レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】 作:寝心地
「ウウ…………ごめんなさい」
気にするな、お前が悪い訳じゃない
俺はアイズを背負い道を歩いていた、流石に10にも満たない子供にオラリオまでは遠かった様で靴は磨り減り途中で転び膝を擦りむいてしまった
アイズ見えたぞ、あれがオラリオだ
高い城壁が現れアイズに見せる
「……………………おっきい」
そうだな、ひとまず俺の本拠地に行こう
街に入る長い列の最後尾に並ぶ
3~4時間程して漸く俺達の番になり門番に止められる
「次の者っと、お前【血風】か⁉、その子は?」
俺の妹だ
「けっぷう?」
俺の2つ名だ、そう呼ばれてるんだよ
「格好いい」
キラキラとした目でアイズに見られむず痒くなる、俺が戦う時に敵の血風吹き荒ぶ事からそう呼ばれる様になった、正直どうかと思うが敵に恐れられるならアリだと思っている
「ハッハッハ、そうだな、お前さんの兄貴は格好いい奴だ、通って良し!!、ようこそオラリオへ」
どうも
門をくぐり中に入ると何時ものオラリオが現れる
「ここがオラリオ………………」
その時、グゥ~と腹の虫が鳴く音が聞こえる、最もその主は俺ではなくその背中におぶさる者だが
「………………………………」
恥ずかしいのか何も言わず俯くがその顔は赤くなっている
そろそろ昼飯時だからな、飯を食ってから行くか
その時、丁度屋台の前を通りパチパチと油が弾ける音が響く
これにするか、すいませ~ん
「はいよ!!、オラリオ名物じゃが丸くんはいかがですか!!」
じゃが丸くんってのか、名物って割には初めて見たが、まぁ良い、取り敢えずプレーンを2つ下さい
「はいよ!!、プレーン2つね!!、丁度揚げたてがあるよ、300ヴァリスね」
あ、しまった、服得るために全財産使ったの忘れてた、どうしようか、何か交換出来る物があれば、あ、そうだ
すいません、ちょっと手持ち持ってくるの忘れたので物々交換で良いですか?、これで
俺はそう言って投げナイフ10本セットを取り出す
「これをかい?、後で換金すれば問題ないだろうけど300ヴァリスよりも良い物っぽいけど良いのかい?」
はい、釣りも取っといて下さい
「そう言うことならまいど!!、はいよじゃが丸くんプレーン味2つね」
差し出された熱々のじゃが丸くんなる食べ物を受け取り1つをアイズに渡す
熱いから気を付けろよ
「うん、ハフッ!!、アチュアチュ!!」
ハフハフとしながらじゃが丸くんを食べる、余程気に入ったのか1分程で食べ終わり俺の分まで狙っていたのでそっちも渡した
さて、そろそろ俺の家に行くか
アイズを背負いオラリオを歩く、余程珍しいのか或いは俺が背負っているからなのかすれ違う人々が此方を2度見する、恥ずかしいのか知らない人に見られて怖いのかアイズは俺の背に顔を埋める
着いたぞ、ここが俺の家、【アストレア・ファミリア】だ
「ここが………………」
挨拶だけはしっかりとしろよ
「うん」
俺はそう言うとアイズを背負ったまま本拠地の中に入った