レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第43話

ダンジョンに潜ると7階層でベルが戦っているのを見付ける

 

ウォーシャドウ2体を相手にギルドからの支給品のナイフを片手に戦っている

 

背後に注意しろ

 

「ッ!!レイさん」

 

目の前の敵から目を離すアホがいるか、何があろうと敵から目を反らすな

 

「ッ!!はい!!」

 

良いか。武器に拘れ、だが固執するな。それはお前の持つ攻撃手段の1つにすぎない。さぁ、お前の目には見えている筈だ。奴らを倒す道筋が

 

「……………………………………」

 

ベルの目に力が宿りウォーシャドウに向けて走り出す。まずウォーシャドウの1体を蹴り2体の距離を離す。蹴りを入れた事でバランスを崩した1体に素早く近付きナイフを刺し込む

 

1体になったウォーシャドウが背後からベルを襲うが体を思いっきり寄せ爪の脅威から逃れるとナイフを横に流す

 

ウォーシャドウに線が走り体が崩れる

 

良くやった。お前の勝ちだ、お前みたいな奴は強くなるよ

 

「あ、ありがとう………………ござい…………ます」

 

その瞬間ベルの手からナイフが零れ体が崩れ落ちる

 

限界か。まぁあれだけの無茶をやれば当然か

 

俺はベルを抱え彼のファミリアの本拠地へ向かう

 


 

ハァ…ハァ…ハァ…や、やっと着いた

 

遠くの空がうっすら白くなる頃。俺は息を切らせ漸くベルの本拠地に来ていた

 

息を整え扉を叩く。数秒して扉が勢い良く開き中からツインテールの女神ヘスティアが現れる

 

「君は?ってベル君⁉酷い一体何が」

 

………………怪我は大した事ありません。死にはしないでしょう。疲れて眠っているだけです

 

「そうか。取り敢えず此方に、ベットに寝かせてくれ」

 

ヘスティアに誘われ中に入るとボロボロのベットにベルを寝かせる

 

「座ってくれ。そう言えばまだ自己紹介してなかったな。僕はヘスティア。ベル君の主神さ」

 

ヘスティアの言葉に甘え椅子に座る。うちにあるのとは違って座り心地はあまり良くないが問題ないだろう

 

【アストレア・ファミリア】レイ・ヴァレンシュタインです

 

「ヴァレンシュタイン⁉、まさかヴァレンなにが………【剣姫】の」

 

ええ、兄です

 

「そうか、取り敢えず何があったのか聞かせてくれ」

 

俺はヘスティア様に一から全てを説明した

 

「そうか、そんな事が。ありがとうベル君を助けてくれて」

 

いえ、取り敢えず明日は1日休ませて下さい。それと念のため医者に見せた方がいいでしょう

 

「あ、ああ。本当にありがとう。あ、最後に一つ聞きたいんだけど」

 

はい、何ですか?

 

「その、妹君に彼氏とかは?」

 

居ないですよ、今のところは。なので狙うなら今の内とも言っておいて下さい

 

「なっ⁉、い、言うか~!!!!ベル君は僕のものだ!!」

 

ハハ、それじゃあまた

 

俺はそう言うと自身の本拠地に戻った

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