天才少年種田、魔王と協力して日本の政治を変えていく   作:スーパーマカロニサラダ

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第8話

1−11大野浦、入学

 

大野浦 川は川のど真ん中に家があるという不思議な学生だ

 

台風がくるたび学校を転校して時には家が無くなることも多々ある。それでも家を川に建てるのには両親が河童だということと大野浦自身も人間ではあるが体内の90㌫が水分という特殊な性質をしていることが理由だ。そして、11月に台風によりここ多武地域にやって来た

 

いつも冬から初夏迄は滅多に家も流されない。その為ここには長く住んでいたのだが、いかんせん高校が厳しい

 

12月に県立推薦入試で受験するものの不合格

 

1月に一般入試で受験するものの不合格

 

2月に実践入試で受験するものの不合格

 

3月に特訓入試で受験すると、合格してしまった

 

 

 

 

 

絵火眼県では5年前から年間4度試験を行っている

 

多武小脳高校は

 

推薦73・8倍

 

一般58・2倍

 

実践36・9倍

 

特訓5・8倍

 

と、非常に高倍率で受験生のレベルも高い

 

大野浦はそんなことは気にせず近いからという理由でチャレンジしたことを悔やんでいた

 

合格したことは素直に嬉しいが、宿題が鬼のようであった

 

普通の高校なら国、数、英もしくは国、数、理、社、英だろうがこの高校には音楽、美術、家庭科の宿題もあったのだ

 

それに加えてテキストが60~80ページもある

 

教科書を手にする時が恐怖で仕方なかった

 

 

 

 

 

 

 

多武小脳高校入学式

 

式典が面倒だった大野浦も宿題提出日が式の日なので来てしまった、大勢の生徒がいて非常に怖い

 

そして、最悪な事に一番前の列が大野浦の座席であった

 

後ろの方が目立たないのになーと考えていると校長の式辞が始まった

 

Γ皆さん本日は誠に入学おめでとう、本校で知能と忍耐と事故校定款を育んで貰いたいでは本校の入学許可宣言である宿題を手に持って私に見せてくれ」

 

なんということだ宿題を校長が式の最中に見るなんてことあるのかやってて良かったと一安心した大野浦に校長がやって来た

 

Γフムフム、キッチリ出来ているね合格だ」

 

そして、なにか渡された

 

E-63

 

この数字はなんだ?

 

種田は父も母も居ないまま3年の始業式を迎えた

入学式では少女を同じ高校に通わせるため、ド派手な演出をすることになる

在校生代表の挨拶を学年2位に譲り、欠席

少女に対し、屋上で隠れておくように言うと種田は式典に忍び込み、大野浦へ耳打ちする

(今からとんでもない雨が降る緊急サイレンが鳴ったら避難命令が出るが君の家から抜き取った水なので、泳いで君だけは家に帰って欲しい)

大野浦 川は初めてのこと尽くしであっけらかんとしていた

 

(2500人くらい新入生いるのにこの静かすぎる空気と、家から水抜き取るってどういうことか混乱しちゃう)

 

それにこの体育館古すぎでしょ雨漏りなんて酷いわね

 

「では、在校生代表」

 

 

 

「種田 順平代読小林 大乗」

 

「はい」

 

「皆さんご入学おめでとう、天才的頭脳の持ち主が非常に多いことで知られる本校は今年度も先端学習拠点校に任命されております。学業に励めば、きっちりとした未来を見据えることが出来るその精神で生活して貰いたいと思う東大を最終目標として鋭意受験勉強に励め以上だ」

 

 

 

「本日の代表予定の種田は一身上の都合で消えておりますご了承下さい」

 

 

 

その時緊急サイレンがなった

 

『多武地区洪水発生、多武地区洪水発生』

 

「生徒の皆さん避難しましょう裏山は崩れます屋上まで案内しますのでついてきてください」

 

大勢が列をなして屋上に向かう後列から出口を出れるため、大野浦は最後尾という運の悪さ

家に帰るよう言われていたが、バレずに泳ぐには洪水の規模がデカすぎたので、皆と同じように避難することにした

勝手な想像では3割くらいは我先に助かりたがって追い抜く奴が居るかなと思っていたがエリート高校は誰も列を乱さないことに感心していた

 

流石に人が多すぎて浸水してきた

 

大変だこの雨は滝のようなとかのレベルではない、鉄パイプが降ってくる位の雨である。学校の2階まで浸かる

 

皆急いでいるが大野浦の膝まで浸っている

ようやく3階だこの上が屋上だろうと予想していたが、この上にも教室がある、やはりでかいんだなこんだけマンモス高校だとと、大野浦は思った

 

7階まで来たここまで来るともう浸水しないだろうにまだ登っていく大野浦は後続に先生がいなければここで体力の限界とここまで浸水するわけ無いと思い登り終えるが仕方ない先生が頑張って登るように言うので登ってやろう

 

16階だ次が屋上だろうか?よく考えれば大雨なのに、何故屋上に出るのだろうか?

 

屋上に出て大野浦は眼を疑った。見事に晴れている。学校の近場はゴウゴウと雨が降っているのに学校の上空のみ快晴であった

 

しかも、地面はサラサラの砂である。それ以外の生徒達もビックリしているが2・3年生は自慢気な顔をしている

 

「新入生の皆さん、この雨のなか晴れた空を見れたという事実に驚愕しただろう。実はこれ政府による特殊なバリケードによって雨を降らせないという最高の仕組みである。ここでは砂漠での農業や世界を研究できる。そして逆に雨を降らせ続けるエリアもある湿地での農業と野球サッカーなどの悪天候でも力が発揮できる必要のある部活は夏の晴れ方によってはここで練習させてもらえる」

 

 

 

 

 

さすがは政府から認定されるだけあって設備がすごすぎる

 

「禁断の場所もこの際公開してしまおう2・3年も集合」

 

と、先生から呼ばれた2・3年生が3分もかからずやって来た

 

合計5500人以上の生徒がこの短時間で集まれるとはすごすぎて言葉が溢れる

 

(普通は出ないが今回は溢れたらしい)

 

「ここは実践組のH-48に選ばれてしまっ、いや選ばれた者だけが入ることを許される特別教官指導室だ」

 

皆自分の番号を見ている

 

「まだ名乗りをあげてはならぬ明日ここに来たら説明してやろう」

 

さて、ここで式の続きを行うらしい

 

「新入生代表答辞 種田要項」「はい、皆様最悪な天気のなか我々は新たな一歩を踏み出しますこの事はこれからの糧になり実力を行使します世界で一番有意義な経験をしたといっても過言ではございません。過言と感じるのであればあなたの視野は広いまあ、私より視野の広い人はいるわけないすけども」

 

「君、一言多いよ」

 

 

「校長に水差されて機嫌悪いわ、じゃ答辞これで終わります」

 

そういって、代表者は終えた

 

大野浦は代表選定下手くそ過ぎやろと思っていたが、まさかこいつが世界を変えるとはちっぽけも思っていなかった

 

 

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