レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】 作:寝心地
アイズを背負い玄関の扉を開ける
ただいま戻りました
「お帰りなさい、あら?小さなお客様ねいらっしゃい、レイ その子は?」
中に入るとアストレア様が出迎えてくれる
うちの妹です、他の人います?
「今は輝夜が残ってるわね」
そうですか、ちょっと2人で話したい事があるんですけど
「???、分かったわ、輝夜、ちょっと良い?」
アストレア様は輝夜を呼びに向かいその間に俺はアイズに事情を説明する
アイズ、俺はちょっとさっきの女神様とお話があるから今から来るお姉さんと待っててくれるか?
「???、分かった」
「何だ一体、此方も暇では…………レイ、戻っていたのか、ん?その子供は何だ?」
うちの妹だ
「妹だと⁉、噂には聞いていたが美し……いや、まだ可愛いの範疇だな、だが成長すればあのポンコツエルフ以上の綺麗所になるだろうな」
「???、ありがとう?」
「それじゃあ輝夜、悪いけどちょっとこの子の面倒を見ててくれる?」
「ああ、承知した」
俺とアストレア様はアストレア様の自室に入る
「それで?、一体何があったの?」
家に帰っていた時、魔物に襲われました、漆黒の体を持つ隻眼の邪竜に
「ッ⁉、まさか【隻眼の黒竜】が?」
分かりません、恐らくそうだと思います、俺も戦おうとしましたけど両親に妹を守れと
「……………………それで、どうするつもり?」
俺が面倒見ます
「それは、ちょっと私としては不安が残る所ね」
と言いますと?
「うちは正義のファミリアとして活動してるからその分敵も多いの、主に闇派閥とか」
アイズが狙われると?
「少なくともうちにいる限りわね」
……………………………………何処かに預けるしか無いと?
「そうね、孤児院と言う手もあるけど貴方の妹となると狙われやすいでしょうから少なくともうちより大きなファミリアに預けた方が安全だと思うわ」
…………………………となると【ロキ・ファミリア】か【フレイヤ・ファミリア】か、フレイヤは何となく嫌だな、となると【ロキ・ファミリア】か
「私としてもロキはオラリオの平和を願う同士みたいなものだから安心ではあるけれど、問題はあの子が納得するかどうかよね」
………………ひとまず話してきます
部屋を出るとアイズは擦りむいた箇所の治療を受け輝夜と女子トークが繰り広げられていた
「お兄ちゃん!!」
此方に気付いたアイズの目に光が宿りトテトテと此方に歩いてくる
アイズ、良い子にしてたか?
「うん!!」
撫でてやると頬を緩ませる、この後の事を考えると心が痛むが言うしかない
アイズ、これからお前は【ロキ・ファミリア】で生活することになった
「……………………え?」
俺はここで敵を作りすぎている、そしてお前を守ってやれる程強くもない
「…………………………」
だからお前は【ロキ・ファミリア】で「嫌だ」………………
俺の言葉を遮りアイズが拒否し俺にしがみつく
「ずっと一緒にいるって言った!!!!、何処にもいかないって言った!!!!」
ああ言った、だがその約束は守れない
「嘘つき!!、一緒って言った!!」
「いい加減にしろ、アイズ」
俺達のいたちごっこに止めを差したのは輝夜だった
「お前の兄はお前の身を守るためにお前を遠ざけるのだ、2度と会えない訳ではない、お前も聞き分けてやれ」
「…………ウウ…………でも」
アイズ、俺が強くなってお前を迎えに行った時、その時は2度と離れないと約束する、今度こそ
アイズは暫く黙った後漸く頷いた