1人の少年は普通の生活を手に入れ何を思う(改:リメイク版)   作:月山 白影

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突然の別れに少年は何を思う

 

 

 

 

 摩陀羅「ん……」

 

俺は目覚める

 

 摩陀羅「……起きるか」

 

俺はベットから降りようとした

だが、ジャラという音と共に俺の身体も動けなかった

 

 摩陀羅「え……?」

 

俺はすぐに理解する

攫われて今拘束されているのだと

 

 ???『約束通り、監禁させてもらったよ〜』

 摩陀羅「っ!?」

 

聞き覚えの声が横からする

俺は警戒しながら横を見る

 

 摩陀羅「ホシノ!?」

 ホシノ『おじさんに嘘ついたでしょ』

 摩陀羅「え?」

 

嘘……

 

俺は脳内にある記憶を全て引き出す

 

 ホシノ『わかんないかな?』

 ホシノ『罰弧と言う嘘だよ?』

 摩陀羅「……え?」

 ホシノ『誰も今から嘘ついちゃいけないとか言ってないよ?だから前の嘘も含まれるよ?』

 摩陀羅「そ、そんなの理不尽だ!!」

 ホシノ『だから言ったじゃん。「嘘ついたら監禁する」って』

 摩陀羅「ついたらだろ!?前の嘘は含まれないような文じゃねぇか!!」

 ホシノ『それは摩陀羅がそう解釈して受け止めた。ただそれだけ』

 摩陀羅「ぐ……」

 ホシノ『ということで……時か――』

 ???「んだここ?摩陀羅、先生は?」

 摩陀羅「っ!?」

 ホシノ『君は一体誰なのかな?』

 ???「俺?俺は霞無月零夢だぜ」

 ホシノ『へ〜零夢君ねぇ〜』

 

ガチャリと音を立てて口ができてる左手に銃口をくっつける

 

 ホシノ『1つの身体に2つの生命は要らない

 

ホシノがそう言い終わると共に発砲する

左手は跡形もなく無くなった

 

 摩陀羅「零夢!?」

 

突然、心臓が痛くなる

そして、次の瞬間には視界は真っ暗になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 摩陀羅「ここは……」

 

俺は目を覚ます

 

 零夢「よっ、摩陀羅!」

 摩陀羅「零夢!無事なのか!?」

 零夢「いや〜ちょっちしくじったわ〜」

 摩陀羅「無事なのかよ!?」

 零夢「……俺の口から言わせないでくれよ」

 

涙が零夢の頬を流れる

 

 零夢「ヘイローを見たら分かるだろ」

 

零夢のヘイローはヒビが入っていた

 

 零夢「俺達は2人で同時に一緒に体を使うとどうやら半分キヴォトス人で半分人間だったみてぇだな」

 摩陀羅「嘘だろ……?」

 摩陀羅「嘘って言ってくれよ!!なぁ!!また俺をからかってくれよ!!」

 零夢「俺達がここまで来れたのは奇跡だ。だから俺の分まで奇跡の集まるここ、キヴォトスで楽しんでくれよな!」

 摩陀羅「そんな今から死ぬみたいなこと言うなよ!!」

 零夢「とっとと失せろよ!!てめぇはいつまでガキみたいにしつこく縋るのかよ!!」

 摩陀羅「っ……」

 零夢「楽しかったぜ。「相棒」。お前はすぐにこっち(冥界)に来るんじゃねぇぞ。奇跡は裏切らねぇからな」

 

零夢は涙を流しながらも笑顔で消え去った

そして、残ったヘイローは砕け散り、消滅する

 

 摩陀羅「こんな別れなんて……あんまりだ……」

 

俺は無力だ

全ては俺がアビドスの野郎共と関わったからだ

俺のせいだ……




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