周りからの目が信頼と憧れでいっぱいなんだけどなにこれ?   作:どうしようもない人

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戸高永華
穏やかで物事を冷静に見れるお嬢様
圧倒的フィジカルで敵を叩き潰すスタイル
幼少期から続く親の過保護のせいで人との適切な距離の図り方を知らないせいか二次創作で重いキャラにされがち
使用武器はハンマーか重槍(モン〇ンのランスみたいな奴)
魔術は無属性のサポート
ゲームでは貴重な全体バフとして採用されていた



やったぜ...!これで、勝つる...

はい、見事回復したハヤトです

え?前回のラストのやつはって?

あぁ、もう過ぎたことよ...

とはいえ驚いたのも事実

どうやらまだ不安定ながら剣に炎を纏わせることはできたらしい

いや〜...快斗がもっと人権になる...

ただでさえ無条件で5回攻撃を無効にするシールド張れるからもう敵からしたら悪夢だろこれ

...さて、と

 

「俺は今、ゲートにいるんですけどね?」

 

誰にも遭遇しないように保健室を抜けここまで来ました

舞台は奈落の踊り場

まぁゲート名から分かる通り落ちたら終わりのゲートです

その上足場もまぁ広くない

狭いとは言えないけどちょっと敵を放置するとすぐ狭くなる

ゲームでもかなりの人がリトライする羽目になるゲートだ...と言ってもサブミッションのゲートだからあんまやる人いなかったけど

...まぁここ現実なので落ちたら文字通りの即死なんですけどね?

じゃあなんでこんなところにいるのかって?

アクセサリーのためだよね

ここで出現する敵を倒すと低確率で「恐怖の終わり」というアクセが手に入る

効果は...まぁ火事場だ

体力減少で防御以外のステータスアップという現実では使い道があるのかという効果である

しかし最大2.5倍である...これは欲しい

 

「けど落ちね〜...」

 

かれこれ一時間ほど潜って入るが一向に出てこない...

 

「必須級なんだけどな〜俺には」

 

「何体この大鷲見たんだろ...」

 

刃爪の大鷲という名前でもうどういう敵なのかが分かる敵を斬り落とす...今日の武器はなんの変哲のない大剣です...見た目はモン〇ンのリオ〇ウス大剣だけど

 

「落とさねぇ〜...」

 

爪を広げ突っ込んでくる鷲を真っ二つにして斬ると腕輪のようなやつが落ちてきた

 

「お、これは...違うやつか...ん?」

 

腕輪には緑のハート型の宝石が埋め込まれている

宝石はきれいに輝いており、ずっと見ていてもいいくらい美しい

 

「...これ、当たりか?」

 

腕に装備すると優しい何かに包まれる感覚に陥る

 

「...やったわ...大当たりだ、勝ちだ!」

 

ククククク...アッハッハッハッハッハ!やったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

「再起の腕輪」だ!残基プラス1だ!人生は一度きりじゃなくなった!

 

「これで、心置きなく脳死突撃ができる...!」

 

いや〜ゲームでやってたソウルライクゲー攻略ができるようになると思うと...!

 

「心躍るなぁ〜...!」

 

しっかし、予想外の収穫だった...

どのゲートのどの敵でも超低確率で落とす「再起の腕輪」

効果はさっきの俺のリアクションで分かる通り

装備すると一回だけ死から復活できる

まさに、最強...!

これさえあればあんな奴らなんかに...!

 

「っと、「恐怖の終わり」も取っとかないと...折角活かせる腕輪が来たんだから...」

 

「恐怖の終わり」はちょっとの傷でもステータス上昇は発動するけど倍率が低すぎるからなぁ...

けど再起の腕輪があれば死ぬまでステータス上昇の恩恵を受けることができる...!

上がるだけましか...と思っていたが予定変更だな

腕輪とのセットで使うときはどこまで通用するか試してやる!

 

「...あ、ボス部屋まで来ちゃった...」

 

「帰還のオーブもそんなに無いから早めに出てほしいなぁ」

 

残り十個...出るか?

まぁ出なかったら快斗から借りればオッケイ!

 

────────

──────

────

 

「...その結果がこれか」

 

再起の腕輪7個

恐怖の終わり1個

 

「まぁ、腕輪は一度きりの消耗品だからいい、恐怖の終わりは消耗品じゃないから別に一個でいいが...」

 

帰還のオーブ0個

 

「これどうしてくれるの?」

 

「ま〜じでさぁ!どうなってんだよ確率ゥ!」

 

「なんだ!?物欲センサーか?物欲センサーが働いてんのか?」

 

「いいかげんにしろよぉ!!」

 

 

叫びながら攻撃してくるハヤトを見た大鷲は後にこう語った

 

 

その時の事は今でも思い出せそうです

隣の仲間が、一瞬でバラバラになったんです...

ヤツのほうを見たら変なブーメラン*1を2つ投げていました...

恐らくそれで仲間を...

私はその時に恐怖を感じ、つい逃げてしまいました...

けど、生きていることに今はホッとします...

 

 

そう、後に主人公含む4人パーティーで乗り込まれ焼き鳥になる大鷲の最期コメントだった

 

────────

──────

────

 

「はぁ...最悪」

 

「どうした?復帰早々ため息なんて」

 

「いやぁ〜...嫌なことがあってさぁ」

 

「あぁ...それでか...」

 

「そう、まじで気分が最悪...」

 

最終結果としては悪くないのがまた...

 

「しっかりしろよ?これからゲートの攻略何だけからよ...」

 

はい、このあとゲートの攻略をするんですよね...

まぁ、装備をしっかりしてきたから負ける道理はないけどうっかりミスしそうなのがまた...

 

「分かってるけどさぁ?」

 

「何だよ...」

 

「ちょっとサボってもいい?」

 

「駄目に決まってるだろ...お前がサボったら戦力の半分がなくなるのと同じなんだからよ」

 

「はぁ...なら、早く攻略しよ...」

 

「...そう言えば、腕のソレと首のソレはアクセサリーか?」

 

「あぁ、これ?そう、アクセ。いいだろ?」

 

「いや、ネックレスは兎も角腕輪の方はちょっと...」

 

「...それもそうか」

 

今の俺って周りから見たら刃爪を首から下げてそこそこデカいハートの宝石の腕輪つけてるのか...見た目ヤバ

 

「まぁ、この学校そういうの自由だしまぁいいんじゃね?センスは兎も角」

 

「一言余計だ...はよ行くぞ」

 

「はいはい」

 

────────

──────

────

 

「また二人での攻略だな」

 

「まぁそうだな」

 

「絵里は学園からの課題、永華は家の事情...合わないもんだな、タイミング」

 

「仕方ないからな、そういうのは」

 

「だな、行くぞ」

 

「はいよ」

 

「...足のやつもう直したのか?」

 

「いや?これ予備のやつ。ちょっとビームの出力弱いけど、問題ない」

 

「そうか...なら良いか」

 

今回攻略するのは弾幕の平野

だだっ広い平野をただひたすら進む低難易度ゲートだが問題がある

上からも横からも矢が飛んでくることだ

正しく弾幕、俺じゃなきゃ避けれないね

 

「おい、一本刺さってるぞ」

 

「わざとだわざと」

 

「...今日はやめとくか?」

 

「いや、ホントゴメン真面目にやるから待ってよ〜」

 

一つ訂正すると別に弾幕と言うほど矢は飛んでこない

ぶっちゃけ敵との戦闘中でもない限り普通に避けれるくらいだ

じゃあなんで当たったかって?アクセ効果のためと...普通にミス

ボス戦前に食らっとこうかなって思ってたけど前倒しになりました、まぁ無問題

 

「とっとと進むか...俺も矢が飛び交う中に長い時間居たら気が狂いそうだ」

 

「一理ある、んじゃま...行くぜぇ!!!ヒャッハー!!」

 

「...はぁ」

 

出てくる敵はザ・ファンタジー

ゴブリン弓兵とゴブリン剣士だ

あとは時々白狼が出てくるくらいか

 

「ま、問題ないな」

 

弓を構えるならその前に斬る

剣を構えるのなら剣ごと斬る

口を開け突っ込んでくるならその中に爆弾を

 

「おい、返り血でやばいことになってるぞ」

 

「え?マジ?...うわホントだ」

 

「すぐ消えるから問題ないが...あいつらには刺激が強いと思うぞ」

 

「あそっか、そうだよなぁ〜...まだ慣れてない年頃の女子だもんな〜...先輩たちは慣れてるからいいけど...」

 

「先輩...あぁあの二人か...」

 

「そうそう、ギャルの先輩」

 

「どういう認識してるんだよ...まぁ俺もそう思うが」

 

「胸でかいよね、あの二人」

 

「...斬るぞ?」

 

「冗談冗談、そう剣を構えんなって、おい!こっち来んな白狼の方に行け!!」

 

「大丈夫シールドは張ってやるよ...俺に」

 

「意味ないって!俺じゃないと意味ないって!」

 

別にそういう目で見ているわけないから許してほしい

...やっぱ真顔で言ったの間違いかなぁ

 

「はぁ...お前友人なくすぞ?」

 

「冗談だってのにムキになってるお前のほうが友人なくすぞ?」

 

「...フンッ!」

 

「アッブナ!ガチで斬ってくんなよ!?」

 

「チッ...感の良い奴め」

 

「怖っ...台詞が悪役何だけどこの友人...」

 

「この友人言ってること気持ち悪いんだけど...ヤバ〜」

 

「お、喧嘩か?買うぞ?全力で蹴ることで購入の意思を示すが?」

 

「...こんなくだらないことやってないで早く行くぞ?何やってんだ?」

 

「......ハァ???」

 

「もうボス部屋前だぞ、気を引き締めろ」

 

「...分かった」

 

このゲートのボスは大きな盾を持った巨撃の騎士

用は人型なので...

 

 

 

 

 

「行く「オラッ、喰らえ開幕閃光爆弾!」!?」

 

ボス部屋に入った途端にあらかじめ持っておいた閃光爆弾を騎士の目線に投げる

爆発により刺激的な光が騎士の目を潰す

 

「そしたら...鎧砕き!」

 

足技スキルの一つで防御無視の蹴りを腹に叩き込む

見事蹴りは心臓辺りまで鎧を砕いた

 

「動けると思うなよ?貫け!!」

 

心臓目掛けナイフを突き立てる

騎士は最後の抵抗に盾を構えようとするがそれよりも早くナイフが刺さる

吹き出る血を浴びながらハヤトは滅多刺しにする

 

「もう一回!もう一回!まっだまだ!リズム良く!」

 

「」

 

もはや赤い人型にしか見えなくなった頃

ようやく騎士は光となって消えた

 

「あっ...なんだよ〜無駄に硬いからもうちょっとストレス発散できそうだったのに〜」

 

「」

 

「快斗〜...まだまだ足りないからもう一個ゲート行こうぜ〜」

 

「」

 

「快斗?」

 

「...俺はもうつかれたからいいわ」

 

「そうか?ならソロ攻略するか...」

 

「お前も疲れてるんだろ?早く休んだらどうだ?」(早口)

 

「え?いやでも...まだ」

 

「病み上がりなんだから無茶するもんじゃないぞ」(早口)

 

「それもそっか...まぁ明日にするか」

 

「おう、しっかり休んどけよ」

 

「おうよ...あ、快斗?」

 

「何だよ」

 

「明日、模擬戦な」

 

「」

 

「逃げんなよ〜、全力で相手してやるからさぁ?」

 

「」

 

「んじゃ、帰るわ〜...」

 

「」

*1
ナイフが括り付けてある




次回「すまん絵里手伝ってくれ?」「えっと...無理です」「永華?」「無理ですわ」
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