レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第41話

【ロキ・ファミリア】本拠地黄昏の館

 

俺はアイズを夕飯に誘おうと中に入るが、偶然にもアイズは用事があったらしく、代わりにロキが応対し説明したが

 

宴会?

 

「そや、今日の夜は遠征の無事を祈って皆で【豊穣の女主人】に行くんや。レイたんも来るか?」

 

俺も行って良いのか?

 

食事に誘うつもりが逆に誘われ行って良いのかと確認する

 

俺一応他派閥だぞ?フィンとかリヴェリアとかは嫌がるんじゃねぇか?

 

「まぁ普通の奴なら言語道断なんやけどな。アイズたんの兄貴やから特別や。アストレアとも懇意にしてきたし、フィン達も自分やったら納得するやろ」

 

…………………………感謝する

 

礼を言い何時行けば良いのかと確認を取り1度本拠地に戻る。ロキから了承を得たとはいえ流石に手ぶらで行く訳には行かず適当な土産を買っておく

 

少し遅かったか?

 

太陽が沈んでいくのを見ながら考え少し急ぐ

 

店に入れば既に【ロキ・ファミリア】は酒盛りを始めておりアイズもそこに混じっている

 

「いらっしゃいませ、お一人ですか?」

 

いや、悪いが連れが先に来てる

 

店員にそう言ってアイズに近付き酒を飲んでいない事を確認し安堵する

 

「ああ?、何だテメェ?」

 

狼人の男が酒に酔っているのか此方を睨みつける。互いに面識が無いため向こうは知らないが此方はこの男の事を良く知っている

 

「やめぇベート。その人は今日の客人や」

 

酒を飲んでいたロキがベートを剥がす

 

「よぉ来たでレイたん!!。皆今日の客人レイ・ヴァレンシュタイン君や!!、【アストレア・ファミリア】のLv.6やから怒らせんようにしときぃや~」

 

知らない顔も何人かいるが紹介に預かったレイ・ヴァレンシュタインだ。妹が普段から世話になっている

 

「お兄ちゃん!!」

 

ロキの紹介にいち早く反応したのはやはりアイズ。席から立ち上がり器用に人を避け俺に飛び付く。この間僅か1秒である

 

元気だったか?アイズ。最近会いに行けなくてごめんな

 

俺の胸に顔をグリグリと押し当て、聞いているのかいないのか分からないが、再会を喜んでくれている様なのでまぁ良いだろう

 

アイズを引き剥がしフィン達幹部陣が座る位置に移動し挨拶をする

 

折角の宴会に急に押し掛けて悪かった。改めてお招き感謝する

 

「此方こそうちの主神が無理に誘った様で悪かったね」

 

いや、俺がアイズを飯に誘ったのが始まりだからな。詫びといってはあれだが品を用意した

 

そう言って魔法衣嚢から一升瓶を取り出しガレスに渡す

 

極東に伝わる酒だ。かなり強いから注意しろ

 

「ほぉ!! こりゃ良いものを貰ったわい!!」

 

リヴェリアには持っていた籠を渡す。中身は地球産のフルーツ盛り合わせ

 

それは俺のスキルで作った果物だ。うちのエルフにも好評だったからな、持ってきた

 

「感謝する」

 

最後にフィンにはエナジードリンクの10本セット

 

「これは?」

 

エナジードリンク、疲労を軽減してくれるドリンクだ。デスクワークの時に飲むと楽になる

 

「疲労を消してくれる物では無いんだね」

 

そんな便利な物があれば俺が使っている

 

「………………確かに。そろそろアイズの所へ行って上げてくれ。先程から射殺さんと言わんばかりに此方を睨んでいるからね」

 

苦笑いでフィンはそう言うとアイズの方を指差す。そこには確かにアイズが此方を、正確にはフィンを睨む姿があった

 

俺も苦笑いでフィンに離れる挨拶をしアイズの元へ向かった

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