レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第11話

新装備から数ヶ月経ち俺は今日もダンジョンでせっせと稼いでいた、新装備のお陰もあって10階層まで進出しアストレア様からLv.2になるのも時間の問題と言われたのだが

 

「死ねぇえええええ!!」

 

俺は今オラリオに来て始めての闇派閥との遭遇をしていた

 

数は3人全員が男、武器はバトルアックスと壁盾(タワーシールド) 弓 槍 

 

モンスターなら兎も角 様々な技を使う人間相手に正々堂々3対1に興じるつもりはない、つまり

 

全力で撤退1択だ!!

 

そう言い敵に背を向け走り出す

 

「なっ⁉、待てこのやろう!!」

 

槍を持った男が追い掛けてくる、奴らの方がステイタスが高いのか早々と追い付かれる、計画通りだ

 

「なっ⁉」

 

クルリと反転し剣を突き出す、逃げる相手が反撃してくるとは思ってなかったのか相手はまともに反応できず深々と腹に剣が刺さる

 

「ガハッ⁉」

 

カランと落ちた槍を拾い敵に投擲する、スッと奴らは避け此方に向かってくる

 

経験差+人数差、状況は絶望的、此方の武器は剣と盾、他にはない訳ではないが期待は余り出来ない、対して向こうは目に見える武器以外何があるのか分からない、だからこそ此方の手を悟らせない様に

 

あばよ!!

 

「また逃げるのか!!」

 

「逃がすか!!追え」

 

相も変わらず簡単に追い付かれクルリと反転し剣を突き出す

 

「2度は通じるものか!!」

 

そう言いバトルアックスと盾の闇派閥の男は冷静に避ける

 

2度通じない事は分かっている

 

腕が伸びきる前に腕を止め更に1歩踏み出し盾を振りかざす

 

「盾⁉」

 

バキン!!と激しくぶつかり合う音が響き男の顔が歪む、それに構わず更に2度 3度と盾をぶつける、4度目をぶつけようと思った瞬間、矢が飛来し飛び退く

 

「油断するな、Lvのわりに動けるぞ」

 

「ああ、だがそれだけだ」

 

バトルアックスの男は壁盾を構えズンズンと近付いてくる、此方の丸盾と違い全身を覆う程の盾に身を隠し近付いてくる

 

馬鹿め

 

スッと半身をズラし避けスレ違い様に斬る

 

「なっ⁉」

 

赤い線が男の首に走り赤い血飛沫を上げ絶命する

 

自分の視界まで潰してどうするよ、間抜け

 

後は弓を持つ男のみ、しかし男は仲間が死んだタイミングで弓を投げ捨て短剣を2本構え此方に走って来ていた

 

スピードはかなりあるが短剣の扱いに慣れてないのかかなり拙い、これなら距離を取り弓でチクチクと攻撃される方が脅威だった、かといって油断して良い訳でもない、故にまずは崩す

 

「ガハッ⁉」

 

まずは蹴りで敵の肝臓を潰す、痛みから空気が口から漏れ体が歪む、それは戦いにおいて致命的な隙になる

 

剣が敵の頭蓋を割り臓物を撒き散らす、剣を振るい付いた血糊を払う

 

服を剥がし背中を見る、そこには男のステイタスが書かれていたが生憎レイは【神聖文字】は読めない、そこで

 

カシャ

 

っと懐から取り出したスマホを使い背中の写真を撮る、これもまた【ガチャ】から出た物だ

 

最もネットや電波等あるわけ無いため殆どの機能が死んでいる上電池もまだあるにはあるがソーラー式充電器でも出ない限り電池が切れれば永遠に只の板に成り下がる

 

さて、後はアストレア様に見せに帰ろう

 

俺はスマホを服のポケットに仕舞いダンジョンを後にした

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