身に覚えのないガバでタイムを破壊されるRTA、はーじまーるよー
はいこんばんは。この動画もついに最終回です。長く苦しい戦いでしたね。いやマジで。
それでは前回のラストで呼んでもいないのに何故ああああちゃんがこんなところにノコノコとやってきたのかの確認と説明から始めていきましょう。
〜そのとき、何が起こったのか〜
まず前提ですが、海の見える公園でツクヨミと会話するイベントはツクヨミ特殊エンドの条件を満たしていたときしか発生しません。
そしてツクヨミ特殊エンドルートにはツクヨミの好感度を80以上に上げて最終章に突入することで分岐しますが、カミキヒカル主人公モードでツクヨミの好感度を0の状態で最終章に突入すると前回プレイしたクリアデータのツクヨミの好感度がそのまま引き継がれるという「好感度引継ぎバグ」なるものが存在することが判明しました。
なおアクア主人公モードのツクヨミとカミキヒカル主人公モードのツクヨミは別キャラ扱いなので、カミキヒカル主人公モードを二回連続でプレイしたときに発生するバグのようですね。
というわけでこれはバグのせいなのでガバでは無かった!判決、無罪!!尾張!平定!!
……
………
はぁ〜(クソデカため息)
あーーーーーーーーー!
ふーーざーーけーーんーーなーーーー!!!
ああああああああああああーーーー!
あ ァ ァ ァ ん ま り だ ァ ァ ア ァ ! ! !
原作エンド見れなくなるぅううーーーーーっ!!!!!!
AHYYY AHYYY AHY WHOOOOOOOHHHHHHHH!!おおおおお~~~!!!
フゥ~、スッキリしたぜ。
俺はアクアやルビーと比べるとちと荒っぽい性格でな〜、激高してトチ狂いそうになると泣きわめいて気を静めるようにしているのだ。
なにジョジョ?原作エンドが見られない?
それは無理矢理バッドエンドに持っていこうとするからだよ。
はい論破。QED証明終了です。そもそもこんな大人気のコンテンツであんなエンターテインメントに中指立てるような結末を持ってくるほうがおかしいんだよなぁ。
つまり赤坂アカは私がこのチャートで走ることまで想定して漫画版をあんな中途半端なバッドエンドで終わらせたということです。
流石赤坂アカ先生!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!
そこにシビれる!あこがれるゥ!
というわけで漫画版のラストはニセモノだったことが無事証明されたのでRTA続行。不正はなかった、いいね?
長い前置きを経て本編のほうに戻ると、そこではああああちゃんがカミキヒカルに婚約指輪を渡すイベントが発生していました。指輪には「H☆A」というイニシャルが刻まれているので一瞬「ヒカルからああああちゃんへ」という意味かと思いましたが全然そんなことはなかったぜ。
この指輪、原作エンド(偽)を覆す超重要アイテムです。勿論捨てることは出来ません。ネタバレ防止の意味も含めて効果は見てのお楽しみということで、ちゃっちゃとストーリーを進めましょう。
指輪を渡してクールに去るああああちゃんと入れ替わりでアクアがエントリー。ちなみにああああちゃんはその辺に隠れてしっかりと二人の様子を覗いています。当然だよなぁ?
というわけで、カミキヒカルvs星野アクアのラウンド2です。
タイムオブレトビューション バトートゥーデッサイダデステニー!
途中までは漫画版と同じ流れです。アクアがリョースケのコスプレをしてカミキヒカルの前に現れて「テメェルビーを殺そうとしたな!?もう殺す!」と怒りゲージMAXでナイフを突きつけるこのシーンを初めて見たときはカミキヒカルがルビーを殺そうとした動機が理解出来ずに( ゚д゚)ポカーンとしたものです。
原作カミキヒカルがルビーを殺そうとしたのはリョースケの起こした事件を再現してアイの記憶を思い出すためでしたが、ツクヨミ特殊エンドルートに分岐したカミキヒカルがルビーを殺そうとした理由はルビーを襲われて激昂したアクアかあるいは斉藤一護に自分を殺させようとしたからです。早い話が自殺です。
第1ラウンドでアクアが決めたアイのビデオレターが効き過ぎた結果こうなったので、話が繋がってる分まだ漫画版よりは動機は理解しやすいんじゃないかな。
口先三寸でアクアを煽り、自分が他人の手を借りないと自殺も出来ない臆病者だとバレないように必死にサイコパスのフリをするカミキヒカルと彼の下手糞な演技に全く気付かず妹を守るために命を懸けるナイトを気取るアクア。その本質は雨宮吾郎時代から溜め込んできた親に対する鬱屈した想いを吐き出すための八つ当たりだと気づかずに彼は台本のない「運命」という名の芝居を続けます。
観客もスタッフもいない2人だけの舞台の上で滑稽で悲しさすら感じられる三文芝居が繰り広げられ、刻々と【推しの子】という物語のクライマックスシーンが近づきます。そして2人のボルテージが最高潮に達したところで
「あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
ここでカミキヒカルが刺される流れだなと思っていたら、なぜかアクアが切腹していた…
な… 何を言ってるのか わからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった… 頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか打ち切り漫画特有の超展開だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ…
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…」
ゴゴゴゴゴ……
と言った感じで突然始まったアクアのハラキリショーを見て頭の中がポルナレフになるカミキヒカル。その隙に切腹をトリガーとした魔剣・装甲悪鬼が発動して光の速さでアクアがカミキヒカルに襲い掛かります。愛の実在を証明する一撃がカミキヒカルに炸裂し、諸共に海の中にドボン。
どうしてこうなった!どうしてこうなった!
何故自分がアクアと一緒にメガトンコインしてるのか理解出来ずにパニくるカミキヒカルでしたが、彼の本来の計画ではここで自分がアクアに刺された後、
どうやらここまでのようだな……
しかし俺は貴様のナイフでは死なん!サラダバー!!
とカッコよく叫んで海に身投げして愛に殉ずるつもりだったのにアクアが変なアドリブしたせいで予定がめちゃくちゃになってしまいました。
せっかく遺書まで準備したのに仕込みは全部パー。絶対に許さんぞアクア!じわじわと溺れ死にさせてやる!!
自分の見せ場を奪われた激しい怒りでスーパーサイヤ人化するカミキヒカルですが、元々金髪なので誰にも気づいてもらえません。渾身のボケを無視された気恥ずかしさも込めて全力でアクアを絞め殺そうとしますが、そのとき歴史が動きました。
ああああちゃんからもらった婚約指輪が、ポケットから零れ落ちたのです。
水面に向かって浮かんでいく指輪を拾おうと慌てて手を伸ばしますが、彼の手は指輪を掴み損ねて空を切ります。その直後に海の底を流れる海流に捕まってしまったカミキヒカルは何者かに引きずり込まれるかのように海の底に沈んでいき、反対にギリギリのところで窒息死を免れたアクアは指輪と一緒に水面に向かって浮かんでいきます。
アクアを見送りながら、冷たい真っ暗な水の底に沈んでいくカミキヒカル。
しかし彼の物語はまだ終わっていません。
意識を取り戻したカミキヒカルが目を開けると、何故か彼はアイが住んでいたマンションの中にいたのです。
部屋の中に居たのはアイと3歳ぐらいの姿のルビー。アクアがいないのは伏線です。
今の自分の状況が理解出来ずにカミキヒカルが戸惑っていると、アイが席を外したタイミングで一緒にいたルビーが突然「この光景はキミが死の間際に見た人生の走馬灯だ」と言ってきます。
ルビーだと思った?残念!ああああちゃんでした!!
早すぎるああああちゃんとの再会に悪態をつきながらも内心ではホッと安心するカミキヒカルでしたが、この【推しの子】世界のクソッタレな神様がカミキヒカルに安らぎを与えることは100%ありません。彼が犯した罪を思い出させるかのように部屋にインターホンが鳴り響き、玄関にアイを刺殺しようとするストーカーが現れます。
カミキヒカルがストーカーの存在に気づいたときにはすでに遅し。
結局彼は、この幻想の中でもアイを救うことは出来ませんでした。
アイを助けられなかったカミキヒカルは怒りに身を任せてアイを刺したストーカーを全力でブン殴りますが、めくれ上がったフードの下から出て来た男の顔を見て彼は愕然とします。
アイを刺したストーカー男はリョースケではなく、まだ高校生ぐらいの金髪の少年。
若き日のカミキヒカル本人でした。
皆さんは覚えていますでしょうか?リョースケがアイを殺しに行くシーンで
「ほもくんのアイ殺害フラグが足りてない場合はカミキヒカルが直接アイを殺す展開になり、アイを殺した後にカミキヒカルが後追い自殺をします」と私が解説したことを。
リョースケが雨宮吾郎を殺せなかった世界線の自分が選んだ「IF」が、最後の最後に彼自身に襲い掛かってきたのです。このシナリオ考えた脚本家の人って何食べたらこんな人の心のない展開を思いつくんですかねぇ?
そんな感じで平行世界のカミキヒカルに刺されて満身創痍となったアイですが、本来の歴史ではアクアに言った「あの言葉」を最期の力を振り絞ってカミキヒカルに伝えます。
そこで彼はようやく気づきました。
さっき落としてしまったはずの指輪が、自分のポケットの中にあることを。
そして彼は平行世界の自分が持ってきた白い花束をウェンディングブーケに変えて、2人だけの結婚式を挙げます。
アイの薬指に指輪を通すカミキヒカル。彼は指輪が一つしかなくて指輪交換できないことに文句を言いますが、そんなカミキヒカルをアイは優し気な笑顔を浮かべたまま身動き一つせずに見守ります。
指輪を嵌めたときにはもうアイは息を引き取っていました。
アイの死とともに消滅していく幻想の世界。
カミキヒカルは血まみれのアイの死体を抱きしめながら、絶望と後悔の中でその生涯を終えたのでした。
死の間際に愛を知って満足して逝ったアイ。
死の間際に愛を知って後悔して逝ったカミキヒカル。
光と影の対比構造。
……美しい。これ以上の芸術作品は存在し得ないでしょう。
最後にああああちゃんがカミキヒカルが沈んだ海を見つめながら、彼が遺した遺書を破いて海に捨てるシーンが流れて終わりです。この事件はカミキヒカルが逆上してアクアを刺したことになってるので彼の遺書が見つかったらせっかく生きのこったアクアの完全犯罪が崩れるからね、しょうがないね。
スタッフロールが終わったタイミングでタイマーストップです。くぅ~疲れましたwこれにて完結です!
タイムは最後の最後に通りすがりのガバに刺されて悲しいことになってしまいましたがRTAは完走することが大切なので実質ノーダメージです。それからあの馬鹿烏には来世でゴールドシップの舎弟に転生して死ぬほど苦労する呪いをかけておきます覚悟しろよこの野郎(逆ギレ)
そして完走した感想ですが……
当初の予定とは違うエンディングに到達してしまいましたが、結果的にはこっちのほうがよかったと思います。
アイの記憶を思い出すために人殺しを続けた結果、才能ある恵まれた人間が破滅するところを見て悦ぶサイコパスに堕ちるのではなく、最期まで星野アイを愛してその命まで愛する人に捧げるという「IF」の結末に到達したカミキヒカル。
その孤高な姿を視聴者の皆さまに見届けてもらっただけで感無量です。
彼は外道に堕ちることなく、悪役を演じ切りました。
彼は最後に己の罪を正しく自覚して、ちゃんと後悔しながら死にました。
死に際にアイと過ごした日々の記憶を思い出せず、アイの記憶を思い出すためにルビーを殺そうとしたのか、ルビーを殺したいからルビーを殺そうとしたのか分からなくなって無様な死に様を晒す原作のカミキヒカルよりもよっぽど立派だったと思います。
彼の魂に、安らぎあれ。
(…ここまでベタ褒めしとけばガバの件を掘り返すやつはおらんやろ)
それでは以上で『推しの子 IF』カミキヒカル原作再現RTAを終わりとさせていただきます。
長時間、長期間のご視聴ありがとうございました。それではまた次の動画でお会いましょう!!