ありふれた誇り高き守護者は世界最強   作:ティガ・レウス

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オルクス大迷宮〜奈落脱出
オルクス大迷宮攻略開始/トラップ発動


翌日、一同はオルクスに向いステータスプレートを見せ迷宮に入った。人数をチェックするらしい…しかしまるで博物館の入り口のようだ。露店も所狭しと並んでいる。少し下には地上の魔物よりも強い魔物が大量に居るのに地上に出て来ないという絶対の確信があるのだろうか

 

殆どのクラスメートは余裕そうだ。一部の生徒は緊張した面持ちをしている迷宮の中は緑光石という光る鉱石のおかげでそれなりに明るい。魔物も、チート持ちの勇者御一行相手には弱くサクサク進んでいく

 

「ん?何か来たな」

 

「猪みたいな魔物だ」

 

ふと見ると猪型の数匹の魔物が突進してきた。清水は慌てる事なくバイク型の銃を取り出しシグナルバイク拡散を装填

 

【カクサーン‼︎】

 

拡散した光線は猪型の魔物を貫いたが二匹は避けたのか再び突進してきた。

 

「悪りぃ南雲!撃ち漏らした」

 

「任せろ」

 

ハジメはブレイクガンナーにシグナルバイクトマーレを装填

 

【トマーレ‼︎】

 

スタン性のSTOPが魔物にヒットして加速したハジメは二匹を蹴り飛ばした

 

ドゴォ‼︎

 

猪型の魔物は壁に叩きつけられ事切れた

 

「流石だな!」

 

「………メルドさん、褒めるのは良いですけど、褒めすぎても南雲と清水はサボりますからその辺に………」

 

「ん? 何を言っている2人だからこそ連携できる事だ。俺の部下達もあそこまでは上手く連携できないから羨ましい限りだよ」

 

メルドの称賛に数人が面白くなさそうな顔をしていた。檜山達小悪党組と光輝だ。2人は訓練をサボっている(メルドは南雲と清水の実力を分かっているので軽い組み手と模擬戦だけで認めているので光輝達だけはそう思っているだけ)称賛されることなどあっていいはずが無いのだ。

 

 

 小休止を挟みながら、移動していく。

 現在本日最後の階層予定である20階層。21階層入り口まで向かえば帰還する予定だ

 

「何かいるな…」

 

「あの岩怪しくね?」

 

ハジメと清水はある一点を見ていた

 

「お?ハジメ、清水。さては気づいたな?まだ言うなよ?お〜い、お前等!モンスターが擬態しているぞ?よ〜くみろ!」

 

 ハジメと清水の視線が一つの場所に固定されたのを見て、メルドも気付きニヤリと笑うと周りに忠告する。光輝なんかが必死に探す中、獲物が自分達に警戒したことに気付いたのか岩に化けていたロックマウントというモンスターが現れ岩を投げてきた。それもゴリラだ。

 ル○ンダイブさながら迫ってきたゴリラに雫や香織を含めた女子達はひっと、短い悲鳴をあげる。

 動けない女子達に、ハジメがブレイクガンナーに装填したシグナルトマーレでスタン状態にした後メルドが斬り捨てる。光輝は香織達を怖がらせたロックマウントに怒り、狭い洞窟内で大技を放った。

 パラパラと部屋の壁から破片が落ちる。「ふぅ~」と息を吐き歯がキランと光るイケメンスマイルで香織達へ振り返った光輝。香織達を怯えさせた魔物は自分が倒した。もう大丈夫だ! と声を掛けようとして、笑顔で迫っていたメルドに拳骨を食らった。

 

ゴッ‼︎

 

「へぶぅ!?」

 

「この馬鹿者が‼︎気持ちはわかるがな、こんな狭いところで使う技じゃないだろうが!崩落でもしたらどうすんだ!」

 

 メルド団長のお叱りに「うっ」と声を詰まらせ、バツが悪そうに謝罪する光輝…その時、ふと香織が崩れた壁の方に視線を向けた。

 

「……あれ、何かな? キラキラしてる……」

 

「グランツ鉱石だな。図書館の資料によると指輪に加工する事が多いみたいだな」

 

「指輪ねぇ」

 

「素敵だね恵里ちゃん」

 

「だってさハジメ」

 

「何故俺を見る?」

 

「こいつに聞くなよ2人共」

 

白崎に言われて何故か恵里は嬉しそうにハジメに聞きハジメは戸惑い清水は呆れていた…その視線に、檜山は舌打ちして良いところを見せようと駆け出した。

 

「だったら俺らで回収しようぜ!」

 

 グランツ鉱石に向けてヒョイヒョイと崩れた壁を登っていく檜山。それに慌てたのはメルドだ

 

「こら! 勝手なことをするな! 安全確認もまだなんだぞ!」

 

 しかし、檜山は聞こえないふりをして、とうとう鉱石の場所に辿り着き、うるせえおっさんだなと内心毒づきながら鉱石に手を伸ばす。

 メルドは、慌てて止めようと檜山を追いかける。同時に騎士団員の一人がフェアスコープで鉱石の辺りを確認する。そして、一気に青褪めた。

 

「団長! トラップです!」

 

「ッ!?」

 

騎士の一人が叫ぶが遅い。檜山の手がグランツ鉱石に触れ、魔法陣が現れる。あっという間に広がったそれは部屋全体を包み込み眩い光が周囲を覆う。

 光が晴れると一同は幅10メートル程の橋の上にいた。手摺も縁石も何もなく、橋の下には底の見えぬ闇が広がる。さしずめ奈落の入り口といったところだろう。

 橋の向こうには通路。ハジメ達の背後には階段。そして、階段の前と橋の中央に魔法陣が現れる。どうやら魔物を召喚する魔法陣のようで、階段前からは骸骨剣士トラウムソルジャー。反対からは、トリケラトプスのような魔物が現れる。メルドはそれを見て目を見開く。

 

「まさか、ベヒモスなのか…………」




ベヒモス襲来…果たしてどうなるやら

槍山の今後をどうするか活動報告に書いてます。提案したい方はこちらへ↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=325038&uid=314832


次の話に繋がるアンケートの締め切りは明日土曜日の昼までとなります
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