レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】 作:寝心地
怪物祭から数日経った
今日休みの俺は【ガチャ】から出た某グルメ漫画を堪能していた
10巻を読み終わり11巻に手を伸ばした時、俺の前に光の玉に包まれた手紙が現れた
アイズに渡した【速達便】?
玉に触れ手紙を取り出すと封を開ける
| 冒険者の殺害事件アリ。被害者はLv.4の冒険者。犯人は女と言う事以外不明、応援望む
アイズ・ヴァレンシュタイン |
|---|
冒険者の殺害事件…………Lv.4と言えば、あれか
手紙を取り出し直ぐ行くと返事を書き手放せば手紙は消え俺は身支度を整える
アストレア様、ダンジョン行ってきます。もしかしたら長期滞在になるかもしれません
「そう、分かったわ。気をつけてね」
アストレア様に見送られ俺は18階層にあるリヴィラの街に向かう
5時間程で18階層に辿り着くが
……………………そう言えばそうだったな。すっかり忘れてた
街は怪物祭の時の花型モンスターと一際大きな人間の上半身を持つ化物に襲われ冒険者達が対処していた
見たところフィンやリヴェリアもいる様だから此方は問題ないだろう。問題はアイズだ、何処にいる?
【速達便】に『何処にいる?合図を送れ』と送る、10秒程して街の外れから天井に向かって一筋の光が迸った
………………そこか
岩を超え建物を超えアイズの元に辿り着く。そこにはボロボロのアイズとレフィーヤ、それと相対する女がいた
こいつの名前は何だったか。と考えているとアイズが不安そうな顔で此方を見ている。そう言えばこいつは原作のアイズを追い詰めていたんだったか
「お兄ちゃん…………」
「兄…………そうか、お前が【アリアの失敗作】か。しかし成功作より失敗作の方が大成しているとは、とんだ皮肉だな」
アリア…………母の知り合いか?
「答える気は無い」
だろうな
軽く言葉を交わすと凄まじい速度で剣劇を繰り広げる、一撃一撃が重く早く鋭い
女は氷付くが直ぐ様氷にひびが走り女が拘束から抜け出す
全く、俺の必殺をこんな簡単に抜け出されると自信無くすよ
「この程度で動けなくなる程度の相手としか戦って来なかったのがお前の敗因となる」
…………………………そいつはどうかな?足りないだけかもしれないぜ
「何?」
女が訪ねる間も無く俺は地面に手を付きそこに気を流し込む。それによりボコボコと土塊が人の形を形成し数体の土人形が出来上がる
【
人型達はドタドタと女の方に走って向かう
「この程度の土人形何体居たって」
俺の【
「ふん、わざわざ手の内まで晒してくれてご苦労なことだい。お掛けで倒しやすくなったよ!!」
女はそう言い人形達を倒しレイに走り寄るが
(ッ!!さっきより攻撃の威力が増してる?)
気付いたか?【情報開示】ってスキルだ。自身の手の内を晒すことで晒した分に応じてステイタスに補正がかかる。当然このスキルに関しても効果は発揮される
「最初からこれを狙って⁉」
当たり前だろ
「……………………………………相手が悪いね。一度退かせて貰うよ!!」
女はそう言い湖に飛び込むと2度と浮かんでくる事は無かった
【
原作 ドリィキルキル
作中に登場する造語。原理は気功と同じらしいがその威力は桁違い
【情報開示】
某呪術師達と同じ事が出来る様になるスキル、それ以上でも以下でもない
【速達便】
送りたい相手の元に瞬間移動する手紙。レイはアイズに何かあった時はこれで自分に助けを求める様に言い渡していた