周りからの目が信頼と憧れでいっぱいなんだけどなにこれ? 作:どうしようもない人
時は経った
一週間の時間は彼にとって十分な時間であった
「出来た...!」
某仮面のライダーのようなスーツ形式の完成版が!
KNFにMS...ACだって!
「まだ実戦では不安だけど、今回のバトロワならうってつけだ...!」
このバトロワは自分の武器をデータに入れてフルダイブ空間で戦う形式だ
しかもゲームのままの仕様であるため
「武器の切り替えが可能!」
いろんな武器を使いたい人のためのモードと言っても過言ではなく
バトロワ中は戦闘中に武器を切り替えることが出来る
本論現実では切り替えは隙が生まれるためあまりやる人は居ないが...
「俺はやるぜ?」
なんせ絶好のデータ採取チャンス
逃がすわけがない
「どうせペアはカイトだし、勝ちは確実だろ」
「う〜む...なんかあれだなぁ...」
「...ちょっとふざけたってええやろ」
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そしてバトロワが開催された
「では皆さんペアを組むために時間を30分ほど取ります、学年、組、関係なくペアを組んでも構いません。ではどうぞ」
「おっしカイト!俺とお前で優勝だ!」
「はえーよ...ま、いいけどな」
「よし決まりで」
「はぁ...前回はどうしたんだっけな」
「俺が突っ込んでお前が取りこぼしを...って感じだったろ?」
「そうだったな...今回もか?」
「まぁ変わらないな、強いて言うなら...」
「何だ?」
「今年はより俺が暴れる」
「あぁ...(遠い目)」
「そんな目をすんなって、お前の仕事は減ってるんだから楽でいいだろ?」
「よくねぇって!お前俺の一年からの主な評価知ってるか?」
「いや全然」
「『正直パットしない』『ハヤト先輩のおまけ?ぐらいに...』『付け合せのミックスベジタブル』『ぶっちゃけ地味』...散々なんだよ!」
「ふっ...w」
「お前!お前、お前!お前ぇ!」
「まぁまぁ、お前そんなの気にしないだろ?」
「面子ってのがあんだよ!」
「でも舐められてないだろ?」
「...挑まれはする」
「結果は?」
「大勝!」
「だろ?今回でお前も活躍して汚名挽回で万事オッケーよ」
「腑に落ちねぇ...」
「まぁ、いいだろ。負けるか?俺達が」
「いや?」
「だろ?」
「なら...いいか。いいか?」
「...なぁ」
「あ?」
「今何分たった?」
「あぁ...3分」
「暇!」
「そう...じゃあ俺、武器整理してくるから」
「置いてかないで!」
「はいはい」
「おい、そう言いながら行くんじゃねぇ!」
「あ、ハヤトくんはこのあと話があるので職員室まで来てください」
「くくっ...wwwwwww」
「???????あ、え?、分かりました?」
「wwwwww」
「お前後で覚えてろよ」
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「あ、来ましたね」
「はい、俺なんかやらかしましたか?」
「えっと...あのデータが本当なのかを確かめたくて...」
「あぁ...あれですか」
「流石に少しは誇張してませんか?いくら最強としてのプライドがあるとしても流石に...」
「えっと、これがデータです。んでこっちが実物の写真です」
「えぇ...ほんとだ...」
「合成かどうかも判断してもらっていいですよ。今の時代便利ですから」
「一応やっておきますが...分かりました...じゃあ、大丈夫です」
「あはい」
どうやら疑われたらしい
まぁ、スペックが高すぎるし、科学が進んだ現代でも完成は難しい魔道具じみたものを持ってこられたら仕方無い
「これであとは開催を待つだけだな」
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電子的な感じで構成されていく空間
風景はビル街
さてこのバトロワの解説をしよう
・二人一組のタッグ戦
・武器の切り替え自由
・制限時間なし
・最後の二人になるまで戦え
...以上!
「さぁ〜始まりました、エ〇バ大会!」
「違うだろ、何だよそれ」
「そうだね、オ〇ブ2だね」
「違うだろ!」
「そうだねク〇ブだね」
「殺すぞ?」
「ごめんなさい」
「で、どうする?」
「あ、俺ちょっと演説してくる」
「は?」
「じゃ」
「は??おい待て置いてくな!」
「あそこのビルにしよ」
「お〜い?聞いてる?」
「聞いてる、その上で無視してる」
「カス!」
「はいはい、お前は横で立ってればいいから」
「演説ってなにする気だよ」
「煽る」
「カス!」
「いやいや、俺今回マジで暴れたいから。全力で俺に挑んできてほしいし多少はね?」
「ね?じゃねぇよ、俺も巻き込むなよ」
「俺に追いつきたいんだろ?だったらこのくらい乗り越えろよ、フィジカルなら俺より上なんだからよ」
「お前バフで俺と同じくらいのフィジカルになれるだろ」
「そこは置いといて」
「はぁ...まぁ先輩相手だとしても遅れは取らないからいいけどさ...」
「だったら大人しく付いて来い」
「へいへい」
そんなこんなな会話をしていたらビルの屋上にたどり着く
「そういえばお前装備は?何もつけてないけど」
「あぁ、今からつける」
「おう...」
「装着!
「えぇ...特撮かよ」
「こいつでスピーカー機能を使えば演説が可能って寸法よ」
「はぁ...無茶苦茶だなぁ」
「あーあ...よし」
『このバトロワに参加した生徒の皆さん!』
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エリANDエイカSIDE
「おや?この声...」
「ハヤトですね...どうしたんでしょうか」
『私は二年生の鈴木ハヤトです!』
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ヒナタAND???SIDE
『今回も私はこのバトロワで優勝をするつもりです!』
「...はぁ、馬鹿なんじゃないの?」
「面白そうね、あの人」
「面白いというよりはバカの部類よ...」
『なぜなら私は学年最強だからです!』
「...はぁ」
「苦労してるのね」
「まったくよ」
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リイナANDカスミSIDE
「おっ...面白そうなこと言ってるじゃん、後輩」
「そうだね〜...でもこれだとボッコボコにされそうじゃない?」
「ま、後輩はそんな簡単にやられないでしょ」
『...さぁ、この傲慢な言葉に文句を言うなら!』
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『...掛かってこい、ここに居るのは学園最強だ』
『別にそこそこの結果でいいやなどとは思うな!』
「俺という存在を盾に手を抜くな!』
『皆!この俺を倒してみろ!』
「おぉおぉ...結構なこと言うなぁ」
「それほど今回は自身があるってね」
「まぁ、ただのハリボテじゃねぇだろしな、それ」
「あったりまえよ!これさえあればあんな奴らなんかにぃ!」
「そっ...じゃあ俺は逃げてるから」
「おい?」
「わーってるって」
「よし行くぞ!」
「おい、まさか飛ぶとか言わねぇよな」
「?当たり前だろ、そのほうが早いぜ?」
「おい、俺の体は耐えれねぇぞ?」
「大丈夫、ゆっくり降りるから」
「はぁ...信じるからな?」
「任せろよ!」
「グエッ...」
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「はぁ...お前ぇ!」
「何だよゆっくり降りたぞ」
「全然早かったじゃねぇかよ!何秒でこの30mのビルから降りた!?」
「1」
「秒速30m!?バケモンみてぇなスペックしてるな!?」
「これでもまだ遅い方だぞ?」
「はぁ...滅茶苦茶どころじゃねぇな」
「大丈夫か?だいぶ疲れてるけど」
「誰のせいだと...」
カイトと戯れているとぞろぞろと生徒がやってきた
「おい、面貸せよだってさ」
「へいへい、秒で解体してくるわ」
「はいよ、待ってるわ」
「いってきまー」
「いってらー」
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「学園最強!今日で終いだ!」
「はいはい、こんなゴッテゴテの装備を見て、やれるっていうんならね」
運命の道標
装備
高エネルギー魔力兼粒子式ビームライフル
対装刀魔力兼粒子式ビームサーベル アスカロン
高エネルギー魔力兼粒子式長射程ビーム砲
肩部装着魔力兼粒子式ブーメラン ライトニングエッジ X2
背部ウイング魔力兼粒子式推進システム グリントウイング
掌部魔力兼粒子式ビーム砲 シャイニングフィンガー
最後はふざけた、まぁ改良を重ねているし負けることはない
「ふざけやがってぇ!」
「はいバッサリ」
氷を纏った刃で切りかかってくる生徒を高熱のビームで真っ二つにする
「なっ...仇!」
「詠みやすい!もっと考えて動くんだな!」
相方がやられて激昂して掛かってくる奴をビーム砲で消し炭にする
「こっちから行くぞ!」
「なっ疾っ...ぐっ!」
近くにいたやつを切り裂き
「捉えられない!?あ...あっ」
驚いて突っ立てるだけのやつをシャイニングフィンガーする
「ヒィ!...く、来るなぁ!」
「(そんな怯える?喋れないから聞けないけど)」
盾を構え防御を固めてもそのままバッサリと行く
「はぁ...初見の攻撃に対する対応がなってねぇな」
「おい、勝負しろよ」
一通り片したと思ったらまだいたらしい
その生徒は挑戦状を叩きつけてきた
「お、威勢のいい後輩だ。いいだろう掛かってこい!」
「ふっ...」
地面を蹴り、勢いをつけて刀をこちらに向ける
「刀か、いいねぇ」
「はっ!」
アスカロンで鍔迫り合いをしているともう一本構えて斬り掛かってくる
それを躱して距離を取る
「二刀流か、なら!」
ブーメランをサーベルモードにしてこちらも二本で対応する
「...はぁ!」
「おっと、なかなかやるじゃん?でもまだまだ!」
「そこ!」
「!?...っと、へんてこな刀だな」
「ふん...」
ブーメランの持ち手部分を狙ってくるがそれを簡単にいなすと刀の先端から氷の斬撃が飛んできたため咄嗟に躱す
「ゲート産の武器か...面白い!」
「お前を倒す!」
「やってみろ青二才!」
「はぁ!ふっ!」
「当たらないさ、そんな大ぶりの斬撃!」
「...!...そこ!」
「ッ!...っと、それは囮か...やるな」
一回目の斬撃を躱しただ二回目を躱したときの隙をつかれブーメランを一つ失う
「だがまだ武器はあるんでな、続けるぞ!」
「やってみろ」
「おいおい、もう頂点気分か?そっちが挑戦者に決まってんだろ!」
アスカロンとブーメンの二刀流に切り替えて続ける
「ハッ!喰らえ!」
「ふっ!ハァッ!」
お互いに引かずに斬り結ぶ
下手に距離を取れば仕留められるとお互い分かっていたからだ
「そういえば名前聞いてなかったなぁ!聞かせてくれよ!チャレンジャー!」
「優希飛彩、ユウキヒイロだ」
「へぇ!いい名前だな!こんな事言うのもあれだが、こんな会話の最中も俺と切合できてるのはなかなかだぜ?」
「戦場では戦いに集中すると学んだからだ」
「ご立派な学びだ!一年からそれができてるのは有望だな!」
「だからこそ俺はお前を倒す!」
「おいおい、会話は下手くそだな!なんで俺を倒すことになるんだ?」
「俺はゲートをすべて消す!そのためにはお前を倒すことが必要だからだ!」
「なるほどね、なんとなく掴めたよ!お前の目的!」
「ハァッ!」
「おっと、危ないな」
会話中だってのに容赦のない攻撃にちょっと押されてきている
今だって下段からの斬り上げを喰らいそうになった
「だが!俺が人と思ったら大間違いだ!」
「なっ!」
刀を弾き返し空に飛び上がる
そのことに初めて驚くヒイロ
「飛ぶ人間相手は初めてか?」
「...っ、問題ない。手間が増えるだけだ」
「強がりはそこまでにしておきなぁ!」
上からアスカロンで斬りかかる
それに刀を構えガードを取る
「速度を舐めるなぁ!」
「っく!」
しかし速度の乗ったアスカロンを防ぎきれず刀は二つともきれいに半分に折れる
「...」
「終わりだぁ!」
「まだだ!」
「何ッ!」
トドメにシャイニングフィンガーを当てようとしたらサイドステップで躱され、折れた刀を振ってきた
それに対応できず横腹に当たる
「なんちゃってね」
「効いていない...!?」
「物理に対して圧倒的耐久を誇るVPS装甲だ、突破したきゃレールガンでも持ってきな」
まぁ耐えれるけど
「俺の負けか...」
「フッ...お前は強い。今度、頼りにさせてもらうさ」
「そうか...覚えておこう」
「そうだな...最後に一つ」
「なんだ?」
「お前相方は?」
「俺にそんな存在は居ない」
「あっ(察し)...そっか」
「?勘違いしているようだが、お前のところに来るまでにやられただけだ」
「あっそう...なんで?お前のペアなら相当な実力者だろうに」
「デカいハンマーを持った女と狙撃銃を持った女のペアに手こずってここは任せろと言われたから置いてきた」
「デカいハンマーと狙撃銃?あっ(察し)」
「もういいだろ、止めを刺せ」
「...そうだな、ヒイロお前は強敵だった。次のバトロワまでにさらに鍛えておけ、俺のさらなる糧としてな」
「次は俺が勝つ、お前を超え、お前の時代を終わらせる」
「直に俺の時代は終わるがな...まぁ期待してる」
介錯するようにアスカロンを振り一太刀で終わらせる
「お疲れ、シールドいらなかったな、ピンチになったら張れるようにしていたが」
「今回はいらねぇな、自分に張っとけ」
「了解」
「じゃ、進むぞ」
「堂々と?」
「そ。そうじゃなきゃ示しがつかん」
「はいはい、せいぜい足引っ張らないように頑張りますよ」
「あぁ〜、あぁ言った手前、会長やエリ達に負ける訳にはいかねぇけどキッツ」
「え?勝算があるんじゃねぇの?」
「あるけど...それはそれとしてキツイ」
「えぇ...ま、がんば」
「はぁ...」
次回「フォームチェンジ!」「あぁ...こいつに常識はないな」「負けませんわ!」「私も!」