レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第48話

【ロキ・ファミリア】と共に地上に戻り分かれた俺は本拠地に戻りアストレア様に報告した

 

「そう、そんな事が……」

 

ええ、どうもここまで来て厄介な存在が動き始めたみたいです

 

「………………備えておきなさいレイ、今まで以上に。嫌な予感がするわ」

 

はい、俺も同じ意見です

 

アストレア様に一礼し自室に戻る。力が必要になった、強い武器が必要になった。備えなければ、妹を守る為に。問題ない何時もやっている事だ

 

まずは武器だ、青薔薇の剣は兎も角アサシンブレードやウィンチェスターだけでは駄目だ。Lv.4以上には簡単に防がれLv.5以上には簡単に避けられてしまうとなれば…………あそこに行くか

 

「何処か向かうのですか?」

 

俺が外に出ようとするとリオンが話し掛けてくる

 

【ゴブニュ・ファミリア】だ、預けてた物を取りに行く

 

「私も武具の手入れがそろそろ終わった頃なので取りに行くのですが、共に向かいませんか?」

 

ほぉ、リオンから誘いを受けるとは珍しい事もあるもんだな。良いぜ、一緒に行こう

 

【ゴブニュ・ファミリア】に辿り着くとリオンは受け付けに用事を言い俺は工房の中に入りゴブニュ様に話し掛ける

 

ゴブニュ様、預けてた物を1個取りに来たんだが

 

「ああ、お前さんか、全くお前さんの物なのだから好きに持っていけば良かろうに、わざわざ言いに来るとは」

 

いやまぁ、場所を借りてる訳ですから礼儀として、ね?

 

「随分難儀な性格しとるな」

 

ハハ、んじゃ失礼します

 

工房を出て屋敷の裏に回り鍵を開け扉を開ける

 

「随分散らかってますね」

 

うおっ⁉リオンいつの間に⁉

 

「貴方が工房を出ていくのが見えたので着いてきましたが、不味かったですか?」

 

いや、そんな事ねぇけど、まあここは倉庫だからな

 

「成る程、しかしこれは………………全部武器ですか?」

 

ああ、7年前に出てきた物が多過ぎてな1つの倉庫じゃ入りきらないから武器と防具を分けて【ゴブニュ・ファミリア】と【ヘファイストス・ファミリア】から倉庫を1つずつ借りて保管してるって訳

 

「なぜそんな面倒な事を?どちらか1つに倉庫を2つ借りれば良いのでは?」

 

最初は俺も【ヘファイストス・ファミリア】に倉庫を2つ借りようと思ってたんだが、空きがなくてな。武器は此方に面倒見て貰う事にしたんだ、クソ…………何処に置いたっけか?

 

「…………………………これは」

 

ん?ああ

 

リオンの目に映ったのは壁に掛けられた1本の刀

 

そいつは確か【二代鬼徹】だな。名刀だよ

 

「これを探しているのでは無いのですか?」

 

違うよ、今探してるのも刀と言えば刀だけどもっと分かりやすく強力な奴だ

 

「…………………………あの、これ抜いてみても」

 

駄目、そいつは名刀であると同時に妖刀だからな

 

「妖刀?」

 

簡単に言えば呪われた刀って事、鬼徹一派の刀は皆優れてるけど悉く妖刀らしくてな、使うと死ぬから触るなよ…………っとあったあった

 

そう言って俺は武器の山の中からを取り出し背中に差した

 

「その刀は?」

 

まだ秘密だ、そのうち見せる事になるだろうしな

 

俺はそう言って倉庫に鍵を掛けその場を離れた

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