レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第55話

3ファミリアでの共同遠征?

 

「そう。【ロキ・ファミリア】から【アストレア・ファミリア】と【ヘファイストス・ファミリア】に打診があったわ」

 

ある日、アリーゼから【ロキ・ファミリア】から共同遠征の提案があったと説明を受けた

 

………………詳細は?

 

「これよ」

 

アリーゼから書類を受け取りパラパラと中を確認する

 

【ヘファイストス・ファミリア】及び【アストレア・ファミリア】への提案

 

3ファミリアでの共同遠征を提案するものである

 

【ヘファイストス・ファミリア】には遠征中の磨耗した武器の修理を中心に依頼するものである

 

【アストレア・ファミリア】には戦闘援助を中心に依頼するものである

 

全ての費用は【ロキ・ファミリア】が負担するものである

 

最終目標:59階層

 

成る程な、しかしそれなら【フレイヤ・ファミリア】も巻き込んだ方が確実だと思うが…………

 

「何時もの如く断られたそうよ。うちも断るなら断れるけど…………」

 

まぁ、そう言うだろうな。フィンは俺の性格を良く分かってるからな

 

「じゃあ決まりね」

 

ああ、断る理由も無いし受けよう

 

「OK、じゃあ向こうにもそう返事しておくわね」

 

アリーゼはそう言うと書類を持って【ロキ・ファミリア】に向かった

 

遠征当日

 

「む、レイではないか」

 

椿か、例の物持ってきてくれたか?

 

「ああ、しかしお前が新しい鎧とは珍しいな。見たところ今の鎧が壊れたから交換したいと言う訳でも無さそうだ。どういう心境の変化だ?」

 

別に、今回の遠征では此方の鎧の方が良いだろうと思ってな。何せ59層だ、何があるか分かったもんじゃない

 

「ふむ、確かにな。手前らは武具の修理要因だがお前達【アストレア・ファミリア】は戦闘要員として呼ばれたらしいから準備を万端にするのは当然か。おっと、忘れていた、こいつも返しておこう。確かに返したぞ」

 

ああ、間違いなくな。良しサイズは問題ないな

 

鎧の留め具を絞めると体を動かし動きに支障がないかを調べる

 

良し、じゃあ壊れたら修理宜しくな

 

「お前の装備はお前の言うことしか聞かんから手が掛かる」

 

椿の愚痴を聞きながらその場を離れアイズを探すが見当たらず同じくアイズを探していたレフィーヤに声をかける

 

アイズは何処に行った?

 

「レイさん、私も探してるんですが」

 

その時、そよ風が吹き背後を見ると影が飛び込んでくる

 

「お兄ちゃん!!」

 

アイズ、元気だった様だな

 

「うん!!」

 

相変わらず兜は被らないのか?

 

「うん、前が見えないし重くて動きにくいし下層より下はほぼ意味がない。後お兄ちゃんも被ってない」

 

確かにな。じゃあ代わりと言ってはあれだがこれをやろう

 

そう言ってアイズの手に鈍い輝きを放つ指輪が置かれる

 

「………………キレイ」

 

水の中で呼吸が出来る様になる指輪だ。【巨蒼の滝】を通るから特にお前には必要だろう

 

「………………………………ありがとう」

 

「あの、アイズさんに必要って…………」

 

……………………アイズはかなずちなんだよ

 

「かなずち?かなずちって何ですか?」

 

「…………………………秘密」

 

「???」

 

汗をダラダラ流しながらアイズはそう誤魔化す。てっきり伝えている物と思っていたがまだ話していないらしい

 

「レイ、アリーゼが予定を確認するので集まって欲しいと」

 

その時、リオンから声がかかり俺は直ぐ行くと説明する

 

じゃあ、俺はファミリアの方に行くからまた後でな

 

「うん、またね」

 

「お互い頑張りましょう!!」

 

レフィーヤとアイズの言葉を背に俺はリオンの後を追った

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