ありふれた誇り高き守護者は世界最強   作:ティガ・レウス

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ベヒモス戦です。ハジメと清水が初変身します‼︎


vsベヒモスと裏切り

「ベヒモス⁉︎確か図書館の資料によると65層に現れるモンスターだったか」

 

「アラン!生徒達を率いてトラウムソルジャーを突破しろ!カイル、イヴァン、ベイル!全力で障壁を張れ!ヤツを食い止めるぞ!光輝、お前達は早く階段へ向かえ!」

 

「待って下さい、メルドさん!俺達もやります!あの恐竜みたいなヤツが一番ヤバイでしょう!俺達も……」

 

「馬鹿野郎! あれが本当にベヒモスなら、今のお前達では無理だ! ヤツは六十五階層の魔物。かつて、“最強”と言わしめた冒険者をして歯が立たなかった化け物だ!さっさと行け!私はお前達を死なせるわけにはいかないんだ!」

 

「っ!……み、見捨てるなんてできません!」

 

 光輝とメルドが言い争う内にもベヒモスはこちらに向かって突進してくる。咄嗟に騎士達が障壁魔法を発動するも、その衝撃で橋が揺れ、生徒達はパニックになり我先にと階段に向かって駆け出す。

 連携はもちろん訓練で学んだ事も活かしきれていない。清水は舌打ちして、クラスメートに突き飛ばされ転んだ優花に襲いかかったトラウムソルジャーを蹴り飛ばしハジメがブレイクガンナーで撃ち殺し、2人は改めて周りを見る。

恐怖は十分。皆、これが遊びではないと理解しただろう…だが同時にパニックになり本来の動きも出来ていない。落ち着かせるためにはリーダーが必要だろう。そのクラスリーダーはこの一団のリーダーであるメルドと言い争っていた。

 

「ええい、くそ!もうもたんぞ!光輝、早く撤退しろ!お前達も早く行け!」

 

「嫌です!メルドさん達を置いていくわけには行きません! 絶対、皆で生き残るんです!」

 

「くっ、こんな時にわがままを……」

 

 メルドからすればこれは撤退戦。勝てぬ戦いだ。だが、光輝は仲間を置いていかずにベヒモスを倒すつもりである。自分なら倒せるからと、引こうとしない。

 

「光輝!団長さんの言う通りにして撤退しましょう!」

 

 雫は状況がわかっているようで光輝を諌めようと腕を掴む。

 

「今回ばかりは無茶だ!ていうか後ろ見ろ後ろ!」

 

 龍太郎の言葉に光輝は漸く後ろに振り返る。そこでは仲間達が骸骨に襲われている。

 

「ここはメルドさん達に任せて、俺等はあっちをどうにかすんぞ!」

 

「くっ! だけど………!」

 

 光輝の中でクラスメート達を助けることと、メルド達を見捨てずベヒモスを倒すという2つの正義がせめぎ合う。世界は、そんな迷いの答えを待たない。

 

「下がれぇぇぇぇ!!」

 

「っ⁉︎清水‼︎」

 

「分かってる‼︎」

 

ドゴォォォォォォォォン‼︎

 

ハジメと清水はカイル、イヴァン、ベイルの前に行き蜘蛛型の武器でベヒモスの攻撃を防いだ

 

「ぐっ!威力が強いな」

 

「そう何度もは防げないか…」

 

「すまん南雲!清水!」

 

「助かった」

 

「ベヒモスの攻撃を防ぐとは…」

 

「3人は下がって下さい」

 

「障壁で魔力を多く消費しただろう」

 

「「分かった」」

 

「無理はするなよ!」

 

カイル、イヴァン、ベイルは南雲と清水に言われて下がった

 

「なんで2人がベヒモスの攻撃を防いだんだ?ありえない」

 

天之河が何か言っているみたいだけど無視をするか…後はメルド団長達に任せてクラスメイト達が逃げる時間を稼ぐか

 

「やるか清水」

 

「おう」

 

2人はマッハドライバー炎を召喚して腰に装置、ハジメはシグナルチェイサー、清水はシグナルマッハを取り出した

 

【【キュラリラ♪シグナルバイク!ライダー!】】

 

「変身」

 

「lets…変身」

 

ライダー!チェイサー‼︎

 

ライダー!マッハ

 

ハジメはチェイサー、清水はマッハに変身した。

 

「橋もダメージがあるようだから大技は控えるか」

 

「ならこれだな」

 

【シグナル交換!トマーレ‼︎】

 

マッハはシグナルをトマーレに交換してスタン性のSTOPをベヒモスに向けて撃った

 

「ブモォ⁉︎」

 

「なら俺はこれだ」

 

【シンゴウアックス‼︎】

 

「どう見ても横断歩道にある信号機なんだけど?」

 

「見た目は気にするな」

 

チェイスはシグナルチェイスを装填

 

【ヒッサツ!マッテローヨ‼︎】

 

必殺のカウントダウンが始まりチェイスはベヒモスに攻撃を開始した

 

「メルド団長!ベヒモスへ攻撃するように言ってくれ‼︎」

 

「ベヒモスに攻撃しろ!坊主達を援護するんだ‼︎」

 

次々に魔法弾がベヒモスにヒットしベヒモスにダメージが入っていった

 

【イッテイーヨ!フルスロットル‼︎】

 

「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

ズバァァァン‼︎

 

「ブモォォォォォォォォォォ⁉︎」

 

シンゴウアックスで斬りつけられたベヒモスは大きく後ずさった

 

「仕留めきれなかったか…」

 

「ダメージは与えたし撤退するぞ‼︎」

 

変身を解除した2人はメルド団長達がいる場所に向かって走り出した

 

「ベヒモスは瀕死だ!坊主達が来るまで援護するんだ‼︎」

 

2人が撤退している間にベヒモスへ向かう魔法弾。だがしかし…一つの魔法弾が"制御を外れてハジメと清水に"向かってきた

 

「「((な⁉︎))」」

 

一瞬硬直してしまい回避が遅れた2人は魔法弾に当たり大きく弾き飛ばされてしまった

 

「ブモォォォォォォォォォォ‼︎」

 

ドゴォォォ‼︎

 

怒ったベヒモスが腕を橋に叩きつけ限界がきた橋は崩落してしまった。落ちる寸前メルド達は悔しそうにして他のやつは顔を青ざめている中1人だけニヤけていた。

 

「(恵里を頼むぞ谷口…)」

 

「(てめぇだけは許さねぇからな檜山(・・))」

 

2人はベヒモスと共に落下していった




ハジメと清水が落下してしまいました。奈落の魔物は強いみたいですが2人なら瞬殺ですよね
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