レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第49話

リオンと分かれ街を歩いていると遠くから凄まじい土煙を上げ此方に走ってくる人物に気付く

 

君は確か………………ティオネだったかな?

 

「ハァ~ハァ~そうよ、団長がこの前のダンジョンの件で貴方にも話を聞きたいって…………」

 

そうか、分かった

 

俺は【ロキ・ファミリア】の本拠地に着くと中に入りフィンの部屋に入る。中にはロキとリヴェリア、それとガレスも居り端の方でレフィーヤとティオナもいた

 

「やぁ、悪いね急に来て貰って」

 

構わんが、何の用だ?奴らについての情報なら知る限りを全て話したが?

 

「ああ、その話も関わってくるんだけどあの女はアイズの事を【アリア】と呼び君の事を【失敗作】と呼んだらしい」

 

ああ、俺も呼ばれたからな

 

「気になるのは何故Lvの高い君が失敗作と呼ばれたのかだ。勿論アイズの方が後から冒険者になったからLvに差が出るのは当たり前だ。だがそうなると前提が逆になってくる。奴らは一体何を基準にアイズを成功作としたのだろう?」

 

うんうんと唸るフィン達に俺は1つある要素が抜けている事を話す

 

決まっているだろう。俺は父に似てアイズは母に似た。それだけだ

 

俺以外が一瞬キョトンとした顔をし俺は続ける

 

何だ?知らんのか?極東には【鳶が鷹を産む】と言う諺があるらしいぞ?才能の無い親からとてつもない才能を持つ子供が生まれると言う意味だ。なら鷹が鳶を産む事だってあるだろう?まぁアイズも両親も鷹だった訳だが

 

「………………成る程、2人とも顔が母親似だから失念していた。確かに必ずしも外見が母親に似ているから才能まで母親に似るとは限らないか」

 

「要するに奴らにとって必要なのはアイズそのものではなくアイズの使うアリアの魔法と言うことか?」

 

あくまで可能性の話だがな。そう言えばアイズはどうした?

 

「あ~、最近Lv.5に昇格してね。1人でダンジョンに…………」

 

そうか、俺も丁度新しい武器を試したいと思っていた所だ、伝言があるなら伝えておくが?

 

「………………では『1人で無茶をするな』と」

 

分かった

 

俺はそう言うとその足でダンジョンに向かい倉庫から引っ張り出した刀と青薔薇の剣を構え斬る

 

攻撃力は申し分無いがやはり武器の違いに悪戦苦闘しながらも先に進む

 

10階層まで降りた時不意に違う気配があるのを感じる

 

………………何者だ?

 

剣を構え周囲を警戒する。少しして外套を纏った怪しい人物が現れる

 

「君まで私を見抜くとは。その物騒な物を仕舞ってくれ。君に依頼を出したい」

 

何だ?

 

「24階層でモンスターの大量発生が確認された。君の妹にも依頼し向かって貰ったよ」

 

…………………………アイツに何かあったら何があろうとお前を殺しに行くからな

 

俺はそう言い依頼書を引ったくると24階層へ向かった

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