レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第50話

ダンジョン24階層

 

迫り来るモンスターを打ち倒し俺は地図と行く道を見比べ先に進むと地図には記されていない道を完全に塞ぐ肉壁が現れる

 

確かこの先にアイズが行った筈だが

 

肉壁を斬り無理矢理道を作ると中に入る。穴が急速に塞がるが気にせず先に進む

 

中にはモンスターの死体が所々に落ちていたが冒険者の物は無かった

 

先に進む程に怪物祭の時に現れた草のモンスターが邪魔をしてくるが全てを斬り伏せる

 

「あ【形無し(アウトフレーム)】!!」

 

声が聞こえそちらを見ると冒険者の1団がいた

 

お前達は?

 

「失礼、【ヘルメス・ファミリア】団長、アスフィ・アンドロメダです。依頼を受け24階層へ向かっていたのですが奴らに囲まれてしまって。お礼申し上げます。助かりました」

 

アスフィ・アンドロメダ、聞いた事がある。確か【万能者(ペルセウス)】だったか。その依頼なら俺も受けた。アイズも受けている筈だ見ていないか?

 

「彼女とは分断されました。あの壁の向こうです」

 

そう言うアスフィの指の先を追うと花の化け物の首らしき物が道を塞いでいた。1本を斬り道を開けるとすかさず別の蔦が道を塞ぐが俺には関係ない。道が開けた1秒があれば十分だからだ

 

蔦が道を塞ぐ前に滑り込む

 

「何かと思えばお前か失敗作」

 

声の方を見ればボロボロのアイズとリヴィラでアイズ達を襲っていた赤髪の女がいた

 

「お兄ちゃん………………」

 

大丈夫だ、落ち着いてこれを食え

 

仙豆をアイズに食わせ女を見る

 

今度は逃げられると思うな

 

「お前こそ次は殺す、今度は邪魔が入る事もない」

 

互いに武器に手を掛ける。女は以前は使っていなかった大剣を持っている。俺も青薔薇の剣と刀を抜き構える

 

「ほう、武器を新調したか。無駄な事だ」

 

女はそう言い大剣を振り下ろしてくるのを防ぎ青薔薇の剣を横に凪払う。女も首を傾け避けると大剣から右手を離し殴り掛かってくるのを蹴り上げ軌道を反らす

 

武装完全支配術(エンハンスアーマメント)

 

女が氷に覆われるが1秒と持たず破壊される

 

「死ね!!」

 

女の大剣が迫るのを青薔薇の剣で受け刀を突き出す。しかしその刀の刀身はホロホロと消え鍔と柄のみを残し淡い桜の花びらが舞い女の体に無数の傷が現れた

 

「貴様、今何をした?」

 

「これは………………花びら?」

 

俺の周りには桜吹雪の様な光が舞っていた

 

【散れ 千本桜】

 

これこそ俺がこの斬魄刀を選んだ理由。高威力の面制圧能力を持ち敵に攻撃を悟られ難いまさに最強の刀

 

「………………成る程。刀身が見えない程に分裂し攻撃してくるか。だが、それはつまり…………」

 

女はそう言うと両腕で顔を隠し千本桜をものともせず突っ込んでくると青薔薇の剣を蹴り弾く

 

「接近しその青い剣を何とかしてしまえば無防備と言う事だ!!」

 

女はそう言うと大剣を大きく振りかぶった

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