レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第2話

目が覚めるとそこには俺の知らない俺がそこにいた

 

金髪に金の両目、手足はまだ小さいが年齢的に言えば5~6歳って所だな

 

「ご飯出来たわよ~」

 

今世の母に呼ばれトコトコと歩く、3歩目で何もないのに転んだ、痛い

 

「あらあら、大丈夫?」

 

大丈夫だ、問題ない

 

「そうは思えないけど」

 

大丈夫だ、問題ない、本当に

 

「そう?、それなら良いけど。ご飯出来たから食べましょう」

 

分かった、父さんは?

 

「裏で薪を割ってるわ、父さんにも声かけたからもうすぐ戻ってくるわ」

 

分かった

 


 

さて、飯も食ったし試してみるか、【ガチャ】

 

手持ちは500ヴァリス、1回の費用を50ヴァリスに設定して十連を回す、手伝いやら何やらで貯めに貯めた金、これで何が出るやら、まぁ1回50ヴァリスなんで大して期待してないが何か武器が出てくれれば嬉しい限りだな

 

ガチャガチャ ガチャガチャ ガチャ

 

石ころ×4

鉛筆

白紙の本

縫い糸

ピーナッツ500g

コーラ1L

宝箱(鍵付き)

 

…………………………10連中石が4個って何だよ、後はまぁ良いけど、これも【超不運】の効果か?、取り敢えず出てきたものは宝箱に閉まって箱は………………俺の部屋に置いておくか、石は………………重いし捨てといて良いだろ

 

その後も家を出るまで何回か【ガチャ】を回したが結局装備や武器が出たのは何回かやった10連の中に1度入っていたハンティングソードだけだ、その癖石ころやら砂5キロやらは数えきれない程出てきた、マジで捨てるの大変だった、そう言う意味では本当に超不運だな、俺

 

だがそれも今日までだ!!、オラリオに行けばダンジョンがありそこのモンスターどもから出る魔石やドロップアイテムを金に変える事が出来るらしい、つまりとうとう俺も自分の手で金を稼ぐ事が出来る

 

「忘れ物は無い?」

 

荷物を纏め終わった俺に母がそう尋ねてくる

 

多分大丈夫

 

「そう、それじゃあ、行ってらっしゃい!!」

 

行ってきます、妹がでかくなったら1度帰ってくるよ、手紙もちょくちょく送るから

 

「楽しみにしてるわ、父さんとこの子と3人で」

 

んじゃ、行ってきます

 

俺はそう言ってオラリオに向かう、取り敢えず冒険者になって名を上げないとな

 


 

家を出て1週間経った、まだオラリオに着いては居ない、まず家を出て1日目に財布を落とし【ガチャ】を封じられた

 

2日目、魔物に襲われ地図を落とし道を見失った

 

3日目、運良く人に出会ったが盗賊だった、逃げる途中魔物にも会い死にかけた

 

4日目、食料が尽き空腹に喘ぐ事になった

 

5日目、狩りをしようにも獲物が居なかった、水だけで凌いだ

 

6日目、熊に会った、顔には血と肉片と布の切れ端がくっついていた、高い丈夫な木に登り夜を過ごした

 

そして今日、高い城壁と文字通り天に達する塔を見付け漸くオラリオまでの道を見つけると街に入る入口で力尽き倒れた

 

俺の都会デビューは最悪のスタートになったが今はそんなことどうでも良い、兎も角腹減った

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