ゼンゼロの世界で技研の技術を使い翼を広げる独立傭兵(レイヴン) 作:ワニさん
雅「大人しく着いてきてくれれば悪いようにはしない…罪は軽くなるはずだ」
怜磁「なぜ俺が、はいそうですか 罪が軽くなるなら大人しく着いて行きますー と言うとでも?貴様らよりも俺はあやつを素早く始末したぞ」
雅「抵抗する と捉えていいのだな?」
怜磁「そう易々と着いていったら あの二人が心配するしね こんなことやってる時点で心配は不可避だが…」
雅「なら、その者達のために 不安を煽らないよう帰るべきではなかろうか?」
怜磁「不穏分子を排除したほうがその者達のためににもなるからなぁ」
雅「耳を傾ける気も無しか…ならば…強制執行だ…」
怜磁「はいはい…」
雅は刀を振い小手調べ程度に怜磁に向かう
怜磁「加減してるんですか?」
雅「バレているか…だが、慣らしも終わりだ…次は、本気だ…」
怜磁「ふーん…」
怜磁は対抗策として左腕にパイルバンカー 右手に月光をもつ
雅「奇妙な形の武器だ…」
怜磁「まぁ早く来たらどうですか?」
雅「いいだろう、星見雅…参る!」
そして雅が突き進み怜磁の懐に入る 確実に切れる と確信するが
怜磁「…」
怜磁は軽々と躱し雅の腹部に蹴りを入れる シミュレーションされたかの様な動きである
雅「くっ…至近距離から反応するとは…」
怜磁「…」
怜磁が次は自分の番と言わせるかのように雅の元へと進む
雅「は、速い!…防ぎきれん!」
怜磁は雅の全速力の4倍ほどのスピードで懐に入り込み
怜磁「…」
無言でパイルバンカーを当てようとする が
雅「っ!…」
雅は自身の危機を察知し後ろに大きく退いた
怜磁「…」
そして今度は右手にもつ月光で光波を二つ放った
雅「くっ…避けきれぬ!…」
一つ目は避けたが二つ目に当たる
怜磁「…」
今度こそ当てると 雅から見た怜磁はそのように見え 怜磁はQB(クイックブースト)で一気に距離を詰める
雅「くっ…」
雅にはそれを避ける算段も立てられなかった…後ろに強引に退いたは良いものの体制が崩れている時に攻撃をくらい立ち上がるまでの時間のラグがあった そして怜磁はそこを見逃さず雅にパイルバンカーを突き刺しに行った
ドガン!!
と火薬の破裂音と共にパイルバンカーが突き刺さる
雅「新手の挑発か?…」
雅にはギリギリ当たらず顔面の真横で髪に突き刺さる
怜磁「げろ…」
雅「?…」
怜磁「逃げ…ろ…」
雅「どう言うことだ…」
これまで機械のように戦闘中何も喋らなかった彼が口を動かす
怜磁「いいから…早く…!」
雅「っ!…」
雅は無尾を拾い上げ退く
柳「課長!…彼は…一体…」
蒼角「ボス〜 ナギ姉〜 こっちは片付いたよー」
悠真「結構手こずってますねぇって…どう言うことですか?この状況…」
雅「やつが…真っ向から私を打ちまかしにきたかが…」
悠真「なら課長が勝ったってことですか?」
雅「いや…危うく死にかけた…」
柳「え?…」
蒼角「ボスが?」
悠真「ちょっと、変な冗談言うタイミングじゃないですって」
雅「事実だ…あの場をみよ…」
そこには先ほど雅を追い詰め地面に突き刺したパイルバンカーと突き刺す時に切れた雅の髪の毛があった
悠真「ふ、不意打ちですよね?…」
雅「真っ向勝負で…だ」
柳「雅を正面から打ち破るなんて…」
蒼角「ねぇ!何か様子が変だよ!」
雅「?!…」
怜磁がそこに横たわり何かと格闘しているように見える
怜磁「うるさい…俺は俺だ…いいから…俺の身体を奪うな!」
左手のパイルバンカーで自身の腹部を貫く
悠真「嘘でしょ?…」
雅「自ら自身の腹部を…しかし…」
柳「傷がついただけで貫通…とまでは行ってませんね…」
蒼角「でも、あれ…普通の人間じゃないよ…」
怜磁「くっ!」今度は自身の顔面にパイルバンカーを突き刺す
雅「見ていられぬ…」
悠真「いや、グロすぎでしょ!エーテリアスのほうがまだ全然マイルドだって…」
柳「ここで仕留めましょう…」
柳がそう言う瞬間だった
怜磁「ぐっ!アァァァァ…」
あまりの辛さにパルスアーマーを展開する
雅「くっ!…手が…痺れ…」
皆強制的に武装を解除され 電気の影響で金属の性質が変わったのか磁性を持つようになり武器が怜磁の元に引き寄せられていく
雅「いかん!無尻尾が!」
怜磁「アァァァァ!」
右手の月光で薙ぎ払うがギリギリ当たらない位置だった
蒼角「武器取られちゃった!…」
悠真「副課長…課長 撤退したほうがいいのでは…」
柳「そうですね…撤退を…」
雅「しかし!…無尾を取られたままでは!」
柳「いまここで皆息絶えるかまだ取り返せる期間があるかもしれない無尾どちらを取るのですか!」
雅「しかし…」
怜磁「…逃げ…ろ!…」
悠真「喋った!…」
蒼角「お話しできるなら後で返してって言ったら返してくれるかもでしょ?!ここは逃げようよ!ボス!」
雅「すまない…」
そして6課は強制的な武装を解除され撤退を余儀なくされた
その後怜磁は5〜6時間ほど苦しみ続けたが、 人がいなかったため大暴れし…そのホロウは消滅した
怜磁「はぁ…はぁ…」
6課の武器を携えながら ひどい怪我でバイト先…ビデオ屋に戻った
怜磁「も、戻りました…」
リン「あ、おかえり 遅かったね…何かあった?って…すごい怪我してるじゃん!大丈夫?!」
怜磁「はい…それとアキラさんは?…」
リン「お兄ちゃん?お兄ちゃんなら今夕食作ってるよ?」
怜磁「はぁ…手を煩わせてしまった…俺が続き作ります…」
リン「だ、だめだよ そんなことより手当しないと…」
怜磁「わかりました…」
翌日
怜磁「おはようございます 今日は何すれば?…」
リン「まだ怪我治ってないんだろう…え?…」
なかなかの重症だったはずだった怪我が1日で完治してしまった
リン「か、完治してる…なんで?…」
怜磁「わからないです…ですが…もう大丈夫です…」
リン「それじゃあ、お兄ちゃんから頼まれてる買い出し行ってくれる?」
怜磁「お安い御用です すぐに戻ります」
リン「行ってらっしゃーい」
アキラ「?怜磁君はもう行ったの?」
リン「うん、買い出しに行ったよ?」
アキラ「てことは、あれで行ったのかい?」
リン「多分」
アキラ「この昼間にあれは、目立つんじゃ…」
リン「大丈夫でしょ」
アキラ「だといいけど…」
そしてとある人がビデオ屋を訪れた
雅「失礼する」
アキラ「雅さん?突然だね」
雅「あぁ…」
リン「あれ?刀どうしたの?」
雅「その関連なんだがな…昨晩ホロウで抗争の最中に手放したのだ…とある者によって…二人共 様々な人脈があるから聞きたい、この男を知っているか?」
アキラ「こ、これは…」
リン「間違い無いね…」
二人は驚く
雅「知っているのか?もしくは何か危険なことに巻き込まれたことがあるのか…」
リン「いや、そう言うことじゃないだけどー…」
雅「?」
アキラ「今出て行った…」
雅「強盗か何かだったのか?!」
アキラ「いや、そんなことは全然無いよ むしろ強盗の方が大人しくしてて 抵抗しないでくれ って僕たちが言いたくなるくらいには…」
雅「?…」
リン「た、多分もうすぐ戻ってくると思うけど…」
ドォーン!
と大きな音がする
雅「何事だ?!後ろに隠れよ…って、そうだった、無尾が今ないのだった…」
アキラ「その心配は無いよ…一回出ようか…」
雅「こ、これは…」
そこには巨大なロボットが立っていた
リン「お疲れ様〜」
そしてそこから出てきたのは
怜磁「ただいま戻りました…」
昨日 6課を単独で撤退させた人物だった。
読んでくれてありがとうございます 余裕があれば多分本日もう一本出します