レイ・ヴァレンシュタイン、転生特典【ガチャ】呪い【超不運】   作:寝心地

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第9話

翌日目を覚ますと日が高々と輝き本拠地にはアストレア様以外誰も居なかった

 

「おはよう、もうお昼よ、こんな時間まで寝てるなんて、よっぽど疲れてたのね」

 

すいません、寝坊したみたいで

 

「良いのよ、今日はどうするの?」

 

取り敢えず武器を見て貰おうと思います、それからは決めてないですけど、俺まだファミリアとしての活動してないんですけど良いんですか?

 

「貴方はまだ入って間もないから暫く表立って何かさせることはないわ、もっと力を付けて経験を積んでからね」

 

了解です、じゃあ【ヘファイストス・ファミリア】に行ってきます

 

「行ってらっしゃい、気を付けてね 貴方の場合特に」

 

1時間後

 

ハァ ハァ ハァ まさか精々1キロしか離れてない距離をここまで時間をかけて歩くはめになるとは

 

何が起こったかといえばまず最初に本拠地を出てすぐアイスを持った子供とぶつかりアイスがズボンにかかり共に台無しになり某煙人間の人みたく『次は5段を買うと良い』をした

 

次にそれを見ていたチンピラに絡まれボコボコにし騒ぎを聞き付けて来た【ガネーシャ・ファミリア】の団員に任せようとしたところ俺まで仲間に思われ必死に【アストレア・ファミリア】だと説明するも信用されず追いかけ回されるはめになった

 

もう2度とごめんだ

 

そう思いながら【ヘファイストス・ファミリア】のテナントに向かい店員に声をかける

 

すいません、剣の手入れをお願いしたいんですけど

 

「はいはい、うわぁ、かなり傷んでますね、買い換えた方が良いかと思います」

 

ですよね~、じゃあ同じ位の長さの剣ください

 

「ご予算は?」

 

じゃあ、4000ヴァリス位で

 

「数打ち品で良ければそこの樽に入ってるのを持っていって良いですよ」

 

指された樽の中に入っていた剣を見ると確かに数打ち品の域を出ない物ではあるが前のハンティングソードより良い品質の物が入っていた、その中の1本を選び金を払う

 

となると次は防具が欲しいな、今の所作業用ヘルメットしかねぇからな、せめて盾か籠手欲しいな

 

「盾と籠手か、盾ならいくつかありますけど…………」

 

出来れば丸盾が良いんですけど

 

「う~ん、ちょっと変わってるけどこれなんてどうです?」

 

店の裏から引っ張り出された盾は持ち手がなくベルトが付けられていた

 

「腕に付ける事で手を自由に出来るって盾なんですけど」

 

下さい

 

「はやっ⁉2000ヴァリスになります」

 

剣よりも安い⁉

 

「まぁコンセプトは良かったんだけどちょっと手入れが面倒なんですよね」

 

手入れが面倒?

 

「金具が結構細かいんで古くなったり壊れたりすると予備を手に入れるのに時間がかかったり費用がかかったりするんです、それでも買います?」

 

買います!!

 

「食い気味⁉、じゃ、じゃああの、調整しますんで手出して貰って良いですか?」

 

店員にサイズを調整して貰い盾を腕に付け腰に剣を差し一端の冒険者に見えない事もない装備に整えるとテナントを後にした

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