

【天に描くは我が魂、地に描くは我が肉体、森羅万象を操る我が宣言する、コレは星を導く終幕劇(エンドロール)さぁ、始めよう、黄昏時に訪れる終末(ラグナロク)を!】

そう言うと、世界は黄昏時となり
権力を行使する事に制限が無くなった為
俺の全力での事象改変により
クリストファー・ヴァルゼライドと
ゼファー・コールレインが全力で戦っても
この世界が崩壊する事は無くなった

さて、そんな極晃星では無い肉体の癖に
権力を行使してしまった俺には代償が着く
俺の(肉体)は耐えられなかった
全てが急速に遺灰となっていく
幾ら極晃星、それも神となっても
堕ちた星は終幕には抗えないのだ
コレにて、半端者が贈る、半端な劇は
本当の意味で終幕となるのだ。
まぁでも、どうせ届かないだろうが
最後くらいは親友に向けて激昂を送ってやるか

「俺は先に行く、お前が回復する時間位は稼いでやったんだ…勝てよ、親友(クリス)

そうして、俺の意識は遺灰となり果て
そのまま世界の風が吹いて消えていった

以上です。
負けた理由は圧倒的な相性差というより
絶対的な存在にさえ諦めずに自身を倒そうとする
ゼファーとヴェンデッタの恋愛劇を見た結果
「あぁ、この2人ならば、俺以上にクリスを光にしてくれるだろうし、アドラーを護るだろう」
って事に行き着いた結果の降参あり
普通ならば事象を改変し続ける為、勝てる要素はありません。
更に言うと、負けても生きる事は普通に出来ますが
そのまま生き続けるのも面倒であり
この世界の糧にもならないし
何なら自身の存在自体が争いの火種なので
さっさと退場しようって事で崩壊し
そのまま世界に取り込まれて行きます。

この世界では英雄は最初で最後で最大の敗北をし
神星も反逆者の一撃により敗北します。
いわゆる、トリニティールートとなる為
コレが正規ルートだと思われます。
尚、どんな世界線でも主人公は生き残る事はなく
魔星となっても、ストーリーに関わらずに
何処かで朽ち果てるまで傍観します。
脚本家は自身の出番が終わったならば
口出しも手出しも絶対しないのです。
まぁ、トリニティールートになる場合は
別の存在にはなりますがね。

IF、万全の状態で魔星化したら?

The-sun Ragnarok
雷鳴轟く太陽による終末を

基準値:B
発動値:A
集束性:D
拡散性:D
操縦性:EX
付属性:E《最低値を下回る程》
維持性:EX
干渉性:AAA

太陽操作・事象改変能力
ステータス値こそ極晃星状態や
ヴァルゼライド戦最終時より下だが
事象改変能力に目覚める為
化け物性能に拍車がかかります。
尚、太陽操作は、その名の通りです。
太陽そのものを操り尚且つ
小型とは言え擬似第二太陽を体内に発生させます。
尚、付属性は魔星を含む星辰奏者内で1番低い

A.ラスボスかな?

Q.普通のルートなら裏ボスです。
何で、ラグナロクでやっと出た
世界改変系能力者がヴェンデッタで
既に居るんですか?

トリニティールート

A.もしかして極晃星到達者は見れるの?

Q.概ね正解です
このルートだと、森羅万象を司る存在
つまり、最高神に成り果てる為
大体の極晃星到達者は見れますが
彼の力を受け取ろうとする
愚かな存在は焼かれ消えます。

A.星辰光ステータスは?

Q.全ステータス不明です。
単純に使われる事が無いステータスですね。
彼の自由意思は極晃星に至った
存在が来た時のみ接触する程度の意思しかなく
唯の世界の事象を廻し続ける機能そのものです。
つまり、なんか普通は有り得ねぇ
事象を観測したから見に来たで〜
程度しか無いのです。
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