レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第45話

建物を伝いモンスターの方へ走る

 

下を見ればアマゾネス姉妹とアイズが既に戦闘を始めており頭に花が咲きその中心には無数の口が付いておりその近くでレフィーヤが倒れていた

 

3人の方はまだ持ちこたえられる。まずは重傷者の救出だな

 

瓦礫を退かしレフィーヤの様子を伺えば右脇腹の衣服が破裂した様に破れていた

 

「あ………………う…………」

 

……動くな。内臓の一部がやられているかもしれない。これを食え

 

そう言ってレフィーヤに何かを食わせると先程までの様子が嘘の様に元気に立ち上がる

 

「痛くない………………嘘、一体何を」

 

仙豆って豆だ、極東に住まう仙人が食う幻の豆。その豆を1粒食えば10日は何も食わずに過ごせあらゆる怪我を治してくれると言う。まぁ怪我だけで病は治せないし寿命が伸びる事もないがな

 

「そ、そんな貴重な物を私の為に」

 

俺はアイズを助けに行く。じゃあな

 

立ち上がり3人の元へ向かう

 

武装完全支配術(エンハンス・アーマメント)

 

バキバキと氷がモンスターを捕縛する

 

「お兄ちゃん!!」

 

おう、さっき振りだな。特徴は?

 

「武器は鞭みたいにしなる体と花の口。地面からいっぱい出てくる。それと魔力に反応する。それくらいしかまだ分からない」

 

もう分かる必要も無い。拘束しちまえば動けねぇだろう

 

【汝に敵わぬこの速さ】【汝に敵わぬこの強さ】【汝に敵わぬ特別をそれでも汝に届かせよう】【ルミノス・ウィンド】

 

詠唱を終え俺の周りに無数の大光玉が産み出されそれが花のモンスターに放たれる。俺が今模倣しているのは同じファミリアで【疾風】の名を持つエルフ リュー・リオンの物。光と風の複合魔法【ルミノス・ウィンド】ファミリア内の範囲攻撃において右に出る者はおらず威力もピカ一

 

発動条件もファミリアでそれぞれが使っていた物を貰っている為問題ない。因みにリオンからは訓練用の小さな木刀を貰った

 

花のモンスターはバラバラと崩れ俺とアイズに砂レベルまで切り刻まれこの世から消えた

 

「お兄ちゃん!!」

 

ドゴッ!!と音が鳴る程の勢いでアイズが突っ込んでくる。俺は慣れたが普通の奴なら恐らく死んでいるか重傷だろう、俺も普通に痛いし

 

アマゾネス姉妹がアイズと戯れている隙にレフィーヤの元に向かう。彼女も魔法の準備をしていた様だがその魔法が日の目を見ることは無かった

 

「貴方も…………私と同じ…………人の魔法を」

 

まぁな、今のは内緒で頼むよ。

 

「は、はい、あの」

 

ん?

 

「その、私」

 

良くやってたよ

 

「え?」

 

何となく分かる。自分が役に立っているのか、隣に立つ奴に釣り合っているのか、役に立てないなら冒険者を止めた方が良いんじゃないか、そんな事を考えているんだろう?

 

「…………はい」

 

どうやら君に足りないのは自信の様だな。過度な自信は身を滅ぼすが自信が無ければ100%の力は出せないよ

 

「そんな。私自信とか」

 

なら自信が無い時はこの言葉を唱えると良い『私は【ロキ・ファミリア】の誰よりも強い!!』だ

 

「え、えええええええええ!!!!」

 

それ位の気持ちでいろって話だ、俺はギルドに今回の件を報告してくる。アイズの事を宜しく頼むよ

 

俺はそう言うとアイズとも分かれを済ませ闘技場に戻りギルド職員に話をした

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