レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第7話

「それじゃあアストレア様!!行ってきます!!」

 

「行ってらっしゃい、気を付けてね」

 

アストレア様に見送られ俺達はダンジョンに向かう、主な目的は俺の実力の確認と稼ぐ事

 

何処の世界だろうと正義の味方だろうと金がいる、世知辛いね

 

「しかし、派手な防具ねぇ~」

 

アリーゼさんが俺の頭を見ながら言う、俺は昨日手に入れた作業用ヘルメットを被っている、気休めにしかならないだろうが無いよりマシだろう、まぁ色のせいもあって凄い目立ってるが命の方が大事だ

 

と言うわけでダンジョン2階層に来た

 

「さて、それじゃあレイ、貴方の力を見せて貰いましょうか」

 

了解

 

さて、敵はコボルト2匹か、爪と牙には注意しないとな、そうだあれを使ってみるか

 

俺は雑嚢から巻物を取り出すとその紐を解く

 

「あれは………………」

 

「羊皮紙みたいだな」

 

背後でリューさんとライラさんの声が聞こえる

 

紐が解かれた羊皮紙は重力に従い開かれ炎の玉が勢い良く飛び出しコボルトに命中する

 

「なっ⁉」

 

「炎の魔法⁉」

 

「フフン、私の前で炎の魔法を使うなんて良い度胸じゃない」

 

おお~なかなかだな、けど

 

手の中の羊皮紙がボロボロと崩れ灰となって消える

 

やっぱり使い捨てか、そう簡単には使えないな、今は取り敢えず残りの1匹も倒すか

 

ハンティングソードを引き抜きコボルトと向かい合う、ジリジリと詰め寄る

 

「随分慎重ですね」

 

「う~ん、新人は普通もっとガンガン押す感じか恐怖で動けなくなるかなんだけど、あの子はそんな感じじゃないわね」

 

「仕掛けるようだぞ」

 

輝夜さんの言葉と同時に俺は足を踏み出し

 

「「「「あ」」」」

 

何もない所で転びその隙にコボルトの凶爪が迫る

 

あ痛ッ⁉

 

「リオン!!」

 

瞬間、風が吹き荒れコボルトが引き裂かれた

 

「大丈夫ですか?」

 

はい、大丈夫です。はぁ、運が無い

 

「いやいやいやいや⁉、運とかそんなもんじゃないだろ、何で何もない所で転ぶんだよ」

 

すいません。でも、良くあるんですよ、こういうこと、オラリオに来る時も3日で済む道で財布落としたり熊に襲われたりで1週間かかりました

 

「「「「ええ~」」」」

 

アハハ………………すいません

 

「でも、今のじゃ実力がちょっと分からないわね、もう1回戦ってもらえるかしら?」

 

分かりました、それじゃあ次は

 

「グギャギャギャギャギャ!!」

 

お?

 

現れたのは5匹程のゴブリン

 

「これはちょっと荷が重いか?」

 

大丈夫です、多分

 

ハンティングソードを抜き懐から折り畳み式ナイフを取り出し構える

 

俺は右利きだが今回はナイフを右手に持ち変える、折り畳み式ナイフで攻撃を受けるには耐久性に問題があるしそれを加味した受けを出来る技量もない、ならナイフで攻撃、ハンティングソードで防御及び崩しを行った方がいいだろう

 

通路が広い、背後に回られる、一撃で殺す、頭は不安が残るが守っている、多少の攻撃なら無視しても構わないが殴打と視界を塞がれるのは避けろ

 

武器は剣だけじゃない、蹴り・頭突き・尖った石がある捩じ込めだが魔石を壊すな

 

バキン!!

 

ナイフが折れた、持ち手を投げて阻害しろ

 

右手が痺れてる、ああ、なんて楽しいんだ

 

気が付くと5つの死体と息を荒げる俺が立っていた

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