ギネヴィア転生物語   作:妖月くぅちゃん

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評価、感想等もありがとうございます。
それでは続きをどうぞ。



魔術師と複製

 

白を基調とした部屋で、私はアルの自室で準備をしていた。

 

その準備というのがモードレッドを部屋に呼んだ時に少しでも話しやすくなるように色々と用意しているのだ。

 

紅茶用の茶葉を用意したり、昼前に焼いていたアップルパイを机に並べたりなどをしていた。

 

これで紅茶をしばきながらアップルパイでも食べれば仲良くなれるだろう。

何も問題が起きなければいいけど。

 

ということで私は昼のティータイムの準備をしているのだ。

 

 

あの後、私達は作戦を立て早速行動に移す事にしたのだ。

こう言うのは時間が経てば経つとほど拗れる。

ならば早めに言うのが大事だ。

 

という事でアルが早速、自室にモードレッドを呼び出し、話しをする事になった。

 

そして、今部屋に集まっているのであった。

 

「モードレッド卿よ。モルガンから話しは聞きました。本当に私達の子供かどうかを確認するために兜を外してくれませんか?」

 

アルがそう言うとモードレッドは頷き兜を外す。

兜を外したモードレッドは何処かアルの面影があった。

 

「うーん?確かに何処か私達の面影がありますね」

 

私はそう言うと触ってかいいかの確認を取り、ペタペタとモードレッドの顔を触ってみる。

それに対して何処かくすぐったい表情をするモードレッド。

そんな表情を見ながら問いかける。

 

「魔術で解析しても大丈夫ですか?」

 

「はい。大丈夫ですギネヴィア王妃」

 

何か話しを聞いたより、生真面目と言った感じがするのですか、これもしかして取り繕っている感じですか?

 

そう思いながらも私は魔術で解析を行う。

ふむふむ。なるほど?

私は解析を行い確認していくと遺伝子のデータが同じ事に気づく。

 

「どうやら、モルガン様が言っていた事は本当らしいですね。私達と同じもので身体が構成されています」

 

「つまりは竜の因子も?」

 

「ありますねー。見事にアル様と同じです」

 

「なるほど。つまりは私達の子供と言っても間違いないのですか…ちなみにモルガンからは何か聞いていますか?」

 

アルがそう問いかけるとモードレッドは口を開いた。

 

「最近、母上から詳しく話して貰いましたが。御二方の細胞を取り入れて私が生まれたと聞いてます」

 

どうやら、あの事故の事を上手い事カバー出来ているようだ。

 

これで、あんな事をした挙げ句、貴方が生まれました何て言ったらどんな表情をするかなんて決まっている。

 

そういう意味では予定通りに上手いこと誤魔化したモルガンに感謝だ。

 

「ちなみにモルガン様から話しを聞いているのですが、モードレッド様の一人称は俺だと…」

 

私がそう聞くと騎士としての在り方という理由でこのように話していると答えた。

 

「なるほど。私達しかいない時は普段通りで構いませんよ?」

 

「いいんですか?」

 

「いいんですよー。ねっ。アル様」

 

私がアルに話しを振ると了承の頷きを返して来た。

 

「ここには、私達以外いません。モードレッド卿も気軽に喋っても問題ないですよ」

 

アルもそう言うとモードレッドは悩みながらも普段の口調に戻したようだ。

 

「はぁー。普段、騎士として動いている時は余り喋らないからよ。しかも、いざ父上と話すとなると流石に緊張したぜ」

 

早速、モードレッドの口調が砕ける。

アルの事を父上と呼んでいるという事は私の方は母上?でもモルガンがいるし。純粋に気になるところ。

こういう時は聞いてみるに限る。

 

「モードレッド様ー「呼び捨てで良いぜ。家族だし何なら特別に好きな呼び方でも構わないぜ」ならモーさん」

 

「急に距離を縮めてきた!?で何だよ?」

 

「冗談ですよ。それでモードレッドはアル様の事を父上と呼んでますよね。なら私も近しい感じで呼んでくれませんか?」

 

「あー。確かにギネヴィア王妃だと型苦しいし母上って呼ぶにはもういるしなぁ」

 

うんうんと首を振りながら考えモードレッドに提案をしてみる。

 

「なら、お母さんとか?」

 

「うお。何かその呼び方は寒気がするわ」

 

「母上様ならどうです?これなら良いやすいのでは?」

 

「じゃあ、母上様で」

 

よし。名前の呼び方も決まったので話しを戻しますか。

 

私は早速気になっていた事を聞く。

 

「それで、モードレッドは何のために円卓の騎士になったんですか?」

 

「最初は母上から次期王になれと言われたんだか、実際に父上を間近に見てみると憧れたんだ。王になる事にな」

 

そう言って少し溜めるとアルの方を見て口を開く。

 

「だから、父上。俺を次期王として認めてくれないか!?」

 

それに対してアルの冷たい一言が下る。

 

「駄目です。今の貴方では王には慣れません」

 

「なんで!!」

 

ヒートアップし始める2人に止めにかかる。

 

「2人とも落ち着いてください。アル様も言葉足らずですし、モードレッドも気が早いですよ。冷静に今の自分の歳を考えてみてください」

 

そう。モードレッドはロホルトと同じ年齢だ。

つまり、子供と言っても間違いない。

それに、王としての知識や在り方を知らないのだ。

当然、アルとしてもまだその様な子に王を譲るわけがない。

 

「という事で、モードレッドもロホルトと同じで勉強をしましょう。王としての知識など色々覚えてから王になればいいんです」

 

そう言うと何処となく深刻そうな感じに喋り出す。

 

「それじゃあ駄目なんだ。俺の寿命は長くない。ホムンクルスとして急成長をした結果、細胞に負担がかかっているんだと。だから早いうちに王にならないと駄目なんだ…」

 

えっ。その重要な情報をモルガンから教えて貰ってないんですか?

何のために作戦を立てたのか分からなくなるんですけど。

 

「モードレッド。モルガン様は寿命を伸ばせないと言われたんですか?」

 

「母上曰く細胞が磨耗しているから難しいだとよ」

 

そう言われて、私は何が原因か考えてみる。

 

細胞が磨耗しているとは?

遺伝子関連か?

 

急成長で情報が欠如して細胞の複製が上手くいってないなら治せるけど。

 

つまり神秘や魔力と同じ様に情報を読み解き正しい細胞を復元すれば問題ないと言う事だよね?

なら意外と簡単では?

 

とりあえず協力してもらいますか。

 

と言うか自分で作っておいて治せないとか欠陥なのでは?

 

「もしかしたら。治せるかもしれませんよ?」

 

「えっ?母上も治せないと言ってたのに本当か?」

 

「はい。なので血を少し下さい」

 

そう言うとモードレッドから血を採取する。

 

「それでは、今から調べて来るので喧嘩しないようにしてくださいね。アップルパイも食べていいですからねー」

 

私は魔術を使い自分の工房に飛ぶと早速、血を調べていく。

少し時間が立ち調べ終えるとそれぞれの情報をまとめて正しい血を生成する。

そして、それを増幅する薬品を作るとそれに正しい血を入れ蓋をして懐にいれる。

 

「よし。完成したので持っていきますか」

 

そう呟き転移して円卓に着くと、アルとモードレッドが談笑していた。

あれ?意外と仲良くなっていますね。

もしかして、用意したアップルパイや紅茶のおかげですかね?

ある意味、安心出来るので良いのですか。

そう思いながらもモードレッドに話しかける。

 

「完成したので飲んでください」

 

私がそう言うと腕を出してきたのでそれを渡して飲んでもらう。

 

「本当にこんだけで治ったのか?」

 

呆気なく終わった事にモードレッドは訝しむ。

確かに飲んだだけで治ったかと言われると怪しみますよね。

だか、問題ない。飲んだら身体の中の遺伝子を正しくして尚且つ増幅するので少し時間が経てば本来の遺伝子に戻る事だろう。

そうすれば、寿命関連の問題は終わりだ。

この後は勉強などしていき王の勉強をすればいいのだ。

 

「モルガン様にも確認とれば分かると思います。なので治っていたらロホルトと勉強ですよ。分かりましたね?」

 

私がそう言うとモードレッドはモルガンに確認しに行くのであった。

 

そのあとモルガンに聞きに行ったモードレッドは早速と調べて貰った様だ。

結果としては寿命に関して治っていたらしい。

 

これに関してモードレッドは大喜びしたらしい。

モルガンも治せるなんてと驚愕していた。

そして、モードレッドはロホルトと王になる為の勉強を始めた。

意外とモードレッドとロホルトとの関係も悪くなく寧ろいいかもしれない。

 

どうやらロホルトはモードレッドの事を姉さんと慕っているらしく、それにモードレッドは満更でも無さそうに接しているらしい。

 

そんな感じに仲良く勉強している姿は如何にも兄弟と言う感じだった。

 

仲良く出来るならよかったです。

私はそう思うと色々と次の準備をするのであった。

 

 





今朝親知らずを抜いたばかりで痛くて困っています。
文章が可笑しくても許して下さい。
直す余裕がありません。
続きは遅れるかも知れません。
気長にお待ちください。
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