We are…Lethal Protector !!   作:ヌルノルヌール

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#16 NO MERCY! BUTCHER DOWN!!Part2

デッドエンドホロウの深部

 

灰色に沈む空からは、絶え間なく雨が降り注いでいた。時折、黒雲を裂くように雷光が走り、地面に鋭い稲妻を落とす

 

周囲にはエーテリアスの1匹も見当たらず、辺り一帯は異様な静寂に包まれている

 

正面には、すでに役目を終え崩壊しかけた古びた駅のホーム、線路は捻じ曲がり、ところどころは根本からねじ切られている

 

壁には暴力的なまでの力で突き刺さった列車の残骸やコンテナがいくつもめり込んでいる

 

そしてその中心に黒き巨躯と2人の影、ヴェノム、アンビー、ビリーがいた

 

「デカブツ、いねぇな…?」

 

「身を潜めてるはず、気をつけて」

 

「というか、なんでここに来るってわかるんだ?」

 

ビリーがヴェノムに話しかけるがヴェノムは黙したまま、雨に打たれ続けていた

 

ザーザーと降る雨音に混じり、雷鳴が響いた

 

空が白く染まり、一帯が一瞬だけフラッシュのように照らされた次の瞬間…

 

「うおっ!?はは、今の結構近くなかっ…ッ!?」

 

ヴェノムたちの前に、もう一つの影が姿を現した

 

ヴェノムに匹敵するほどの巨体は、ずぶ濡れのまま沈黙し、ただヴェノムと向き合う

 

このデッドエンドホロウの主、デッドエンドブッチャーだ

 

あまりの圧に冷や汗を流しながらもビリーはホルスターから銃を抜き、アンビーは刀に電気を纏って構えた

 

しかし、デッドエンドブッチャーの視界に2人は映っていなかった

 

「………」

 

かつてヴェノムと戦い、己の武器でその身体を貫かれて敗北した怪物は、まっすぐにヴェノムを見据えたまま、自身の腹部に手を伸ばした

 

そこに突き刺さったままの“あの時の武器”

 

かつての決着の証を、わずかに指先で触れると、ギリッ、と握り込んだ

 

周囲の空気が、ビリビリと震え出す。エーテルが軋み、空間がうねる

 

エーテリアスに感情があるのかは分からない。だが、今この瞬間、デッドエンドブッチャーの放つ気配は、まさしく“怒り”そのものだった

 

「ギシャッ…」

 

機械的でありながら、獣じみた咆哮が大気を震わせようとした、その瞬間

 

ドガァァンッ!!とヴェノムの拳が振り抜かれ、デッドエンドブッチャーを真横へと吹き飛ばす

 

「え、えぇ…!?今あいつの見せ場みたいなところなんじゃ…」

 

「わかってないな、ビリー。今からが、アイツの見せ場だ」

 

轟音と共に土砂とコンテナが舞い上がり、地が揺れた

 

「感動の再会に興奮するのはわかるが、少し静かにしな。近所迷惑とか考えたことあるか?」

 

砂煙が漂う中、ヴェノムは皮肉げに笑う

 

その声に応じるように、爆煙の向こうから巨大な影が飛び出した

 

両手には、どこから引き抜いたのか巨大な岩の塊が握られており、それをヴェノムめがけて、咆哮と共に放り投げた

 

ヴェノムは即座に反応し、背後からコンテナを引き寄せて盾とし、難なく防ぐが…

 

「ほう、やるな」

 

岩の陰から突如姿を現したデッドエンドブッチャーが、距離を詰めて拳を振り下ろす

 

ヴェノムが盾として使っていたコンテナを貫き、その勢いのまま殴りつけようとするが、ヴェノムは触手でその腕を掴み、再びデッドエンドブッチャーを放り投げた

 

デッドエンドブッチャーは爪を地面に突き立てて勢いを殺すと、四肢を地に這わせるようにして唸り声をあげ、ヴェノムを睨みつける

 

「腹のソレを抜いてないのは気に入ってくれたからか!? それとも痛いのが怖くて抜けないのかァ!?」

 

ヴェノムの嘲りに反応するように、デッドエンドブッチャーの身体の節々が一瞬怪しく輝いた

 

空は未だ暗く、雷鳴は鳴り止まない。雨が舞い、瓦礫が揺れる中、異形の二体はふたたび距離をとって対峙する

 

『前より賢くなってねぇか?エーテリアスって学習すんのか?』

 

「知らん、だが…楽しめそうだ!!アンビー、ビリー!動けるな?」

 

「あぁ、バッチリだぜ!!」

 

「えぇ、準備万端よ」

 

 

 

数十分前、パールマンの爆破監視拠点にて。

 

「ご退場願おうって、どうやって!?」

 

ニコの声が静寂を破る。焦りと疑問を滲ませながら、彼女はヴェノムの顔を見上げていた

 

ヴェノムは表情を変えることなく列車、そしてパールマンを指差した

 

「ここにはこのバカが用意した山ほど武器がある。列車、小型エーテル爆薬…そしてカンバス通りを吹き飛ばす予定だった、数トンにも及ぶエーテル爆薬がな」

 

『なるほど!それでデッドエンドブッチャーを倒すんだね!』

 

パエトーンの声には、驚愕よりも“理解”の色が強かった。ホロウの主であるデッドエンドブッチャーの存在に対抗する手段として、もはやそれしかないことを彼女は悟っていたのだ

 

「正解だ、パエトーン。ニコと猫又はパエトーンの護衛をしながら爆薬を列車に詰め込んでくれ。準備ができたら、このデバイスで連絡してこい」

 

ヴェノムはニコにヴィジョンの連中から奪った小型のデバイスを放ると、無言のままトンネルの出口に向かって歩き出した

 

「……ん?俺とアンビーの名前が上がってなかったんだけど…?」

 

疑問の声をあげるビリーに対し振り返ることなくヴェノムが言う

 

「お前らは、オレたちと一緒にデッドエンドブッチャーの足止めだ」

 

「あー…ええぇえ!? 俺、明日モニカ様に会えるかなぁ…」

 

ビリーは目元からオイルが溢れそうな顔で肩を落としながらも、その足を止めなかった

 

だが、アンビーはその場から動かずヴェノムに話しかける

 

「ねぇ、ヴェノム。ひとつ聞かせて」

 

「なんだ?」

 

「…カンバス通りの人達も、私たちも……あなたとはなんの面識もないでしょう? なんで助けようとするの?」

 

「怪物が人助けるのは意外か? ……“オレ”の家族がこういうんだ。『困ってる人がいるなら、強いヤツが助けるのは当たり前』ってな」

 

「……そう。わかったわ」

 

その答えに満足したのか、アンビーは目を伏せ、小さくうなずき、ヴェノムの後へ着いて行った

 

「ニコ、お前のツレ借りるぞ。後で報酬は払ってやる」

 

そう言いながら、ヴェノムはアンビーとビリーを触手で抱え、その場を離れていった

 

去り際、背後でニコが嬉々として喜んでいたが、ヴェノム達の耳には届かなかった

 

 

 

そして、現在。

 

「クッソ! 効いてんのかわっかんねぇ!」

 

「大丈夫よ、ビリー。着実にダメージは入ってるわ。……最も、いちばんダメージを与えてるのはヴェノムだけど」

 

雨の中、瓦礫と鉄骨が散らばる戦場に、破壊音と咆哮が響き渡る

 

デッドエンドブッチャーに対し、ヴェノムは正面から接近戦を展開し、その隙を縫うように、ビリーとアンビーは背部に突き出た“あの部分”へ集中攻撃を仕掛けていた

 

デッドエンドブッチャーが腕を振り上げるたびに、ヴェノムは触手で攻撃を逸らし、カウンターを叩き込む

 

その攻防の中で、ビリーとアンビーが動きやすいよう立ち回りを変え、連携を重ねていく

 

そして遂に巨体がよろけ、膝をつき、デッドエンドブッチャーは大の字に地面へと崩れ落ちた

 

「おいおい、もうおしまいか?」

 

「……あっ、ヴェノム。それはダメよ」

 

「アンビー、どうした?」

 

「そういうセリフは映画じゃ悪党がパワーアップする前によく言われるセリフ。だから…」

 

バキリ、と不穏な音が周囲に響いた

 

ゆっくりと膝を着いて起き上がり、デッドエンドブッチャーは腹に刺さったままだった武器に両手をかけ、引き抜こうとしていた

 

「お、おいおい、何してんだ…アレ!」

 

「周囲のエーテル活性、上昇を確認……!!」

 

「まだ……楽しませてくれるか、デッドエンドブッチャー!!」

 

「ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

 

デッドエンドブッチャーが咆哮と共に武器を引き抜いた、その瞬間だった

 

腹部に突き刺さっていた武器が抜けると同時に、彼の全身を中心に黒い稲妻と重低音の衝撃波が炸裂

 

周囲の地面がひび割れ、瓦礫が宙を舞い、爆風が渦を巻き、轟音と閃光に包まれ、ビリーたちの視界が一瞬、白く塗り潰された

 

そして、煙と風が流れを戻したその中心に変貌を遂げたデッドエンドブッチャーが立っていた

 

 

 

ー ホロウ調査協会 調査記録17号・改訂版 ー

 

対象:デッドエンドブッチャー

 

デッドエンドブッチャーは、あらゆる障害物を粉砕する暴虐的なパワーと、見る者を圧倒する巨大な体躯を併せ持つ異形体である。にもかかわらず、体内の高濃度エーテルは通常時、活性の低い「休止状態」に留まっている

 

しかし、対象が自身にとって「驚異」となり得る存在と遭遇した際、その関心が強烈に刺激された瞬間、体内の休止エーテルがわずか数ミリ秒で一気に活性化。急激に膨張したエネルギーが肉体構造を歪ませ、ねじ曲げ、より凶暴かつ貪欲な【食事形態】へと移行する

 

この形態では、背部からさらに2本の黒い腕が生え、通常形態とは比較にならない破壊力と俊敏性を獲得する。極めて高い戦闘能力を示す状態であり、過去の対峙記録では被害が甚大であった

 

だが、半年前に再調査に赴いた際、見た目こそ「休止状態」に見えたにもかかわらず、エーテル測定器は常に高活性状態と同等の指数を示し続けていた

 

その理由はすぐに明らかとなった。奴は、腹部に刺さった武器や、自身のコアを通じて、周囲のエーテル結晶、さらには他のエーテリアス個体からエーテルを吸収し続けていたのだ

 

要するに「以前の活性状態」に匹敵するパワーを、休止状態のまま常時保持しているということになる

 

もし、この状態からさらに活性化が起これば、一体どれほどの姿と力に変貌してしまうのか……

 

正直、考えるのも嫌だ

 

 

 

 

背中から生えたのは、2本の巨大な黒腕。しかし手にあたる部分に質量の暴力を象徴するハンマー、もう一方は凶悪な球体を鎖で繋いだモーニングスターへと化していた

 

引き抜かれた武器はそのまま右腕と融合し、異様な光を放ちながら巨大な戦斧へと変貌

 

先ほどまで膝をつき、朽ちたかけたように見えた肉体には、もはや一片の弱りも感じられない

 

その姿は、かつて彼らが“デッドエンドブッチャー”と呼んでいたものではなかった

 

【デッドエンド・ライオット】

 

それが生まれ変わったデッドエンドの主の新たな名前だった

 

「……はぁ、嫌なヤツを思い出させる」

 

ヴェノムが吐き捨てるように、そう呟くと同時に相棒であるエディの声がヴェノムの頭に響く

 

『なんだあれ…第2形態あるのかよ!』

 

「いいじゃないか、この方が遊びがいがある!!」

 

デッドエンドライオットは空を裂く咆哮とともにその巨体に見合わぬ俊敏さで宙を舞い、身体をひねりながら、背から生えたモーニングスターの腕を振りかぶる

 

「来るぞ!」

 

雨を切り裂く勢いで、3人に向けてそれが叩きつけられた

 

咄嗟に身を翻す3人。地をえぐる激突音と共に、コンクリートが破砕され、破片と瓦礫が爆風と共に舞い上がった

 

視界が遮られる中、デッドエンド・ライオットは既に次の一手を放っていた。右腕の巨大戦斧を一番距離の近いビリーへ振り抜いていた

 

「やべっ……!」

 

刃が迫る刹那、ビリーの瞳が恐怖に見開かれる。だが次の瞬間、ヴェノムがビリーを守るように戦斧との間に入った

 

「ガァッ!!」

 

片腕を触手で盾状に変形させ、咄嗟に割り込んで斧を受け止めたが斬撃の勢いは想像以上。防ぎきれず、ヴェノムの腕に裂傷が走り、黒い体液と赤い体液が飛び散った

 

「ッ! ヴェノム!!」

 

ビリーが叫ぶが、ヴェノムは即座に傷口を塞ぎ、背から生やした触手で戦斧を地面に固定しながら叫び返した

 

「気にするな、すぐ塞がる!! それより攻撃し続けろ!」

 

その声に、ビリーはぐっと拳を握る

 

「……おうっ!!」

 

ビリーを狙ったデッドエンドライオットの左腕の刺突をヴェノムは両腕で受け止め、それと同じタイミングでヴェノムの影からビリーは飛び出し、再び銃による攻撃を再開させた

 

ライオットは左のハンマー状の腕でビリーの攻撃を防ぎつつ、今度はヴェノムめがけてモーニングスターを振り下ろす

 

「させないっ!」

 

その軌道を読んでいたアンビーが、飛び出しながら刀を構え、真正面から迎撃

 

火花が散り、受け止めきれずその衝撃で吹き飛びかけたアンビーの身体を、ヴェノムが複数の触手で即座に支える

 

「ありがとう、助かった」

 

「こちらこそ。受け止めてくれなかったら吹き飛ばされてたわ」

 

互いに一言だけ言葉を交わすと、再び戦場のリズムが加速する

 

アンビーは滑るように地を蹴り、デッドエンドライオットの足元をすり抜ける。その刹那、電撃をまとった刀を一閃

 

両足の関節部を正確に切り裂き、巨体がバランスを崩した

 

「今よ、ヴェノム!!」

 

そのタイミングを逃さず、ヴェノムは抑え込んでいた左腕を強引に弾き飛ばすと、自身の右腕を肥大化させ、その手でデッドエンドライオットの顔面を掴み、勢いのまま地面へと叩き込んだ。

 

ドガァァンッ!!と地面が陥没し、瓦礫と雷雨が混ざり合い、巨大な水飛沫が辺りを覆う

 

だが、倒れてなお…奴の動きは止まりはしない

 

「チッ、しぶといな」

 

デッドエンドライオットは轟音を上げながら地面を蹴り、全力で3人へ向けて反撃を開始する

 

ハンマーが唸りを上げ、地面を砕き、戦斧が風を切って迫る

 

「くっ、そろそろ弾がなくなっちまう!」

 

ビリーが息を荒げながら叫ぶ

 

アンビーも、肩を上下させながら呻いた。

 

「…はぁ、はぁ、私も、バックパックのバッテリーがイカれそう」

 

未だ戦い続けるヴェノムの援護をしつつも、限界の近い自身の装備に歯噛みする2人。だが、その時

 

『ザザッ、…んな、みんな!! 聞こえる!? 今どんな状況よ!!』

 

ヴィジョンの通信機から、ニコの声が飛び込んできた。

 

「ニコの親分!デッドエンドブッチャーがいきなり変身して、結構やばい状況なんだ!!」

 

「ニコ達は?」

 

『もう爆弾積み終わってそっちに向かってる!!もう少しだけ、持ちこたえて!!』

 

その報告に、ビリーとアンビーの顔にわずかな光が差す

 

「ヴェノム!! そろそろ爆薬積んだ列車が来る! もう少しだけもちこたえてくれ!!!」

 

「わかった、でも早く来ないとマズイな」

 

「マズイ…?もしかして、貴方も限か」

 

「このままだとオレたちが倒しちまう」

 

ニヤリと笑うヴェノム。その余裕の入り混じった言葉に、思わず2人も笑みを浮かべた。

 

「えぇ、そうね」

 

「あぁ、確かに勝利確定のBGMがそろそろ流れる頃だしな! やってやるぜ!」

 

再び気合を入れた3人の猛攻が始まる

 

アンビーはデッドエンドライオットの戦斧の一撃を紙一重で避けながら、電気を纏わせた刀で腕を斬り裂き、ビリーはその隙にひび割れた部分にゼロ距離から銃弾を叩き込む

 

「ナイスサポートだ、2人とも!!」

 

そして最後にヴェノムが両腕を合わせ、金属のように硬化させて巨大な鉄球のように変形

 

それを全身のバネで叩き込むように振り抜いた瞬間、ガギィィィンッ!!という音と共にデッドエンドライオットの右腕が、砕け散った

 

「グギャァアアアアア!!」

 

苦悶に身をよじる巨体。しかし、その一瞬の隙を、ヴェノムが見逃すはずがない

 

「叫んでる暇があるのかァ!?」

 

剣状に変形させた右腕を振り抜き、ハンマーの根元を斬り裂くと、中央の胴体めがけて強烈な蹴りを叩き込んだ

 

デッドエンドライオットは吹き飛ばされ、地に膝をつく

 

「久しぶりにこんなに楽しめた。感謝するよ、デッドエンドホロウの主」

 

余裕な態度でデッドエンドライオットの前に立つヴェノム、そしてアンビー、ビリーを見て、デッドエンドライオットは再生途中の右腕と脚で無理やり立ち上がると狂気の咆哮を上げながら突進してくる

 

「でも、終電がお前を迎えに来たようだぞ?」

 

《まもなく、列車が到着致します! 線の内側までお下がりください!》

 

無機質な駅のスピーカーが響き渡った

 

そして直後、突風を纏い、爆薬を満載した列車が闇を裂きながら駅構内へ突入

 

鋼鉄の機関部が、まさにその巨体を狙ったかのように、デッドエンドライオットに激突し、列車は凄まじい轟音を上げながら、デッドエンドライオットを壁際へと押し潰していった

 

『皆お待たせ!!』

 

「ビリー、アンビー!! 無事!!?」

 

途中で飛び降りたのか、列車の来た方向からニコと猫又、パエトーンが走ってくる

 

「ニコの親分! 全然平気だぜ!!」

 

「感動の再会はあとだ!! ビリー、タンクを撃て!! アンビー! 刀を投げろ!!」

 

ヴェノムの指示に一瞬の迷いもなく、2人は行動を開始する

 

ビリーは残っていた全弾をリロードもなしに叩き込み、アンビーはすでに刀へ最大限の電気を纏わせ、そのまま渾身の投擲でタンクの中心へ向かって投げ放った

 

そして刀がタンクに突き刺さった瞬間、ヴェノムが即座にニコたち全員を触手で掴み、支柱をスイングしながら上空へと飛び上がる

 

バリィィィィィン──ッ!!と電撃を帯びたアンビーの刀に、雷雲から引き寄せられた雷が直撃し、その直後、目も眩むほどの爆光と、凄まじい爆風が列車の中心部から発生

 

デッドエンドライオットのいた一帯は、衝撃波とともにすべてを飲み込んで消し飛んだ

 




というわけで、次回、第1章完結!
戦闘シーン難しかったです、いやほんとに…分けて書いてあーでもないこーでもない、コピーミスって全部消えたりなんでか二重になってたり…これは僕の操作ミスが原因ですけどね

オリジナル形態出すことを最後の最後まで渋ってたんですが4本腕形態に苦戦するヴェノムはなんかちょっと違うかなぁ、とか色々考えた結果…出しました。オリジナル形態【デッドエンド・ライオット】くんです。ご察しの通り、後々出す予定のあのキャラを模してます。

7月6日
1部文章の変更とデッドエンドブッチャーに関するホロウ調査報告書風の文章を追加。

この形態は電離体・ドッペルゲンガーのようにヴェノムの記憶を読み取って生まれた姿ではなく、復讐心に燃えるデッドエンドホロウのデッドエンドブッチャーが力を蓄え、この小説独自の姿に変身した姿となってます
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