レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】 作:寝心地
氷が闇派閥を覆い動きを縛る。
「相変わらず凄まじい拘束力だ」
「完全に凍ってやがるぜ、まぁ私は楽できるから何でも良いけどよ」
ツンツンと凍った闇派閥をつつきながらライラはそう言って笑い、リオンは
レベルも上がったし、俺もそろそろ次の段階へ行くべきかもな
「次の段階?」
呟いた言葉を拾われたのかリオンが俺の顔を見て訪ねてくる
青薔薇の剣の技は
「まだ力を秘めていると?」
まぁ、そう言う認識で良いよ
青薔薇の剣の
「そういや、今日は妹に会いに行かねぇのか?」
不意にライラにそう言われ頷く
少しの間会うのを控えようと思ってる。もうすぐ誕生日だからな、金を稼いで何か買ってやらないと。何が良いか…………花か…………人形か…………服と言う選択肢もあるか
「あの子も冒険者なのですから、ダンジョン探索に役立つ物の方が良いのではないですか?」
「珍しく意見が合ったな」
成る程、となると武器………………巻物………………アイズの戦闘方法は確か片手剣の回避型だったなとなると………………ああ!!あれがあった!!
「「???」」
アイズの誕生日 当日
「……………………………………」
アイズは黄昏の館の食堂でムスッとした顔で椅子に座っていた。頭にはケーキを模した帽子が被せられ、体には飾られたタスキに『本日の主役』と書かれていた
周りではその状態のアイズに苦笑いするフィンと何とか機嫌を取ろうとするロキ。それを見てため息をつくリヴェリアとガハハと豪快に笑い酒を飲むガレスがいた
「アイズたーん?良い加減機嫌直してくれへん?ほら、今日の為にケーキもプレゼントも買って来たで?」
「フン!!」
そろそろ嗜めようかとリヴェリアが動き出そうとした時、不意に玄関のドアが開かれその向こうからレイが現れる
悪い、遅くなった
バタバタと駆けて来るレイは汗だくで、手には細長い不恰好なラッピングがされた箱が握られていた
ロキ「レイ~!!よお来た!!ほんまよお来たで!!」
ロキは泣きながらレイにすがり付きレイは訳が分からず混乱する
何言ってんだ?まぁ良いや。アイズ遅くなって悪かった、誕生日おめでとう
レイはそう言って持っていた細長い箱をアイズに渡す
「忘れたんじゃないの?」
俺が?まさか、ただちょっとプレゼントを選ぶのに悩んだだけだ
「……………………開けて良い?」
ああ、勿論
アイズは箱に手を掛け蓋を外すと中から1本の剣が姿を現わす
はやぶさの剣(11仕様)、お前の為にある様な剣だ。持ってみろ
レイに促され持ち手を持つと、アイズの背丈には見合わないサイズでありながら、アイズですら軽々と持ち上げられる程の軽さを発揮する
頑張って使いこなせよ?
「うん!!ありがとう」
その後は、レイはアイズの横に座り共にアイズの誕生日を祝い、アイズが眠ったのを確認し自身の本拠地に戻った