1人の少年は普通の生活を手に入れ何を思う(改:リメイク版)   作:月山 白影

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正体がバレた支配人は何を思う

 

 │対策委員会教室・ドアの前

 

 

 罰弧「う〜っす」

 

俺は挨拶かもわからないことを言いながら扉を開ける

 

 罰弧「皆揃ってんだな」

 ホシノ『うへ〜お久しぶりだね〜罰弧』

 罰弧「あぁ、久しぶりだな。ちと今日は案内で来たんだ俺。」

 シロコ『誰を?』

 罰弧「大人だ」

 

先生が教室に入ってくる

 

 先生『君達が助けを求めたのかな?』

 アヤネ『やっと申請が通ったんですね!』

 セリカ『これでやっと弾丸とか補充できる!』

 罰弧「よかったなお前ら」

 ホシノ『うへ、それにしてもどうして罰弧と先生が一緒に?』

 罰弧「俺は先生に拾われてな」

 罰弧「実は俺家持って無くてな」

 シロコ『でも罰弧は借金返済を手伝ってる』

 罰弧「まぁ、それはそうだが……」

 ホシノ『まさか……バイトし――』

 

ドガーンと大きな音がホシノの言葉を遮る

音のする方を見ると校庭から煙が上がっていた

 

 罰弧「グレネードか?」

 

煙が晴れるとそこには大量のヘルメット団員が居た

 

 ヘルメット団A『おい!この学校を寄越せ!!寄越さないなら強行突破だ!!』

 

ヘルメット団員達は発砲しだす

 

 罰弧「なんだ?あいつら」

 

俺は窓から顔を出す

 

 ヘルメット団B『あいつは……黒隠れだ!!』

 ヘルメット団A『つまりはあいつを倒せば私たちがブラックマーケットの支配人になれる!!』

 罰弧「はぁ!?」

 罰弧「なんで顔知られてんだよ!?」*1

 ホシノ『黒隠れ……』

 ホシノ『罰弧、あいつら倒したら話があるから』

 罰弧「……」

 罰弧「分かった。全員ぶっ殺してくる」

 

俺は窓から外へと飛び出る

 

 │アビドス学校・グラウンド

 

 罰弧「てめぇらのせいで俺これから酷い目に合うんだ。これぐらい、我慢しろよな?」

 

俺は地面を抉る程の脚力で、空中を舞う

 

 罰弧「……一気に行くか」

 

俺は拳に力を入れ、1人のヘルメット団員の顔をヘルメットごと凹ます

そして、倒れたヘルメット団員の銃を奪い取る

 

 罰弧「やっと面倒くさいチュートリアルが終わったぜ。こっからは本番だ」

 

俺は銃を逆に持つ

 

 罰弧「鈍器があるだけで違うんだよなぁ」

 

俺は走り出す

目にも見えない速度で

 

 罰弧「ボーリング開始」

 

俺は1人のヘルメット団員を銃で殴り飛ばし、ボールよりも速く走り、逃げようとしたヘルメット団員達(ピン達)を銃で逃げれないようにする。

そして、目の前のピン達は皆気絶した

 

 罰弧「んで……まだ殺るかい?」

 ヘルメット団員C『いや、もういい!』

 

ヘルメット団員達は逃げていった

 

 罰弧「戻るか……」

 

俺は跳び、出てきた窓から教室へと入る

 

 │対策委員会・教室

 

 罰弧「ホシノ、それで話ってのはなんだ」

 ホシノ『罰弧がブラックマーケットの支配人だったって話。それと目的』

 罰弧「目的ってのはなんだ?」

 ホシノ「私たちと接触して何が目的だったのかってこと」

 罰弧「目的は特には無い。俺はただのお人好しだったってだけだ。それに……ユメ先輩に助けられたし……//

 ホシノ『ごめん最後の方聞き取れなかったんだけど』

 罰弧「俺もこの学校だけは守りたいって言っただけだ」

 ホシノ『ふ〜ん』

 ホシノ『それで……なんで支配人って事を言わなかったの』

 罰弧「それは……もし、それを何処かに聞かれていたとしたらお前らにも危害が及ぶ可能性を捨てきれなかったからだ」

 ホシノ『その時は私が皆を守――』

 罰弧「お前よりも強いやつが出てきたら?無理だろ。だから言わなかった。俺はお前らが大切なんだよ」

 ホシノ『っ……そう』

 ホシノ『そっかぁ〜そんな事言われたら納得しちゃ――』

 ??「おい摩陀羅、もう先生の案内が終わったのならどっか他の学校探索しに行こうぜ〜」

 罰弧「っ!?」

 アビドス一同『!?』

 

いつの間にか摩陀羅の手の甲には口と1つの目が出来ていた

 

 罰弧「おまっ、何ちゅう時に出てきてんだ!?零夢っ!?」

 零夢「あ?なんだまだ終わってなかったのか」

 罰弧「な、あ、ホシノ、えっとこれはぁ……腹話術と言うか……」

 零夢「頑張れ摩陀羅〜」

 

零夢は手の甲から消える

 

 罰弧「こいつぅぅ!?」

 ホシノ『それじゃ、もうちょっとお話しよっか?「摩陀羅」?』

 摩陀羅「え、えとぉ……」

 ホシノ『なんで偽名を使ってるのかなぁ?おじさん悲しいなぁ?』

 

良かった、一人称おじさんは怒ってねぇって事だ!!

 

 ホシノ『ほんと……なんで……おじさんに偽名……使っちゃってるのかなぁ……』

 

ホシノの目から涙が出ていた

その涙は頬を伝い、やがて床に落ちる

 

終わった……

怒りじゃなくて悲しみやった……

 

 摩陀羅「えっとそれはだな……」

 ホシノ『そんなに……信頼できないかなぁ……』

 摩陀羅「できる信頼できるから!」 

 摩陀羅「ただお前らに俺のせいで傷1つでもできたら嫌だからなんだよ!」

 ホシノ(ニヤッ)

 

ホシノはニヤッと笑い何かを取り出した

ホシノはレコーダー取り出した

そしてホシノは再生ボタンを押す

 

 レコーダー『「ただお前らに俺のせいで傷1つでもできたら嫌だからなんだよ!」』

 摩陀羅「なっ……」

 ホシノ『これ、どうしよっかなぁ?』

 摩陀羅「どうにだってなる。別に俺は損しないしな」

 

ホシノは別のボタンを押し、再び再生ボタンを押す

 

 レコーダー『「俺はお前らが大切なんだよ」』

 ホシノ『もうこれ告白みたいなもんだよねぇ?』

 摩陀羅「何が目的だ。それに話がズレすぎだ。何が関係ある」

 ホシノ『これをクロノスに届ける。勿論黒隠れ名義で』

 摩陀羅「はぁ!?」

 ホシノ『つまり、これをクロノスに送ればあいつらは勿論こんな特大ネタ放送しないわけにはいかない。あいつらにこんな高級なエサ、食べないと言う選択肢はないのだから。そして、放送されたら摩陀羅は一生笑い者だよ?さぁて……これから一生私に嘘をつかないof一生笑い者。どっちを取る?』

 摩陀羅「前者で……」

 

どうせバレねぇだろ

 

 ホシノ『もし嘘ついたらな監禁するから』

 

ホシノは笑って言った

しかし、その雰囲気は全然緩くはなかった

まるで生まれたての赤子を狙うホルスの様

 

 摩陀羅「オーケーだ……」

 

 

怖い……(泣)

*1
クッソ今更じゃん

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