周りからの目が信頼と憧れでいっぱいなんだけどなにこれ? 作:どうしようもない人
公式設定では明るく振る舞おうとするトラウマを抱えた少年という設定
この世界で少女となってもそれはそんなに変わらない
ハヤトと同じ技術がすごいタイプだがフィジカルもプレイヤー次第ではとんでもないことになる
魔術は火...だがこれも実は他の属性も取ろうと思えば取れる
使用武器は魔力射出ライフル
...実は近接も得意な方
保健室生活1日目
「これは、ダージリンですわどうぞお飲みになってください」
「紅茶は初だな...うん、美味いけど」
「お気に召しません出したか?」
「いや、そういうわけじゃないけど...コーヒー派だからな」
「分かりますわ...私もコーヒーのほうが好きですので」
「ならコーヒーで良くない?」
「そうでしたね...次回はそうしますわ」
紅茶を飲みながら持ってきてもらったお菓子を食べる
案外チョイスが庶民なのは言わなくてもいいだろう
しかし、気になったことがあるため聞く
「もう放課後だけど、鍛錬は?」
「もう済ませましたわ...自由時間にゲートに入っていたので」
「そう...わざわざ来てもらって悪いけど、そんな無理してこなくても」
「無理などしていませんわ、それにこの時間は楽しいので」
その言葉に疑問を感じるがちらっと見た顔がとてもいい笑顔だったので信じることにする
異性と二人っきりなのに何が楽しいのか...コレガワカラナイ
「ふぅ...今度はコーヒーを持ってきますわ。では」
「おう...」
保健室生活2日目
「ヤッホー、大変だったらしいね後輩」
「元気〜?ってそんなわけ無いよね〜アハハ...」
「うわっ出たよ...あと暁美先輩は来て早々気分を落とさないでくださいよ...」
突然前触れもなく保健室の扉を開けた二人の先輩に声を掛ける
所謂ダウナーギャルな方が戸上霞先輩
気分を落としてる方が暁美莉衣菜先輩だ
まぁこの二人はゲームでもちょい役で出てくる
...死亡者リストに表記されているという役で
昔話をしよう俺もその時に居た身として
彼女たちには去年までずっと一緒にいた友人がいた
学園に来てもそれは変わらず3人はずっと一緒にいた
3人組でゲートの攻略も順調だった時
去年その友人が一人でゲートに入って行った
その後の結果はお察しの通り
帰ってこなくなった友人への悲しみや悔み怒り、もはやそんな二人は周りが見えてなかった
そんな中学園から友人が向かったゲートの攻略が開始された
勿論彼女たちは参加したし他の人も参加していた
当日には他の参加者はいなかったが
それでも彼女たちは気にしない
ゲームでもかなりの難所となるゲートへと入き学園の犠牲となった
...けどそれはゲームでのお話
当然俺はそれを変えようと友人が入るゲートに友人が来る前に入った
しかし当時の俺は迷走中の時期
当然苦戦もしたが
なんとか友人を救出することができた
...でも運命はクソだった
友人は意識不明の重体
今でも目を覚まさない友人を彼女たちは健気にお見舞いに行ってるらしい
最初は俺に文句をこれでもかと言われたよ
なんで止めなかったのかとかもっと実力のある人ならこんな重体にはならなかったとか
でもそれは数日たって冷静になった戸上先輩からの謝罪で止まった
そこから交流を続け、今に至る
「...ねぇ、そんなに無視されると悲しいなぁ〜」
「...ごめん、迷惑だったよね...?許して?」
「あぁ別に気にしてませんよ、ちょっと考え事をしていただけというか」
「ほ、ホント?なら良かった〜...!」
本来なら暁美先輩は明るい系のギャルなはずだがあの事件以降その性格は鳴りを潜めていた
しかし、それも俺と関わっているときだけで普段は明るいままらしい...何でだ?
でも、明るい先輩の方が良いと言って以来時々明るい先輩に戻るためそんなに問題はないはず
「にしても聞いたよ〜、強敵を相手して怪我したんだってねぇ〜。もう、気を付けてよ?君まであの子みたいになったら...」
「冗談やめてくださいよ、俺はそんなヘマをする雑魚じゃありませんっ」
「でも、ギリギリだったて聞いたからいても経ってもいられなくて...!」
「分かってますよ...ちょっと準備不足だっただけで、万全ならあんな奴らなんかに!」
「なんか、思ったより元気みたいだね〜よかったよかった」
「うん...アハハ!ねぇ元気になったら私達とゲートの攻略に行こ!3人なら楽勝だよね!」
「いずれ、3人ではなく4人で、にしますから待っていてくださいよ。でも、怪我が治ったら一緒に攻略しましょうか」
「嬉しいこと言ってくれるね〜後輩、約束だぞ〜」
「覚えててね!覚えてなくても連れてくから〜」
「はいはい」
保健室生活3日目
「今日はアメリカンコーヒーを持ってきましたの。どうぞ」
「お、いいね...うんやっぱこれだよ最高」
「お気に召したようで良かったですわ」
「今日は...クッキーか、こりゃまた美味そうだ」
「私が作りましたので、よろしければ感想をくださると」
「美味い」
「...随分簡潔な感想ですわね、でもそれが一番嬉しいですわ」
この子長々と褒められるの苦手だからね
シンプルな感想が一番いい
「我儘だけど他のお菓子も食べてみたいな、今度のときに良いかな?」
「構いませんわ、お菓子作りは好きなので」
...そういえば一度に大量に作りすぎて困った事があるみたいなエピソードあったよな?
もしかしてやらかしたか?
ま、美味しいからいっか、男子高校生の胃袋は伊達じゃない!
「ありがとな...所で」
「今日はハンマーの方をもっと上手に扱えるようになれましたわ」
「ほう、よく頑張ったな。ハンマーはとりわけムズいのに」
「これくらいどうということはありませんわ」
「じゃあ」
「魔術も力の鼓舞、防御の鼓舞、祈りの誓を覚えましたわ」
二段階目のバフを覚えたか...それぞれ1.5倍と40%回復だったはず
...早くない?まだ序盤だよ?
それ覚えるの序盤ラストの方だよ?
「明日は...」
「ハンマースキルの習得に励みますわ」
あと俺の言葉先読みしないで?
えっ何?思考盗聴?
怖ぁ...
「おや、もうこんな時間ですか...ではこれで」
「はい...」
4日目
「ハヤト、こんにちは」
「こんにちは絵里、どうした今日は」
「いえ、特訓の経過報告をしようと思って」
「お、速いな。どうなんだ?」
「まず、貫く焔を覚えました!」
確か敵の防御50%無視の貫通型単発射撃スキルだったはず...中盤で覚える
「あとは爆裂火炎弾と」
炸裂する炎の玉を放つスキルで炸裂時の爆発もかなりの威力なのが特徴だな...序盤ラストで覚える
「機関火炎銃も覚えました!」
魔力全消費の代わりに威力そこそこの火球を機関銃のように放つスキルだな...サブイベント報酬
うんおかしい
永華もそうだが習得時期がおかしい
「ちょっと待ってくれ...ゲートの攻略って?」
「していませんけど...絡んでくる人との戦いで覚えました!」
「え?」
「ハヤトと快斗さんと一緒に攻略したのが面白くないと思った人がいたみたいで...それで絡まれたので返り討ちにしました!」
わぁすっごいいい笑顔
懐いた犬みたいだな
...少しくらいならかまへんか
「ふぇ!?...」
「...やべ」
冗談のつもりで思ったが行動はすでに終わっているらしく
もうすでに絵里の頭を撫でていた
「...えへへ」
カワイイ!!
っとそんなことより
「すまんな、犬みたいだなって思っちゃってな」
「あ...いえ、大丈夫ですよ」
「そうか...にしてもよく覚えたな。かなりの習得難易度なのによ」
「魔術はイメージって思ったら行けるようになりました」
「そりゃ凄いな、今年の一年は天才集団か?」
「頑張ったので!」
「ははっ、よく頑張ったな、でもまだまだ俺の背中を預けるには遠いなぁ?」
冗談ですぶっちゃけもう十分ですが...まだ見たい!主人公の強化はいくらでも見たい!
「分かってますよ!ですので、これからも見ていてくださいね!」
「サボっちゃだめだぞ〜」
「サボるわけないじゃないですか〜!」
「行ったか...」
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そこから数日が経った
回数としては
一番来ていたのが永華でその次に先輩たちその次に絵里だ
以外なのが快斗だ
「あいつ結局一回しか来なかったな」
「噂をすれば?」
「なんとらや...か」
「そゆこと」
「んで?どうした?」
「あぁ、攻撃系の炎スキル覚えた」
「...は?」
久々にあった友は世界の常識を壊していました
次回「なんか出来たわ」「...常識って壊れるんだなぁ〜...」