最終章までカタルシスの解放が出来ない構造的な欠陥を抱えた作品ですが、どうか最後までお付き合いいただけるとありがたいです。
メインヒロインをぶっ殺してアニメのOPソングを9億回再生させるRTA、はーじまーるよー
前回は姫川愛梨を上原清十郎に殺害させるところまで進めました。次のターゲットはこの物語の最重要メインヒロイン、アイです。
ようやくこの物語のクライマックスシーンです。始まりの終わり、終わりの始まりです。
ちなみにアクア主人公で始めてアイ殺害を阻止する場合、ドームライブ前にオートロック式のマンションに引っ越すのがアイ生存ルートに入る条件の一つです。条件の一つと言ったのはオートロック式マンションへの引っ越しでほもくんの襲撃は防げますが、このゲームだとほもくんが逮捕された後もアイとカミキヒカルが生存している限り別のヒットマンが続々と送られてくる展開となるからです。ヤクザと結託してアイの殺害を計画するカミキヒカルを倒すためにダブルラリアットしながら集英組の事務所を襲撃する展開はいつかハリウッド映画化されてもおかしくないぐらいのすごい出来でしたね。(存在しない記憶)
個人的にはこの時代にカミキヒカルが才能あるタレントを破滅させることに快楽を感じる特殊性癖に目覚めていたという設定はちょっと無理があるんじゃないかと思いますが、【推しの子】原作の結末がアレなんで結局早いか遅いかの違いでしかないんですよね。悲しいなぁ・・・(諸行無常)
これも全部姫川愛梨ってやつの仕業なんだ!おのれ姫川愛梨! ゆ゛る゛さ゛ん゛っっ!!
…あれ?そういえば才能あるタレントをひっかけ回すのは上原清十郎の性癖じゃなかったっけ?(うろ覚え)
まさかカミキヒカルは上原清十郎からも影響を受けていた可能性が微粒子レベルで存在する…?
おのれ上原清十郎! ゆ゛る゛さ゛ん゛っっ!!
ちなみに今の話はカミキヒカル主人公で始めた場合のシナリオとは全く関係のない話になるので、無駄話はこれまでにして攻略に戻ります。
姫川愛梨と上原清十郎の葬式イベントを終えた次の週にアイから電話がかかってきます。アイが犯した最大のポン、「縒りを戻すとかそういう話じゃなくってさ」イベントの発生です。
といってもポンの内容はカミキヒカルに自宅の住所を教えたことではありません。アイコンプレックス、略してアイコンを拗らせているカミキヒカルに対して「縒りを戻すとかそういう話じゃない」という「嘘」を言ったことです。
アイの本心は最終巻のビデオレターで語った通り「『子供が15歳になるまで』縒りを戻す気はない」です。しかしアイの物事を深く考える前に口が動く悪癖のせいで無駄にカミキヒカルの嫉妬と憎悪を煽ってしまい、そのせいで彼はアイへの報復を決意します。
こんなに苦しいのなら…悲しいのなら……アイなどいらぬ!!
そうして血も涙もない聖帝へと生まれ変わったカミキヒカルは、ほもくんにアイの居場所をチクるという暴挙に出るのでした。やることがいちいちセコいですね。
そしてカミキヒカルはアイの住所を書いたメモと一緒に、「殺してやる」と書かれた紙にナイフを包んで隠した花束をほもくんに渡します。しかしここで彼にとっての誤算が発生しました。ほもくんが、花束の中に隠したナイフを見つけてしまったのです。
だからナイフじゃなくてカミソリレターにしとけって言ったのに…(言ってない)
実はカミキヒカルはアイのことを恨んではいましたが、アイに死んで欲しいとまでは思っていませんでした。もしもほもくんが暴れてもターバンのガキがいちご味の聖帝の脚をプスっと刺す感じで軽く怪我をさせる程度の被害で済むだろうと軽く考えていたところもあったのでしょうが、この作品にはギャグ補正という便利な概念はありません。空気を読まなかったほもくんはアイに一撃必殺の致命傷を負わせてしまいます。何やってんだお前ェっ!!!!
Q:何故殺した。
A:ついカッとなって殺った。
なんだよもおおおおお!またかよおおおおおお!!!!
ゴロー先生を殺害しないとほもくんのアイ殺害フラグも折れる理由がなんとなくわかったような気がしました。
なお、ほもくんのアイ殺害フラグが足りてない場合はカミキヒカルが直接アイを殺す展開になりアイを殺した後にカミキヒカルが後追い自殺をします。ゴロー先生の殺害に失敗したルートだとこのパターンになります。だから、前回の動画でゴロー先生をメガトンコインさせる必要があったんですね。
余談ですが、カミキヒカル編開始の最初の選択肢で「父親が迎えに来る」を選んだ場合、カミキヒカルのアイの殺害動機が「僕の絶望を理解して欲しかった」から「心中自殺」に変わってほもくんにアイを殺させた場合でもカミキヒカルは自殺しようと試みます。どんな展開になるのか気になる方は、ゲームを買って自分でプレイしてみてください。
というか、カミキヒカルの国選弁護人である私ですら「アイに僕の絶望を理解させる方法」がドン引き案件過ぎて擁護出来ないんですけどこの辺どうにかならなかったんですかね赤坂アカ先生ェ。
ちなみにアイのマンションを襲撃する前に近くのコンビニのゴミ箱を数回調べると、カミキヒカルからもらった花束を捨てるかどうかの選択肢が出てきます。そこで「花束を捨てる」を選ぶとそこでアクア主人公でアイを生存させた場合に到達できる「アイグッドエンド」を流用したエンディングに移行します。このエンディングにカミキヒカルは出てこないので、どこかその辺で野垂れ死にしているんじゃないでしょうか?野良犬にはお似合いの最期ですね。ペッ(唾を吐く音)
今回は原作再現RTAなので寄り道はせずアイのマンションに直行します。やはり死兆星はアイに落ちたか…
というわけで、コンビニへ寄り道する誘惑を振り切ってアイのマンションに、着くぅ~。
アイに寝起きドッキリを仕掛けるリポーターはほもくんです。カミキヒカルルートではアイの住むマンションはオートロックが導入されていないドラキュラ城並のガバガバセキュリティなので簡単に潜入できます。おっ、開いてんじゃーん。
アイの部屋の前に来てインターホンをポチっとな。すいませ~ん、木下ですけど、ドームライブの準備、ま~だ時間かかりそうですかねぇ?
ドームライブのスタッフのフリをしてアイを呼び出すと、完全に油断しきっている無防備な状態のアイが登場します。良い子の諸君!知らない人が家の前に来た時はドアにチェーンロックをかけた状態で応対するんだぞ!!(戒め)
ニンジャの戦闘ではアイサツ前に1回だけアンブッシュが許されていますが、ここはファンの礼儀としてまずはアイサツをして一礼。アイを
ドーモ、アイ=サン。アイドルスレイヤーです。お命頂戴ッ!!!
ニンジャ語が理解出来ずにきょとんとするアイの隙だらけのお腹目掛けて内臓攻撃をグサー!ズビュシュッ!!そ、その動きはヤーナムの狩人!?
愛を知らぬが故に北斗神拳奥義無想転生を会得出来なかったアイは、ほもくんのナイフを避けることが出来ずモロに食らってしまいました。しかし致命傷を負いつつも倒れずに迫ってくるアイを見たほもくんはその迫力に押されてビビって逃走してしまいます。アイにはもうほもくんを倒せる力が残っていないことを見抜けないとは北斗神拳伝承者失格ですね。これからは彼のことをジャギくんと呼びましょう。
そしてジャギくんが逃走した後、その場に残されたのは瀕死のアイと幼いアクア。自らの命はもう長くないと悟ったアイは嘘偽りのない真実の愛をアクアに告げて満足げに微笑み、慈愛に満ちた笑みを浮かべながら昇天します。
以上、殺人現場からの中継でした。スタジオにお返しします。
スタジオにカメラを回すと、ドームライブの準備をして待ち構えていたニノに繋がりました。そこではジャギくんから「アイを殺してしまった」という連絡を聞いてブチ切れるニノの姿があります。
「はぁ!?なんでわざわざドームライブ当日にそんなことすんの!!?ザッケンナコラー!スッゾコラー!!」
まるでヤクザのようなニノの罵声を浴びてビビってしまったほもくん…じゃなくてジャギくん…もういいや、これからはリョースケで統一します。どうせもう出番ないからま、ええやろ。
それはさておき、一時の気の迷いでアイを殺してしまったことでメンタルよわよわざこざこお兄ちゃんになってしまったリョースケはニノの罵倒に耐えられず自室で首を吊って死んでしまいます。ニノがB小町結成した当初の年齢のメスガキだったらご褒美だったのですが、彼女に自分はハタチ過ぎたBBAになっている自覚がなかったせいで生まれた悲劇です。
最後に「ごめん」と言い残した後それ以降連絡がつかなくなりニノから送ったメッセージにも反応がなくなったのを訝しんだ彼女がリョースケの自宅に襲撃をかけると、そこには首を吊って死んでいるリョースケの姿が。カミキヒカルも一足遅れてリョースケのアパートにたどり着きます。
「「アイエエエ!?ナンデ!?リョースケナンデ!!?」」
というわけで、ニノとカミキヒカルが二人揃ってサンシタ・ニンジャのような情けない悲鳴を上げたところで今日はここまで。次回から本格的にカミキヒカルとニノが絶望していく物語がスタートします。
えっ、「カミキヒカルに救いはないんですか!?」だって?このまま正史エンドに突っ走るならないんじゃないかな?(適当)